『令和元年』グルマンじゅんさんの日記

昭和58年・オテル・ド・クリヨンの厨房風景。

メッセージを送る

日記詳細

コース名は「北京ダッグ&絶品フカヒレの滋養コース」で
以下の料理に飲み放題を付けた物がコース内容です。
コース料金(¥11000)、飲み放題(¥2800)
プラスサービス料10%(¥1380)、消費税8%が
加算(¥1214)で支払い合計が¥16394でした。

以下はコース内容です。

・沁馥園オリジナル前菜盛り合わせ。

6品の冷前菜の盛り合わせで右から磯つぶ貝、上海式
花咲クラゲの葱香り和え、鮑の紹興酒煮、千者唐、
湯葉と香菜の和え物、自家製チャーシューの内容
ですが特に気にいったのが紹興酒香りを前面に
出した鮑の煮物と、パクチーが好きな事もあって
香菜と湯葉の和え物が印象的でした。他の物も無難
に美味でスターターとしては最適でした。


・気仙沼産吉切鮫尾びれの煮込み。

吉切鮫の尾びれの煮込みは、洋皿に煮込んだスープ
とともに豪快は程の量のフカヒレが入った煮込みは
迫力満点です。


・北京ダッグの創新寿司仕立て

先ずは焼き上がった北京ダッグを大皿に乗せてから
プレゼンテーションして、料理長が捌いて提供ですが
最初は意表をついて握り寿司スタイルです。御飯は
寿司飯ではないそう・・、一個は芽葱、もう一つは
キャビアを持ち回りで乗せてもらいました。米の飯と
北京ダッグは改めて思ったのが相性が良いと言うこと
です。尚、寿司スタイルは北京ダッグの皮の部分・・


・本日の鮮魚のお料理一品(豆鼓蒸し)

この日は鮮魚は「赤ハタ」でした。色々な野菜と豆鼓を
使って蒸した魚で、ぷりぷりした身は皮まで旨かった♬


・旬のお野菜のお料理一品

ベジタリアン的料理で、野菜は空心菜と中国料理らしく
押し豆腐を極力、油脂を少な目に使って炒めた料理で
いかにも健康になる感じ・・でした。

・北京ダッグのお肉と自家製XO醤の炒めの
 チャイナクレープ包み


先に解体し北京ダッグの肉の部分を(皮は寿司で使用)
各種野菜と共にXO醤で炒めた物をチャイナクレープ
で包んで頂く料理でした。クレープは小麦粉でしたが
これが米粉になったら、先日食べたベトナム料理の
蒸し春巻きみたいです。


・白菜と豆腐の北京ダッグ美肌スープ

内容はよく解らなかったですが漢方薬的滋養スープ
で薄い塩味で上品・・白菜と豆腐との相性が良い
です。これに、6品目で出た北京ダッグのお肉の
チャイナクレープ包みが一本出ました。これが〆の
炭水化物になる訳です。

・本日の料理長おすすめデザート

亀ゼリーと季節のフルーツですが、最初は亀がカフェ
に聞こえて色からして珈琲ゼリーかと思いきや漢方薬
に使う亀の甲羅の裏の成分を粉末にしたもののゼリー
だそうです。初めて食べる物だったので感想は次回に
書きたいと思います。


・ライチ紅茶

ライチ風味の半発酵茶で、色々食べた後には香りが
良くて、ポットサービスだったので3杯も頂きました。


これ等の料理に合わせた酒類は飲み放題だったので最初
は生ビール、白ワイン(シャルドネ)、赤ワイン(カル
フォルニアのピノノワール?)を頂きました。

このコース時間は3時間近くでしたが、お腹一杯には
なりましたが、すこぶる胃腸の具合が良いです・・・
食後感が良いと言うことです。コース名の滋養が図星
な料理内容でした。

サービスも年配のギャルソンが料理提供の席次を守り
オーソドックスな身のこなしで此方も好感があって
フォーマルな席にも向いている店でした。
ページの先頭へ