幸福のエネルギーに包まれたレストラン『SOMBREUIL(ソンブルイユ)』で味わう美フレンチ : ソンブルイユ

麹町に「エメ・ヴィベール」という大好きなレストランがありました。
素晴らしい洋館で6月頃にはバラの咲き乱れる美しいお庭のあるレストランでした。
その「エメ・ヴィベール」は別の地で営業していましたが、あの洋館の雰囲気はなく
伺わずにおりましたが、なんと「エメ・ヴィベール」のスタッフがまた終結し
飯田橋の洋館で昨年7月にウエディングも兼ね揃えた一軒家レストランをオープン
させたというではありませんか。半年以上たってしまいましたがやっと伺うことができました。

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「エメ・ヴィベール」の時には週末にレストラン利用できる日が
かなり少なかったのですが今回はレストラン予約もできました。
これはまだweddingが入っていないのか、レストランスペースをしっかり作ったのかは
分かりませんが、お料理がしっかりしているので
レストランとして楽しむことができるのは嬉しいですね。

入口を入ると素敵なロビーが広がります。
ちょっとヨーロッパのお城のようないイメージ。
螺旋階段も優美です。
ここでは誰もがプリンセスになれますね。

ホールは庭に向かって一面が窓になり「エメ・ヴィベール」を彷彿する雰囲気ですね。
グランドピアノも置いてあり、広々とした優美な雰囲気です。

ショープレートは店名のロゴ入り。
優美で柔らかななデザインが素敵ですね。

一口のお愉しみ
春野菜のガレット仕立です。
トマトとバジルのソースでいただきました。

ブリオッシュ
こういうパンを出されるともうたまりません。
良質のバターで作ったあつあつのブリオッシュです。
いけないと思ってもこれにバターを付けると旨いんですよ～。
バターは国産だそうですが、唐辛子とフランスの海藻、有塩、無塩の3種とリッチ。

天使の海老　ズワイ蟹　サーモンマリネのテリーヌ　海老芋　ボワロー　サフラン
美しいお皿が登場しました。
エレガントなサイズのテリーヌをソースやハーブが美しく取り巻きます。
エレガントなテリーヌには、天使の海老やズワイ蟹などの魚介類がぎっしり。
周りをボワローネギで巻いています。
ソースは、サフランやきのことハーブのビネグレットと
球体にはアプリコットのソースなど酸味があるすっきりとしたソースの組み合わせ。
3種の味をテリーヌと共に楽しみながらいただきました。

冷製カリフラワーのスープ　デクリネゾン
カリフラワーのスープをお願いしたところ楽しい形のスープが登場しました。
オマールなどの出汁を使ったジュレの上に、
カリフラワーのムースとシャーベットが重ねられています。
まるで小人の帽子のようなチュイルもかわいい。
途中チュイルにスープを添えていただきました。

ルクセンブルグから空輸のパンはひまわりの種のはいったもの。
これも美味しくて、ついつい食べ過ぎちゃいました。
パンの美味しいお店は危険ですね。

真鱈とフュメ香るブランダード　ノイリー　緑のオイル　シュー
お魚は真鱈1種でした。目の前で九条ネギのソースをかけていただきました。
鱈はバプールとブランダードで2つ調理で楽しませていただきました。
場プールはしっとりむっちりした感じで美味しく焼かれていて
私はあまり鱈が好きではありませんが美味しくいただけました。

お口直し　ピンクグレープフルーツのグラニテ
苦味と酸味のあるグラニテで。
ちょっとゼラチンを加えているのかしら。
ちょっとぷるっとしたグラニテは舌ざわりも滑らかで
頭がきーーんとしないように作ってあってよかったです。

ウズラ胸肉のロティと腿肉のコンフィ　ポテトのエクラゼ　ジュサンプル
うずらは上品に各部位が焼かれて出てきました。
ロティはふくっらと火が入り、モモ肉のコンフィは骨付きで旨味がしっかり。

フロマージュ
ロックフォール、セルシュールシェル、ブリードモーの盛り合わせでした。
オーストラリアのアカシアのハチミツが添えてあり、
チーズと共にいただきました。クルミのバケットも添えてありました。

チーズにはフロージュブランのアイスクリームも添えてありました。
松の実とオリーブオイルの加わったお食事アイスクリームは
甘味もありチーズをより楽しみながらいただけました。

クレープシュゼット
デザートは+1000円でクレープシュゼットにできました。
クレープシュゼットをデクパージュで出してくれるレストランは都内でも数店しかないので
こちらに来たら是非クレープシュゼットをいただくのが良いと思います。
盛り上がりポイントはいくつかありますが、オレンジの皮を切れ目なく向いていくのも
クレープシュゼットのお愉しみ。華麗なテクニックでカットされていきました。
美しい銅のフライパンにお水とお砂糖を入れオレンジジュースを入れていきます。
皮をむき、オレンジを絞っていきます。
オレンジの香りが漂ってきます。
クレープは1日寝かしたものを使っているとのことで手が込んでいます。
シュゼットパターを入れた後にクレープにシュゼット液をたっぷり含ませていきます。

いよいよクライマックスです。
グランマルニエに火をオレンジの皮にうつし、
フライパンの中に炎と共にグランマルニエが落ちていきます。
オレンジも入れクレープに十分にオレンジの香りがついたら出来上がり。

ちょっと蝶々のような形に。
濃厚なバニラのアイスクリームが添えられて提供していただきました。
濃厚なオレンジのエキスを吸い込んだクレープは
フレッシュなオレンジの香りだけでなく、程よい苦味もありオトナのデザートに。
色々食べていますが、美味しいのでソンブルイユに行ったら是非食べてみてくださいね。

飲み物は紅茶にしてみました。
ダージリンのセカンドフラッシュでした。

小菓子はワゴンで。
かわいいミニャルディーズがたくさん並んで可愛らしいですね。
チョコレートもあって嬉しい～。
すでにお腹いっぱいでしたが、
チョコレートとプティフール6つと食用ほおずきをいただきました。

ちょっとお庭に出てみました。
ガーデンウエディングもできるようになっています。
噴水なんかもあって素敵ですね～。

お庭にはハートのスペースが2か所ほど。
いやいや。タイルのところに3つめの小さなハートがありました。
支配人のお話によれば、大工さんの粋な働きでつくってくれたんだとか。
このハートが見つけられたらなんだかハッピーになれそうな気がしますね。