今季のジビエはブテイユの蝦夷鹿から : ワインバー＆レストラン ブテイユ

○撮影了承済 (LUMIX G5)

久しぶりの訪問。
今期のジビエは当店からになった。

◆蝦夷鹿のグリル　ブルーベリーソース (2,500円)
　仕上がり上々。
　ガルニもたっぷり

◆モンサンミッシェルのムール (1,200円)
　小ぶりだがコクのある味わいのあるモンサンミッシェルのムール。

◆フレッシュポルティーニのオムレツ
　フレッシュポルティーニの香りは食欲を誘いますね。
　この日はシンプルにオムレツにしてもらいました。
　玉子との相性はいうまでもありません。

◆CANAJA（伊）（5,900円）
　コルディーナ、ロンディネッタ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

○撮影了承済 (LUMIX FX77)

「ジゲンさん、最近このうちの裏に、雰囲気良さ気なワインバーできたの知ってる？」　とtamayaのママさん。
「おんや、知らないな。ワインバーじゃライバルじゃん」
「あっちの方が可愛いいお店なのよ～」　って、ママさん屈託なさ過ぎ。
食べログ検索したら早速1件レビューがUPされていた。
早速、次の日、ランチタイムに訪問してみることにした。
その後、夜に再訪問。
やはりワインバーではワインを嗜んでからでなければレビューも書きにくいし。

程よい規模で形のいい店内には、手前に2名用テーブル席3卓、壁側に2名用テーブル席2卓、奥にオープンカウンターがある。
ダークブラウン＆クリームベージュな店内は、なかなかシックで、落ち着き感のあるイメージだ。
店内が程よく明るいのも好感が持てる。
暗いのはムーディーだというイメージもあろうけれども、実のところあまり暗いと、ワインの色がよく見えない、料理も美しく見えない、気分もどんよりした感じのなるものだ。そういう点では、当店の照度は、適度な明るさの範疇であろうと思う。
店内一角にワインセラーがある。
ワインセラーには、オーナー兼シェフ兼ソムリエの山本氏が厳選したワインが整然と並んでいる。

Bouteille（ブテイユ）とは、“瓶”を意味する。
山本氏は、この店名にコストパフォーマンスのいい旨いワインの瓶を揃え、気軽に味わいながら、美味しい料理を味わってほしいというコンセプトを込めている。それゆえに、堅苦しいワインリストは作らず、ボトルにホワイトで価格が書き込むことで、お客さんはママさんを交えてセラーで相談しながらチョイスするというようなシステムにしている。
もちろんグラスワインもある。
なお、日本を代表するソムリエ田崎信也氏が、「日本のソムリエは日本酒を勧めるべきだ」という一言に影響されたこともあって、日本酒もいくつか揃えている。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ランチは、パスタセット、肉料理セット、魚料理セットなどが、1,000円～1,600円程度の価格帯で揃えられている。

◆パスタランチ　サラダ・ドリンクつき　（1,000円）
　この日は、真蛸のラグーソース
　真蛸を使ったミートソース仕立ての味わいは十分美味。
　パスタは250g前後はあろう、十分ボリュームあり。
　
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

◆アミューズ（600円）
　夜は、チェージの代わりに600円でアミューズがつく。
　この日は、パルマ産の生ハムだった。
　ちなみに、パルマ産の生ハムは、デフォルトメニューでは1,200円。

◆マグレ鴨のたたき　九条葱とわさびのソース　ハーフ （650円）
　丁度落ち着いた頃合に状態だというマグレ鴨のたたきは、程よい食感であった。
　九条葱とわさびのソースは、蕗のような香りやさくさく感でインパクトあり。

◆仔牛のトリュフソース ハーフ （1,100円）
　上出来な一品。
　トリュフソースもセンスがいい味わい。
　野菜のグリルが添えられているのも嬉しいポイント。

◆パン　オリーブオイルつき （250円）
　ワインにパンは必須のアイテム。
　「本当はパンも自家製で焼きたかったんですが、できないので大好きな某パン屋から仕入れています」
　だそうだ。
　山本氏が気にっているだけあって、味わい良好だった。

◆ブルゴーニュ　Meo-Camuret 2006年 （7,500円）
　山本氏一押しのブルゴーニュ。
　完全リーファ運送され状態もよく、味も優良。　

2,000円台のメイン料理はボリュームがある。それもいいが多種の料理を味わうことができるゆえ、ハーフポーションにもしてくれるのは嬉しい。
ワインはボトルで2500円～
上野御徒町にあってほしかったイメージのワインバー＆レストラン。
いい感じである。