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食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2025 選出店
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店名 |
紀文寿司(きぶんずし)
|
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受賞・選出歴 |
寿司 百名店 2025 選出店
食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2025 選出店
寿司 百名店 2021 選出店
食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 寿司 |
予約・ お問い合わせ |
03-3841-0984 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ銀座線、東武伊勢崎線 浅草駅 徒歩2分 浅草駅(東武・都営・メトロ)から227m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥8,000~¥9,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
36席 (カウンター、テーブル席、小上がり) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1903年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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残暑厳しい9月の連休、友人と駒形どぜうへ行く約束。友人は遅れる由、連休中の昼の駒形どぜうは行列待ち必至。それではとばかり、腹ごしらえと時間潰しを兼ねて紀文の暖簾をくぐりました。8月の出国前は西新宿十二杜通りの柳橋美家古、そして帰国後の寿司屋第一弾がこの浅草紀文。寿司屋の好みから見える私の人間性とでもいうか。偏屈そのもの・・・?
んなこたさて置き。
(馴染みらしい客に向って)
主人「四丁目のxxさんもしばらく見ないと思ってたら亡くなったんだってね」
女将「話ばっかりしてないでさっさとつけ台上がんなさいな」
主人「うるせんだよ糞ババア」
女将「そんなことはどうでもいいから仕事なさいってんのよ」
主人「うるせえ糞ババア」
女将「(私の方に眼を遣りながら)注文受けてんだから仕事なさいってんのよ」
主人「いちいちうるせんだよこの糞ババア」
客「ニタニタ」
ま、確かに。馴染みの客に向って楽しそうにお喋り。若夫婦のベビーカーに向ってお喋り。
私は注文してから20分で握りが4つ、すなわち5分に1つのペースで出てきたのですが、ね(笑)。
しかし私も含め客の誰一人として主人を咎める者はいない。むしろ無形文化財の夫婦漫才でも眺めるように、今にも崩壊しそうな古びた昭和の舞台装置の趣を楽しんでいるかのよう(よく考えたら地震は大丈夫だったんですかね?)。雷門と仲見世通りは目と鼻の先、連休中の最中、観光客でごった返しているのが俄かに信じられないくらい静かで長閑で穏やかな空気が流れる。
お寿司の味?高齢なお爺ちゃんの作るぐだぐだな感じのお寿司をべた褒めする気にもなれないけれど、かと言って鬼の首を捕ったように文句もつけたくはない。ただ、開店に合わせ主人自ら玉子を焼いていた、煮蛤を頼めば蛤を湯がくところから始めていた、鯵を頼めば小骨を抜くところから始めていた、かつてテキパキとこなしていたことも齢を重ねれば動作ものんびりになる、それでも変わらずに客に良い物を出そうと仕事をしてるんだろうな、そんなことをぼーっと思いながら食べるお寿司はとても贅沢なものだったと思う。
古き佳きもの、そんなものは、大事に大事に自分のポケットにしまっておいて、密かな自分の楽しみにし、人にはあまり言い触らすものではないと思う。自分の信じる美しい物を壊されたくないのだから。それでも少しは自慢したい。だからちょっとだけ紹介しよう、と思う(笑)。