ゆうじ88さんの行った(口コミ)お店一覧

ゆうじ88が訪問したレストラン、と名付けて頂きました

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120 件を表示 40

たから屋 本店

大曽根、森下、ナゴヤドーム前矢田/焼き鳥、居酒屋、もつ焼き

3.43

58

¥2,000~¥2,999

-

定休日
日曜日、祝日

夜の点数:4.5

私の愛すべきお店。 もう11度もレビューしたので、今回は伺ったことだけを記載することにさせていただく。 この日はコチラに伺った後、食べログで仲良くなった 「背の高いサンタ」さんとの初めての会食を控えていたので、ちょっとした勢いをつけようと立ち寄らせてもらった。 口開けの時間だったので私が最初の客だ。 とりあえずビールと豚ねぎま、それに厚揚げを焼いてもらった。 本当にサッと寄ってサッと帰えるつもりだったので、今日はここまで。 「またゆっくり来ますわ」とお店を後にした。 我が愛する「たから屋」さんに、今年最後になるであろうご挨拶を兼ねた訪問だ。 夕方の開店前の時間に偶然お店の近くで車を運転していたママさんを見かけ、「後程伺うからね」と声をかけておいたのだ。 いつもいつも賑やかな、私が愛して止まない居酒屋さん。 いつものようにビールから始めた。 ツマミはコチラの名物の「コブクロの刺身」に串焼きを。 実はこの日は一時間後に友人達との忘年会が控えていた。 そんなわけで あまり飲み過ぎてもいけない。 時間が迫り、会計をする。 アルバイトの兄さんに 「未成年だな?ソフトドリンク付けておけよ。仕事が終わってから飲むんだぜ。ついでにママさんにはワインのハーフ、ケント君(若)にはハイボールも付けて、それで勘定してくれ」と。 今年もお世話になりました。 春は金沢に、夏は沖縄・宮古島に行ってたから あまり寄れなかったけど、来年また来るから その時は宜しくお願いしますね。 さぁ! 明日からの仕事は多忙を極める二週間になる。 気合い入れていくぜぃ!! 「ただいまーっ!」とでも言おうか。 宮古島や石垣島から帰ってきて、約2ヶ月ぶりのマイホームグラウンド「たから屋」さんに。 ママさん、若、皆さんお元気そうで何よりだ。 土産物を渡して 先ずはビールだ。 コチラの瓶ビールは大瓶。 正しい居酒屋の瓶ビールはこれでなくては! お隣の紳士の生ビールは大ジョッキ。 お見かけするに私よりも先輩のようだ。ヤるなぁ……。 肴は串カツ。コレを味噌で。 いつもならソースが好きな私だが、この日は久しぶりに赤味噌の味噌串カツが恋しかった。 それに「とり肉」を。 なんのことはない。コチラでの鶏もも肉の焼き鳥の事だ。 それと一緒に「とん焼き」も。 こいつはタレが旨いんだなぁ! 串焼きには共に七味唐辛子をたっぷりふりかけて食べるのが私流。 この「たから屋」さんの人気メニューが勢揃いしたところでキープボトルの焼酎に移る……。 いつもの「たから屋」だ。 いつも温かく迎えてくれるママさん、賑やかなご常連さんの笑い声、若の焼き物、タバコの匂い……。 私が着ている鎧を、仕事の制服を脱ぎ捨て、心からリラックスできる場所……。 そんな大好きな「たから屋」さん。 いつまでも宜しくお願いしますね。 久しぶりの「たから屋」さんだ。 私が金沢に長期出張するので、暫くご無沙汰することになります、と伝えたのが約3ヶ月前になる。 それ以来になったが、お店の人もご常連も相変わらずで安心した。 「まさか切ったりしてないよね?(笑)」と冗談交じりに預けてあった黒霧島を水割りで準備してもらう。 その前に先ずはビールだ。 アテは名古屋人が愛して止まない「どて焼き」を。 それに串カツも一緒にお願いした。 どて焼きはお店によって多少の違いがある。 たから屋さんのどて焼きは豚モツを使用しているが、私の実家のどて焼きは、牛肉のスジを使用している。 コチラのように肉だけを煮込んで提供するお店もあれば、私の実家は味噌おでんと一緒に煮込んでいる。 それぞれの個性が溢れるのが それぞれのお店のファンを獲得する要因だ。 串カツは あえて「何もつけずに…」と注文した。 名古屋めしとして知られる「味噌カツ」のルーツはこれにある。(勿論諸説様々だが、私はこう思っている) 戦後の、まだまだ立ち直り途上の街には店の代わりに屋台が多く、様々な屋台が商売をしていた頃の話だ。 1人の酔っぱらいオジサンが、注文した串カツにタッパーに入ったソースをつけるつもりが、酔っぱらっているので間違えてタッパーの奥にある味噌おでんの鍋に串カツを突っ込んじまった! そんな事はなんでもないとばかりにオジサン、構わずその味噌おでんに突っ込んだ串カツを食べたところ 「おぉっ?!  何これ?! 旨めぇじゃねぇか!」 と相成ったのが味噌カツの始まりと言われているのだ。 私も その酔っぱらいのオジサンよろしく串カツを先ほど注文したどて焼きの中に入れて、その味噌味の串カツを食べる。 少し露出した串の先端を使って添えられたキャベツも一緒に食べる。 あぁ、名古屋に帰ってきたんだなぁ……。 やっぱり味噌は八丁味噌が一番旨いわ!www 今回も私のホームグラウンド「たから屋」さんに伺った。 ママさんに報告があったからだが、近々北陸は金沢に長期出張することになり、しばらく来れないということを伝えたかったのだ。 そして珍しいことにこの日は私が口あけの一番乗りの客だったことだ。 しかしその後、立て続けにお客が来店し、あっという間に忙しくなったのはさすが人気店だ。 さて、忙しくなる前に注文は済ませておこう。 私にしては珍しくファーストドリンクは瓶のビールではなく生ビールから。 それと一緒にコブクロの刺身、揚げ出し豆腐も注文した。 このコブクロの刺身、勿論本当の生ではない。 軽く湯通ししたものを冷まして、そこにお店のオリジナルのタレをかける。 更に大量のネギと生姜、それに生の鶉卵が添えてある。 それらをよく混ぜ合わせてから頂くのだ。 これがなんとも旨い! 特に焼酎との相性は抜群だ。 ただし人気メニュー故に早い時間帯で売り切れてしまうこれがしばしばあるのが…。 揚げ出し豆腐は普段は注文しないメニュー。 どちらかといえば厚揚げを焼いた物の方が好きなのだが、この日はとても寒い1日になり温かい出汁と一緒に食べる豆腐料理にしたかった。  ボトルキープしてある焼酎も湯割りにしたほど寒かった。ちょっと濃い目の出汁は居酒屋メニュー故なのか、それともこの地方の嗜好に合わせたのだろう。 そして「とん焼き」。 お店が「ウチの串焼きといえばとん焼き」という程の お店もお勧めの一品だ。 きれいに掃除された豚モツを串焼きにして、自慢のタレに潜らせる。 そこに卓上の七味唐辛子を振りかけて頂くのが私流。 これがまた焼酎に合うのだ。 この日から新しいアルバイト君も働いてくれているらしくそのアルバイト君の就任祝いと先輩のバイト君2人にソフトドリンクをプレゼントした。 ママさんにはワイン、ケント君(大将)にはレモンチューハイをそれぞれ差し入れ、みんなで新人君に乾杯だ! これからたから屋のために頑張ってくれよ! 私はちょうどキリが良くキープしてある焼酎が空になったこともあり、「今日新しいボトルを入れておくけど、空けるのは金沢から帰ったらね」とママさんに了解をしてもらい会計した。 次に来る時にはこのニューボトルを空けて安着祝いをしてもらおう……。 年明け最初の訪問先は ご挨拶も兼ねて「たから屋」さんに行くことにした。 新年の最初が大好きな居酒屋さんで、いつもと変わらないメニューで いつもと変わらない酒を飲む…。 皆様、本年もどうぞ宜しくお願い致します。 久しぶりの「たから屋」さんだ。 下田に行っていたので約3ヶ月ぶりになってしまった。 コチラは私のホームグラウンドと思っている、昭和の香りが色濃く残る名店だ。 ママさんも相変わらず元気で良かった。 最初のビールと一緒にママさんとケント君(若。大将亡き後は息子のケント君がたから屋のご主人)にも一杯飲んでもらった。 この日もお店は賑わっていて「ご繁盛でいいね」と言ったら、「最近は客層が変わりつつあって、若い人達が来てくれるようになった」と。 結構なことだ。 そうやってお店は代々繋がっていくのだ。 この日はご常連の面々のご尊顔を拝することが出来ず残念だったが、それも仕方がないことだ。お客も替わっていくのだ。 変わったといえばメニューにも新たな顔ぶれが。 日本酒が最近好きになった、とおっしゃるママさんが、美味しい日本酒を置いてくれるようになっていた。 さっそく「春霞」の、山田錦の ひやおろし を。 肴にも新メニューの 秋刀魚の竜田揚げを合わせてみる。 繊細な味わいの春霞。力強さよりも優しさを感じる酒だ。 秋刀魚は俳句の季語にもなる、今の季節、日本人には欠かせない魚だ。 それを焼くのではなく、竜田揚げにして 大分県産のカボスをしっかりと絞りかけて頂く。 秋刀魚の脂、カボスの香りと酸味、春霞のひやおろし……。 まさに三位一体、至福の時だ。 あぁ、日本人に産まれて良かった……。 ママさん、ケント君、ごちそうさまでした。 益々のご繁盛、お祈りします。 いつものお店で仕事終わりに軽く一杯引っかけて帰ろう。 そんな気分にしてくれる私のホームグランドだ。 いつもは串カツはソースで食べるのだが、この日はたまには名古屋人らしく味噌串カツにしてもらった。 すると 良く見ると少し「どて煮(この地方ではモツの味噌煮込みをそう呼ぶ)」が乗っけてある。 なるほど、ちょっとしたことだが嬉しいサービスだ。 こういった心使いがチェーン店のような居酒屋にはないんだよなぁ。 芋焼酎の水割りと一緒に今夜も乾杯だ。 あぁ……    なんと私の意思の弱いことよ! 千種駅の立ち飲みで「一杯だけだぞ!」と念を押したのに 「あぁ、ちょっと寄るところが出来たから、先に始めていて。……うんうん、小一時間くらいだから。」 嘘はついていない。 ただ、表現の仕方によって個々人の解釈に相違が…。 (植木 等さん。あんたの時代は良かったぁ……。) 「ちょいと一杯のつもりで飲んで、いつのまにやらはしご酒…」 わかっちゃいるけどやめられねぇ! あっ それ! スィスィスーダララッタァスラスラスィスィスィ~……。 人間(日本人)はいつまでそんなに働かなければならないのだろうか……。 植木等さん、アンタの時代に帰りたいなぁ…。 追記。 私が親しんでいた「お母さん」は、天国のご主人を追いかけるように天に召されたそうです……  合掌。 今夜は最近すっかりご無沙汰していたコチラ「たから屋 本店」に。 私の別宅から徒歩で3分の場所にあり、今の妻と再婚する前には何度か足を運んだ居酒屋だ。 私は産まれも育ちも下町だったので、コチラのような昭和の香りが色濃く残っているお店が大好きなのだ。 昨今の諸事情で、今や飲食店のほとんどがきちんと分煙をしているお店以外は店内での喫煙はN.G.なのに、コチラは 当然のようにカウンターに灰皿が置いてある。 私も今は煙草は吸わないが、過去は喫煙者だったので隣で 喫煙されてもかろうじて大丈夫なのだが、妻は全くダメなので、あまりついて来たがらない。 故に まだ訪れたことがない人は、上記したことを参考にして頂きたい。逆に愛煙家の人には貴重なお店だと思う。 そんな私が焼酎のボトルをキープしてまで通い続けているのは、1にも2にもお店の雰囲気が大好きだからだ。 家族経営のお店故に、上はいつも優しい笑顔で迎えてくれる齢80ン歳のお母さんと、焼き場には大将(残念ながら数年前に他界)が腕をふるい、元気一杯のママさん、その息子のケント君(大将亡き後は彼が焼き場で頑張っている)と、 今や珍しく貴重な三世代でお店を廻していた。 最近はお母さんもご健在とはいえ、お店で立ち続けるのが 少々厳しいらしく、そのお顔を見る機会がなくなってしまった。 そしてご常連の諸先輩の方々。私が1人で来店した時など 気さくに声をかけてくださる。 こういったことを最近の人は疎ましく思われるようだが、 私は全くそうは思わない。むしろ大好きだ。 見知らぬ人と、いろんな話ができるのだ。ためになる話も あれば、くだらない話で大笑いしたり。 性別、年代の枠を外したコミュニケーションは、言い換えれば異業種交流の場でもあり、自分の知識、経験をより豊かなものにしてくれる。 おもわずビジネスチャンスになることも…。 酒の肴は私が必ず注文する物がある。 その1つが写真の「コブクロ(又はガツ)の刺身」と、 「ニラレバ炒め」だ。 コブクロやガツはもちろん生ではなく、一度湯通しした物を冷している物だが、それをたっぷりの刻みネギと卸し生姜、生のうずら卵と自家製のタレ。これらを混ぜ合わせて食べるのだ。 いずれも数に限りがあるので、売り切れてしまっていることもある人気メニューだ。 ニラレバ炒めもこの店独特で、いわゆる町中華で見かけるような味付けの物とは違い、塩味がベースの非常にさっぱりした味付けの物だ。ニラやもやしの他に卵が入っているのもコチラの特徴だ。それがこのニラレバ炒めに優しさを添えている。 モツ焼きももちろん美味しい。亡き大将の跡を継いだケント君が頑張っている。 こうしたアットホームな雰囲気のお店は今後は貴重な存在になると思う。チェーン店の居酒屋が増え、跡継ぎがいない家族経営のお店がなくなっていってしまうなか、そもそも居酒屋とは…ということをもう一度思い起こさせてくれる。 私にとってたから屋本店さんとは、そんな大切な居場所だ。これからも末永く宜しくお願いします。

2024/02訪問

10回

美山の味 勝手屋 東桜店

高岳、新栄町、栄町/居酒屋、海鮮、鳥料理

3.52

60

¥3,000~¥3,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.3

コチラのお店には確か4年程前に一度伺ったことがある。 しかし当時の私は先妻と離婚した為、恥ずかしながら再婚する相手を探していた頃であり、その頃お付き合いさせて頂いていたお相手と一緒に来た覚えがあったからだ。 故に料理は何を食べたのかさえ正直よく覚えていないありさまだ。 なぜコチラを再訪することになったのか、という理由は 単純に私が鴨肉料理が好きで、どこか美味しく食べさせてくれる、なおかつ勤め先から近くにあるお店を探していたところ、コチラにたどり着き、思い出した訳だ。 この日、秋雨のそぼ降るなか傘を差し、懐かしさと恥ずかしさが入り交じった状態で 到着したお店の扉を開けた。 予約した旨を伝えると、カウンターの真ん中に案内してもらった。 目の前に立て掛けられたメニューから、この日のお楽しみにしていた鴨料理をひとしきりお願いする。 「お飲み物は…」と尋ねられ、日本酒を所望すると、立て掛けられたメニューの物以外のご用意があるようだ。 しかし せっかくだがそれは後程お願いするとして、先ずは我が地元・岐阜県が誇る辛口の銘酒「三千盛」の純米大吟醸から頂くことにしよう。 このキリリと引き締まった辛口の酒が、今夜の私の なよなよした心に喝を入れてくれるに違いない。 いつもながらせっかちな私。 何か早く出してもらえそうな物は…… と、何!? 「セコガニ」がある!? しかも北海道産だ! ネタケースの中でかくれんぼをしていた「セコガニ」は、鬼さんの私が「見ぃつーけた!」 もう逃げられないよぉ!笑 北陸で、立冬(今年は11月8日の水曜日)の解禁日までセコガニは我慢しなければならないと思っていたので、このフライングの出逢いは相当嬉しい。 しかも北海道産は初めてだ。 それまでは金沢辺りで「香箱ガニ」と呼ばれている物しか食べたことがなかった。 三千盛では少々切れ過ぎるかもしれないが、このセコガニとのマリアージュには日本酒以外考えられない。 カニ面に仕上げられたセコガニ。 内子も外子もたっぷりとある。 先ずは別々に味わい、後に混ぜ合わせて食べる。 日本酒が更に旨味を膨らませてくれる。 ……あぁ、至福だ。 お待ちかねの鴨肉の登場だ。 先ずは「たたき」から。 ポン酢とは別に紅葉おろしとニンニクのすりおろしが添えてある。 それらを溶かして細かく刻んだ薬味葱と一緒に口にする。 うん。 期待通りの美味しさだ。 でも何かが…… 失礼ながらお店の人に「この鴨は以前に頂いたことのある美山(京都の奥座敷)の鴨ですか?」と尋ねてみたところ「いえ。以前は美山の鴨を扱っていましたが、養鴨業者さんが廃業してしまって…。」 そうなんですか。皆さんいろいろ大変なんだ……。 「鳥インフルエンザや円安による飼育費用の増加、様々な理由があったそうです。 しかし私共は幸いにも青森県で養鴨をしている生産農家さんがみつかりまして。勿論 鴨もフランスのバルバリー種を飼育したものですので……」 との説明を受け、安心した。 以前食べた鴨は確かチェリバレー種だったのでは…と記憶していたので、品種は違えど美味しい鴨肉なら大丈夫だ。 その肉付きが良く、脂肪分の少ないバルバリー種の鴨なら たたきにはもってこいだ。 あまりの美味しさに日本酒も進む。 次なる日本酒は宮城県「平孝酒造」の「ひやおろし」だ。 米の旨味が広がり 余韻も心地よく、兵庫県産の山田錦を100%使用した、この時期ならではの美味しい日本酒だ。 鴨肉の串焼きが追いかけて来てくれた。 塩でお願いした砂肝と ねぎ串焼き。 それに 卓上にある京都・原了郭に伝わる一子相伝のブレンド「黒七味」をふりかける。 その独特の風味が美味しい鴨肉の味を更に引き立てる。 ねぎたまり焼きだ。 私は普段、串焼きは断然「塩派」だが、このたまり焼きは良い。 やはり たまり醤油が焼け焦げる香りは日本人にはたまらない。 うなぎもしかり、だ。 こちらも黒七味を添えて頂く。 いけない……。  あまりに美味しい料理に日本酒が止まらなくなってきた。 そういえば お店のもうひとつの顔とでも言うべき「牛タン」料理を まだ味わっていないではないか。 では… と調子に乗ってきた私。 「牛タンどて煮」を、次なる日本酒の奈良の銘酒「春鹿」の ひやおろしと一緒に追加だ。 どて煮は赤味噌を使用し、牛タンをしっかりと煮込んだ まるで洋食のタンシチューのような濃厚な味わい。 牛タンも噛む力が必要ない程柔らかだ。 これだけを食べていると赤ワインが合いそうなイメージも沸いてくるが、さすが「春鹿」。  この濃厚な味わいにも負けない、むしろ料理を食べ尽くして疲れてきた舌をリフレッシュしてくれる。 今回の訪問で頂いた料理は居酒屋さんのようなメニューが中心になったが、その他のメニューは高級割烹料理店のような物が主のようだ。 スタッフの皆さんの接客レベルも非常に良く、安心して食事、酒席が楽しめそうだ。 また是非再訪させて頂きます。ありがとうございました。

2023/10訪問

1回

骨付鳥 一鶴 高松店

瓦町、片原町(高松)、高松築港/鳥料理、居酒屋、郷土料理

3.66

1216

¥2,000~¥2,999

¥2,000~¥2,999

定休日
火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:4.2

私は鶏肉が大好きだ。 焼き鳥をはじめ、唐揚げ、鍋料理…。 「チキンのトマト煮込み」は、休日の私が食事を用意する時の家族の人気メニューだった。 そんな様々な鶏肉料理の中でも、私が知る限りのNo.1 と思えるのがコチラ「一鶴」さんの「骨付鳥」だ。 それまでは北海道・小樽の「なると屋」の「半身揚げ」が一番と思っていた。 今でも それは「一鶴」さんと双璧をなす程だと思っているが、私の最近のジャッジではアタマ1つ… いや、ハナ差で「一鶴」さんに傾倒している。 コチラの「骨付鳥」の魅力は 何と言ってもアルコールとの相性の良さだろう。 おそらくは何にでも合うが、私が一番と思っているのはやはりビールだ。 他にも このインパクト大の強烈な味わいには、酎ハイやハイボールのような炭酸入りの物が良い。 この日は仕事が終わった後、我が愛する中日ドラゴンズの試合が 高松に居ながらにしてテレビ中継されるとあって、コチラの「ひな」をテイクアウトして ホテルのテレビ観戦を楽しもうと考えたのだ。 デパートの物産展などで購入する機会以外でテイクアウトするのは初めてなので、出来立てを急ぎ持ち帰った。 ホテルの部屋に戻り、渡された包みを覗き込むと、本体とは別に 小さな袋に入れられたキャベツも同封されてあった。 これは嬉しいサービスだ。 少しでもお店で食べている感覚になれる。 さっそく… と焦る心を落ち着かせ、先ずはビールをグラスに注いでおかないと…。 さぁ!準備万端だ! 食べるぞぉーっ! 私は「ひな」の時にはナイフ・フォークは使わない。 「骨付鳥」の魅力は、その豪快さにもあるからだ。 かなり前のアニメ番組のように、骨付きの肉を丸かじりで食べるのは、狩猟で得た獲物を食む、という人間の持っていた野生味が呼び戻されるからかもしれない。 手にしてかぶりつく。 旨いッ!  ビールが追いかける。再びかぶりつく…。 無限スパイラルの幕開けだ。 野球観戦もそこそこに、この美味しさにどっぷりと ハマッてしまう。 その野球の試合も終始優勢な展開に益々酒量も上がってしまった。 やっぱりコチラの「骨付鳥」は最高の鶏肉料理だ。 まだまだ高松に滞在しなくてはならないので、再訪は近いうちにもさせて頂きます。

2024/04訪問

1回

骨付鳥 一鶴 丸亀本店

丸亀/鳥料理、釜飯、居酒屋

3.68

1071

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.2

結婚記念日旅行で四国・高松に来た。 ここを起点に小豆島や金刀比羅宮などを巡る旅だ。 その「こんぴらさん」を参拝した後は ここ丸亀に移動して昼食を取ることに。 いや、むしろ わざわざ丸亀まで脚を運びたかったのだ。 この「一鶴 丸亀本店」さんに来たかった。 私の大好きな鶏料理がコチラの骨付き鶏。 それも「ひなどり」は最高だ! 香川県では食べ物は讃岐うどんが有名だが、そのうどんに負けず劣らずなのが「骨付き鶏」。 県内の至る所で骨付き鶏のお店の看板を目にするが、その骨付き鶏の元祖・本家がコチラ「一鶴」さんなのだ。 この骨付き鶏が大好きな人にとっては コチラの本店が「聖地」と言っても過言ではないのかもしれない。 コチラの骨付き鶏の美味しさはあっという間に県民達を虜にし、同じような料理を真似て提供するお店が増えていったのだろう。 お店の二大看板料理が「おやどり」と「ひなどり」。 どちらも魅力があり、好みは別れるところだが、私達夫婦は「ひなどり」に軍配を上げている。 ニンニクの効いた、香ばしく焼き目付いたの骨付き鶏を そのまま手に取りかぶりつく。 大量の油で手はベトベトになるが気にしない。 美味しさの前には無言で食べ進み、ビールを流し込むというスパイラルが無限に続く。 食事として骨付き鶏を食べる人は、一緒におにぎりも注文し、そのおにぎりに骨付き鶏の大量の油を浸して頬張るのだそうだが、私達はビール1択。 やはりこの骨付き鶏にはビール以外考えられないと思う。 それほどのマリアージュだ。 私の心の中では北海道は小樽の「なると屋」さんの「半身揚げ」と双璧をなすコチラの「骨付き鶏」。 この2つに勝る鶏料理を私は知らない。 まさに香川県が、四国が誇る素晴らしい料理だ。

2023/12訪問

1回

蛤坂 まえかわ

焼き鳥 WEST 百名店 2023 選出店

食べログ 焼き鳥 WEST 百名店 2023 選出店

蛤坂 まえかわ

野町/焼き鳥

3.96

80

¥15,000~¥19,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.2

「金沢に焼き鳥の名店あり」と伝え聞いていた、予約が取れないお店「蛤坂 まえかわ」さんに伺う機会を得た。 まだ桜が満開の川岸を見渡しなから橋を渡りきると、すぐ左折する登坂の途中にお店はある。 古民家をリノベーションしたお店の入り口には清々しい程の真白な暖簾が掛かる。 その暖簾をくぐり抜け、中に入る。 出迎えて頂いたお店のスタッフの人に案内され、待合室へと向かう。 予約者だけの一斉スタート、という昨今の人気店ではそれがスタンダードになりつつある方法で、皆が準備の整ったカウンター席へと移動するよう促され料理は始まった。 カウンターの端からは中庭が望める。 なかなかの大旦那の邸宅だったことが窺える。 料理は旬を迎えた春野菜のジュレ寄せから始まった。 コースは焼き鳥ばかりではなく、途中途中で野菜類も加わり口が、舌が疲れない。 私は料理には日本酒を合わせたかったので最初は自分で選んだ五凛をお願いしたが、次からの料理は何がどういう順番で提供されるのかわからないので、2杯目からの日本酒はご主人にお任せした。 いろんな部位、食材を、その特徴に逢わせて焼き上げ提供する料理には感心したが、中でも印象深かったのが「提灯」と呼んでいたキンカンが付いている部位の焼き鳥だ。 「かなり大きな物になりますが、より美味しく味わって頂く為には全部をひとくちで…」と指南をうけ、大きな口を開けてひとくちで。 すると先ずはキンカンの濃厚さが口中を支配するのだが、それに負けじと鶏肉の力強い味わいが立ち上がる。 噛めば噛むほど、咀嚼をすればするほど味わいは変化をし、喉奥に向かわせるのが惜しくなる。 長く続く余韻に暫くの間浸り、その幕引きに日本酒を流し込む……。 まるで一編の短編小説を読み終えたかのような気持ちだった。 変幻自在の「まえかわ劇場」も終盤を迎え、最後に追加で食事物も承りますが…… とおっしゃられ、せっかくなので私は親子丼を。 他のゲストも銘々が好きな食事をお願いしていた。 勿論、〆の食事にも抜かりなど無く、最後の最後まで美味しく頂くことができた。 惜しむらくは私は出張中の身分であるがゆえ、再訪するには予約が取れそうもない、ということだ。 こんな素敵なお店には 是非妻を連れてきてあげたかった。 またいつか…… そんな日が来ると夢みながら……。

2023/03訪問

1回

宇ち多゛

京成立石、青砥/もつ焼き、居酒屋

3.75

966

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
日曜日、祝日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.2

東京での2日目。 今回の投稿は長くなるのでご覧頂けるならそれは覚悟しておつきあいしてほしい。 今回の最大の目的地を早朝から目指す。 それがコチラの「宇ち多(多に濁点が付く)」と書いて ウチダと読む、東京では五指、いや三本の指に入るのではと思わせるモツ焼きの名店だ。 なにせ土曜日に行くことにしたのだが、土曜日は朝10時から開店する。 そのためにはそれより早く店に集まり、整理券のように個々に番号を告げられ、開店15分前には時間厳守で再度集合するシステムなのだ。 かなり早く行かないとどれだけ待たなければならないのか、と思ったので私は9時30分にお店に到着した。 しかし不思議と誰もいない。理解できない私はお店の中の人に声をかけたら  「今朝はもう解散したよ」と、一言。 「どうするの?待つ?」「はい。待ちます。」 「じゃあアンタ32番ね。それで9時45分に時間厳守で再度集合。大丈夫?いなかったら順番飛ばすよ。」 要は既に集まっていた人達は、おのおの番号をもらっていたのだ。いったい何時ごろから待っていたのだろう……。 言われた時間に再度集合すると皆さんお集まりだ。 順番の番号どうりに整列させて、同じ商店街の店の邪魔にならないようにする為だ。 その時、先頭の人から 「今日、タン食べる人は誰?」というような声がかかり、希望者の数を数えている。 本日分として数が少ないモツはその時点で売り切れだ。 開店で20人くらいが入って行く。私はもちろんウェイティング。 その時間にご常連とおぼしき紳士に話を伺う機会があったが、やはり地元の常連客は早朝7時くらいには集まっているそうだ。 しかしそういった常連客は長居はしないから私達もそれほど待たなくても入れますよ、と教えて頂いた。 先程のように希少部位や人気のモツは、土曜日は市場が休みになるから元々少ないんですよ、とも教えて頂いた まさしくその通りで私が入店できたのは開店後45分くらいだった。 しかしこの時点で外にはおよそ60~70人くらいは集まっていたなぁ…。 この人達はいったい何時ごろに入ることができるんだろう…。 そんなことを思う余裕もなく、内田さんの怒涛の店をさばく声が飛ぶ。 「はい!そこ、もっと詰めて!はいアンタその奥に入って!」 座った席に割り箸が飛んでくる。置くのではなく投げているように見える。 「飲み物は?何にするの?」 「…えっと、ビールを。」 「ビール!」 注文はドリンクが出たら言えそうなタイミングがあるのだが、躊躇していると流されてしまう。 あらかじめ予習しておいた 「タンナマと煮込みを。」 「タンナマと煮込み!」容赦が無い。速攻だ。 コチラでは注文の仕方も独特で、モツ焼きは 種類(部位)、味付け(塩、タレ、ミソ、酢)、焼き加減(ナマ、若焼き、普通、ヨクヤキ)を伝える。 焼き加減は何も言わなければ普通になる。 例えば「ガツ 塩 ヨクヤキ」「シロ タレ」という具合に。 そんな言葉ねやりとりがまるで何かの呪文のように思える、という人もいるようだ。 その後、私の隣の席には若い男女が四人で来ていたが、注文の仕方、タイミングが難しいと困惑していた。 やはりこういうのは「間」というか、空気を読むのが若い人には難しいのだろう。 とはいえ容赦は無い。 「えーっと……、ガツを二皿とぉ、あとは……」 「あのね!注文はまとめて言ってね!」 いやはや……。 ただし、これからは流石と思わせることなのだが、先ずは出てくるものがすべて旨い! タンナマは本当に生の状態では食べられないだろうから軽くボイルするなりの手をかけてはいるだろうが、私個人としては焼かないタンを食べたのは初めての経験だ。 それがこの旨さといったらどうだろう! いきなりジャブではなくストレートパンチを喰らったような感じだ。 モツ焼きは全て大ぶりにカットされた物を串にさしてあり、繁盛店ゆえの回転の良さが反映されているので新鮮なモツだからこの美味しさなのだろう。 更にはコロナ対策もしっかりしており、ちょっとでも話し声が気になると 「はいっ!もっと声を落として!静かにしてね!」 とお客をたしなめたりする姿勢。 順番待ちをしている老夫婦のご主人がマスクから鼻が出ているのに気が付くと 「アンタ何?もう酒飲んで来てる?飲んでいるなら入れないよ!」と声をかける。 飲んでいないと男性が答えると 「じゃあちゃんとマスクしてね!」 私が気にしていた、いかに繁盛店でも客をないがしろにしても良いものか…の疑問も、会計をしたお客には丁寧に 「ありがとうございました」「ありがとうね。忘れ物無い?」と感謝の意を伝えていたのは感心した。 あまりにぶっきらぼう、あまりに乱暴な接客は飲食店としてはいかがなものか、という思いは内田さん自身が本当は優しい人なんだなぁ、という一面を垣間見ることができるちょっと嬉しい瞬間だった。 なるほど、名店と言われるだけのことはある。 確かに美味しかったし楽しかった。 でも、もう一度行きたいか?と問われたら答えはNoだ。 あの早朝時間の集合、あの行列に加わってまでは待てない。 要するに私のような横着者にはそこまでの執着心は無い。 しかし良い経験をさせて頂いたと思う。 人生における財産になった。

2022/01訪問

1回

骨付鳥 一鶴 心斎橋店

大阪難波、心斎橋、なんば(大阪メトロ)/鳥料理、居酒屋

3.48

432

¥3,000~¥3,999

¥1,000~¥1,999

定休日
木曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.2

「おや」も良いけど「ひな」が最高‼️

2020/03訪問

1回

若鶏時代 なると 本店

居酒屋 百名店 2021 選出店

食べログ 居酒屋 百名店 2021 選出店

若鶏時代 なると 本店

小樽/居酒屋、鳥料理、揚げ物

3.66

1307

¥3,000~¥3,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.2

その他の点数:4.1

北海道への旅は憧れのホテルに宿泊した後に小樽を訪れた。 目的はただ1つ。 コチラで食事がしたかった。ただそれだけのことだ。 コチラは北海道物産展で何度も購入し、私の地元の名古屋市にも支店を出店し、そのお店にも行って来た。 その小樽市民のソウルフード。 クリスマスには七面鳥ではなくコチラの半身揚げを食するとまで、絶大な支持を集める名店。 それがコチラ「若鶏時代 なると」さんの本店だ。 実は小樽にはもう何度も訪れている。 ガイドブックに掲載されるような観光スポットには大抵 行っている。 しかしながら ここまで来ているのに、すぐ近くにある伊勢鮨さんを利用したり、観光だけして食事は札幌…というような、いわば「なると飛ばし」を繰り返してしまっていた。 あまりにも物産展での出店確率が高く、地元にいながらにして食する機会が頻繁にあるがゆえ そうなってしまったのかもしれない。 しかし やはり揚げ物だ。 物産展で購入した物を持ち帰り温め直しても美味しいのだが、一度は揚げたてを食べてみたい。 そうしないと本当の正確なジャッジが出来ない。 そのような思いから、今回の小樽では全てにおいてコチラで食事をすることを最優先にしたのだ。 お店に到着するのは混雑を避けて13時30分頃にした。 作戦が功を奏したようで、待ち時間は無し。 先程まで混雑した店内のリセット待ちくらいだった。 ほぼ待つことなく席へと案内される。 お店の歴史を考えると以外な程キレイな店内の雰囲気で、失礼ながらもう少しボロボロかなと想像していたのに、最近改装でもしたのかな、と思わせるようだ。 壁には一面のサイン色紙が飾られ、その枚数がコチラの歴史を物語っている。 来店したのが初めてたから今まで知らなかったが、お店の注文のシステムはちょっと変わっており、まずはそれぞれの卓上に番号札があり、メニューを見て注文する物が決まったら その番号札を会計する場所まで持って行き、その場で先払いで注文するのだ。 今回 私達夫婦は半身揚げを1つと、あとはビールと一緒にザンギを3つ注文した。 会計を済ませテーブルに戻ると、先に少量の枝豆と共にビールが届けられた。 その枝豆でビールを飲んでいるうちに まずはザンギが先に到着した。 私はコチラのザンギは1ピースが他と比べてもとても大きいと思っている。 これを3つ食べればそれだけでも十分満足できるだろう。 半身揚げとは異なる味わいだが、これはこれでとても美味しい。 妻も「半身揚げよりも食べやすいのはいいね」と。 続いてお待ちかねの半身揚げが届けられた。 これまで何度も食べてきたが、揚げたては初めて。 ワクワクしながらかぶりつく。 うっ! 当たり前だが揚げたてはやはり熱々だ! 口中が火傷しそうになる。 落ち着いて、冷静に。 いきなりかぶりついたが、やはりある程度は解体したほうが食べやすい。 ビールを流し込み、続いてモモ肉を頬張る。 またビールを流し込む…… 幸福のスパイラルだ。 あぁ、わざわざコレだけを目的に小樽まで来た甲斐があった。 やはり「なると」さんの半身揚げは最高だ! しかし この揚げたての味を知ってしまった…。 次回、北海道物産展で購入した半身揚げで この日ほどの感激が得られるだろうか……。 それが心配の種になったこの日であった。 北海道の物産展がやって来ると まず出店しているであろう小樽「なると屋」さん。 私が必ず購入してしまう、大好きな揚げ物のお店だ。 なると屋の代名詞とも言える「半身揚げ」は勿論、ザンギ(道民は鶏肉の唐揚げを こう呼ぶ)も とても美味しい。 今回はその2つに加え、手羽ザンギも購入して食べ比べをしてみた。 シンプルな塩味の半身揚げ、生姜の風味が効いたザンギ、そしてニンニクの風味が効いた手羽ザンギ。 それぞれの特徴ある揚げ物だ。 先ずは半身揚げから。 慣れ親しんだ味には文句の付けようがない。万民に愛される なると屋自慢の味だ。 次にザンギを。 個人的にはコレが一番好きな味だ。私自身が自宅でつくる唐揚げの味付けは これが一番似ている。好みの味に一番近いのだ。 最後に手羽ザンギ。 正直言ってコレには少々ガッカリした。 まずはコスパの悪いことだ。手羽先は部位の特徴として仕方ないことだが、圧倒的に食べられる部分が少ない。にもかかわらずザンギとあまり変わらない金額というのはいかがなものか。 ニンニクの風味が効いた…という割には それもあまり感じなかった。 食べ比べは味や香りの優しい物から食べたにしても若干の物足りなさは歪めない。 かといって なると屋さんの名誉の為にも追記しておくが、決して手羽ザンギが不味い訳ではない。 半身揚げやザンギが美味し過ぎるのだ。 比較してしまうこと自体が愚かなことだと反省した。 これからもファンとして長く付き合っていきたいお店だ。

2023/03訪問

2回

鳥たけ

焼き鳥 WEST 百名店 2023 選出店

食べログ 焼き鳥 WEST 百名店 2023 選出店

鳥たけ

北鉄金沢、金沢/焼き鳥

3.70

65

¥6,000~¥7,999

-

定休日
火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.1

金沢最後の夜だ。 明日は自宅に戻る移動日になっている。 長らくお世話になった職場のスタッフとの別れを惜しみ、荷造りを済ませた時は夕方になっていた。 金沢駅の近くにある気になっていたバーでアペリティフを楽しみ、その後にコチラに伺った。 なぜアペリティフを…というのも、コチラはかなりの人気店のようで、なかなか予約が取れない。 なんとか入るには「20時30分からのお席になりますが…」とのことだったので、それまでの時間潰しをしたのだ。 先に伺ったバーは素晴らしく、その余韻が残るなかコチラに向かった。 近江町市場のすぐ近くという立地ながら、それゆえさすがにこの時間になると人影もまばらだ。 渋い暖簾が掛かるお店を見つけ、それがコチラのお店であると解るような入り口だ。 その暖簾をくぐると、確かにそれまでの忙しさを感じる雰囲気が残っている。 L字型のカウンターの一番奥に案内されて腰をおろす。 メニューはお任せの内容だ。 飲み物は…との問いかけに、先程まで喉を潤すには十分なカクテルを頂いてきたので、コチラでは最初から日本酒を。 最後の夜だ。 先ずは地元の蔵の日本酒を頂こう。加賀鳶だ。 この2ヶ月と少々の間に、この加賀鳶をはじめ どれだけの銘柄の日本酒を飲んだだろうか…。 この加賀鳶は勿論、全てが思い出に残る銘酒たちだ。 最初に自家製の糠漬けが提供された。 程よい漬かり具合はこれから頂く焼き鳥や料理の良い箸休めだ。 次にお任せ以外の追加したメニューから始まった。 「鳥わさ」はスターターとしてふさわしい味わい。 薬味と山葵をよく和えて食べることで 爽やかさが舌だけでなく鼻腔でも楽しめる。 「鳥のたたき」だ。 正直、「これが一番美味しい!」と印象に残った一品だ。 炭火で焼かれた皮目が香ばしく、かといって焼きすぎている訳ではないのは写真を見て頂くと解るように絶妙な加減を掴んでいる故の仕事だろう。  しっとりしたレア感がたまらない。 添えられた柚子胡椒が華やかな香りをも纏わせる、素晴らしい逸品だ。 串焼きがスタートした。 一本一本を丁寧に焼いてくれる仕事ぶりは、先程のたたきで証明済みだ。 合間合間に焼いてくれる野菜は鶏肉の脂分に占領された口中をリセットしてくれる。 すると次の焼き鳥がまた新鮮な味わい、風味で楽しめる。 酒も進む。 最初の日本酒はガラス器で頂いたが、次の日本酒はぬる燗を所望したので、目の前にあった九谷焼の酒器で、とお願いした。 元々 私は日本酒の醍醐味として、様々な酒器で楽しめることも魅力の1つと考えている。 陶器に磁器。様々な釉薬により表される味わい深い色柄、模様。盃があればぐい飲みがあり、徳利もあれば片口もある。鏡開きの後には枡で、時には居酒屋でコップ酒を……。 そんな多様な酒器で楽しめる酒が他の国にあろうか。 それこそが日本が誇る文化である。 お店の酒器はなかなかの物で、九谷焼をはじめ様々だ。 私は普段は九谷にはあまり興味が湧かないが、北陸最後の思い出にふさわしいだろう。 焼き鳥と日本酒を堪能したところで最後の〆の食事の物を訪ねられ、迷わず「たたき丼」をお願いした。 酒の肴として頂いても秀逸な料理を 再度〆の食事として味わえば、温かいご飯と合わさって また違う魅力が引き出された。 やっと落ち着き 一通りの料理を提供し終えた大将が私に話しかけてくださり、この2ヶ月と少々のいろんな思い出を語る私の話にお店の皆さんと一緒に耳を傾けて頂き、楽しい酒席になった。 大将、皆さん、お世話になりました。 そして金沢。 沢山の思い出をありがとう。 きっと…  きっとまたいつか…………。

2023/05訪問

1回

骨付鳥かもん

近鉄四日市、あすなろう四日市、四日市/鳥料理、焼き鳥

3.59

190

-

~¥999

定休日
火曜日

夜の点数:4.0

昼の点数:4.1

前回、四日市で まさかの香川県の名店「一鶴」と同じような、いや、それをも凌ぐのでは…と思わせてくれた料理を提供してくれたコチラ「骨付き鶏 かもん」さん。 四日市に向かったのは、この骨付き鶏が食べたかったからだ。 最初のお店でビールを飲んでからの再訪は、コチラの 唯一残念な、私好みのドリンクが無いことに由来する。 前回と違い、今回はランチの時間帯に到着したので、食事を楽しんでいるお客が複数名いた。 私が「1名です」と告げると、一番奥のカウンター席に案内された。 さっそく「ひなどり」と、出来上がりに併せてあまり好きではない琥珀エビスを注文する。 少々時間がかかるのは仕方のないこと。 美味しい料理が出来るまでの時間を楽しもう。 やがてざく切りキャベツと骨付き鶏の解体用のハサミが。 それと共にビールも運ばれて来た。 もうすぐだ。 そして良い香りを纏ったひなどりが、なんとご飯とスープも一緒に運ばれて来た。 前回は夜の利用だったのでわからなかったが、ランチタイムに注文するとコレが付いてくるのかぁ。 知らなかった。 香ばしくカリッと焼かれたひなどり。 前回はいきなりかぶりついて上顎を火傷するハプニングに見舞われた事を糧に、今回はハサミを使用することに。 好みのサイズにカットして口に運ぶ。 うん! やはり豪快に直接口に運ぶ方が美味しいと思うが火傷をしてまですることはない。 この食べ方でも美味しい料理は美味しいものだ。 最初のお店で牡蠣フライと共にボリューミーなトンテキを大瓶のビールで頂いた後の訪問だ。 骨付き鶏は美味しく食べられたものの、想定外のご飯とスープはどうしよう……。 そうだ!!  このひなどりのお皿に貯まっている油をご飯にかけて頂いてみよう! するとこれが良い塩梅に。 即席のガーリックライスの誕生だ。 コチラをランチタイムに利用する諸兄にもお勧めしたい食べ方だ。 更にスープを少し残しておいて、最後にはそれをも投入してお茶漬けに。 あ~っ、お腹パンパンだ! 帰る前にセルベール(整胃薬)を飲んでおこう……www 三重県は四日市市に来て、いよいよディナータイムだ。 楽しみにしていた最初のお店は、先ずはコチラからスタートだ。 「骨付き鶏 かもん」さん。 香川県民のソウルフードと言っても過言ではない「一鶴」という名店の骨付き鶏。 その一鶴で仕事をしていた人物から教えてもらったレシピを、この四日市の街で提供しているお店だ。 伺う前に料理の写真を見たが、それは正に一鶴そのもの。 ルックスから使用する器に至るまで、そのほとんどが同じなのだ。 四国、もしくは香川県の物産展が開催されると、その一鶴が出店すれば必ず購入するほど私はそれが好きなので、今回四日市で食べる事が出来る骨付き鶏に興味が深まった。 宿泊するホテルからタクシーで向かう。 開店時間が17時30分からということもあったが、その直後に来店した私達がファーストゲストだった。 お店は香川県の一鶴とは似ても似つかぬお洒落な感じで、まるでカフェのよう。 店内にはボーカル物のジャズが流れている。 この日はいわゆる「ハシゴ」をするつもりだったので、お店の女性には 「申し訳ないけど、ひなとビールだけで」。 と伝えると、快く了承してもらった。 ビールは 琥珀エビスとエーデルピルスのみ。 私が望んでいたキリンやアサヒのような、いわゆる「普通のビール」は無い。 ワインもボトルの販売はあってもグラスワインは無い。 ちょっと困った……。 私のイメージは、コチラで骨付き鶏をかぶり付きながらビールを流し込む、という物だった。 正直、ビールはあらゆるアルコール飲料の中でも一番好きな物だが、それは国産4社の「普通のビール」の事だ。 昨今流行っているクラフトビールのような物は好きではない。 出かける前にホテルの部屋で缶ビールを飲んでいたので、 無理してまで好きではないビールを飲むより、グラスでワインを分けてもらおうとしても、それも叶わない。 半ば諦めの心境でビールを2種類と「ひな」を二つ注文した。 タクシーの運転手さんは 「コチラはとても美味しいと人気のお店で、いつも満席で、時には外で待っている人も…」 と教えてくれたが、この日は静かで ゲストは私達以外には誰もいない。 静かな空間にスローなジャズ…… 香川県の一鶴さんのイメージから、この瞬間が 今から骨付き鶏を頂くとは思えない雰囲気だ。 その静寂な空気をうち壊すかの如く、時折「ジュワ―ッ」という高温の油で何かの料理を作っている時の独特の音がする。 やがて運ばれてきた料理は、やはり見た目どおり一鶴の物だ。 料理を手にしてみると、やはりとても熱い! 思わず紙ナプキンを取り、巻き付けた。 そして豪快に直接かぶり付こうと口に運ぶと、あまりの熱さに上顎がいきなり火傷してしまった。 しかしそれでも愚かな私はハサミを使おうともせず、その後も骨付き鶏にむしゃぶりついた。 すると格闘に気を取られていたので改めて感じた事だが、 「これ、ひょっとしたら本家の一鶴よりも美味しい…」 と思えた事だ。 先ずはとてもクリスピーな仕上がりだということ。 先程の油の音のイメージそのままに、出来立てはとても熱々で、しかも皮がカリッとしている。 ビールが欲しくなるような、スパイシーな味付けの鶏肉にガーリックがいい感じで追いかけてくる。 熱い!旨い!ビールが欲しい! また熱い!旨い!ビールが…… このスパイラルに完全にはまってしまった。 油で手がベタベタになることなどお構い無し。 あっという間に「ひな」を完食してしまった。 もちろんそれは妻も同様に。 いやぁ、脱帽だ。 まさか四日市で あの一鶴を凌駕する味に出逢えるとは。 その感激をお店に伝え、店を跡にした。 あーっ! 楽しいぞぉ、四日市! 次のお店が楽しみだ!!!

2023/02訪問

2回

創作ダイニング やま

瓦町、今橋、片原町(高松)/創作料理、焼き鳥、居酒屋

3.06

6

¥3,000~¥3,999

-

定休日
日曜日、祝日

夜の点数:4.0

私は焼き鳥が好きだ。 多彩な部位の 異なる味わい、歯ごたえ。 同じ部位でありながら、タレ、塩による味わいの変化。 七味唐辛子や山椒によるアクセントも楽しい。 手軽にサッと。じっくりと腰を据えて。 カウンターでお一人様でも。仲間とワイワイ…。 それに鶏肉は宗教の戒律による制約も無い。 万人が楽しめるオールマイティーな食材でもある。 まさに日本人が外国人にも誇れる文化とさえ思える焼き鳥「チキンバーベキュー」だ。 香川県は、私も認める「鶏肉料理王国」だと思う。 名店「一鶴」さんの「骨付き鶏」の美味しさは、いまだにそれを越える美味しい鶏肉料理を私は知らない。 唯一の対抗馬となりうる存在が北海道・小樽の「なると屋」さんの「半身揚げ」だろう。 骨付き鶏も、高松に観光で来ていた頃は「ひな」1択だったが、出張している間に「親鶏」の歯ごたえある美味しさにも目覚めてしまったほどだ。 しかし私は出張として赴任して以来、未だに一度も骨付き鶏を口にしていない。 最高に美味しいと思っている鶏肉料理を最初に食べたら、出張期間中は他の鶏肉料理を食べても感動が薄れてしまいそうで……。 そこで、まだまだ任期が残っている今のうちに、他にも美味しい焼き鳥や鶏肉料理のお店を開拓したいと思っていた。 どこか美味しい焼き鳥の良いお店は……と、食べログで検索したところ、コチラがヒットしたのだ。 新規開店してから まだそれほど月日が過ぎていないのか、店内はとても綺麗な状態で、かつ シンプルな内装と相まってコチラが焼き鳥のお店とは思えない程だ。 一階の入り口に掛かる真っ白な暖簾をくぐり、階段を利用して二階に上がる。 入り口の扉にも、その周りにも看板らしき物はない。 本当にここは焼き鳥のお店なのか……。 その扉を開けて、迎えてくれたお店の人に予約した旨を伝えると、L 字型のカウンター席の一番隅に案内された。 コチラに来る前に、立ち飲みのお店で香川県の銘酒をテイスティングしてきたので、先ずはビールで乾いた喉を潤したい。 するとビールよりも先に一枚の紙に印刷されたQR コードを渡され「ご注文はこのQR コードを読み込んで頂き、こちらからお願いします…」という主旨の説明を受ける。 これこそ時代の流れだろうか。 お一人様の客がカウンター席でスマホを操りながら黙々と焼き鳥を食べている姿を想像する。 お店の人と客の…、というコミュニケーションは、このシステムでは はかり辛い。 ただ黙って焼き鳥を頬張り、酒を飲む……。 「すいませ~ん! 生ビールもう1杯!」 「はいよぉ! カウンター○番さん、生一丁おかわりねぇ!」 という居酒屋や焼き鳥のお店ならではのこうしたやり取りは、この先 消え失せていくのかもしれない…。 気を取り直し、メニューに目を落とす。 選んでいる間にお通しも運ばれてきた。 「蛍烏賊の沖漬」と「筍の土佐煮」だ。 それらをつまみながら、数種類の焼き鳥を一本ずつスマホから注文、送信する。 焼き鳥には タレか塩を選べる物もあるが、最初から味が設定されている物もある。 私は焼き鳥は基本的に「塩派」なのだが、この日はお店の設定した味に任せてみた。 そこへ、今回の長期間の出張に備え、自宅から連れてきた、長野の善光寺門前・七味唐辛子の老舗「八幡屋礒五郎」で、私が焼き鳥用にカスタマイズした七味唐辛子を用いれば良いのだ。 先ずは「鴨ねぎ」と「もも」からだ。 うん、どちらも旨い。良い塩梅の塩味と焼き加減だ。 次に「ハツ」。 串打ちから、仕事ぶりの丁寧さがわかる。 先程の物もそうだが、こうしたことからお店の顔が解るのだ。 コチラは そういう意味では合格だ。 私の大好きな「ちょうちん」も焼き上がったようだ。 ここで 今回初めての「タレ味」の焼き鳥が。 さてさて、どんな味わいだろう。 「ちょうちん」故に、大きな口を開けて ひと串全てを一気に頬張る。 キンカンが見事過ぎて、ヒモの大きさとのバランスがイマイチなのは玉に瑕。 タレも美味しく、それらが口中で渾然一体となる様は、まさに「ちょうちん」ならではだろう。 というより、ちょっと驚いたのがタレの美味しさだ。 甘ったるく、鈍重な味のタレの店が多いなか、コチラは とてもスッキリとしている。 特にタレ故に、醤油由来の焼き台から立ち上る香ばしさは、それを肴に一杯飲れそうだ。 これはいい。 次なる焼き鳥も塩で注文していたが、急遽変更してタレで焼いてもらうことに。 「すいませんでした。タレが凄く美味しかったので」 「いえいえ、大丈夫です。タレは大将自慢の特製ですから」 なるほど。タレには相当の自信があるようだ。 私には珍しく、焼き鳥に合わせるには一番嫌なワインを、半ば仕方なく飲んだ。 コチラはワインに注力しているようで、日本酒は あまり良い銘柄を揃えてはいないようだ。 私はコチラに来る前に、美味しい日本酒を数杯テイスティングしてきたので、無理して美味しいと思えない日本酒を飲むくらいなら、コチラのグラスワインは  どの程度の物を提供してくれるのか興味もあった。 しかし結論としては、あまり良いとは思えなかった。 どんなワインを使用しているのかは聞かなかったが、ちょっと薄っぺらな味わいの物だった。 これならもう一度ビール、もしくは瀬戸内レモンを使用するチューハイの方が良かったかな…。 ボトルのワインは良い物があるようで、お店の雰囲気と合わせるならワインも良いと思えるのだが、やはり私は純粋に焼き鳥と合わせるなら 断然日本酒派だ。 いやいや、初めて伺ったお店だが、焼き鳥はとても美味しかった。 リクエストを受けてくれるのであれば、日本酒、特に純米の物を、出来れば地元の銘酒も扱ってくれたら最高なんだけどなぁ……。 雰囲気は初老のオジサンのお一人様では…。(苦笑) 次は妻も誘って再訪させて頂きます。

2024/04訪問

1回

もつ焼き 大統領 支店

京成上野、上野御徒町、御徒町/居酒屋、ホルモン、もつ焼き

3.49

1142

¥2,000~¥2,999

¥2,000~¥2,999

定休日
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昼の点数:4.0

大衆酒場が大好きな私。 しかも朝から飲めるとあれば言うこと無しだ。 そんな大衆酒場の名店「大統領」さんの支店には今回が初めての訪問にねる。 今回の東京も素晴らしいレストランを訪れる事が出来たが、私のなによりの楽しみは 実はこういうお店なのだ。 しかも今回の訪問には変な意味での気合いを入れていた。 私がわざわざ長野の善光寺門前の七味唐辛子の名店「八幡屋礒五郎」でカスタマイズしたオリジナルブレンドの七味唐辛子を持参しての訪問だ。 この七味唐辛子で思う存分「大統領」のモツ焼きや煮込みを楽しみたかったのだ。 朝早くから到着したが、私よりも先に来店している諸兄が大勢いらした。 先ずはビールだ。 勿論煮込みも一緒に。 そのスピーディーな提供。 これぞ大衆酒場の名店と言われる由縁だ。 美味しく煮込まれたモツに豆腐がまた良く合う。 これに持参した七味唐辛子を合わせる。 うん!旨い!! わざわざ持って来た甲斐があった。 モツ焼きも注文する。お任せの5本だ。 ビールの後には普段なら日本酒か焼酎だが、この日は私には珍しくホッピーを。 コチラの雰囲気がそうさせるのか…。 モツ焼きも更に大好きなガツ、カシラ、コブクロなどを追加だ。 七味唐辛子の風味でホッピーも進む。おかわりだ。 最後に、次はいつ再訪できるかわからないから、後悔しないようにもう一度煮込みも追加した。 やはり旨い。 この煮込みがあるかぎり、私は東京に来たら訪れる事になるだろう。 いつまでもいつまでも続いて欲しい。 そんな事を切に願う名店だ。

2023/05訪問

1回

新小屋

安里、牧志、おもろまち/もつ焼き、串焼き、豚料理

3.60

197

¥4,000~¥4,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.0

入籍記念日に訪れた沖縄の旅。 初日の二軒目は以前訪問してとても良かったコチラ「新小屋(アラコヤ)」さんに。 串焼きをメインに標榜してはいるが、料理の内容からコチラのシェフ、もしくはオーナーはフレンチにも精通しているのでは…と思わせるメニューなのだ。 いや、フレンチに限らず、どちらかというとフュージョン料理と言ってもいいだろう。 串焼きのメニューにも「仔羊の串焼き」がオンリストされているのたが、これにはクミンを効かせて焼き上げ、少し添えてあるパクチーがなんともエスニックだ。 一緒に焼いてもらったタン元やカシラは本格的なモツ焼きの名店の物と遜色ない良い素材の物だ。 沖縄に来ているのだから料理には泡盛を…とは思うのだが、コチラの料理にはワインしかイメージできない。 ワインリストにはセンスの良い物がオンリストされている。 この日、先ずは軽くソーヴィニヨンブランを「海老とセロリのサラダ」に合わせてみた。 勿論、タン元やカシラにも合う。 仔羊の串焼きやシャルキュトリーにはグルナッシュやシラーのワインを。 バーボン樽で熟成された、とても力強い味わいと立ち上る芳香。 シラーの持つスパイシーさ、グルナッシュの持つプルーンのような黒い果実をイメージさせる香り…。 とても良いワインを安価で提供している。 そのシャルキュトリーはメニューの豊富さに嬉しい迷いが出てしまい、お店の人に「アレもコレも……」と複数のメニューを注文すると「それでは いろいろな物を少しずつ盛り合わせにしましょうか?」との提案が。 我が意を得たり。そうして頂だこう。 提供された盛り合わせはかなりの種類があるが、全て2ピースずつなので夫婦でシェアするのにちょうどいい。 特に鶏レバーのペーストの上品な濃厚さ、豚足のテリーヌのオリジナリティは印象に残る味わいだ。 本当はもっといろんな料理を楽しみたかったのだが、最初に伺ったお店の料理もまだ胃袋に残っていて……。 残念だがこの日はコレでフィニッシュとしよう。 新小屋さん、また来ますね。ごちそうさまでした。

2023/02訪問

1回

平岡食品

片原町(高松)、高松築港、今橋/串焼き、コロッケ、惣菜・デリ

3.12

16

-

~¥999

定休日
火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.9

高松に出張に来ている私が リピーターとなってしまったお店がコチラ「平岡食品」さんだ。 今回の訪問で計4度目になる。 なかでも「沼っている」のが、この写真の「おやどり」の串焼きだ。 最初は焼き鳥は「おやどり」よりも「ひなどり」の方が好きだったが、コチラの「ひなどり」の串焼きが品切れになってしまい、半ば仕方なく「おやどり」を購入してみたのがきっかけだ。 始めは「やっぱり固いなぁ……」と思っていたが、それでも頑張って咀嚼していくと、噛めば噛むほど旨味が出てくる。 それにもまして、コチラ独特の「ブラックペッパー付け過ぎ状態」な味付けが、私を沼の深みへと引摺りこんでいく。 顎が疲れる程 噛みしめ、味わい尽くした後にビールを流し込めば……。 もう普通の焼き鳥とは別物の「平岡ワールド」へと迷いこんだまま抜け出すことが出来ない自分がいた。 この「おやどり」。 3本入りの1パックが300円。 コレ 1本でビールの大瓶1本は軽くイケるな…。 あぁ、高松を離れる時が来たらどうしよう。 禁断症状に苦しみそうだ……。

2024/04訪問

1回

鳥ぶら 大曽根駅前店

大曽根、平安通、森下/焼き鳥、居酒屋、鳥料理

3.15

19

¥2,000~¥2,999

¥2,000~¥2,999

定休日
-

夜の点数:3.9

この日は仕事が終わった後に別宅に帰ることになっていた。 その帰り道の途中、一軒の串焼きのお店に寄ったのだが、かなりの人気店だったのか 料理がほとんど売り切れになっており、私としてはフラストレーションが残った。 その店を早々に立ち去り、別宅のある大曽根辺りで飲み直そうと決め、その流れでハシゴしたのがコチラ。 串焼きの貸しは串焼きで返してもらおう、と考えたのだ。 大曽根の駅前の、立地条件としては最高のコチラ。 やはり遅い時間帯ながら満席に近い程賑わっている。 扉を開けて中に進むと、当初は入り口からすぐの場所にあるテーブルを案内されたが、そこでは扉の開閉の度に外の冷気が吹き込んでくる。 「それでは複数名のお客様が来店の際には こちらのテーブルはお譲り頂きますが、それでもよろしければ…」の条件付きでの転席をしてもらった。 先程の店でも少々のアルコールは頂いてきたので、コチラでは最初にレモンサワーを頂くことにした。 串焼きを数種類と、「当店人気No.1! 親鶏の黒焼き」それに「鳴門直送 刺身わかめ」をお願いした。 先ずはお通しから。 ザク切りキャベツに塩昆布を添えた物だ。 これはいい。 私は串焼きを楽しむ際は 必ずと言ってよいほどザク切りキャベツを注文する。 食べたくもないような物を提供され、料金を加算されるくらいなら この方がよほど嬉しい。 「お通し」、もしくは「付きだし」という物は いったいなんだろう。 町場のバーの「席料」「テーブルチャージ」も同様。 この意味不明な物に対価を支払うシステムは 未だに理解が出来ない。馴染めない……。 そんなことを思っているうちに料理が運ばれてきた。 鳴門直送の刺身わかめは 先の部分ではなく茎の部分だ。 それが良い歯応えを楽しませてくれる。 なかなか良いスターターだ。 冷製白レバーは薬味たっぷりの一皿。 これも酒が進む。胡麻油の風味がたまらない。 名物とうたっている「親鶏の黒焼き」は、宮崎県辺りの炭火焼きとよく似ている。 歯応えのある親鶏に炭火の香りがあとをひく。 その後も数種類の串焼きが運ばれてきたが、どれも問題なく美味しかった。 最後の〆に注文した「鴨らーめん(ハーフサイズ)」は その内容からも、値段からも最良の物だ。 このお店、なかなか気に入った。 遅い時間帯まで営業しているようなので、機会を見つけて再度訪問することにしよう。

2024/02訪問

1回

炭火串文化 あぶりや

豊水すすきの、すすきの(市営)、すすきの(市電)/焼き鳥、牛タン、居酒屋

3.52

124

¥4,000~¥4,999

-

定休日
日曜日

夜の点数:3.9

自分へのご褒美の旅に北海道・札幌に来た。 宿泊するホテルのレストランで夕食を食べる予定が、オープン記念メニューだけしか提供できないと言われ、蝦夷鹿の料理を楽しみにしていたのに、それもピッツァやパスタのような、ファミレスでもどこでも食べられるようなメニューだけ。 そんな物をわざわざ食べに北海道まで来ているわけではない。 あらかじめ調べてあったメニューが告知される事無く変更されたことで、大きく予定が変わってしまった。 というより気分が悪くなってしまった。 この気分をどこかで晴らしにいかないと……。 そこで見つけたのがコチラの串焼きのお店。 メニューには なんとジビエの串焼きが! それも数種類もある! 鹿肉、馬肉、きじ肉……。 これだけでもワクワクしてくる、いや、もうしている! さっそく電話で席をお願いした。 外は凄い吹雪になっている。 本来なら宿泊するホテルのレストランで ゆっくりとワイングラスでも傾けていたはずだ。 それが思わぬ形で予定を変更することになり、外出することになったことは不本意だ。 しかし 次なる楽しみが出来てしまえば すぐ前に起きた嫌な事など忘れてしまえるのが私だ。 宿泊するホテルから徒歩でもすぐの立地にある雑居ビルの9F にお店はあった。 お店はなかなかの賑わいで、席はテーブルが満席、カウンターが残りわずかしかなかった。 おしぼりを頂き、手を拭いながらメニューを拝見する。 うん。 あったあった。 これこれ。 「先ずはドリンクで二人共にレモンサワーを。 それにジビエの串焼きをコレとコレと……」 「あーっ、すいません。今日はきじ肉はもう…。それに猪肉も終わってしまいました」 ガーン! ちょっとだけショックを受けた。 が、めげない! 「では あるのは?」 「この中なら鹿肉と馬肉はまだ大丈夫です」 「では それください!」 やれやれ、ようやく本来食べたかった物に出逢えた。 鹿肉は前日の夜にも食べたから どうしても…という程でもなかったが、ピッツァやパスタよりは随分とマシだ。 他の串焼きもお願いし、やっと一息つくことができた。 お店の串焼きは 焼き上った物を席の前にある保温用のトレーに乗せてくれるので、複数の串焼きが出来ても冷めにくい工夫がされているのはとても良い。 北陸地方のチェーン店の串焼きのお店でも同様の工夫がされているのを見たが、これからの串焼きのお店は そうした工夫が主流になっていくのかもしれない。 コチラのお店のもう1つの特徴は卓上にあるオリジナルのソースだろう。 ニンニクの効いたソースはコチラの串焼きとの相性抜群で、私は串焼きのお店では基本的に塩が好きで、タレで焼くのは好まないが、コチラのお店のソースはとても美味しいと思った。 他にも数本の串焼きとレモンサワーを追加し、ひとしきり満足できたところで会計をお願いする。 すると手が空いたのか お店の大将が私達に「今日はどちらから(来たんですか)?」と話かけてきてくれた。 それがきっかけで、私達の今日のこれまでのてんまつを話したところ「そりゃいけませんねぇ」と同調してくれた。 あれこれとお話を聞いて頂いただけでなく、それ以上に「まぁ、コレでも飲んで気分直してよ!」と、大将の奢りとばかりにレモンサワーをもう1杯ずつ差し出してくれた。 すっかり気を良くして帰ることができた私達。 最後に店が出る際に、ポチ袋に忍ばせた僅かながらの私達の気持ちをお渡しして お店を後にした。 大将、ありがとうございました。 お心遣い、忘れませんよ。また来ますね。

2024/01訪問

1回

秋吉 香林坊店

野町、北鉄金沢、金沢/焼き鳥、串揚げ、居酒屋

3.10

31

¥3,000~¥3,999

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定休日
日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.9

焼き鳥が食べたかった。 しかし出張先の宿泊施設には自宅のように調理器具が揃ってはいない。 自分で料理もするが、焼き鳥となると新たに串も購入しないといけないし、面倒な串打ち、そして焼き台も必要だ。 それらを勘案すると、やはりお店で楽しもうとなる。 勤めを終えての帰り道の途中にコチラはあった。 いつ見ても窓越しに繁盛しているのがわかるほどのお客さんの姿が映る。それも結構早い時間から。 人気のあるお店なのだろう。開店時間を過ぎると店の外に待ちの行列まで出来ていることもしばしば見かける。 そんな光景を見ているうちに、私も伺ってみたくなった。 金沢まで来てくれている妻にその事を話すと、 「いいね! 行きたいな、焼き鳥! 行こう行こう!」 となった。 早い時間からの繁盛ぶりを知っているので、私達も開店時間に合わせて伺ったのだが、すでに満席のようだ…。 「しまった……  もっと早く動けば良かった……」 と少し後悔していると、お店の人が 「二名様ですか?ちょっとだけ待ってくださいね!」と。 どうやらギリギリで二名分の席があるようだ。 待つこと約5分。カウンターの席に案内してもらった。 メニューを見ると 焼き鳥は一本ずつ注文できる訳ではなく、五本がワンセットのようだ。 もちろん そうではないメニューもあるが。 そこで私達は好きな焼き鳥を何種類かと キュウリの串やキャベツをビールと共に注文した。 焼き鳥は全て小ぶりなサイズなので、五本がちょうど良い。 キュウリやキャベツは私は必ず欲しい箸休めだ。 焼き鳥の串をグィ! ビールをグビッ! 合間にキャベツをついばめば それは恒久の至福の時だ。 メニューにあった「チューリップの唐揚げ」も追加だ。 この「チューリップ」という部位の表記をするお店は あまり見かけなくなった。 それはもはや昭和生まれの私達にしか伝わらない言葉かもしれない。 しかし この骨付き鶏はとても美味しいのだ。 バーベキューで供されるスペアリブに代表されるように 骨の周りの肉は得てして美味しいものだ。 このチューリップもしかり。 唐揚げで提供される事がポピュラーな、昭和生まれの私の琴線に触れる料理なのだ。 その後も様々な料理、お酒を楽しんだが、どれもリーズナブルかつ美味しくて満足した。 そしてインバウンドの利用が多いことにも関心が湧いた。 海外にも「日本の焼き鳥=ジャパニーズチキンバーベキュー」は人気なのだ、と。 妻も喜んでくれたようだ。楽しい夜を過ごせた。

2023/04訪問

1回

だるまや

松阪/ホルモン、焼き鳥、焼肉

3.37

45

¥2,000~¥2,999

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定休日
-

夜の点数:3.9

松阪までやって来て、松阪市民のソウルフードと言われている鶏焼き肉を食べない訳にはいかない。 松阪と言えば牛肉があまりにも有名だが、そうかといって市民が普段から高価な牛肉を食べているとは思えない。 私のような(元)名古屋市民がいつもいつもエビフライを食べているとタモリのネタに使われていたが、それと一緒だ。 その人気店が駅から徒歩数分の場所にあるということで、今回はコチラを訪問することにした。 二階にも席があるようだが、私はお一人様ということで、一階の四人掛けのテーブル席にと案内された。 1人なので 出来ればカウンターのような席が良かったが、そのカウンターは椅子が4つと少々短く、すでに他のお客で利用されていた。 先ずはビールで喉を潤しながらメニューを眺める。 冒頭には 鶏焼き肉が松阪市民のソウルフードであることが紹介されている。 さっそく「若とり」「砂肝」「せせり」の各部位と、コチラの名物(?)の「だるポテ」というポテトサラダを箸休めに注文した。 先ずは「だるポテ」が。 ブラックペッパーがたくさん使用されているポテトサラダにオリジナルのソースが添えてある。 なるほど、他では見ない、箸休めにはちょうどよい一品だ。 鶏焼き肉はすぐに提供された。各部位に味噌ダレをかけただけで、漬け込んであるとかの仕事がしてある訳ではない。 どの部位にも同じ味噌ダレのようだ。 部位ごとにカットされた物には当然厚みや大きさが違うので、一通りを少しずつやいてみた。 焼き上がった鶏肉に付けるのは、焼く前に絡めたタレと同じ? と思えるような付けダレだ。 多くの諸兄による投稿のとおり、この「味噌×味噌」が 決してくどくはないのだ。 かといって、これが驚くような組み合わせでもない。 現在、私が居住している岐阜県の飛騨地方には「けいちゃん焼き」という、北海道の「鮭のちゃんちゃん焼き」を真似た郷土料理があるが、それも 漬け込んであるとはいえ鶏肉を味噌ダレで食するのは同じだ。 したがって私には とても親しみの持てる料理だ。 お店は相当の繁盛店のようで、お客はひっきりなしに訪れる。 いつしか「申し訳ありませんが、只今満席で……」と言われている客もいるなか、私は四人掛けのテーブルを1人で使用している。そのことを申し訳なく思っていたら、カウンターで食事していたお一人様が帰っていった。 私が「よかったらカウンターに移りますよ」とお店の人に声を掛けると「えっ!いいんですか?」と。 私は「もちろんです」と席を空けてカウンターに移ると お店の人が「ありがとうございます。コレ、よかったら食べてください。」と一品サービスしてくれた。 いやいや、鶏焼き肉とビールだけ頂いたら早々に退散するつもりだったのに、こんなことをして頂いたら…… もっと飲んじゃおーっと! と なって白ワインを注文することに。 こうなったら「ひね」も追加して「若とり」と食べ比べてもみたくなった。 この食べ比べては意見が分かれると思えるが、私個人は「ひね」の食べごたえのある方が好きだ。 いや、満足した。 松阪市民の皆さんが愛してやまないソウルフード。 堪能させて頂きました。

2022/11訪問

1回

つたや

鵜沼、新鵜沼、犬山遊園/もつ焼き、おでん、居酒屋

3.41

53

¥1,000~¥1,999

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定休日
日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.9

妻と伊勢志摩へ出かけた。 いつものようにお気に入りの観光特急に乗って帰路につく。 名古屋駅で名鉄に乗り継ぎ、自家用車を停めている駅へと向かう。 その駅「名鉄新鵜沼駅」からJRの鵜沼駅を抜けると、ロータリーの目の前にあるのがコチラ「つたや」さんだ。 隣にはコインパーキングがあり、出発前からそこに駐車していたのだが、最初から実は帰ったらコチラに寄りたかったからだ。 妻はアルコールには付き合ってくれるが、どうしても飲みたいという人ではないので、私は毎度それに甘えている。 この日もハンドルキーパーになってくれる妻のおかげでコチラでモツ焼きや味噌おでんを楽しむことができた。 感謝しなくては……。 新鮮なモツを豪快な火力の炭火で焼き上げる。 継ぎ足された赤味噌で炊かれたおでん。 どれも素晴らしく美味しい。 やはり私はこうしたお店が大好きだ。 久しぶりの再訪になってしまったが、この美味しいモツ焼きと味噌おでんをまた食べにこよう。 ご馳走様でした。 JR鵜沼駅の北側にある、串焼きと味噌おでんが美味しい大衆酒場。

2023/06訪問

2回

半助

高松築港、高松、片原町(高松)/焼き鳥

3.31

31

¥1,000~¥1,999

-

定休日
土曜日、日曜日、祝日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.8

投宿しているホテルのすぐ近くにある「焼鳥」の暖簾が掛かるコチラ「半助」さんに初訪問してみた。 扉を開こうとすると、その真ん前に堂々と自転車が停めてある。 扉の脇には「出入り口に付 駐輪しないで下さい」の注意書が。 いきなり笑ってしまったが、これも飲んべえ故のなせる業なのだろう。 気を取り直し、その扉を開く。 開店時間の16時をおよそ20分くらい経過していたが、お店のカウンターは常連客と思われる人達で、ほぼ7~8割が埋まっていた。 忙しそうに大将が「いらっしゃい! お一人? じゃあココ座って!」と、カウンターの空いている席を指す。 「飲み物は?」 「じゃあビールを赤星で。それと焼き鳥は何があるのかな?」 「ウチはね、身と皮とモツ、それしかないよ」 「じゃあ それを二本ずつ。モツはタレで。他は塩で焼いてください。それと 何か早い物は… この「すじポン」は早く出る? じゃあそれもください」 こうして始まったこの日の晩酌。 先ずは赤星と、間髪空けずに「すじポン」が。 スジは大概、煮るか焼くかで提供される事が多いが、コチラでは茹がいたものが大量のネギと共にポン酢をかけて提供された。 これ、私の好きなパターンだ。 私も自宅での晩酌の際、簡単なツマミで済ます際には肉ともやしをサッと茹で、そこへネギとポン酢、とどめに七味唐辛子を振りかける…という物を作るが、それと酷似した味わいだからだ。 そこで、この日も持ってきたカスタムブレンドのマイ七味唐辛子を加えてみる。 おぉ、このコリコリとした独特の食感がたまらない! ちなみにコレはチビチビやって、後程の焼き鳥の箸休めにした。 そしてようやく焼き鳥の番だ。 先ずは「モツ」をタレで焼いた物が。 この「モツ」。 なるほど通常のハツやレバー(肝)が、玉葱と共に一緒の串にまとめて刺してある。 タレは焼き上げた物を一度だけ潜らせ提供するスタイルだ。 コレにもマイ七味を加えて食べてみる。 うんうん、様々な部位が楽しめて、玉葱も良いアクセントだ。 「身」と「皮」が追いかけてきた。 しかしこの焼き鳥!  驚くほど大量の胡椒が振りかけられていた。 その あまりの大量の胡椒が全ての味を支配し、消し去っている。 ちょっとこれだけの胡椒は……。 これがお店本来の味なら、次回はちょっと頼み辛い物だと私は思った。 ビールも切れたところで、次は日本酒が欲しくなった。 「辛口でエエかな?」 大将にお任せで注いでもらったのは高知の酒だ。 (銘柄は失念した……) それと共に「煮込みもください」と。 お店のメニューボードには「鳥モツ煮込み」と「ホルモン煮込み」の記載がある。 ただ「煮込み」と伝えたら いったいどちらが出てくるのだろう…。 結論としてはキンカンの黄色も鮮やかな「鳥モツ煮込み」が提供された。 コチラでは「煮込み」と言えば鳥モツの煮込みなのだろう。 日本酒をもう一杯所望するも、私が「今度は地元の酒を…」と伝えるも「すまんけど高知の酒しか無いんや」と大将。 理由は「私が高知の酒が好きなんで」だそうだ(笑) メニューボードには飲み物の金額は記載されているが、肴には記載が無い。 その点が気にはなったが、それでも会計してもらった際には「かなりお値打ちだなぁ…」と思える程度だった。 常連客に長く愛されているお店故に、お一人様での初訪問は若干のアウェイ感があるが、こういうお店には「あるある」だろう。 また来たいな…… そんな風に思えるお店だ。

2024/03訪問

1回

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