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サンフランシスコの風を感じるカジュアルな薪火レストラン
2024/01訪問
17回
この4月にオープンから二周年を迎えて、鎌倉の裏通りの古民家を活用した料理屋さんとしても認知度は上がってきている様です。 鎌倉自体も外国人観光客や修学旅行生が異常に増えていて、小町通り周辺ではトラブルがいつ起きてもおかしくない状況。駅や電車も異常な混雑なので、そろそろ修学旅行で鎌倉に来ると言うのはデメリットしか無いのではと思ってしまいます。 そんな喧騒から離れた裏通りという事もあって、店内は静かで大人の雰囲気。席も以前より埋まっていることが増えている様です。 今回は久しぶりの窓側の席で明るい雰囲気。夏場は以前はクーラーの効きが悪くて大変でしたが、増強されているせいか、この日は客席側のクーラーはオフのままでも特に問題はありませんでした。 料理は相変わらず自家製の発酵食材を多く使った唯一無二の料理ばかり。全ての皿で発酵食材を使っており、料理と一緒に小瓶に入ったものを見せて頂きました。 特に野菜中心の皿はクオリティが高く、味わいのバランスも風味も良い。この感じなら、全てビーガンの構成のコースをされても面白そうと感じます。 更に発酵ノンアルコールドリンクも以前よりも充実。ノンアルコールドリンクのペアリングも始められ、リーズナブルに楽しめる様になった様です。 以前は同じ素材を使ったドリンクを同調的に合わせてオススメされる事もありましたが、今回のペアリングは以前からあるものもありますが、料理とは異なる素材を使っていてもお互いの風味が引き立つ様なペアリングで、以前よりもレベルが上がった感じ。 一部の料理は若干、単体では味わいが強すぎるかなと感じるものもあったので、ドリンクがあってこそ、味わいが完成されると感じた。なので、こちらではペアリングを選ばないのは損しているとも思えるほど。 定期的にコースの内容は変わるので、一期一会的な感もありますが、混雑する時季を外して、また伺いたいと思います。 柚花 フルーツトマト 鎌倉産切り干しビーツ 一年発酵湘南ゴールド 新玉葱 発酵グリーンピース 初鰹 enso産発酵塩柚子 鯖 発酵じゃがいも 発酵空豆肉味噌 発酵軍鶏 発酵唐辛子 白胡麻 マンゴー パイナップル バジル なかなかタイミングが合わず、思いがけず、数ヶ月ぶりの訪問になったensoさん。 鎌倉の街を歩く事自体もかなり久しぶりですが、以前にも増して駅周辺は修学旅行っぽい中学生が非常に多くて驚いた。中学生もそんなに暇な時期では無いと思うが。 鎌倉の街自体も建て直しや新店舗の出店が目立ち、少し歩くだけでも新鮮に感じる。観光地なので、本格的な良いお店が増えることは期待していないが。 そんな路地を通り過ぎて、いつものコースでensoさんへ。 こちらもオープン当初から比べると認知も上がっていますが、平日はやはり波はある様子。どこに聞いても年明けからは比較的落ち着いていると聞きますが、こちらも同様で年末に比べると直前でも予約は取りやすい様子。 ただコース内容は頻繁に変わり、クオリティも上がっているし、ほぼ全ての料理に何らかの発酵素材が使われているし、シェフの個性もより出ている様に感じる。 映えを意識した見た目だけの料理とは異なり、比較的、落ち着いた地味な色合いの料理が続くが、どれも香り高いのは変わらず、更に風味や旨みもしっかりだし、以前よりも食感や味わい、食材の組み合わせなども含めてバランスが良くなっている様に感じる。 発酵食材も一年前に仕込んだ大根おろしや、自前で熟成させた魚など、明らかに変態と言っていい領域。普通なら熟成専用の高価な冷蔵庫を購入するのでしょうが、そういう機材を使わず発酵の力を使って魚も熟成させてしまうのは流石。 以前は玄関に発酵用のガラス瓶が並んでいましたが、手狭になったのか他にもスペースを作られている。今後も面白い発酵食材を使った料理が色々提供されるだろうし、楽しみです。 ドリンクも自然派ワインに加えて、自家製の発酵ノンアルコールドリンクも新しいものが加わっていて、通常のペアリングの合間にそれらを頂きましたが、普通にミックスペアリングとして提供されても面白いのではと感じました。 また、タイミングを見ながらゆっくり訪れたいと思います。 根喰 ずわい蟹 鎌倉産カリフラワー 自家製唐墨 鎌倉産菊芋 発酵金時人参 燻製里芋 鎌倉産大根 焼きネギ 発酵鰤と発酵大根おろし 活け〆熟成魚 冬瓜 乳酸発酵鎌倉産ラディッシュ 自家製鮭フレーク 発酵トマト梅酢 ロースト苺 発酵ピスタチオ餡子 蜂蜜マスカルポーネ 鎌倉は夏休みシーズンを終えて、以前よりも若干、人通りは落ち着いていて、若者や外国人がお店の前で並ぶ様子は減っている様。それでも週末は混む事が多い様ですが。 定期的に伺っているこちらのお店。今回は前回から約二ヶ月を空けての訪問です。 客が増えている事もあるのか、最近はオープン当初よりもメニューが変わる頻度は増えており、短期間で新しい料理がメニューに入ってくる感じです。 その為、今回のメニューも全て新しいものです。 どの皿も香りがたっており、運ばれてきた際に食べる前から期待が高まる。 季節は本来、もう秋ですが、若干、まだ夏らしい素材も使われています。まあ、今年の残暑を表現する上でもありなのかも。 発酵のニュアンスを上手く使っているのは相変わらず。 玄関前の棚のガラス瓶は減らされていましたが、別の場所で発酵は色々とされている様です。 今回も自家製のキノコ醤油を味見させて頂きましたが、なかなか面白く仕上がっており、醤油というよりも魚醤の様で、興味深い。 今回、ドリンクはノンアルコールを中心にあまりペアリングについて深く考えずに一皿ごとに一杯ずつ頂きましたが、南瓜を使ったドリンク以外は比較的、万能でどの皿にも合わせやすいと思いました。 ノンアルコールを頼む方は最初から最後まで一杯で通す方も多いと思いますが、ノンアルコールでもペアリングの様に試してみて欲しいと思います。 また、涼しくなった頃にでも伺いたいと思います。 Seasonal course 残夏 発酵栗 青森カシス カカオ 金糸瓜 発酵海老醬 パクチー ライム ナス科のお野菜 発酵唐辛子 炭火焼きアボカド 旬魚 発酵青紫蘇 青柚子 コシヒカリ 戻り鰹藁焼き 梅干し 新生姜 無花果 赤葡萄 フィグリーフ 今回、3か月以上を空けての訪問でした。 メニューは全て一新されて完全に夏のメニューに。 一品ずつ徐々に入れ替わっていく形式ですが、以前よりもメニューの更新が早くなっており、シェフによると春からだと2周していますとのこと。 初夏のメニューを食べ損ねたことになりますが、SNSなどにも上げているかたは少ない様です。 既に秋以降のメニューも試作や準備に入っている様で、発酵素材の増加もあり、今後も楽しみです。 今回のメニューもフレーバーや香りに驚かされる料理が多かったですし、以前よりもワインにも合わせやすい感じになっていると思います。 とはいえ、今回はノンアルコール中心に頂いてみました。以前からある定番のものが多いですが、トマトのクラフトコーラはかなり万能の様に感じます。 ワインも三杯のペアリングセットが出来たり、醍醐のしずくなどの日本酒もメニューに載ってきており、以前よりも楽しむ幅が拡がっていると思います。 また昨年は古い造りで真夏は暑さを感じる店内でしたが、今年はエアコンも増設して気にならない程度に過ごしやすくなっていると思います。 次はもう少し早いタイミングで伺いたいと思います。 Seasonal course 楽夏 神奈川産発酵とうもろこし バスク唐辛子 ライム ゴールデンビーツ 発酵湘南ゴールド パッションフルーツ 鎌倉産じゃがいも インゲン 神奈川産ズッキーニのジェノベーゼ 旬魚 鎌倉産発酵トマト 一年熟成鰯魚醤 ルッコラ コシヒカリ 小柴穴子 焼き茄子 乳酸発酵胡瓜 山椒 西瓜 発酵牛乳 フルーツトマト 胡瓜 青柚子 4/1に昨年のオープンから一周年を迎えられたensoさん。 一周年を迎えるにあたって、色々な変化や進化を遂げられています。 まずは予約時間が三部制となり早い時間帯もよりフレキシブルになった感じ。それでもほぼ満席で、外には目立つ看板も無いにも関わらず、認知度も人気も上がってきている様子。 4月からはコース内容がより充実。以前より品数が増えて全6品に。最初はスープから始まる様になりました。 陶芸家の方にお願いしてensoの為だけに作られたものを使う事で器が一新されました。 自然の風合いも活かされており、器自体も以前よりしっかりとしたものばかりで目を惹きますが、その分、料理も映える様になっていると思います。 ドリンクメニューも充実で、デフォルトでペアリングの選択肢が。ただ、スープとデザートを除いても4品のところに3杯のペアリングなので、若干、説明不足や準備不足も感じられる。ロゼワインもメニューには加わっているので、一皿ごとにしっかりと合わせて4杯の構成にするか、泡、白、ロゼ、赤を効果的に出してほしい。また、以前よりも自然派志向が無くなっているので、もっとナチュラルワインらしいクオリティも高いものを若干値段が高くなっても入れていった方が料理にも合うと思われる。ペアリングの場合は量も調整しても良いかもしれない。 シェフ自身が全く飲めない事もあり、自家製のノンアルコールドリンクも充実しているのでノンアルコールだけのペアリングやワインも合わせてミックスペアリングもあると全体的に幅が拡がる様にも思う。シェフの負担は上がると思われるが。 トータルとして、品数が増えた事よりも、料理のレベルが一段階上がって、手間もかかっているなと感じられる点が強い。どの皿も香り豊かな感じはそのままに、素材を増やしながらも、活かしている感じ。発酵させた素材もより贅沢に使っており、風味も豊か。 その分、味わいが強すぎると感じる場合もあるので、よりワインとのペアリングが重要になってくると感じられる。 この一年、ほぼ2か月毎に訪れたが、シェフの師でもあるレフェルヴェソンスの生江さんのスペシャリテでもある蕪を使った皿も色々なバリエーションで提供されており変化を感じられた。 原点に返りつつも新しいものを取り入れ続けており、今後の進化も楽しみです。 Seasonal course 陽春 アスパラガス トマト 発酵湘南ゴールド 鎌倉蕪 発酵しらす サヤエンドウ マスカルポーネ ミント 台湾胡椒 旬魚 自家製塩麹 鎌倉発酵白菜 enso産柚子 ササニシキ 桜海老 空豆 発酵海老トムヤムクン 苺 神奈川産関山桜とルバーブ 発酵カカオ After drink 足柄茶 箱根山麓紅茶 和ハーブティー 昨年末から2ヶ月弱を空けての訪問でした。 一部のメニューは被りますが仕立てやオーダーも変わっており、全て新鮮な感じで頂きました。 時季的なものもありますが、以前より全体的に香りが立ちにくい感じはありますが、どの料理も素材の美味しさを引き出していますし、組み合わせが他のお店では見られない面白さを感じます。 また発酵がさりげなく使われており、これが更に旨みや酸味など良いアクセントになっています。 ドリンクも今回は自家製の発酵ノンアルコールドリンクを中心に頂きました。特に面白いと思ったのが、発酵トマトコーラ。トマトと麹を発酵させてシロップに仕上げている様です。トマトが苦手でもトマトのフレッシュな出汁の感じが効いていて、これがスパイスやハーブの雰囲気ともよく合って美味しいと感じました。もうこれだけ売っても商売になりそうな出来だと思いました。 春らしい暖かな陽気の日には平日でも結構、席は埋まっており、シェフもスタッフも忙しそう。最近は業界でも話題になっているのか、飲食店関係者が勉強に訪れている事も多い様です。次々と面白い皿を生み出しているシェフにも脱帽です。また春には新しい試みも考えている様で今から楽しみです。 Seasonal Course 蕪 自家製唐墨 塩蔵赤紫蘇 カリフラワー 蟹 発酵カシス 笠子 鎌倉栞と酒粕 ササニシキ ちりめん山椒 発酵大根おろし 柑橘 発酵人参 コリアンダー 今回も約2ヶ月ぶりの訪問。 鎌倉は人出も戻ってきていますが、少し前よりも落ち着いている感じ。 ただ、こちらのお店は比較的、認知も上がってきている様に感じました。 メニューは相変わらず発酵を取り入れた感じで、和の要素も強くなってきていますが、ensoスタイルと言って良いくらい、独自の感じでフレンチなどの要素ともバランスを取っている感じ。 クラシックな昭和時代以前から変わってない和食が日本では多い中で、新しい形の和食として進化している途中なのかもしれません。 かなり平日でも人出が戻ってきている鎌倉。 電車や駅周辺も外国人観光客が目立つようになってきている様です。 小町通りはなぜか日本人ばかりですが。。 通りの喧騒を抜けて、裏通りのこちらへ約2か月ぶりに。 表には目立つ看板は無いので、やはり未だに多くの人は気になりながらも通り過ぎていきます。認知度は上がって来ているものの隠れ家で、平日はかなり落ち着いて食事が出来ます。 メニューはオープンの春以来、完全に全て入れ替わっており、秋らしい料理となっています。 スタイル的に発酵をより取り入れた感じで、以前よりも和の要素が強くなり、鎌倉らしい野菜や魚介を中心とした内容になっています。 運ばれてきた瞬間から、どの料理も見た目以上に香りが立っており、温度感や香りを引き立たせる感じは相変わらず流石という感じ。 風味や味わいも発酵由来だけでなく、調理方法でも工夫が見られ、特に金目鯛の感じは熟成させながらも、レア気味に仕上げ、旨みは今まで食べた金目鯛の中でも非常に強く仕上げられている。 最初のスープもうまく甘みと苦味を活かしているし、焼きおにぎりもサーモンにじわじわと食べながら火が入って半生の状態になる感じも計算されていそう。 11月には冬メニューに変わる様なので、また年内にでも新しいメニューを頂きに伺いたい。 Seasonal Course 発酵鎌倉南瓜 エスプレッソ カカオ 横浜生椎茸 発酵キノコ 銀杏 かぼす 金目鯛 発酵海老 ササニシキ 信州サーモン 自家製いくら シャインマスカット 発酵牛乳 アロエ 青柚子 少し久しぶりの訪問。 前回は梅雨に入った頃、今回は晩夏。 鎌倉の街自体は夏休み中という事もあり、普段よりも高校生や大学生くらいの若い人が駅構内から異常に多い。子供連れ客も多い印象です。 その分、ガイドブックに紹介される有名店やリーズナブルなお店に客が集まる様で、普段は空いているお店も行列が出来ていたり、横浜同様に本来の質とは異なる形で人が集まる状態はいつも不思議に感じます。 そういう風景を横目に見ながら、裏道を入り、こちらのお店へ。 ランチのコースは予約のみですが、最近はこういう街の状態もあり、大人な客層は夏休み中は鎌倉を避けている様で、8月は比較的、のんびりで予約は入れやすい様です。 前回、訪れた際とメニュー上は変わらない料理もありますが、実際に料理が運ばれてくると驚かされます。 冷たい料理も温かい料理も香りがすごく上がってきて、料理を頂く前から気分が上がります。同じメニューでも素材の組み合わせや調理法のブラッシュアップも見られて、明らかに香りだけでなく、風味や味わいも強くなっていたり、食感なども意識されているのがよくわかります。 化粧品ブランドが運営されている事もありますが、この方向性はシェフの感性や技術もうまく表現されているのだと思います。 入り口付近には発酵された食材の瓶が並べられていて、実験的なものも含めて、なかなか面白い。プロの方や発酵に興味ある方はかなり興味深く見られる様で、帰り際にシェフに色々と質問される方も多い様です。 この話を聴くことを目的に伺うのも面白いかもしれません。 定期的に自家製の発酵ドリンクも変わりますし、秋以降のメニューもそろそろ始まりそうだし、また涼しくなった頃に伺いたいと思います。 古民家なので、冷房が効きにくいとの事でしたが、日差しが強く35℃を超える日だと難しいかもしれませんが、既に日差しは秋っぽさもあり、気温が30℃くらいだと屋内は廊下や玄関先でも涼しく感じました。 約2ヶ月ぶりに久しぶりに伺いました。 梅雨入りして曇や雨の日が続きますが、鎌倉は紫陽花の季節が訪れて、表通りはかなり人が多くなってきた印象です。 こちらは駅から近いのに静かな裏通りで、目立つ看板も出ていないので、落ち着いて食事が出来る穴場です。ただ、認知度は上がっているので、予約で満席になっている日も増えている様です。 週末は時間をずらして遅めのランチや平日のカフェタイムの利用も出来ますが、Webから予約をして伺いましょう。 メニューは、コースの内容がほぼ入れ替わっており夏らしい料理や素材になってきています。 前回訪問時からの変化でまず気づくのが、どの皿も以前よりも香りや風味が立っており、運ばれてきた瞬間から素材や出汁の香りが感じられ、シェフも意識して料理を作り上げているのが感じられます。それぞれの素材も提供時の温度まで気遣っているのがよくわかります。前回の料理も素材の使い方などにセンスを感じましたが、少し以前とはスタイルの異なる料理もありますが、コンセプトがしっかりとした方向性に好感を覚えます。 自然派ワインをグラスで提供されていますが、泡、白、赤と順番に飲むことでペアリングの様にも。どのくらい意識して選ばれているかは判りませんが、意外と良いペアリングとなりました。 自家製の発酵ドリンクも入れ替わってきているので、次回こそ、色々飲んでみたい。こちらも複数、選択肢があるのでノンアルコールのペアリングも出来そうです。 また、サービスの方も安定感が増しており、危うさは殆ど感じず、色々とお話も伺え、楽しい時間を過ごせました。 しばらくは鎌倉は混雑する時季が続きますが、また定期的に伺いたいと思います。 鎌倉小町通りの一本裏、表には明確な看板も出ておらず、立派な門構えの古民家で、高級料亭とも思える外観のお店。 今月頭にオープンされたばかりの化粧品などをプロデュースするOSAJIが運営するレストラン。オープン前にたまたま知って Instagramで暫くチェックしていましたが、コンセプトも面白そうなので、早速、伺ってみました。 ランチとティータイムのみの営業だし、まだまだオープン直後という事もあり、認知度も低く、小町通りの喧騒を離れてゆっくりとした贅沢な時間を過ごせます。 門を潜る前から駅の直ぐ近くの割に、その雰囲気の良さは、流石、鎌倉だなあと思える環境の良さを感じます。 入り口の脇にはエッセンシャルオイルの調香を体験できるスペースが併設されており、そちらの体験も面白そう。 入店時の消毒用のアルコールも柑橘の香りがして、期待を高めます。 古民家らしい造りの廊下を奥まで進むと、光の入り方も素敵な感じのダイニング。 元々は古い置屋だったものを近年は住宅として使われていたそうです。古い建物ですが、丁寧に使われて保全されている雰囲気です。 こちらの料理ですが、L’Effervescence系列のbricolage出身のシェフが作るモダンフレンチをベースにした素材を大切にした料理という感じ。シェフによるとレフェルヴェソンスの生江さんを師と仰ぐそうで、料理にもなんとなく、そのエッセンスを感じます。 ドリンクは色々と選択肢があり、ノンアルコールの自家製の発酵ドリンクも気になりますが、今回はワインを頂きました。ワインは自然派ワインを近くの湘南ワインセラー の監修で提供されているとの事。昼営業だけだし、アルコール類を飲む客はまだまだ少ないと思いますが、泡、白、赤と一種類ずつ提供されている様子。選択肢の少なさは現状では仕方ありませんが、自然派ワインを提供するお店も多い鎌倉ですし、今後のラインナップの充実にも期待したいと思います。 コースの頭に一口だけ提供されるドリンクも非常に美味しく、次回はノンアルコールも堪能したいと感じました。
2024/05訪問
11回
今回は久しぶりに夜の訪問でした。 いつもの感じでおまかせコースとワイン中心のペアリングで頂きます。 ペアリングは予め伝えておけばノンアルコールのペアリングも可能。準備も大変なので、ある程度余裕をもって数日以上前にお願いした方が良いと思います。 この日は珍しくカウンターに数組のお一人様が並びます。また、皆さん、飲食店関係の方だった様で、知り合いも多いと思いますが、業界内でも注目されている様です。 ケータリングや出張料理の依頼も多い様中で、これだけの品数を毎日用意されているのは凄いし、値段的にもかなり破格だと思います。最近はハーフで品数の少ないコースも用意されているので、あまり量が頂けないという方には、それでも十分にエッセンスは感じられるのでありかもしれません。 今回は比較的、いつもより味がしっかり目に感じられたり、以前に見た様な料理っぽいものも含まれましたが、また違う季節に伺いたいと思います。 こちらもコースの内容や価格の変更も検討されている様です。 久しぶりの訪問です。 最近は出張イベントや企画などでも忙しそうなcoconさん。メディアなどにも取り上げられる機会も増えており、新しい客層も拡がっている様です。 今回はほぼ半年振りの訪問。 やっぱりお一人で全てやられているので、なかなか大変そう。新しいメニューの開発なども時間は無いだろうにしっかりと品数も、使う素材も含めてちゃんと組み立てている感じ。それなりに新しい試みなどもあるし、目の前で仕上げていく姿を見ているとよく素材や工程を忘れないものだと感心します。 季節の変わり目という事もあってか、そこまで季節感は有りませんが、見た目や使っている素材よりも、その味わいに相変わらず驚かされます。 毎回、違う料理が頂けるなら、もっと頻繁に訪れても毎回満足させてくれそうです。 ドリンクは今回もペアリングで。最初の一杯だけは自家製のノンアルコール。柚子の香りとヴィネガーの風味もバランス良く効いている。 あとはワイン、日本酒、ビールなどバラエティ豊かな感じ。クリーンナチュラル中心ですが、ほぼ途中から2種類ずつの気前の良さ。それでもペアリングはちゃんと計算されているのは凄い。料理も若干おまけが加わり、ドリンクも料理もかなり頂きました。 なかなか客層的には中目黒という場所柄も含めて、まだまだ恵まれていない感じもあり、質を高めていくのは大変そうだと感じます。モダンなスタイルを維持していく為にも、良い客層にフォーカスしていく為にも、若干値段を上げるか、ペアリングは込みの設定にしていく方が良い様な気がします。とりあえず、今年は最低でも季節ごとには伺いたいなと思いました。 先日、1周年を迎えられたcoconさん。 メニューも変わった事もあり、時間ができたので、お祝いを兼ねて、2週間ぶりに伺いました。 一皿目は「いつもの」というカンガルーから。今回の部位はサーロイン。前回のヒレよりも脂が多く、食感的にも歯応えがある。 現地で頂いた記憶ではもっとしっかりとした食感だったが、その片鱗はタルタルにしても感じられる。 ペアリングは前もってノンアルコールも織り混ぜた感じでお願いしたが、最終的にフルのアルコールペアリングに追加でノンアルコールのドリンクも頂く感じに。笑 トータルでかなり贅沢な構成になりました。 オーストラリアではかなり有名なお店の出身のシェフなので、素材の使い方もペアリングも日本の他のお店では感じられない面白さがある。 来週はまだ席も空いている様なので、是非、伺ってみてほしい。 もう直ぐ、オープン1周年を迎えられるこちらのお店に約3カ月ぶりに訪問。 ランチでディナーコースとペアリングを堪能しました。 コースは以前よりも品数を絞っている様ですが、それでもオマケを加えても充分すぎる。 ペアリングも一皿に2種類だったり、一杯の量は少なくてもかなり楽しめると思います。飲める方にはほぼフリーフローで飲み放題状態なのだそうです。 料理は定番のカンガルーから。 初夏ながら既に夏らしいメニューが続きますが、このメニューもあと1週間くらいで変わるそうです。 またノンアルコールペアリングも前もって伝えれば、少し高くつくけれど準備してくださるそう。フルじゃなくてもミックスペアリングとかで次回は楽しんでも面白そうと思いました。 中目黒の駅からも直ぐの場所に昨年夏にオープンされたcoconさん。 土日月曜日にランチ営業されており、昼間からワインペアリングとおまかせコースを堪能してきました。 駅からもかなり近いですが、桜目当ての大衆とは逆方向に改札を抜けて裏道を入ったビルの4階で、下の階には人気店が入るものの、こちらはかなりの隠れ家的なお店。 日本で生のカンガルー肉を頂けるという事で以前から気になっていましたが、ようやく訪問。 オーストラリアに今はなかなか行けない中で、現地でも珍しいカンガルーの生肉やモダンオーストラリア料理の要素が入ったコースを頂け、更に世界各地の自然派ワインを頂けるというのも、この半年で伺ったお店の中でも更にツボ。 なかなかセンスの良さをお店に入った直後から感じますし、料理やワインのセレクションや流れも良い感じだと思っていましたが、シドニーでも有名なQuayのグループ、その最高級店のひとつであるオペラハウス内のBennelongのオープニングスタッフとして一年居られたとの事。 なかなか敷居も高く、予約も取りづらいお店ですが、そのエッセンスを日本でも堪能できるのは素晴らしい。Quayに実際に伺った際も料理やペアリングの質には驚かされましたが、どことなくオーストラリアらしいセンスの良さを盛り付けや、素材の組み合わせからも感じられました。 ひとりで調理しながら、ワインの提供まで全てこなされている感じもスムーズで、幅広のカウンター越しでの対応も非常に心地良い。 窓越しに日差しも入り明るい店内で料理もワインも映える感じも良く、ランチで伺う利点の一つだと感じます。 メニュー自体は季節に二度変えたいとの事で、旬の素材をうまく使い熟されている感じ。 それに合わせるワインはオーストラリアに特に拘っている感じはなく、この日は一種類のみ、ニューワールドや日本酒も含め、多様なものを使われていますが、どれも料理とワインを上手く引き立てあっていて、ロジカル且つセンスの良さも感じられるペアリング。 一人で訪問される方も多い様だし、また落ち着いた頃にゆっくりと定期的に伺いたい。
2023/05訪問
5回
数ヶ月ぶりに訪問です。 現在はAISHO個展が店内で行われており、いつもよりスッキリとした雰囲気。店内の壁などにシルクスクリーンなどの作品が並びます。 今回も保土ヶ谷からバスで向かってみます。 保土ヶ谷駅からは約30分ほどの行程。二俣川から向かうよりはバスも空いていて、比較的、のんびりと伺えるし、バス停もお店の目の前なので、暑い時期は良いと思います。 今回も日替わりの旬の素材を使ったメニューを中心に頂き、それらに合わせて自然派ワインを合わせてグラスで出してもらいました。 先ずは生ハムメロンから。メロンもイタリア産のものの様ですが、食べ合わせもあるのか、意外と甘みも感じますし、スパークリングワインともよく合います。暑い日はこれで暫く飲んでいたい。 ピザは季節の甘夏を使ったもので、夏らしい雰囲気。意外と塩味も感じられ、鰯も良いアクセントで、アンチョビの様なニュアンスも感じられる。 合わせて頂いたのは貴重なトモブラン。ちょっと酢酸や揮発酸、マメっぽい穀物感もあり、本来なら欠陥として扱われるフレーバーもありますが、意外とバランスは良く、食事とも合う感じで面白い。 帰りは別ルートのバスで横浜に戻りましたが、初めてのルートでしたが意外とスムーズ。掛かる時間は電車で戻るのとあまり変わらないので、全行程、タクシーや車を使わない限り、アリかなと思いました。 また、タイミングを見ながら伺いたいと思います。 来月はまたイベント営業をされる様です。 なかなかタイミングが合わず、前回訪問から数ヶ月ぶりの訪問です。 今回は久しぶりに保土ヶ谷からバスで向かいます。 お店の目の前の南本宿インター前までは約30分で、意外と楽。途中、横浜でも雪深い場所を通るのか、先日の雪が日当たりの良い場所でも道路脇や屋根の上にかなり残っていて驚きました。 お店に着くと、以前と比べてスタッフが増えていて、まず驚きますが、一月以降は季節的なものもありますが、やはり平日は若干余裕がある様です。 この日は遅い時間まで残っているお客さんも少なく、カウンターでいつもよりゆっくり過ごせました。 メニューは以前と比べて大きく変わりませんが、旬の素材を使った前菜やピザを堪能出来ます。イタリアからの素材も多く使われており、贅沢な気分です。 寒い時期という事もあるのか、生地はもっちりとしていながらも意外と軽く、一枚を食べ切ってもお腹は余裕がある感じ。久しぶりにラザニアも一気に頂いてしまいました。 また暖かくなる前にゆっくりと訪れたいと思います。 約2か月ぶりの訪問です。 やっぱり暑い時期は駅からも遠いこちらのお店からは少し足も遠のいてしまいます。 ただそれでも、平日の昼間でも地元の方が多く訪れている様子で、以前よりも遅めの時間帯に利用されている方も増えている感じ。 久しぶりにピザを一枚頂きましたが、やっぱり一枚食べないと本来の味わいも解らないし、満足感も得られ無いなと改めて感じました。 海外ではグループでピザ店に行っても、1人ずつ個別でオーダーし、1人で1種類のピザを食べるのが普通。シェアして食べている姿は見たことがありません。 日本でしかグループでシェアして一片ずつ食べている様子は見た事ないし、自分も体験したことはありません。 最近はピザを一片ずつカットしたものを提供しコース仕立てにしている高級店もありますが、一品ずつが印象に残りづらいし、満足感も上がりません。 こちらでも、出来れば一枚をシェアするのは最大限でも2、3人までにして、ちゃんとピザの生地や素材を味わってみて欲しい。 1人で一枚を食べ切った際の印象はまた異なると思います。 今回頂いたのは昨年も頂いたこの時季ならではの黒イチジクを使ったもの。 チーズの風味も良いけれど、その塩味と適度な甘さの無花果との相性も良い。 今回は他にも前菜をいくつか頂きながら、オススメの自然派ワインも頂きました。 また涼しくなった頃に伺いたいと思います。 1ヶ月半ぶりの訪問です。 今回も二俣川駅の北口側から別途、タクシーをアプリで呼んで向かいます。 駅のタクシー乗り場には北側も南側もほとんどタクシーは来ないし、長い列が出来ています。特に昼間はバスで向かうのがスムーズな様です。タクシーも周辺には少なく、タイミングによってはアプリでも見つけづらいので、注意が必要です。 夏休みが近いせいか、百名店の影響か、お店は以前よりも混雑しており、二階もほぼ満席。 平日でも、週末の様に近所の方などで賑わっていて、かなり騒がしい。 以前の客層ともかなり変化がある様に感じます。また、以前よりもかなり長居する客も増えている様なので、予約は必要ですし、訪れるタイミングも注意が必要かもしれません。 前菜などは定番のものから、旬の素材を使ったものなどもありますが、大きく変わらない感じ。ブッラータなどは未だに安定して入っていない様にも見受けられます。 いくつか前菜を頂きながら、グラスでオススメの自然派ワインも頂きます。 ピザは定番に加えて、この日はズッキーニの素揚げを使ったものがあり、こちらを選択。生ハムはイタリア産が復活しそうとの事ですが、今回はフランス産との事。 暑い日が続いている事と、店内は乾燥しやすい事などもあり、生地はこれまでとも若干、異なる雰囲気。 縁は膨らみが強く、厚い感じ。更に表面は触っても判るくらいに固め。表面が渇きやすい影響が出ているのもあると思いますが、ズッキーニのせいもあるのか、いつもより後味に苦味を感じる。更にモチモチ感も強いかなと思いました。 夏場は生地を安定させるのは難しいと思いますが、何度か通ってる方は逆にこの生地の変化も楽しんで欲しいなと思いました。 次は涼しくなる頃にでも機会を見て伺いたいと思います。 もっと来てるつもりでしたが、なんと3ヶ月ぶりの訪問でした。 相変わらず、平日でも人気の様で、テーブルもカウンターも複数のグループ客の利用でほぼ満席。食べログ上での評価も上がっているせいもあるのだと思いますが、初訪問っぽいお客さんも多い感じ。 そのせいもあるのか、スタッフも増えていて、忙しさが想像できます。 今回も前菜をいくつか頂いてから、ピザに移ります。 先日、マンダリンオリエンタルのピッツァバーに伺った事で、改めて、こちらの生地の旨味やモチモチ感による食べ応えを感じられ、真逆の方向性の生地だなと思いました。軽さが無いので、あまり一度に多くを頂ける感じはないですが、その分、どんな味わいの強いトッピングでも、それを支えてくれる力強さ、バランスが取れる感じもありますし、生地だけ頂いても充分に美味しい。 今回頂いたものは発酵したシラスやレモンの強さもあり、合わせるワインも難しそうではありますが、比較的、味わいの濃いものを出して頂き、面白いペアリングに。チーズ系のピザですが、ロゼや赤とかでもいけそうな雰囲気も感じました。 今回の訪問では、雨が降ったりもしていたので、電車、バス、タクシーを使っての訪問。バスは相変わらず混んでいるし、タクシー乗り場では北口も長い列が出来ていた。可能ならば、駅の外で別途捕まえるかアプリで呼ぶのがスムーズ。北口は免許センターから戻ってくるタクシーが多く、捕まえやすい様です。 今年に入ってから初訪問。 今回初めて横浜市街地の西区内からタクシーで直接伺ってみましたが所要時間は20分弱。意外と近いので、車で行けると楽ですね。 この日はウォークインも含めて、早い時間帯は結構混み合った様子。 平日昼でも予約されるのをオススメします。 13時半くらいになると平日は静かになるイメージですが、生地が売り切れる場合もあるので、やはり予約すべきでしょう。 日替わりのAMICIなど小皿でいくつか頂きながら、いつも通り自然派ワインを頂きます。 毎回、異なるものを頂けるのも嬉しいところ。 菊芋のフリットは素揚げにしただけとの事ですが風味や食感も良い。スープに添えられた石窯パンもピザの生地を使っていても味わいや食感も異なる感じ。どうやら焼き方が違うので、開店前に時間を掛けてたいているそう。 ピザはこの日は暖かくなってきた事もあり、普段よりも比較的ふっくらとした厚みのある出来。それでも意外と軽く頂けます。 トッピングはレギュラーのハンプティダンプティっぽい感じですが、ユーマーサイという聞き慣れない野菜を使ったもの。見た目はロメインレタスにも近いですが、焼くと独特の風味や香りが出てくるそう。 中国野菜らしい感じですが、どこかで味わったことのある様な感じで面白い。 今回はデザートはスキップしましたが、次回は楽しみたいと思います。暑くなる前にはまた訪れたいと思います。 今回も約2ヶ月ぶりの訪問でした。 この日は年内の最終営業日。早い時間帯は結構賑わっていた様です。 最終営業日ながら、いつもより惣菜の種類も多く、色々と相談しながら贅沢に頂きました。 それでも野菜を多く使ったメニューばかりなので、意外とペロッといけちゃいます。 ピザは鮪のオイル漬けを使ったもの。 元々、メニューにはソースやチーズの説明は無く、伺うとチーズのみの使用との事でしたが、トマトソースも合うかもという事だったので、少しだけトマトソースも使ったアレンジバージョンに。 トマトソースの甘酸っぱい感じとツナの旨みもよく合って、美味しく頂きました。のせてるフェンネルも自家製との事。ハーブが難しい時期だけに逆に良いですね。 食後酒は普段飲みませんが、オススメのAMAROがあるとの事で、アイスと合わせて頂きました。どちらも甘さ控えめなので、よく合いますし、飲んだあとにフワッと拡がるコーヒーの風味、香ばしさはなかなかのものでした。 年明けは7日から営業との事。今年もよく伺いましたが、来年も気軽に伺える内はまた伺いたいと思います。 春以降は相鉄線の都内からのアクセスが良くなるので、予約が今よりも取りづらくなると困りますが。 因みに店内はこの日まで木材を使ったT-PLASTERの展示も。年明けは以前のHectopascalらしい感じに戻すそうです。 約2ヶ月ぶりの訪問でした。 日差しがあると暑さは感じるものの、風は冷たく、二俣川駅から歩いて向かうのも良さそうな季節です。 今回は実際には北口からバスで向かいました。このルートが一番スムーズな気はします。南口からのバスとは逆側でお店の前から少し手前なのでちょっとだけ歩きます。タクシーで向かう際も南口はほぼ来ないので北口で乗るのが良いと思われます。 この日は秋らしい旬の素材も入っており、サツマイモや黒いちじくなども。 今回は今だけだしという事で、6種類のチーズと黒無花果を贅沢にのっけたピザ。無花果は良く熟して甘みの強いものですが、塩味のあるチーズや少し甘みのあるワインと合わせると、意外と無花果の甘さはほとんど感じず、チーズの風味も感じやすい。 店内は10月中はハロウィンっぽい飾り付けでしたが、また11月以降は異なる感じになる様で、ギャラリーとしての展示も続けていく様です。 1ヶ月限定で、内装のアレンジが少し変化。 秋らしい装いに変化しています。 来月はまた変化がある様で、既にミニカボチャなどが飾られていますが、ハロウィンらしさが増す様な感じになるかもとの事。今後もギャラリーっぽい使われ方が増えそうです。 ピザは今回は比較的シンプルなものを頂きました。 マストゥニコーラはソースを使わない事から、生地の火の入り方が少し他のピザとは異なる様で、食感や風味も違って感じられます。なんとなく生地だけ焼いた感じにも近いですが、同じ生地を使った窯焼パンとも生地に残る水分量が異なるせいか食感が全然変わるのは面白い。 1か月ぶりの訪問です。 今回もこれまでとは別の方法で向かってみます。 敢えて全行程をバスで。公共交通機関を使うなら相鉄線で二俣川まで行くのが一般的だと思いますが、今回は保土ヶ谷からバスで向かってみます。(横浜市市街地から保土ヶ谷のバスターミナルまでもバスでも行けますし、JRの横須賀線でも横浜から一駅。) バスは保土ヶ谷東口からヘクトパスカルの目の前の南本宿インター前まで乗り換えなしの直通。一律料金の220円です。時間帯や渋滞などの状況によりますが30分前後で到着。途中、横浜とは思えない、どこの田舎だろうという感じの景色が続きます。笑 ただ、そんなに混まないし、ずっと座っていけるので、相鉄を使ったり、二俣川からバスに乗り換えることを考えると意外と楽で、この経路を今後も使ってみようと思いました。 さてお店の方ですが、平日ランチでもほぼ満席が続いている様なので、相当遅い時間でない限り、以前の様に飛び込みは難しいと思います。予約して伺うのをオススメします。 メニューは前回とほとんど変わりませんが、日替わりのメニューは夏野菜を使ったものやメニューに載らないものも。 贅沢はカポナータっぽい冷製のトマト煮込み、生ハムメロン、ソーセージを頂いた後に自家製トマトソースのマルゲリータを頂きました。フレッシュながら濃厚のソースはチーズとも生地とも相性はよく、合わせたワインも単体では濃厚ですが、ピザの旨みと合わせると良い感じ。 春以降、配合は変えていますが、ピザの生地は明らかに以前よりも伸びが良く、成形したり窯に移す際の様子を見ていても柔らかさがよくわかります。 焼き立てを頂きますが、以前よりも水分量が多く感じられます。水分量は変わらないとの事でしたが、発酵時間や室温の影響を受けている様です。 少し時間が経つと以前の生地と風味や食感は似てくるので、生地の変化に気づいていない方は常連さんでも多そう。 何度も訪れていますが、今回、初体験がいくつか。 まずは初めてデザートを頂きました。桃のコンポートにミルクアイスをのせたもの。間にグラニテの層があり、食感も楽しい。甘さは控えめなので、さっぱりと。 更に食後に二階とテラスを見せて頂き、風車も間近で拝見。涼しくなったらテラスでワインを飲みながら過ごしてみたい雰囲気。アートな空間もちょっと異世界っぽくて楽しい。 また、機会をみて伺いたいと思います。 約2ヶ月ぶりの訪問。 梅雨が明けて、暑い日が続いており、駅から歩いて向かうのは困難。。タクシーも考えましたが、南口はなかなかタクシーが来ない様で、今回はバスを利用。昼時はバスも地元の高齢者で混んでいるので余裕を持った方が良さそう。 ピークの時間を避けて遅めの訪問。最近は平日も満席のことが多く、2階の利用も増えている感じ。週末の様にサービススタッフを頼んでいることも多い様子。 この日もカウンターの利用でしたが、初めて右端の窯の真正面の席に。窯は見えますが、実は生地を伸ばしたりする姿や窯の中まで伺うのは難しい席の様子。カウンターは真ん中辺りがベストのポジションかもしれません。 更に意外と窯の熱気がカウンターまで少し感じられるので冷房はかかっていても少し気温が高く感じられます。 メニューを見ると、少し変化があり、ハンプティダンプティが復活したり、新しくクルスキが加わったり。 相談しながら、ピザは辛くない唐辛子を使ったクルスキにして、久しぶりのブッラータ、日替わりのメニューからポテトサラダを頂きました。 ドリンクはまずオーストラリアのホップを使ったシードル。缶のものですが、やっぱりオーストラリアはシードルを造るのが上手い。 ピザを頂く前にある程度余裕を持っておきたいのですが、チーズもサラダもフレッシュで美味しい。しっかりとあるボリュームでも食べてしまいます。 目の前で生地を伸ばして具材を載せて窯に入れて焼き上げるのを眺めながら、ピザを待ちます。 出てきたピザを一口食べて直ぐに気づいたのは、以前よりも生地が軽く、表面はサクッとしながらも中は柔らかいというかフワッとした感じ。全体的にモチモチした感じが増しています。 夏場で暑いので発酵が進みやすいせいかと思いましたが、どうやら春から気温のせいなどもあり、生地がダレて伸ばして形にする前に穴が開いてしまうとの事で、粉の配合を変えたとの事。少しグルテンが多い粉を使ったり、色々と変えたい部分があり、調整は常にしている様子。以前より食べやすい生地になり、お腹にも少し軽い感じになったので、以前よりも食べられるかも。それでも適量は2人で一枚だと思いますが。 今回もデザートはあきらめましが、次回こそ何か頂こう。 真夏はなかなか伺うのは大変ですが。。 1ヶ月半ぶりに訪問。 比較的、涼しい日だったので歩いて向かおうか迷いましたが、相鉄線二俣川駅からバスで向かってみました。 横浜市内はバスは定額かと思っていましたが、相鉄バスは違うんですね。南本宿インター前で降りるとお店は目の前です。徒歩の半分くらいの時間で到着します。 結構、年配の方でバスは満員なので、バス利用でも余裕を持って伺うのが良さそう。一応、日中は12分おきに出ている様です。 認知度は上がっているとはいえ、平日ランチでもほぼ満席。グループ客含め、半数以上は初めての訪問の方が多い様で、食後に店内を見学されている方も多いです。 定番メニューは変わっていないので、手書きの本日のメニューからいくつか。。 タケノコのフリットは終わってしまったとのことで、パン入りサラダ、新玉ねぎのブルスケッタを頂き、ホワイトアスパラのピザに。ハンプティダンプティがしばらく売り切れになっているので、これが代わりになっているのでしょうか? 抑え気味に注文したつもりでしたが、やっぱりこの生地は素朴で家庭的な感じで、歯切れや口あたりは軽いもののお腹にはしっかりと溜まり、食べ応えがあります。一般的にピザ屋のものよりもサイズは小さいですが、重い生地だと思います。 2種類以上、食べたいなら、3名以上で伺うのがいいと思います。 この日もワインはグラスでおまかせで合わせて出してもらいました。個性的なワインも多いですが、それぞれ上手く合っていて、美味しく頂きました。 少し時間が出来たので、2週間ぶりにこちらへ。 今回は二俣川駅から前回とは別のルートで向かってみます。今回の方が坂は緩やかかなと思いましたが、最後はしっかりとした下り坂。途中の道も夜はつらそうかなと感じました。まだ風が冷たい内は多少日差しが強くても大丈夫ですがそろそろ歩いての訪問は辛くなりそうです。 前回はちゃんとお店の二階の風車の写真を撮り忘れましたが、反対側からのルートなら。ただ、改めて日本の電線の多さには呆れますね。 平日のランチはまだまだ波がありますが、この日は2回転の席もあり、ほぼ満席。飛び込み客やテイクアウトの客もいますが、予約はしてから伺った方が良さそうです。 実際、色々な方面で話題な様で、多くの方から行ってみたいとの話を聞きます。飲食業界の関係者も多いですが、普通に美味しいものが好きな方も。 因みに14時くらいまでの入店で大丈夫な様です。 休日前のせいもありますが、徐々にヨーロッパからの入荷の影響も出てきている様で、この日はブッラータは無し。他にも売り切れのメニューがチラホラ。 という事で、まずはシンプルにサラダをハーフサイズで。新鮮な野菜が美味しいです。 合わせて泡をグラスで。この日はたまたまシャンパンが開いていて少し豪華に。 前菜の選択肢が少ないという事で、揚げパンに生ハムをのせて頂きます。 何故か店内メニューは別々のオーダーになっていますが、どちらか頼むなら両方とも頼むのがマストだと思います。 店内で薄く切られた生ハムも、ピザ生地を使った揚げパンも単体でも美味しいし、ワインとも合うのですが、揚げパンにのせて、脂がとろけて来た感じで頂くと生ハムの風味も上がるし、揚げた生地の食感とも合わさってより美味しいです。 海外でもニョッコフリットを頂ける機会はなかなかありませんが、薄切りのプロシュートのこの感じもなかなか味わえないので嬉しい限り。この量でピザ一枚の半量くらいだそうです。 ピザを迷いながらオーダー。 オーダーしたのはンドゥイヤ。 辛みはそれほどでも無いし、乗ってる部分は少ないからとの事でしたが、直接舌には当たらないものの、一片頂くとそれなりに口の中に辛さは拡がります。トマトソースやチーズの味わいを堪能したい場合にははやっぱりマルゲリータのほうが良いかも。 ワインを合わせるなら、果実味や少し甘みがあり、渋みが強すぎないものの方が良いと思います。 サルシッチャも少しのってるし、お肉も少し食べたいという場合にはこの選択肢は良いと思いますが、生地も比較的しっかりと食べ応えはあるので、一枚頂いた後には、お腹はいっぱいに。 食後のコーヒーもエスプレッソにするか迷いましたが、冷たいものも出来るとの事で、アイスラテを頂いて終了。 次回はゆっくり伺って、デザートも頂けると良いなあと思います。笑 昨年、12月にオープンされてから、横浜でも都内でも話題のピッツェリア。 相鉄線の二俣川駅から、徒歩だと結構の距離もあるのに、話題なのは、その経歴や以前からのファンの存在もある様子。 オープン以来、実際に自分の知り合いでも既に伺っている人も何人かいるし、以前の都内のお店から知っていたり、横浜のイタリアン関係者でも話題になっていたりします。 二俣川駅からは徒歩で15分ほど、もっと掛かるかなと思いましたが、真夏でなければ、歩ける距離だと思います。まず、拘りのある外観、ちょっとウエスタンっぽい感じで屋根には風車も見られます。内観もかなり素敵な空間で、2階も気になります。次回は空いている時にでも、じっくり覗いてみたい。 今回はあらかじめ予約して平日、ランチでの訪問。場所柄、日によってバラツキはある様ですが、この日は近所の主婦層などでほぼ満席。予約無しでも入れる事はあるようですが、予約は入れた方が良さそう。特に週末は常に近所の方や都内からの客も含めて混んでいる様子。 メニューには前菜や肉料理、副菜、デザートなども載りますが、やっぱりピザが中心。 多くの種類が載りますが、まずは一枚、前菜の後に頼んでみました。比較的、調理時間が短いので、様子を見ながら頼めるのはピザの良いところ。 トマトソースのものと迷いましたが、国産レモンとアンチョビを使ったチーズピザを先ず頂きました。生地は風味がよく、サクッとした感じで、意外と食べ応えもあり、しっかりとした印象。よくある流行りのお店の柔らかい伸びのいい軽い生地とは明らかに異なり、その分、サイズ感も一回り小さい様に感じる。風味や色合いから全粒粉を使っているのかと想像しましたが、2割入れているとの事。ベースの小麦粉もグルテンが少ないものだそうで、その辺からもこの食感が出ていそう。以前に自宅で全粒粉を使ったピザを作ったりもしていましたが、その時の食感に近い生地だと思いました。 味わい的にはレモンの爽やかさ、苦味、アンチョビの塩味などもバランスよく、合わせて出して頂いたフレッシュな感じのオレンジワインともよく合いました。 ピザはやっぱり食べ応えがあるので、2枚目は諦めました。通常なら2人で1枚くらいの量が適量で前菜などを頼むのが良いと感じました。 複数の種類を頂くなら3名以上で伺うのが良いかなと思います。 ピザの前にはブッラータがメインの前菜がいくつかメニューに載っており、この日は日替わりのローストキャベツとサルサヴェルデを添えたもの、ピザの後にはポルケッタを頂きました。見た目的にはまあまあの量ですが、意外とペロリといけてしまいます。 全ての料理にイタリアの自然派ワインを合わせて出してもらい、料理ともよく合いました。ウォークインセラーが店内にあり、詳しい様であれば、中に入って自ら選んでもいいそうです。グラスで開いていないものでも、開けてくれるそうです。 また、最後にマキアートを頂きましたが、メニューには載っていませんが、大丈夫との事でした。 完全にお一人での営業をされていますが、10人くらいの客がいても、タイミングよく料理もドリンクも提供されていて、ピザが比較的、短時間に提供出来るとはいえ、安定感のあるサービスも心地よいものでした。 今後、人気が出過ぎて予約が取りづらくなる可能性は高いので、今のうちにまた色々頂きに伺いたいと思います。
2024/05訪問
14回
久しぶりの訪問、半年以上ぶりだし、夜の訪問は一年以上ぶりでした。 もっと伺わないとと思いながらも、人が増えてくると鎌倉に足をのばすモチベーション自体が無くなってしまいます。 先日、別のお店で偶然、こちらのシェフとお会いする機会もあったし、これも何かの縁と思いながらも、約1ヶ月が過ぎ。。少し時間が出来たので、ようやく伺えました。 店内に入ると、いつも通り、シェフとスーシェフのお二人が忙しく動きながらも迎えてくれます。 カウンターの奥にはゴエミヨのプレートが飾られているのも目に入ります。複数の席の準備が既に出来ていて、平日の夜も客が戻ってきているのが判ります。以前はもう少し遅い時間のスタートも可能でしたが、忙しくなってきている事もあり、最近は18時半までのスタートとなっている様で、ウォークインもほぼ断っているそうです。 これまでは、いつも秋から冬にかけての訪問だったので、この時期は初めて。 コース内容的には大きく変わりませんが、やっぱり初夏っぽい素材が多く使われていて、若干、これまでのフィエルテさんのイメージとも異なる感じも。 メインは贅沢にも、うずらを使ったもの。ワインも2種類出して頂き、贅沢な感じで仕上げて頂きました。ただこちらでは高級食材を使ったものより、旬の食材を使ったものの方が仕上がりのレベルは高いし、こちらのスタイルにも合っていると思います。程よくカジュアルさとモダンな感じを取り入れたバランス感覚は維持してほしい。 料理は全体的にどれも風味や食感が印象的な仕上げでしたし、特に花の部分をメインにした花ズッキーニの仕立ては見た目にもかなり印象的でした。 デザートは以前の様に旬の生のフルーツをその場でカットして仕上げていく感じではありませんでしたが、余裕がある時はまた復活させて欲しいなと思いました。その分、お茶菓子はまた少し手が込んだものになっていましたが。 ドリンクはいつもの感じでペアリングでお願いしましたが、ワインもこれまでのクラシックなイメージよりも少し自然派っぽいものも含めて使われていて、幅が拡がった様にも感じました。 まだまだ認知度は低いものの料理は鎌倉で一番だと相変わらず感じます。またタイミングを見て伺いたいと思います。 いんげん/アーモンド/胡桃 長崎県産 牡蠣/ディル 北海道産 ホワイトアスパラ 秋田県産 グリーンアスパラ/兵庫県産 蛍烏賊 三浦産 ズッキーニ 静岡県產 18日熟成 金目鯛 仏産 うずら ヒマラヤ岩塩/シチリア産 オリーブオイル 百花蜂蜜/レモン/クレームダンジュ お茶菓子 久しぶりにランチで訪問。 鎌倉は夏休み時期に比べると落ち着いているものの、やっぱり人は多く、こちらのお店の周辺も裏道で行き止まりに関わらず、何組ともすれ違います。 階段を上り入店すると、いつも通り、カウンターに案内されて、ペアリングもお願いしていたので、すぐにシャンパンが出てきます。 相変わらず、シェフとスタッフのコンビネーションが素晴らしく、どちらかが客対応をしていると、素早く、調理や他の対応もカバーに入っていて、さすがという感じ。 更にスタッフの元気くんは今年は35歳以下のシェフのコンクールRED U-35に挑戦していて、先ずは一次審査を通過。同じ神奈川からは三ツ境の膳薫の宮田さん、デュヴァンハッシシの山川さんなども残っており、皆さんどこまで残るか楽しみ。 その辺の話や他の最近のお店の話などもしながら、コースが進みます。今回、いつもより驚いたのがペアリングの精度が上がっている事。料理の口に残る質感が合わせるワインの酒質にどれもぴったり。 秋らしい素材も色々入ってきて、デザートまで楽しめました。 来年はゴエミヨも取りそう?という話もしながら、またゆっくり伺いたいと思いました。 鎌倉の夜は未だに静か。日が暮れると歩いている人はかなり疎です。 この日は特別にシャンパーニュから。 特別コースを頂いたので、前回のランチよりも贅沢に。 - 白胡麻/パースニップ/アーモンド - 愛知県産 8日熟成 鰤/仏産 キャビア - 小芝穴子/仏産 フォアグラ/独活 アミューズは3種類。 エクレアも前回とは異なるアレンジですが、穴子が美味しい。一般的な煮アナゴとは異なり、いい食感。独活もエグみなどは無く、美味しい。 - ロワール産 ホワイトアスパラ/雲丹/ツブ貝 アスパラの食感、火の入り具合が絶妙。 素材の組み合わせ、温度も難しいと思うが、雲丹やツブ貝も絶妙に調節していると感じられる。 - 岩手県 広田湾 牡蠣/ハーブ/自家製 カラスミ 自家製のカラスミを使った一皿。 片方は甘いアニスの香りがするパスティスを使っており、料理からも仄かに香りが。 食べ比べもさせて頂きましたが、単体だと難しい感じ。これを料理に仕上げて、ワインペアリングも良い感じに仕上げてくるのは、2人のセンスの良さだと思う。 - 千葉県産 黒鮑/仏産 モリーユ茸 かなり贅沢な一皿。 運ばれてきた瞬間から、強いキノコの香り。 その昔、小久江次郎さんのキノコのスープを頂いた際の衝撃を思い出しました。 鮑は柔らかいながらも旨みが素晴らしい。ソースは肝を使ったもの。更にトリュフの香りと泡はマッシュルームの香り、旨みも重なります。 - ブルターニュ産 オマールブルー/エストラゴン/根セロリ 贅沢なメニューが続きます。 ブルーオマールを使った一皿。中心はレアに仕上げられており、香ばしさもありながら、生の風味も味わえる。 セロリアックは最近はよくペーストではよく見かけますが、ブロック状で形を残しているのは初めて。こういう使い方も素材本来の味わいが判って面白い。 - 佐賀県産 28日熟成 キジハタ フィエルテならではの熟成魚。 絶妙な熟成具合。こちらも火の入れ方が皮目はしっかり、身はしっとりという感じで 上手い。 日本料理の焼き魚は本当に美味しいところはなかなか見当たらないが、フレンチだとこういうのは有りだと思います。 - 鹿児島県産 尾長鴨 藁焼きの風味が付けられた尾長鴨。 きちんと自ら熟成、処理されているそうです。 これもなかなか贅沢な素材。 コンフィも美味しい。 珍しいと思ったのは大きめのチューリップグラスでボルドーのワインを頂いた事。柔らかいワインですが、青さも有り、それをストレートに上げるのに良いと選ばれたとの事。自由な発想が面白い。 - 熊本県産 晩白柚/ヨーグルト - コロンビア産 カカオ/仏産 トリュフ/鎌倉産 キャラメル - お茶菓子 デザートも素材を活かした面白さ。 2月だからかチョコレートっぽい感じが強い。 トリュフは普通は冷たい量だと香りが立ちにくいが、これは運ばれてきた瞬間から、強い香りが上がっている。 自家製のキャラメルを鎌倉産と言い切ってしまう、お遊びも。 2019年にオープンしたフレンチレストラン。 鎌倉駅からも程近いですが、看板も出ていない細い路地を奥まで入っていくとモダンな造りの建物が並びます。 階段を上がると小さいながらも洗練された雰囲気の良い空間。 晴れた日はガラス張りの一角から光が入り明るい店内。線路を走る電車も間近に見えるので、鉄道好きにも良いかも。笑 シェフはフランスや銀座などでも修行した後に独立したされた様ですが、素材の組み合わせや盛り付けにもセンスが感じられ、早速、人気店となっている様子。 この日は比較的、落ち着いていた様ですが、飛び込みのお客さんもおられ、常に忙しそうでした。 まだコロナの影響はありそうですが、平日も昼はほぼ予約でいっぱい。夜が比較的、空いてるかもしれません。 料理はお店で体験された方が良いと思うので詳細は省略したいと思います。 ワインは基本的にフランスのもののみで比較的リーズナブルでクラシックなものをペアリングして頂けます。 ペアリングのセンスも評価できるものでした。
2023/05訪問
4回
京都に寄ったら自然派ワイン好きなら必ず立ち寄るべき場所のひとつとも言える聖地。 そんな場所にいつの間にかなっていますね。 趣きのある外観とセンスの良さ。 決して交通の便が良い場所ではありませんが、それがある意味、京都らしいし、拘りも感じます。 一歩、セラーのに入ると棚には多くの貴重なワインが並びます。また、多くの生産者のサインも見られ、インポーターや生産者の信頼も多く得ているのがわかります。 タイミング的に東日本大震災後の東北を応援し、3.11を忘れない為に造られたワインが入荷していました。ほとんどが一般向けでは無く飲食店向けに卸され、当日の19時に一斉解禁となるワインだけにこれも入手出来るのは貴重ですね。 他にも拘りの品が色々と。。 また、購入したものは宅急便での発送可能との事でした 伺ったのは平日の日中でしたが、他にも一般や飲食店、業者らしいお客さんも次々に訪れてるのを目にしました。
2020/03訪問
1回
鎌倉ならではの古い良さを感じる空間とモダンな料理、素晴らしい素材とサービスが融合
2019/06訪問
1回
ここでしか得られないものが、きっとある
2017/10訪問
1回
香港でグルメツアーしてきました。 こちらのお店は昨年春にオープンしたばかりですが、昨年末にミシュラン2つ星を獲得したという驚きのお店。 26階で良い季節にはテラスも解放して湾をより見降ろせる素晴らしいロケーションと空間。 料理は日本の食材も含めて、最高級のものも使用しながら、素材の良さをそのままにより感じられる様なモダンスタイル。一つ一つの料理のクオリティが非常に高いです。 ワインペアリングもあり、ワインと食事をより楽しめます。 外国人のサービスが多いので、若干、雑な部分もありますが、絶妙のバランスは維持していると感じました。 香港でも最新の今一番話題のお店の一つです。
2019/01訪問
1回
食べログ 中国料理 EAST 百名店 2023 選出店
大船、富士見町/中華料理、餃子、海鮮
数ヶ月ぶりの訪問です。 年末年始は恒例の上海蟹なども含む特別コースを提供されており、時季的なこともあり、連日、お忙しい様です。 久しぶりのディナーでの訪問でしたが、この日もほぼ満席に近い状況。家族で訪れている方も多い様でした。大船という場所柄、近隣に大企業の工場は多いですが、そういう客層は宴会を求めて価格重視なので、美味しいものを求めて年に何度か訪れる近所の方が多いのかもしれません。 とは言え、普段よりもかなりコースの値段も上がりますし、ペアリング込みだとかなり良い値段となり、普段はリーズナブルに感じていましたが、若干、気がひける値段となってしまいました。 ただ、最初からスッポンを贅沢に使ったスープはかなり美味しいし、紹興酒に漬けるだけとはいえ、上海蟹の雌の味わいは最高で、ここでコースを終わらせても良いと思える雰囲気で値段を超える満足度。ここまで美味しいと思える上海蟹は久しぶりでした。 なんとなく、高級食材を使った料理よりも、トータルとしては通常のランチコースの方が完成度も満足度は高いので、夜よりも昼に訪れる方が良いかなとは感じてしまいますが。 ペアリングは以前同様に紹興酒も使われますが、ワインは日本のワインを推していく感じに変更された様です。もう少し珍しいものが入ってくると、面白さも増すかなと感じますが、店主自ら、山梨県などを回って探されてきた様です。その為、味わい的にもペアリングの精度としても良い感じに仕上がっていると思いますが、もう少し濃厚なオレンジワインが入っても面白いかなとも感じます。 〆の蕎麦も以前よりかなり細くなって店主の腕も上がっている様です。充分、美味しいですが、もう一つ何かアレンジがあっても良いのかなとも思います。 次回は、もう少し落ち着いた時期にバランス感もいいランチで伺いたいと思います。 少し涼しくなって来た事もあり、約3ヶ月ぶりに今回はランチで伺いました。数日前に予約しての訪問です。 ちょうど狭間の時期なのか、なんとなく街は静か。どちらに伺っても三連休後は比較的、のんびりだという話を聞きます。 平日ランチだと、特に大船、増してや西口側は穴場です。 時間を若干ずらしての訪問で、カウンター席へ。 色々と店主さんとお話し出来るのも良いですね。 前回、ディナーで伺った際にもフカヒレ付きのコースを頂きましたが、なんとなくディナーではフカヒレは完全に蛇足、流れにも疑問を持ちましたし、特に高級食材を使わない方がしっくりくる感じがしたので、ランチもフカヒレが無くても良いかなと思いながらもフカヒレ付きのコースを選択。笑 実際にコース中盤でフカヒレ有りで良かったと実感しました。ランチだと品数が少ないせいもありますが、今回は比較的しっかりとした大きさで、肉厚。 繊維も太めでしっかりとしていて、スープの旨みに加えて、フカヒレ自体もかなり美味しい。使われているのは国産ものの尾びれだそうです。 更にメインは鳩の半身。 何故か最近、鳩を頂く機会が増えていますが、小ぶりながらも、身は柔らかく、皮はパリッと中華らしい仕上げで贅沢な感じ。 今回はバランスの良い内容で、堪能しました。 変に食材や雰囲気だけ高級感を出している中華料理店が東京周辺では増えているのに対して、少し力を抜いて、ブランドやステイタスではなく本当に美味しいものを求めてくる方に向けての姿勢は共感する部分も多い。 ワインもワインリストはある意味、有名なものを載せている感じもあるし、敢えて紹興酒はオススメしていないというのも納得できる。 グラスではなく、店主オススメでペアリングで頂くとメニューに載せていないものも多く、色々としっくりくる感じ。 年末年始の上海蟹のコースもまだ余裕がある様です。 タイミングを見てまた訪れたいと思います。 ちょうど3ヶ月を空けての訪問です。 前回はランチでの利用でしたが、今回はディナータイムに。 予めInstagramからのメッセージで予約していますが、滞在中にも何度か予約の電話がお店にかかっていました。 横浜や都内の人気店でもよく見られる光景ですが、特にお一人で営業されている人気店などは営業中は電話に出られない事が多いし、お店の事や、そのタイミングで訪れているであろう客の事を考えるなら、営業時間帯は避けたり、可能な限りネットからの予約を検討してほしい。 ディナーはランチよりも品数が増えたり、よりお酒に合うメニューが増えるとの事でしたが、個人的にはそれほど違う印象は受けなかった。 二時間半くらいかけて、店主さんともゆっくりと話しながら時間を過ごしましたが、もっとお摘みっぽい小皿料理を増やしても面白いかもと感じられた。 今回はベースは中華ですが、和の要素も感じられる内容。 一番最初に出てきたのは焼き枝豆。あまり中華では見られない鮎のコンフィに加えて、〆は手打ちの日本蕎麦であった。また、牛タンを使った青椒肉絲も面白い。 型にはまらない店主らしい自由な感じで組み立てている事もあるが、年齢層の高い客層に合わせている部分もあるかもしれない。 オープン当初はその出身店の名前の大きさからか、同様の料理を求めて訪れる客も多かったと思われるが、最近は平日は地元の本当に美味しいものを求めて訪れる客が多く、特に高級食材を求めている感じもなく、店主さんもより自由にやれている感じ。場所柄、隠れ家感もあり、より輪がかかった感じ。 ワインもペアリングをお願いしたが、メニューに載ってないものも多く、今回は最初から日本のスパークリング。 オレンジワインも美味しかったが、シャブリも典型的なものよりも柑橘っぽい雰囲気もあり、料理ともよくあった。こちらでは自分でドリンクを選ぶよりも、完全にお店に任せる方が面白い体験が出来ると思います。 また、タイミングを見て、お酒や料理を楽しみに訪れたいと思います。 本日のディナーコース 焼き枝豆 間八 和だれ鶏 餃子2個 鮎 青椒肉絲 お食事 田舎蕎麦 杏仁豆腐 蜜瓜 大船駅の繁華街とは反対側、観音像がそびえる側の通り沿いの二階に入る中華料理店。 オープン当初から存在は知っていましたが、ご主人が有名店出身という事もあり、あっという間に人気店に。その為、当時はかなり予約も取りづらい状況もあった様ですが、最近は昼夜、数組ずつと絞りながらも若干の余裕はある様です。 最近はほぼ行った事をステータスにする客層よりも、味を求めての地元の客も増えている様子。 オープン当初は専用アプリを作って、予約が出来たり、ポイント集めなども出来ましたが、客層が違ったりという事で、ほぼ使われていない様。 最近は混み具合もよくわからないし、予約はどう取るのかもよく解っていなかったし、完全予約制なのかどうかも判っていなかったので、ずっと行きそびれていましたが、1年以上経ってようやく伺うことが出来ました。 京都などの関西ではカウンターで頂ける和の要素も入ったり、多様なお酒と楽しめる町中華の発展系が人気ですが、東京や関東周辺ではまだまだ数少なく、クラシックな中華料理を出すところがほとんど。横浜周辺でもこれだけ中華料理店があるにも関わらず、そういうお店は皆無。都内ではサエキ飯店などもありますが、予約もなかなか取りづらいし、どこか気軽に行けそうで、静かに料理もワインなどのお酒も楽しめるところが近くに無いかなと思っていたところ、こちらを思い出しました。 駅からも直ぐですが喧騒を離れた感じで、更に二階という事もあり、知ってる人しか来ない感じは、店主も場所選びで敢えてこの場所を選んだ理由だそう。ネット予約をしてない事も含め、最近は客層のコントロールがうまく出来ていそうな感じ。 店内のモダンな雰囲気も含め、なかなか考えられている感じです。 この日はランチで訪れましたが、店主さんお一人で料理もサービスを回されていました。テーブル席も複数あり、スタート時間もバラバラなので、混む日は大変だろう。それでも比較的、仕上げの調理時間が短い料理が多いので、一人前からカウンター目の前のキッチンでテンポよく作られていきます。タイミングによっては、若干、時間がかかる場合もありそうですが、許容範囲だと思います。 ランチは通常のコースにフカヒレを追加したもの。 全体的にモダンな要素も加えながら、定番の料理もワインなどに合う様に仕上げている感じでセンスも良い。 ドリンクはペアリングをお願いしましたが、オレンジワインなどの自然派のものから、日本酒、定番の熟成した紹興酒まで幅広く頂けた。 夜は更に品数も増えるし、一見、中華料理っぽく無いアレンジされたものも増えるとの事。 気軽に伺える平日夜にでも、また伺いたいと感じた。 横浜周辺は特に地元民も観光客も保守的で、老舗や定番料理を求める傾向が強いが、こういう中華料理店が横浜周辺にも増えてくれる事を期待したい。
2023/12訪問
4回
炭火焼きx自然派ワイン
2023/08訪問
7回
京都で人気の高級洋食店。 最寄りは二条城前だと思いますが、烏丸御池や丸太町からも徒歩圏内だと思います。 今回はランチでの訪問です。数日前に予約しての訪問です。 特にコース設定は無く、アラカルトでのオーダーですが、12時にどの席も一斉スタート。 少し前にお店に着くと、何名かお店の前に。 入り口前のサインに灯りは灯っていないので、入って良いのか分かりづらい。お店は二階の様で、入り口を入って階段を勝手に上がって行くと、正面にカウンター席があり、オープンキッチンに何人も調理スタッフが。 この店の凄い点は、特にサービス専任の方はいない様で、皆さん、調理を熟しながら、カウンター越しで客席も見られていて、オーダーも取り、サービスもされている。揚げ物や焼き物の担当はある様だが、皆さん、狭いキッチン内を行ったり来たりで圧巻です。 アラカルトなので、前菜をいくつか頂き、メインにロースカツを頂きました。 前菜は一品ずつ、こちらの食べるスピードを見ながら、タイミングよく出してくれる。どれも比較的、クラシックな感じで、フレンチというよりは古き良き時代の高級洋食というスタイル。 メインはロースカツとはいえ、使っているのは牛肉。薄付きの衣にレアに仕上げた断面の赤が映えます。デミグラスソースは濃すぎず、バランス良い味わい。旨みや酸味の複雑な味わいが肉の美味しさを引き立てます。 ここ最近、この感じのビーフカツに飢えていたので、少し感動しました。 ドリンクはグラスでワインを、白赤一種類ずつですが、バランスの良いものを上手く選ばれている。白は酸味が前菜ともよく合うし、赤も優しい感じで、デミグラスとも肉ともよく合う。 食後には追加で、プリンとコーヒーを。 コーヒーはなんとなくエスプレッソベースのアメリカーノっぽい。プリンも固めで美味しく頂きました。
2023/12訪問
1回
広尾駅からも程近いEAT PLAY WORKSの裏辺り、商店街の通りから少し入った裏通りに出来た北欧系のパンを扱うお店。 オープン当初から気になっていましたが、最近はなかなか広尾辺りに伺う機会が無く、ようやく伺いました。 最近はグルメな方だけでは無く、海外などでも活躍した有名店のシェフなどもこちらのパンを絶賛されている様子で、更に伺う機会を楽しみにしていました。 場所的には判りづらいですが、地図通りに裏路を入っていくと直ぐに見つかると思います。 お店の周辺や店頭の雰囲気から海外っぽい感じで、コーヒーなどを飲みながら、ベンチでゆっくりしたいと思える感じ。 まだまだ認知度は比較的低いお店だと思いますが、スタッフは多い様で、二階からも賑やかな声が聞こえてきます。 ショーケースにはメインのサワードウのパンが並び、更にカウンター越しの棚には多くのパンが並べられています。 カントリースタイルのサワードウも気になりますが、配合を変えた更に濃い色合いのものもあり、そちらはハーフカットしたものも販売されているので、そちらを購入させて頂きました。 あとはチャバタを一つ。どちらも比較的大きいサイズで値段も高め。それでも海外で頂ける様なパンは日本ではまだまだ貴重なので、充分価値はあると思います。 今回は他にも用事があったので、一旦購入したものを取り置きしてもらい、閉店間際の16時前に受け取りに。 購入した際のスタッフはいませんでしたが、この辺のやり取りもスムーズで、丁寧な感じでした。 持ち帰って実際に頂いてみると、受け取ってすぐに風味が良いのは感じていましたが、適度な酸味に加えて、スターターにレーズンを使っているのか、レーズンの様な香りも感じられます。クラストはしっかり、パリッとしていて、食感のコントラストも良い感じ。 更にしっかりとトースターで焼くと甘みや風味も良くなります。そのままでも美味しいですが、サンドイッチとかにするとより美味しい気がします。 多分、柔らかく甘い食パンに慣れている大半の日本人にはウケないと思いますが、海外生活の経験のある方や外国人にはかなりウケると思いますし、ワインを伴う食事にもよく合うと思います。 実際に見ているとすれ違いでお店に入っていく客は場所柄もあると思いますが大半が外国人でした。 また近くに寄る際は時間を調整して伺いたいと思います。
2023/05訪問
1回
以前からSNSで気になっていたフランス料理店。 Instagramの投稿を見るだけでも、その肉の火入れや、多彩な料理の数々に圧倒されますが、実はさらに文章を読みこむとその思考やスタイルの独創性に感銘をうける。多分、内容的には賛否両論があると思いますが。。笑 名古屋から1時間くらい、瑞浪駅からも歩くと20分、タクシーでも5分くらいと決して便のいい場所ではなく、普通に郊外にあるカフェの様な外見。地元の人はただの街フレンチという風にしか認識していないと思われる。 小さなお店で、入り口を入ると右側に座敷の掘りごたつの席があり、印象的。 普通のテーブル席もパーティションで仕切られており、個室の様な造りで、落ち着いた雰囲気。 今回はランチでの訪問。あらかじめSNSでのメッセージでやりとりし予約して伺いました。 一般的な3000円前後のリーズナブルなコースもありますが、プレミアムコースやスペシャルコースを頂くのが本来のポテンシャルを体感できると思われる。食べたいものがあれば、あらかじめコースに入れて頂けるし、色々と調整はできるみたいだけれど、初訪問ということもあり、全てお任せという形にした。 ドリンクの詳細はあまりどこにも載っておらず、どういう感じなのか、訪問するまで多少、心配はしていたが、メニューを見るとワインペアリングもある様で、様子をみながらワインを合わせて出していただく様にお願いした。 料理の詳細は割愛するが、どの料理もまず運ばれてきた瞬間から香りがたっており、提供温度もそれぞれの料理の最適と思われるベストな状態で出されている。 一見、クラシックな雰囲気ではあるが、それぞれの素材のポテンシャルを引き出す調理法で、独自の考えや思いが詰まった料理たち。一緒に出される小さな自家製のパンは各皿の提供に合わせて異なる味わいの生地を焼きたてで提供される徹底ぶり。 先人のシェフたちへのリスペクトもありながら、現代の料理やお店に対しての苦言もあり、自身は料理は美味しければ良いという考えで、非常に独創性のある料理を作り上げている。実際にどの料理も美味しく、肉の火入れも一般的な情報や常識には囚われていない清々しさ。 お話を聞いているとシェフの話は止まらなくなる。コースの途中でもキッチンを離れて話し込むこともあるが、ちゃんとタイミングよく料理が出てくるのは流石というところか。 シェフはずっと地元である岐阜で修行しお店を出しており、有名店や海外の経験も無い。 地元の食材に偏って変なマーケティング、ブランディングをする飲食店も昨今は増えているが、本当に美味しい食材を地方の小さなお店でも使い、ベストの調理法で、面白いと思わせる料理に仕上げているのは素晴らしい。 フレンチが好きな方や飲食店関係者には少し遠い場所ではあるけれど、一度は訪れて見てもらいたいと感じる。