うりこさんのマイ★ベストレストラン 2009

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うりこの夢見るレストラン、恋するレストラン ~ 世界中のすべてのワインが好き♪

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うりこ 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2009年は私にとって「出会い」がキーワードの年でした。
お店との出会いはもちろん、人との出会い、仕事との出会い。
色々な出会いの中でたくさんの幸せをいただいた年でした。

ここに選んだ10軒も、それぞれに出会いの思い出があり、その思い出がレストランで出されるお皿の印象に加味されて記憶にインプットされている愛すべきお店たちです。
個人的なレストランの楽しみは、「食」そして「会話」、「ワイン」です。
「食」自体は語るレベルになく、このように10軒を選ばせていただくこと自体、「選んでいいの・・・?」くらいの初心者だと思っています。

が・・・会話があって、ワインがあって、お皿があって、お店の雰囲気があって・・・レストランには語るべき多くのポイントがあります。
舌に自信がない分、それ以外の観点に力点を置いてレストランを楽しんでおります。

2009年同様、2010年も食べることを大切なコミュニケーションツールとして楽しみたいと思います。
新しい年が素敵なお店との出会い、大好きなお店の新たな側面との出会いなど、たくさんの出会いに満ちた幸せな一年でありますように♪

マイ★ベストレストラン

1位

ロオジエ (銀座、新橋、内幸町 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2014/06訪問 2014/11/09

やはりここがNo1のサービスを誇る場所~銀座「ロオジエ」

(2014年6月)
リニューアルオープン初日にディナーにお邪魔したのは個室のお部屋。
本日はメインダイニングへディナー訪問。
抜群の安定度と心地よさを誇るサービスとともに、飲み頃となったボルドーワインとお皿を楽しみました。
お店の方に撮っていただきました写真をアップしますが、お皿のメモは残していません。いくつかのアミューズの後、キャビア、鴨のジュレとフォワグラ、オマールエビ・マッシュルーム・トリュフ、ジロール茸と味噌のソース・ルッコラとニョッキ等を楽しみました。

絶対に満足できる空間があるという幸せをかみしめつつ、また次回、少し肌寒さを感じる頃にお邪魔します。
誰と一緒でも心地よいサービスを楽しめるレストラン。
間違いがないお店を選ぶのなら、絶対にロオジエと私は答えます。

(2013.10)2013年10月25日ロオジエ再会の日
2年半という時間は、過ぎてみればあっという間。
もちろん色々なことがあったわけですが、過ぎてしまえば今、ここで笑顔で過ごしている。
当時思っていた自分にはなり切れず、まだまだ道の途中ではあるけれど、またこうしてここに、こうして来られたのも何かの縁なのかもしれません。

「このお店にふさわしい女性になりたい」

その思いを新たにしてまた明日からがんばりなさい、ということなのかしら(笑)。

ロオジエリニューアルオープンのこの日、階段を上がるのではなく、下りてお邪魔した先は、新しくなったプライベートルーム。
車で来る場合には、プライベートエントランスからの入場になるそうで、メインダイニングとは反対の場所に位置する個室は、階段を下りて右側に。

写真禁止となったことを知らずにとってしまった一枚は、個人ブログにひっそりと載せておきます。

ボトルでいただいたワインにそれぞれベストマッチしたお皿を上げるならば…
まずは、アミューズ。
すべてがお菓子のようにかわいらしい写真の一皿(個人ブログのみ)。
テーブルの上の清楚ないくつもの白い生花と一緒に眺めると、本当に心が和らぎます。
ルイナールのシャンパーニュのコクを楽しみつつ、大切にいただきました。

白トリュフがアクセントのリゾットには、コントラフォンのムルソーがぴったりマッチ。
その前の、キャビア、キクイモといった食材にも合わなくはなかったけれど、やはりきのこ類がないと何か物足りない気がするのはある程度の白ワインの宿命なのかしら…?などと思いつつ。

モメサンの99年クロ・ド・タールには、アマダイよりも和牛かしら?
アマダイ自体は、細工をしっかり、けれど、とてもシンプルにソースなしでいただくお皿。
その付け合せのカブの酸味が、ワインのまだフレッシュなところに合っていたものの…
シンプルな和牛のロースト香とワインのロースト香、加えて和牛のオイリーなテイストにピノのチャーミングさを合わせた時に生まれる複雑な甘やかさと爽やかさがぴったりだったように思います。

フロマージュ、小さなデセール、デセール、お茶菓子と続いた中での、一番は、フロマージュのアイスクリームの下に宝石のようなグレープフルーツ、マンゴーが敷き詰められていた1品。
ワインの最後を一口を飲み終えた後、しっかり気分を切り替えてからいただきました。

この日に訪れられたことに感謝。
そこに何か意味を持たせるとすれば、
これからも人とのご縁を大切に、仕事とのご縁を大切に、初心を忘れずに生きるということ。
それぞれのプロフェッショナルの道で生きる皆様とのかけがえのない時間に、そして生まれ変わったロオジエに…
ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(2011.3)
再会の日も、きっと最愛のお店~銀座『ロオジエ』
3月31日でひとまずお休みに入った最愛のレストラン、銀座「ロオジエ」。
一時休店を間近に控えた3月下旬、少しだけドレスアップしてディナータイムにお邪魔しました。
この場所で最後のディナー。
忘れたくない時間の始まりです。

華やいだディナータイムの始まりは、ほころび始めた桜色のシャンパーニュから。
いただいたのは、トリュフ尽くしの下記のお皿たち。
コース料理に多数アレンジを加えていただき、ありがとうございます。
(アミューズ・ブーシュ)

(ホワイトアスパラガスのサラダ、黒トリュフ風味)

(ホワイトアスパラガスのスープ、トリュフのロワイヤル)

(帆立貝のポワレ、黒トリュフ添え、ポテトのニョッキとオニオンのジュ、ジンジャー風味)

(ジビエのパイ包み、サルミソース)

(それについてきたサラダにはやっぱりトリュフが・・・)

(チーズ)

(りんごのコンポートと蕎麦風味のアイスクリーム←さすがにここからはトリュフなし、です♪)

(最後はジェラートのみチョイス・・・画像なし)

多数の常連客を抱えるロオジエにとって私はまだまだ日の浅い再訪客です。
このお店に似合う女性になってまた訪問したい。
そう思った感激の初訪問は多分まだ2~3年前のこと。
けれどそれ以降、私の中では一番再訪を重ねたのがこちらのお店です。
結局、お店に似合う女性にはまだまだ遠い私のままでしたが、その課題は再会の日以降に持越しです。
そんな客であるにもかかわらず、訪問するたびに優しく愛おしい時間を楽しませていただきました。

2013年秋、またどちらかの場所で再会できることが楽しみです。
もう少しお店に似合う私を目指しつつ、その日を待ちたいなと思っています。
ここは私にとって愛さずにはいられないお店。
最愛のレストランです。
だから再び会えるその日も、うかがうのなら最愛の人と。
そう心に決めているお店です。

(2011.1一時休止前最後のランチのため追記)愛さずにはいられない~銀座『ロオジエ』
気が付けば3月末はもうすぐそこ。
1月某日、最後のランチタイムを噛みしめに、再びロオジエを訪問しました。
ディナータイムはディナータイムなりの、ランチタイムはランチタイムなりの楽しみ方があって、その表情の豊かさがとても好きなロオジエ。
いろんな違いに加え、時間帯に応じたワインの楽しみ方がちゃんと用意されていること。
それがとても楽しい。
まだディナーの予定はありますが、ランチは恐らくこれが最後。
そんなこの日は、バイ・ザ・グラスでワインを楽しみました。
まずは、アミューズ、カリフラワーのムース・ウニのブラン。
ブラン・ド・ブランのシャンパーニュがまだ残る中、早めにオーダーしたのはドニ・モルテの白。
合わせたかったのは、ラパンのガランティーヌとリエット、ベルジュ風味、パンポワラーヌ添え。
しっかりした食感を楽しみながら、白ワインの(お昼にしては)しっかりした凝縮感を合わせて。

デュガの赤をオーダーし、お次は的鯛のポワレ、キノコとキャベツのピューレ、マトロートソース。
鯛⇒白、ではなくソースに合わせて赤を。
もちろん、お店にエスコートされながらの選択ですが…

デザートは、メレンゲとレモンクリームのタルト。

この日のオーダーは、一番皿数の少ないブルーのコース。
それなのに、ビックリするほど満腹感を感じたこの日。
最後のランチを噛みしめようとゆっくりゆっくり楽しんだからかしら。
ワインを堪能し過ぎたからかしら。
あ・・・人の分まで手を出してパンを4個(いやそれ以上?)いただいたから…ですね(^^;
そうだ!次回は写真も撮らなくちゃ!
幸せな笑顔が写真に収められるよう、次の訪問までの日々も充実した時間を過ごしたいな。
万全の体調と精神状況でうかがいたいお店。
ロオジエ、らぶ♪なのです。

(2010.6)
今回の訪問で心に残ったのは、やっぱりロオジエのサービスは素晴らしいな、ということ。
今までこちらのお店に通う私を見ていて下さったお店の方。
サービスに対する感性を把握して下さり、そのとおりにサービスができるお店の力量。
大切な方と過ごせる安心できる場所です。

(2010.5)
5月某日、初めての土曜日ディナーに訪問。
平日に比べると明らかにドレスアップした女性の多い店内。
そして、相変わらず男性比率の高いディナータイム。
年配に愛されるお店はとても素敵なお店だと信じている私ですが、この日の客層はまさに「素敵」の一言。

フォワグラ、乳飲仔羊に合わせてチョイスしたボトルワインは、2000年のサン・ジョセフ ヴィーニュ・ド・ロスピス(E.ギガル)。
落ち感も香りも楽しめそうなこちらのワイン、とりあえずコースに先駆けて抜栓いただきました。
なお、この日選んだコースメニューは以下の通り。
・アミューズ・ブーシュ
・鴨フォアグラのコンフィ リンゴとリュバーブのチャツネ
・ホワイトアスパラガスのスープとパセリのフラン
・帆立貝のヴァプール キャビア添え ポワローとからすみのクリーム
・乳飲み仔羊のロースト ガーリック風味のジュトランシェ
・フロマージュ
・イチゴのハンバーガー シナモンとレモンのクリーム ルバーブのシャーベット

この日予定されていた複数のイベントも無事終了し、追加で嬉しいニュースも飛び込んだこの日。
そんな一日の終わりに訪れたロオジエ。
この約2ヶ月、私にしてはとても頑張りました。
一区切りついて、ふと視界が広がったのがこの日。
そんな夜に花を添える素敵なプレゼントまでいただき、大好きなレストランの思い出がまた一つ増えました。
よく頑張った自分をちょっと誇らしく思う気分で眺める景色は…ずっとずっと見ていたいと思う、心に残る素敵な景色でした。

(2010.4)
こんなに足しげく通うのは自分の意志というよりも単なる巡りあわせ。
ご一緒する方からこちらのお店をリクエストされる幸運が加担するから。
大好きと想うほどに心地良くなっていくお店で、この日もとても幸せなランチタイムを過ごしました。

いただいたお料理は、アミューズ・ブーシュの後、
フォワグラと青森産シャモロックのテリーヌ、ヘーゼルナッツのオイルと春野菜を添えて
静岡産ニジマスのポワレ、カレー風味のレタスソース、スペッツル添え
ヴァニラと赤いフルーツのパルフェ、ヒナゲシの香り
デセール前に少しだけフロマージュも。

考えてみたら一番皿数の少ないブルーのコースをいただくのはこれが初めてです。
でも…以前もこちらでいただいたブラン・ド・ノワールのシャンパーニュ(2000年)とシャンボール・ミュジニィ・レ・クラ、それにグラスでオーストリーのグリューナー・フェルトリナーをいただきましたので、カロリー的にはブルーでも120%満腹、満足です。

次回予約はまた来月。
その日ちょっとしたことが見える予定だから。
人にとってはささいなこと。
でも私にとっては価値のあること。
その日、きっと私の手に。

(2010.3)
いつもながら、そのサービスには頭が下がりっぱなしのこちらのお店。
この日私が癒されたのは…
お店の方が覚えてくださった過去に受けた数々のサービス。
そして、素敵な言葉の贈り物。
それがこの日の私を復活させてくれました。
やはりここは愛さずにはいられないとても大切なお店です。

(2010.2)
お店に向かう私を見つけて「お待ちしていましたkey様」と声をかけていただくところから楽しみなロオジエタイムがSTART。
私の顔だけでなく、食の好み、これまでにいただいたワインやご案内いただいたテーブルなど。
お店の方が色々覚えて(控えて?)くださっているのは素直に嬉しい。
従業員の定着率がよろしいようで、初対面の顔が存在しないことも、「行き慣れた」と勘違いさせてくれて居心地が良いもの。

お邪魔すると心から温まる気がするのですが、それが私にとってのこちらのお店の価値です。
来るだけでリフレッシュ出来るなんて、ある意味お手軽?と思います。
私が愛さずにはいられないお店、分不相応な店であることは否めないけれど。

(2009.11)
よくグランメゾンはお昼と夜の顔が全く違うと言います。
グランメゾンのディナー自体ほとんど未経験の私ですが、この日はお皿の数を除いてはほとんどランチと差がないように見えました。
しいて違いを挙げるとすれば、スタッフの笑顔が昼より柔らかいこと。
自分でも「なんじゃ、それ???」の感想です。
単純に顔を覚えていてくださるお店の方が増えたためであって、昼と夜の違い、という理由ではないかもしれません。
この部分は、次回お昼と夜にあまり間をおかず訪問する機会があるので、その時に確認してみたいと思います。

(2009・8再訪)
ランチに再訪。
そして、サービス、ワイン、味の傾向がやっぱりとても大好きだと改めて実感。
評価を5に引き上げて、これからも大切なお店として愛していこうと思った訪問でした。
(今回の予約では、電話の応対で何度か不快な対応があったのですが、これからも大好きなお店であり続けて欲しいという気持ちから、思い切ってお店の方に伝えました。快く聞き入れていただいたように思っています。)

前回訪問時よりややワインに詳しくなった私の目から見ると、全般的なサービスはもちろんワインに関するサービスも本当に素敵。
例えばこの日のムルソーは、ホストテイスティング時にワインの温度を教えてくださいましたので、
「あと2度ほど下げて、徐々に適温まで温度を上げてほしい。1杯目は涼感を、2杯目は香りを立たせるように。」
などというオーダーも可能でした。

次は秋のディナーを予約済み。
特にディナーはなかなか気軽に誘えるお店ではありませんが、賛同してくださる方と2人ひっそり行ってまいります(^^)。
~オーダーしたお料理、ワインはブログにて詳細に記載しました。
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念願のロオジエ。
ディナーでお邪魔するには敷居が高くて、大人気の土曜ランチを3ヶ月前から予約して訪問しました。
誇り高き銀座のグランメゾン、その扉を開けると、そこには大人の女性だけに入国が許されたエレガントなお菓子の国がありました。

3つ星レストランとして数々のメディアに登場するロオジエ。
写真で見知った店内は、スタッフの皆様の心遣いによって、想像していたよりずっとずっとリラックスして過ごせる空間でした。
入店時には、迎えるスタッフ、メニューを配るスタッフ等々ダイニング内に溢れるスタッフの数に、ミーティングに紛れ込んでしまった(笑)かのような印象を受けてちょっと身構えてしまいましたが、間もなくそれぞれの持ち場について、堅苦しさは消えました。
お客様以上のスタッフの数で上質のサービスを維持しているんだなあ、と実感。

本日は9000円の真ん中のコースをオーダー。
アミューズブーシュ、前菜(鴨肉のタルタル、グリーンペッパーのアイスクリームとベルガモット風味のキャロットピューレ)、スープ(グリーンピースのスープ)、メイン(ホワイトアスパラガスのロワイヤル イカのクルスティーニと共に)の後には。。。。お菓子の洪水が!

プレデセールとして、ソルベ、クリームブリュレ、マカロン、ローズゼリー、焼き菓子等々が供され、続くメインデザートは苺のサヴァラン キルシュのアイスクリーム、その後プティフールとしてデザートワゴンに20種はあろうかというプティフールの数々。
もうお腹いっぱい!と言いつつ、ついついミニシュークリームとゆずのタルトをオーダー。

最後のデザートの打ち上げ花火のようなフィナーレは感動でしたが、心に残ったお皿は、メインのホワイトアスパラガスのロワイヤル。
格調を下げる言い方をしてしまえば、洋風茶碗蒸しに綺麗にそろえたアスパラが林立した一皿。
ですが、、、もちろん美しさと味の上品さはそんな言葉じゃ表現できないもの。
是非写真でこの美しさをご覧ください!

ついでに、メインデザートのすばらしい彩りも。(もちろん味もグッド)
デザートは全体的に甘さ控えめ。
パティスリーが別に10名近くいるそうですから、甘さでごまかさない繊細なデザートが作れるんだと思います。
お腹いっぱいのはずなのに、この美味しさ!ついつい進んでしまいました。

また、ワインの品揃えもさすが。
どれを選んでもハズレがないのはもちろん、赤ワインを綺麗に開いてくださったサービスも見事でした。

このお店で颯爽とサービスを受けられる、そんな素敵な女性になってディナーにお邪魔したい。
心からそう思いました。

  • アミューズ・ブーシュ
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

2位

カーザ ヴィニタリア (麻布十番、赤羽橋、白金高輪 / イタリアン、パスタ、ワインバー)

10回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999

2025/06訪問 2025/06/08

何度来ても大好きなお店~Casa Vinitalia

もう何度目かの訪問か数えることもできないほど。
本日は、主催する働く女性同士のお食事会にて利用。
私を含め、このお店を愛する方がたくさんいるので、お誕生日の時などにはこちらを選ぶと大変喜ばれます。
そんなこの日は5人でアラカルト。
お皿に合わせて適宜オーダーを調整いただき例えば2.5人前にしていただいたり、2人前にしていただいたり。
やや控えめ(?)に飲んだワインとともに合わせたのは以下のお皿たち。

トリ貝とジロール茸、枝豆のピューレに青のりを添えて
とうもろこしの冷製スープ、サマートリュフのアイスクリーム添え
イカ墨のラグーとアオリイカのソテー
本日のお肉のチョイスは、鴨とラム、それぞれを一皿に乗せて
これにチーズプレートを(写真は割愛)

いつまでも大切にしていきたい素敵なお店。
この季節は開け放った窓からそよぐ風も気持ちよく、夕刻から夜への時間の移り変わりを心地よく堪能しました。
本日もありがとうございました。
新年最初の訪問はこちら最愛のお店、Casa Vinitalia。
本日は主催する働く女性同士のお食事会にての利用です。
グラスで泡を楽しんだ後は、ボトルの白、最後に赤をグラスでという多彩なワインに合わせたのはこちらのお皿たち。
ブルネロを最後にいただくために、お肉はワイン基準で選びました。

クルマエビのフリット
菜の花のズッパ
そば粉のパスタ
白子のリゾット黒トリュフ添え
イノシシのロースト
最後はチーズ

いつ行っても、落ち着いて楽しめることが約束されている、私にとって安全な大好きな場所です。
本年もよろしくお願いいたします。
今回いつもよりややお会計が控えめなのは、一人当たりのワインの本数がいつもより少なかったから。居心地の良さや楽しさや美味しさ。あ~外食ってこれが楽しいんだよな、と思う要素はいつもと同じ、またはそれ以上に一杯!
本日いただいたのものは以下の通り。
全てアラカルトで。
栗とポルチーニと鶏白レバーのグリル
馬もも肉のタルタル仕立て
サンマの天日焼きとキノコのタヤリン
エゾ鹿のバラ肉の香草グリル
仔牛牛すね肉とキノコのクリーム煮込み・ポレンタ添え

最愛の場所、年始に戻るつもりです
この日はお祝いの席で利用。
アラカルトでPiemonteのネッビオーロのボトルとともに以下のお皿を堪能。
何度来ても戻りたい場所。
最愛のイタリアンであり、最愛のレストラン。
ボタンエビと柑橘の一皿
花ズッキーニのフリットにトマトのシャーベット
仔牛、白ワイン、バター、トマトのラグーパスタ
ヤングコーンとサマートリュフのリゾット
牛ホホ肉赤ワイン煮込み
ダークチェリーの焼きココット

今夏のPiemonte旅行の予習ワインとともに素敵な夜を過ごしました
この日主催するWWN(Working Women's Network:働く女性同士のお食事会)で訪れたのは、私の最愛レストランのCasa Vinitalia。
WWNにもファンが多く、いつ行ってもまた行きたくなる。
そんな場所です。

本日いただいたのは以下のお皿たち。
メニューから皆で1~2品ずつ選んで、シェア。
空間やサービスが居心地がいいのはもちろんで、使い方がとてもフレキシブルなところも大好きな場所です。
そして、ワイン好きの私にとってはこちらのワインリストがとても魅力的。
何度通ってもきっと飽きない、私にとってここはそういう場所。
本日いただいたのは以下の品々。
菜の花のソテーと白エビのフリット、羊のチーズ
うさぎのインサラータ
カニのリゾット
ラザニア
蝦夷鹿の赤ワインと胡椒のステーキ
羊のカスレっぽいお皿
それぞれのお皿に多様なワインを合わせて楽しみました!

かれこれもう10年以上、WWN(Working Women's Network:働く女性同士のお食事会)を開催していますが、この会でもプライベートでも利用させていただいているお店で流れる大好きな時間。
いつもありがとうございます。
もう何度目の訪問かは、数えることもできなくなってしまったほど
嬉しいことがあった時、大切な友人と語り合いたいとき
時には、ビジネスの関係とはもはや言えないほどに強いトラストで結ばれた仕事の同志とのお食事会に
色々なシチュエーションで楽しませていただいているのがこちらのお店
この日は女子会にて
コロナ後、本当に久々の再会
アラカルトで気になるお皿を全部選んで、4人でシェアしつつ楽しませていただきました
いただいたのは以下のお皿たち
スタートは、カデルボスコのフランチャコルタで
バーニャカウダ~コースではなくても、ここからスタートしたくなる定番の一品
白子の天火焼きココット仕立て
オレキエッテ マテ貝とブロッコリーのプーリア風
栗とロビオラ・ディ・カプラのリゾット 秋トリュフ添え
骨付き子羊ロースの香草ニンニクグリル
蝦夷鹿のロースト、ソースはポワブラード
チーズの全種類盛り合わせ

ワインは全部で3種類のボトルに、最後はグラスでロゼを追加
4人で約3.5本、ヴィニタリアらしく、楽しませていただきました

大っぴらに声に出さずとも、とても幸せな気持ちを堪能したい日がある
そんな日に頭に真っ先に浮かぶのが、私にとってのカーザ ヴィニタリア
これからも、たくさんの幸せを感じながら、たくさんの訪問を重ねられたら、と思っています。
本日もありがとうございました。
本日で何回目かのほうもんかわかりませんが、写真をいくつかとったので追加。
時が流れても、このお店に近づくたびに、これから始まる素敵なレストランタイムにワクワクさせてもらえるお店。
過去これまでにこちらで過ごした数々の素敵な時間という思い出の上に、今日の日が成り立っているから、時代は変わり、どんなに時が流れてもきっと通い続けたいと思うお店だと思っています。

本日も素晴らしいお皿、素晴らしいワイン、そして友との最高にリラックスした時間を過ごせました。
いつもいつもありがとうございます。
何度目の再訪かわからないけれど、間違いないワインがあり、間違いないお皿があり、何よりもその空気の中で自分がリラックスできることが約束されているレストラン。
こちらのお店は、私にとってそういうお店。
誰をお連れしても満足していただける空間の上質感。
その中で、もてなす自分がリラックスできていることはホストとしてとても大切なことだと思うから。

珍しく数点写真を撮ったので、追加。
6名までという制約はあるものの、完全ビジネスユースでも、プライベートユースでもこのプライスで、この満足感。
最も大好きなレストランは?と聞かれたら、私はこちらを答えます。
見た目も味も素晴らしい
そんな、お料理が心に沿う
カジュアル価格からハイクラスまでのイタリア全土のワインが揃うことも心に沿う
柔らかで温かいサービスも
特に中庭に面した席のオーラも

これらすべてが個々に、また混ざり合って私を魅了してやまないレストランが、ここ、カーザ・ヴィニタリア
去年も今年も夏の旅行先はイタリア
もしかすると私をイタリアに傾倒させたのもこのお店かしら?と時々思う
全土のバラエティに富んだワイン、それを素晴らしく良い状態で飲ませていただけるから、毎回の出会いがとても楽しく、あのワインリストに会いに行く、そんなワインラバーのためのお店なのかもしれません

カジュアルな価格帯のワインも豊富に取り揃えているこちらのお店ですが、本日はいつもより少しだけハイクラスのワインを合わせつつ、いつものコース

バーニャカウダーの写真は割愛して
まずは前菜に選んだサマートリュフとトウモロコシの冷たいスープ、真ん中に乗っているのはミルクのジェラート

ソーセージ、そら豆、ペコリーノのストラッチ

牛ハラミ

差し替えチーズ

私の周囲にいるたくさんのワインラバーの友人たち
許されるなら、その一人一人の方とこちらを訪問し、ゆっくりとワインを通じて友好を温めたいと思っている大好きなお店です
本日もありがとうございました。

(2015.9) ※本当は2015年中に更新したかったのですが…大好きなお店!!
タイトルに込めた感情通りです!
お料理の写真をいくつか追加いたします。
9月のとある日のディナータイムにいただいたお皿たちです。

カルパッチョ
蠣と野草のリゾット
牛ほほワイン煮込み
ジェラート

やっぱり今年も、私の中でNo1イタリアンはこちら
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

(2015.6)この日も心からの満足で~麻布十番「カーザ・ヴィニタリア」

私の中で最も大好きなイタリアン
ワインリストも
お店の雰囲気も
もちろんお皿の数々も
一つ一つの要素を挙げたらきりがないけれど、とにかく総合的に満足感を味わわせてくれる
私の中でNo 1イタリアン

この日もコースでオーダーし、以下の品々を楽しみました
熟成したネッビオーロと共に

バーニャカウダー
プラターチーズとトマト
牛のピーチ
牛ほほ肉赤ワイン煮込み
ティラミス

次回は女子会でお邪魔します。
本日もありがとうございました。

(2013.6)意識せずに定期的に~麻布十番「カーザ・ヴィニタリア」
6月の日曜日、大好きなランチとディナーのちょうど真ん中の時間に再訪。
結局この日もコースをオーダー。
いろいろ楽しめて、すべて込々の7500円は、やっぱりお得だと思います。

1階のワインショップがいつの間にか、和食レストランに変化していたこの日。
少し空間の自由度を奪われた気がしたのですが、2階には全く影響なし。
中庭を見ながら、ゆっくりとワインを堪能しました。

この日写真に収めたのは、以下の2品。
フルーツトマトとモッツアレラ

ソラマメのリゾット

相変わらず、イタリアンなのに繊細そうなお皿が魅力的。

意識せずに定期的に訪問を繰り返しているこちらのお店。
自然に再訪したくなる。
そんな数少ないお店の一つです。


(2013.4)
お店のレイアウトが変わり、お店のスタッフが変わり…
それでもなお、移りゆく魅力が私を魅了し続けるこちら、「カーザ・ヴィニタリア」。
多くの訪問の全てがジャストフィットなわけではなくても、連続して「あれ?」と思わせることは決してなかったこれまでの訪問。
多分それがリピートの最大の理由。
これまで何度通ったかしら。

この日は、大好きな日曜日のおやつ時間の訪問で。
新生ヴィニタリアの訪問の中で、一番心地よかったこの日いただいたのは、いつものコースにお勧めのサンジョヴェーゼのボトルワイン。
そんなこの日の一品はこれ。

次回は、初夏の訪問です。
大切にしたいお店があるって幸せなこと。
この日も満足と満腹を味わいました。


(2012.3)
女子会利用が多いこちらのお店。
この日は珍しく共学?使用。
ソファ時代の雰囲気も大好きだった半個室がテーブル席に生まれ変わってから、これが初めての個室使用。
共学使用にはテーブルのほうが気が楽かもしれませんね。

こちらのお店で重ねた記憶は、もう数えられないほど。
ワインバー利用、お食事利用を織り交ぜつつ、2人から6人まで様々な人数でお邪魔しました。
広くなって以来、確かにお店の雰囲気は変わったけれど…
いつ訪れても会話が弾む嬉しいお店。
それが私にとってのヴィニタリア。

この日いただいたのはコースメニュー。
そのうち2つだけを紹介すると以下の通り。

光量不足なので、暗くてごめんなさい・・・
カプレーゼ

蒸しアナゴと山菜のリゾット

行きつけのお店なんて言えるほどの客でもないし、「ここなら間違いない!」と人様に断言できるほどの舌もないけれど・・・。
それでも断言できることがあって、それは、こちらのお店で重ねた記憶のすべてが心地良いものであったということ。

心の中に去来した様々な記憶とともに、この日もまた嬉しい思い出を重ねました。

(2011.9)※写真の追加はなし。
こちらのお店に通ったのは、かれこれ何回目でしょう。
9月の、とある平日、急なお呼び出し。
時刻は21時頃。
こちら都合で決めさせていただいたお店は、ここ「ヴィニタリア」。
以前より広くなったお店の当日予約席に滑り込んで、ひと時、懐かしい方との時間を楽しませていただきました。

こちらのお店で会話が弾まなかった記憶はないけれど、それはやっぱりこの日も同じ。
仕事の疲れも吹き飛ぶほどに弾んだ会話を例えると、エネルギーの交換会でリフレッシュ、といった感じでしょうか。
こちらのお店の内装、照明、ワインリスト、お皿の感覚…これらがきっと、とても心地いい空気を作るから、いつでも私はここで楽しいひと時が過ごせるのではないかしら。
変わってしまったサーヴィスが完全フィットしていない割に(すいません…)、なぜか変わらず自然体で会話が弾む、私にとって不思議なお店。
とりあえず、間違いなく私のTOP5に入るイタリアン。
大好きなお店です。

当時、尽きぬほど語った話。
今の生活に何一つ結びついているものはないような気がするけれど…
昔から互いが持っていたパワーや情熱はお互い今も変わらぬまま。
歩いている道は違うけれど、意外と近くを歩いているのかな…?
そんな風に感じたひとときは、懐かしくも、とても新しい時間でした。

(2011.4)
アロマフレスカが抜けて新しく生まれ変わった「カーザ・ヴィニタリア」。
何が変わったのか、何が変わらなかったのか…
そこらへんを知りたくて、4月のとある日曜日、大好きな14時半スタートでお邪魔してまいりました。
久しぶりの口コミ更新です。

私の中で好きなイタリアンをあげるとすれば、間違いなく名前があがる「カーザ・ヴィニタリア」。
初夏の天気が気持ち良かったこの日は、オープンエアになった空間でお食事を楽しみました。

この日選んだのは、サービス料、税金込み7,500円のコース。
一部追加料金のかかるお皿もありますが、私の選んだお皿はすべてコース料金内です。

私史上一番のバーニャ・カウダー。
生野菜でここまでガッツリ感を感じさせてくれるお皿は他のお店では未体験。
毎回とても嬉しくいただいています。

前菜に選んだのは、やりいかの丸焼きに香草、グレープフルーツ、トマト、ケッカ等を添えたもの。
軟骨は処理済みですが、内臓もイカ墨もそのまま残して若干ワイルドに仕上げたお皿。

焼き筍とリコッタチーズのニョッキ。
柔らかく濃厚な味わいには、香りに少し甘いニュアンスを残したピノグリを合わせます。

メインは牛肉のほほ肉の赤ワイン煮込み。

ポモドーロは30g。(写真略)

デザートは、ソルベの盛り合わせ。

フレンチに近いイタリアン、あるいは懐石に近いイタリアンもありますが、私にとって心地いいイタリアンはこんな感じ。
カジュアル過ぎず、ちょっと澄ましているんだけど、でも、やっぱりイタリアンの力強さもあって…というさじ加減が好き。

でも一番好きなのはこちらのお店で過ごす時間の居心地です。
それを言葉ではっきりと説明することは難しいのですが…気が付けば3時間超の盛り上がり、という経験を何度もしていることが何よりの証明。

いつかやってみたいのが、ぶらりお一人様訪問。
少し遅い時間、又は今日のように日曜の14時半~。
一人でも大勢でも心地良い時間が待っているような予感がするのです。

(2010.2)カーザ・ヴィニタリアに再訪。
前回、私だけでなくご一緒した皆様の評判も非常に良かったお店。
相変わらずお料理の出てくるタイミングはゆったりペースでしたが、ある意味それもこちらのお店の良さだと割り切って、この日は早い時間から訪問。
おかげで、とてもゆったりと、心地よいお食事を楽しめました。

今回のお皿も前回同様すべてレベルが高く、この場所で6500円(サービス料10%、コベルト500円別)というお値段を考えると十二分に満足♪
滞在時間も(なんと)4時間半に及びましたので、お店を存分に堪能した!という感じ。
1階のワインショップで売られているワインが2倍以下のお値段で味わえることもあり、お料理だけでなくワインのCPも非常に高いのが嬉しい。
赤ワインの品揃えが妙にトスカーナ州に偏っていることを除けば、そのリストの充実ぶりもワインショップ併設のお店ならでは。

6人でお邪魔して、4本ワインを開け、お値段は一人12000円くらい。
帰りにワインを2本お買い上げし、大満足で帰宅しました。
今回の訪問で食べログの評価を、暫定の4.5点から5点満点に格上げしました!

今回いただいたお皿は以下の通り。
(先付け??:ご存知 野菜のバーニャカウダー)
(前菜:車えびのカルパッチョ 海老の頭のせんべい風も美味しい!)
(パスタ:完熟トマト、リコッタ、サラータ、バジリコのキタッラ)
(メイン:もち豚のローストと付け合せは赤ナスのココット イタリアンでありながら(?)メインの風格十分。火入れが上手なんですね。)
(簡単なパスタ:チーズのパスタ、チーズの種類は失念 最後まで美味が続いて嬉しい!)
(デザート:ジェラートの盛り合わせ ラムレーズン、バニラ、かんきつ類のソルベ)
(プチフールはいつもの通り見ただけ・・・)

特に心に残ったのは、簡単なパスタ。
こちらは30gの一番小さなものですが、細いパスタにチーズがよく絡んで、まるでフロマージュ感覚でいただくことができました。

なお、選んだワインは以下の通り。
ある意味シャンパーニュよりシャンパーニュらしいフランチャコルタ。
ミネラル感が魚介類にピッタリ合ったグレコ・ディ・トゥーフォ。
果実味あふれる南の赤。ほのかに甘みすら感じます。
微発泡の赤いスパークリング。リスト外から登場です。一度は飲んでみたったランブルスコ。

再訪したいお店、初訪問したいお店・・・色々増えていく今日この頃ですが、大切なお店の一つとして永くお付き合いしたいな、と思いました。

(以下2009年2月)
2ヶ月前から予約をし、キャパ6人の半個室を確保。
完全個室ではありませんし、入口付近は、スタッフ、お客様含めかなり人が往来するので隔離感はまったくありません。
しかし、ソファ席を含む6人スペースは追加料金なしで利用できる居心地のよいスペースです。

本日は、コース料理6500円(コベルト500円別、内税)をチョイス。
2種のソースでいただくバーニャカウダー、前菜、パスタ、メイン、口直しのパスタ、デザート、パン、コーヒーと続くコースは、食べ盛り対応(?)のしっかりボリュームのある内容。
締めのデザートも、どか〜んとめいっぱい1人前出てきます。
パンも数種類、それぞれにおいしいのでついつい完食しちゃう。
食後の満腹感は只者ではない。

今回最も心に残った一品は、前菜でいただいた桜肉のタルタルに香味野菜をたっぷり添えた1品。
桜肉の臭みなど微塵も感じさせず、まるでまろやかなトロのような仕上がり。
とても新鮮なお味。
香味野菜とあわせていただく桜肉は、いかにも体によさそう。
タルタルの味が勝つわけでもなく、混然一体の素敵な味のハーモニーを楽しみました。

特筆すべきは、最高のコストパフォーマンス。
イタリアの地場ぶどうを使ったワインを中心に4本いただいて一人1万円ちょい。
ワインリストもかなりの品揃えで、チョイスするのも楽しいイベント。
お手ごろ価額のワインも多数あり、うれしい限り。

ただし、、、コースの最初から最後まで急いでいただいてもたっぷり4時間。
キッチンのキャパの問題が大きいようです。
予想はしていたものの予想を上回る長居になりました。
次回お邪魔するときは、開始時間を早めよう!と決意。
多分そのうちまたお邪魔します。

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3位

横濱元町 霧笛楼 (元町・中華街、石川町、日本大通り / フレンチ、カレー、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999

2012/06訪問 2012/07/19

かけがえのないお店なのです~元町『霧笛楼』

(2012.6)
6月のある休日のディナータイム。
元町まで足を延ばしたくなったのは、そこに霧笛楼があるから。
こちらのお店のディナータイムは、なんとも嬉しい17時スタート。
これなら、夜の早い母とでもいっしょにうかがえます。

ということで、本日は母と二人ディナー。
いただいたのは、以下のお皿。
それぞれにワインを合わせて計4杯。
大好きなお店でくつろぎの時間を楽しみました。
突き出しはつぶ貝の一口パイ

そしていつもの、辛味大根のブランマンジェ(写真は略)

ロブスターのポワレ

牛すね肉のコンソメスープと乳のみ仔牛の牛タン網焼き

すずきのソテーとうもろこしのリゾット添え

地鶏もも肉のコンフィ

びわのコンポートとその種のエッセンスのアイスクリーム

これからもここは私の大好きなお店。
横浜にある沢山の思い出と共に存在するお店。
母が元気なうちは、母と沢山お邪魔します。
そうやってまた新しい想い出が出来て、ますますかけがえのない場所となっていく予感がします。

(2011.5)私にとって神奈川代表のフレンチ
私にとって神奈川NO1フレンチの霧笛楼。
特に年配の方とご一緒するには間違いのないお店だと感じています。
そんなお店のランチタイムに再訪したのは母の日のこと。
「もうカーネーションはいらないからね」というさり気ない(?)その他の物品の要求に応える形でこちらのお店を訪ねました。

この日選んだのは、3500円のコース。
お皿数はいただけないわ、という母に合わせての選択です。

グラスシャンパーニュをいただきながらいつもの一皿目。
小エビのタルタル、ホワイトアスパラガスのブランマンジェ。

マコンの白をグラスオーダーし、お次はスズキの網焼き、うどと春キャベツを添えてプロヴァンス風に仕上げた一皿。
岩のりと貝類のソースがとても爽やかです。

横浜ならではの、はまポークのローストは、黒こしょうソース、ジャガイモのガレットを合わせていただきます。
可愛らしいポーションが、デザート腹を残したい母の胃にちょうど嬉しいサイズなのです。

デセールは、パイナップル、ヨーグルトのババロア、清見オレンジに乗せたのはグランマニエゼリー。

母のお皿には「祝・母の日」と書かれているところがお店の優しさです。
…あれ???でも母と一緒に行きます、とは言ってなかったような気が。
お店の方のさり気ない気配り。
素敵です☆
やっぱり私の中で横浜No1フレンチのこちら。
またうかがいますね。

(2010.5)
私にとってこちらは、特に年配の方とご一緒する時に間違いのないお店。
いつかはディナーに、と思うものの、横浜という場所でありながらLOの早いこちらのお店。
同行者選びが難しく、まだランチ利用の経験しかありません。
この日もやっぱりランチ。
半年ぶりくらいの訪問となりました。

いただいたお皿は次の通り。
(海老のタルタル、辛味大根の軽いムースとそのピューレ、青ゆずの風味。もはや定番かと思いますが、定番が定番としてちゃんとそこにあることが安心感になってしまっている私は…完全な霧笛楼フリークだと思います。)

(富士山嶺の湧き水で育ったマスの自家製フュメ、ガレット仕立て、数種の夏野菜と帆立貝のサッと網焼きと共に)

(スズキのソテー、とうもろこしのリゾット、ほのかなトリュフの香り~5,000円でしっかりお魚もお肉も味わえるのは、横浜価格と言うことなのでしょうか。)

(地元はまぽーくのベーコン巻き、茄子のコンフィとそのディップ風)

(びわのフレッシュコンポートとその種の香りのグラス、ライチのババロアとアメリカンチェリーの赤ワイン煮。今日のデザートは重層構造じゃなく、とてもシンプル。この感じはこちらでは初めてかもしれません。)

1年に1~2度は訪問していたいこちらのお店。
私にとっては、随分前から大切なお気に入りのレストランです。
そんなお店にご一緒したのは、私にとって大切な二人の方。
お二人が私を大事にして下さるお気持に、何度感謝したかわからないくらい大切な方。
初対面とは思えないそんな二人の会話を聞きながら…
出会いはとても不思議なもの。
縁はとても素敵なもの。
心からそう思った5月某日でした。

(2009.10.12追加)
最近月替わりコースの内容が実質的に2ヶ月に1回しか変わりません。
内容も季節にかかわらずかぶっているものも多いのですが、お店の名前が入ったシャンパーニュも美味しいですし、野菜をふんだんに使って軽やかに仕上げたお皿はとても好みです。
また、年が明けた頃、機会があれば訪問したいな、と思っています。

(2009.5.16)
写真数点追加。
いつでも安心しておまかせ出来る大切なフレンチのお店。
刺激的過ぎない味付けが私の心にも体にもピッタリフィットするのです。

今日は、ワインリストが市価の1.5倍~1.8倍の価格付けであることを発見し、ますますこのお店を好きになりました。
特に他の店に行く必要がなければ、このお店に通い続けるだけでCPの高いワインの勉強が出来る!
ぜひこれからもよろしくお願いいたします。

(以下2008年以前)
久しぶりに、こんなにおいしくって幸せ♪なフレンチをいただきました。
予約せずに入れたためしがないのも納得納得。
本日は1週間前から予約してテーブル席でランチコースをいただきました。

前菜:小エビのブランマンジェで辛味大根クリームソースが絨毯になっている一品
合わせたシャンパン:Agrapart Blanc de blanc led 7crus
さっぱりとした一品。
海老のブランマンジェと言う発想も面白い。
食感よし、辛味大根でクリームに奥深さを出したソースもマッチ。
微かに甘みを感じるシャンパンがまたよく合います。

お魚料理:ヒラメのグリル、きのこと秋野菜のバルサミコソースをたっぷり乗せて。
    つけあわせはカブのミルクリゾット。
合わせたワイン:Gentil d'Aisace と ブルゴーニュブラン(Simon Bize)
野菜の素材はもちろん、少しムニエルっぽいお魚もGOOD.
何より、持ってきてくれるワインがいちいちとっても合う!

お肉料理:横浜ポークのロースグリル黒胡椒風味、ポテトのカリフラワークリームソース
ワイン:ブルゴーニュルージュ(Gerard Mysneret)
こってりポークを黒胡椒で締めてあります。
ポークはとろとろなので、少し固めのポテトの食感とのバランスが絶妙。
ワインも、カベルネではなくピノノワールを合わせたことでポークのコックリ感が引き立ちます。

デザート:桃のコンポートにクリームブリュレを乗せ、その上にアセロラのソルベの3重構造
こってりしたブリュレをさっぱりしたデザートではさんでいるので、食後は爽快感。

サービスも、自然なのに欲しいものが欲しいときに来る。
目配りしているのにそれを感じさせない接客もとっても良かったです。

メインダイニングの内装も素敵!

こんなに幸福でこのお値段。
要予約は当然ですね。

  • (説明なし)
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4位

ガストロノミー ジョエル・ロブション (恵比寿、目黒 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2010/04訪問 2011/05/24

サービスとワインに惹かれて~恵比寿『ジョエル・ロブション』

(2010.4)
「CP」はその他の4つの項目に反映されていると考える私は、「味」、「雰囲気」、「サービス」そして「お酒」の4項目だけを評価指標としています。
こちらのお店が私にとって最高評価になりえるのは、「お酒」と「サービス」ゆえ。
もちろん「味」も「雰囲気」も、さすがは三ツ星、さすがはロブション。
でもそれは安心感というものと似て、そこにあるべきものが、思った通りにちゃんとあるよね、という感じ。
わがままな感覚ですが、感動とまではいかないもの。

「お酒」とはもちろんワインのこと。
価格的にも、性質的にも…そして流れ的にも、選ばれるワインは、いつも私にとって面白いもの。
ロブション的には金額的制約の多い私たちかもしれませんが、それでも十分楽しめる1本をご提供して下さる信国さんにはいつもいつも「さすが」と思うばかり。

「サービス」とはワインにまつわるサービスも含め、当然に心地よいとされてしまうお店の状態を常に維持していることに対する敬意。
このワインと、ワインを中心に展開されるサービスが、今の水準である限り、私はきっと年に1~2回はこちらに訪問し続けるような予感がします。
とは言っても最近「行くならマカオのロブションへ」…という話も周囲になくはないので、次回行くならもしかして、マカオ…?

いつも「外さない」そして驚きを誘発する「嬉しい」ワインをありがとうございます。
おうかがいした後に、いつも感謝の気持ちを感じることができる素敵なそして貴重なレストランです。

(2010.1)
私自身そんなに意識はしていなかったのですが、こちらのお店に対するサービスの要求水準が気が付かぬうちに相当高まってしまっていたようです。
気が付かなかったのは、訪れるたびに期待を上回るサービスで応えて下さっていたからなのですね。

この日は、本当に小さなお店側のミスをきっかけに二つのびっくりを体験し、結果としてますますこのお店が好きになりました。
(途中略)
二つ目のびっくりは、ほんの小さなミスでも「災い転じて福となす」がごとく、全力でリカバーしてくださること。
結果として、マイナスどころか大きなプラス評価という形で私の心に残る訪問となりました。
たまに仕事で「ピンチはチャンス」と食いしばる状況に陥りますが、その時は、サービスに全力で取り組むこちらのお店のプライドを見習って、精一杯誠実に対応しようと励まされました。

(再訪にてコメント追加、評価も修正)
前回訪問時、浅はかにも車で訪問し、ワインを楽しめず、恐らくお店の魅力の半分も理解できぬままレビューコメントを残しました。
このようなお店で(飲めるにもかかわらず自己の不注意で)ワインをいただかないのはなんとも無粋なこと。
そう認識したのはお恥ずかしながら3ヶ月前。
この日は真新しい気持ちで再訪をさせていただきました。

お料理、お店のサービスは多くの方のレビューで賞賛の言葉があるとおり。
なのでこの日の訪問で一番心に残ったことを簡単に書きたいと思います。
皆様ご存知の通り、こちらのお店のポイントとして筆頭に上げられるのがワインのセレクトと品揃え。
ワインリストにないもの(こちらのほうが多いとか)も地下2階セラーにはたくさんストックされ、その種類約1000種とか。

本日は、ワインリストの価格帯(ボトル2万円~、中心は4万円前後?)はなかなか厳しい私のために、リスト外から1本の白ワイン(コンドリュー「ラ ドリアーヌ」2007/E・ギガル)を選んでいただきました。
滅多に食事とあわせて飲むことのないヴィオニエですが、4人でいただく分にはしつこくない程度に楽しむことが可能です。
厳しい予算の中で、折り合いをつけながら素敵な1本を選んでいただけたこと、とても嬉しい気持ちでした。
もちろんそのほかの泡、赤の選択も素敵でした。

お写真でしかお顔を拝見したことのない信国ソムリエはじめ、多くの方の温かいサービスがとても心地よく
「フレンチに車で行くべからず」
「ワインがあってこそのフレンチ」
を深く深く心に刻んだ訪問となりました。
失敗の多い私ですが、これからもお店にスマートに受け入れてもらえる&お店を十分に楽しめる客になれるよう、洗練されていきたいものだ、と思ったランチ訪問でした。

ワイン2本の写真を追加します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一度は行ってみたかった憧れ店。
雑誌、テレビで何度もみかけた、黒とシャンパンゴールドでいろどられたその内装。
初訪問なのに、来たことがあるように思ってしまうから不思議。

写真だけではわからなかったのは、テーブルがとても重く、席を立つためだけにスタッフの手を借りること。
壁側の席は空調の空気が上から降ってくるので、結構寒いこと(お店ではそのためにストールを用意してくれています)。

さて、本日は12000円のコースをオーダー。
アミューズから始まり全部で7皿だったかな。
もっとも心に残ったお皿は2品目の前菜、大シイタケの上に、ゆっくり温めた卵(いわゆる温泉卵)を乗せ、さらにシイタケの乾燥させたもの、チーズを和えながらいただく1皿。
この発想ってすごい。
面白いし、日本料理のような味のしみ込んだシイタケに、純粋フレンチ風味で仕上げた温泉卵がおいしくフィット。「へぇ~」です。

ただ、私の舌があまりに庶民なため、お魚料理以降はこちらのよさを堪能しきれなかった気がします。
コクのあるお料理が最後まで一気に続いたため、残念なことにあまり味わい分けができずに、どれも似たような味に感じてしまったのです。
魚料理のベースがクリームソース、魚は真鯛のため結構コクがあります。
続く牛肉はグリルですが、上等な霜降り肉のため結構こってり。
そしてお口直しはゼリーの上にアーモンドのソルベ。
ソルベですがアーモンドなのでまったりしたお味。
最後は洋ナシのコンポートでしたが、添えられた蜂蜜ベースのアイスクリームに濃いコクが。

結論としては、私の味覚には高級すぎて分不相応。
お店に失礼だと思いました。
もっと修行して高級なフレンチを味わえる舌を養えたらまたその時にチャレンジしようと思いました。

追伸:帰りの車の中、霧笛楼のフレンチが恋しくて。それが霧笛楼に申し訳ない気になりました。

  • 今回セレクトしていただいた白ワイン
  • 今回のシャンパーニュ。たまたま家にあったものから拝借。
  • ノルマンディー産フレッシュチーズ エスプーマで軽いムースにしてタルトタタン風味のジュレにのせて

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5位

ハジメ (肥後橋、渡辺橋、淀屋橋 / フレンチ、ヨーロッパ料理、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2010/11訪問 2015/01/20

あ~、幸せだな。心からそう感じました~大阪『HAJIME RESTAURANT GASTRONOMIQUE OSAKA JAPON 』

(2010.7)
あと2~3年後にもう一度行ってみたいな、そう感じた初訪問は去年の秋のこと。
それは、これから先、きっと大きく変化するであろうシェフのイメージが私の好奇心を刺激したから。
その向上心溢れるまなざしに、遥か遥か高みを目指し上っていく姿が想像できたから。
ここは私にとってふたつの初めてをもたらしてくれた場所。
初めて、シェフの存在を感じながらお皿をいただいたお店。
初めて、意識的に大阪でいただいたフレンチ。

そんな特別なお店に再びお邪魔できるのはとても幸運なこと。
頑張った自分に対するご褒美を兼ね、7月某日に再訪を。
訪問が決まった時から、その特別感にワクワクしながら。

記憶の中にかすかに残るお店の方。
初めてお会いするマダム。
迎えられてお店に足を踏み入れる瞬間から、接客が心地よいのは本当に素敵なこと。

こちらのお店に訪問するなら、女性の装いは黒、それでなければ潔く白。
それが私の抱いたイメージ。
この日は、そんな感覚に沿ったシンプルドレスをまとって訪問。
まずはそれが間違っていなかった(多分)と感じ、一安心。
装いに込めたのは、大切に思う素敵なお店です、の敬意のメッセージ。

こちらには三ツ星から連想される完成されたお皿があります。
いつかそんなお皿をきっちり味わえるようになりたい、とは思うもののその点で今の私は役不足。
だから、お皿に寄り添うワイン選びは頑張りたいな、と。
お皿に合うのはもちろん、ご一緒する方の好みを勘案したワイン選びができれば多少は存在意義もあるかしら、と。

そんな想いで選んだワインと共に味わったお皿は以下の通り。
(まずはシャンパーニュとともに味わうアミューズ、1品目は南仏のお料理だそう。トーストの上にヒラメ、そして玉ねぎのコンフィと黒オリーブ。玉ねぎの甘味がなぜかこの日の気持ちとリンクしたように感じた1品。「少しは」女性らしく過ごしたいわ、という気持ち。)

(2品目のアミューズは、定番の1品だそう。半熟たまご、桃のピューレ、クリームをどうぞ一緒に召し上がれ、と。)

(3品目のアミューズは、ハマグリの入った一品、下はバージンオイルのゼリー。とても爽やかな味わいが夏らしくて素敵です。)

(前回もとても感動したお野菜のプレート。酸味、甘味、塩味、苦み等様々な野菜だけでもバラエティあふれるお味ですが、添えられている色とりどりのソース等によってさらに多彩に変化するその味わい。合わせたムルソーは、フレッシュで軽やかなお味ながら、香りはバニラを思わせるほどに華やかで甘やかな1本。そのアンバランスな構成をこのお皿、そして、次のお皿に合わせます。)

(こちらは大分のスズキ。皮目はパリッと身はしっとりと仕上げたもの。オマールのソースも素敵です。泡にはアーモンドの香り。少し温度の上がった白ワインと香り、味ともにフィットするお皿。そのフィット感に心の中で「やった!」とガッツポーズ。)

(次にオーダーしたのは、私にとって意味のある年のボルドーワイン。デキャンタージュしてからしばらく時間はかかりますが、徐々に感じられる柔らかさ。ある意味人生の転換点だった年のワイン。合わせたのはお皿だけではありません。自己満足の世界ですが、今の自分自身そしてご一緒した方へのエールを重ねました。この時点ではまだちょっと強いワインと共にいただくのはシンプルに塩で焼いたフォワグラです。)

(続いてシンプルにカブとトリュフの組み合わせ。トリュフが少しだけ赤ワインとのフィット感を高めてくれたかしら?と思った一品)

(随分柔らかくなってきたワインと合わせていただくのはホロホロ鶏。酢漬けのエシャロット、水分を抜いたヨーグルトなどが添えられた面白いお皿。ホロホロ鶏のしっとり感、やわらかさ、それらが高い技術に支えられたものと教えていただいたお皿。なお、ポーションをかなり落としてもらっているので、ご注意ください。)

(チーズは、ワインを意識してチョイス。シェーブルだけは自分の好みで比較的若めのものからいただきました)

(ポップコーンと書かれた面白いアヴァンデセール)

(チョコレートが苦手な私のためにご用意いただいた?デザート。枇杷の実に低圧でシロップを浸透させまして、カルダモンのアイスを添えていただいたもの)

本当は2~3年後に再訪を果たす予定だったこちらのお店。
意外と早い再訪にもかかわらず感じたシェフの変化。
何事にも疎い私でもはっきりわかったのは、お皿に、お会いしたシェフに感じた前回以上の余裕と優しさ。
私ごときの感覚で生意気かもしれませんが。

そして今回特に魅力を感じたのは、お店のサービス。
柔らかく、人情味があって、けれど決してなれなれしくない、距離感がしっかり確立された温かいサービス。
マダムからいただく素敵で素朴なサービスを筆頭に、お店の方一人一人が大切に大切におもてなしをして下さったおかげ。

あ~幸せだな。
心からそう感じた再訪の時。
お店の皆さんに見送られながらお店を後にする瞬間、私を満たしたのはじわじわと体内に広がっていく幸福感。
それは本当に温かい幸福感。

心残りはただひとつの忘れ物。
手元に残るはずだったのは、最高の笑顔を収めた幸福な時間の写真。
だからまた行かなくちゃ。

いつかここに一緒に行こうね、と言いつつも大阪は近いようで遠い場所。
約束が果たされるまでの時間はそれなりに長いものでした。
思い切って…ここに来れて良かったな。
頑張った自分に対するご褒美を兼ねて過ごした至福の時間。
頑張った結果が誰かの幸せにもつながっていますように♪

(2009.10)旅行してでも行きたかったお店〜大阪『Hajime Restaurant Gastronomique』
もう二度と訪問できなくなってしまうかもしれない。
そう思ったのは訪問1ヵ月半前。
運よく電話1回で予約が取れ、念願の訪問。

たくさんの花束に迎えられるように店内に足を踏み入れたのは、大阪で唯一三ツ星獲得のニュースが流れた直後。
すでに「全てのお日にちともディナーは満席を頂戴しております。」となってしまった日のことでした。

もしもミシュランが発売されてしまったら・・・
あのお店に星が付いてしまったら・・・
という懸念はお店にとっては最高の形(?)で現実のものとなったわけですが、その前に訪問の機会を持てて良かった!

今回の訪問で一番印象に残ったのは、米田肇というシェフの存在。

メニューに書かれた長いメッセージからディナータイムは始まります。
そこには作り手の熱い想いが記載されています。
運ばれるどのお皿にも独創的かつリアルタイムのご自身の世界観を表現しようと試みている気迫を感じます。
今までここまではっきりとシェフの想いを感じながら食事をしたことのない私にとって、こちらで過ごした3時間半はとても貴重な体験となりました。

最後にご挨拶に出てきてくださったシェフは、とても若く、実直そうな線の細い方でした。
お料理からは、高みを目指すぎらぎらとした上昇志向のようなものも感じたのですが、そういうものはご自身の奥深くにしまわれているかのような優しい印象。
また、静かだけど情熱的な研究者のイメージもお皿から感じられたのですが、それはお会いしたシェフからはっきり読み取れたように感じました。

こちらのお店はオープンしてまだ1年ちょっと。
今後もどんどん成長し、変化していくことでしょう。
なかなか予約は難しそうですが、3年くらいしたらまた是非うかがってみたいです。
この若いシェフの熱い想いがどういうお皿に表現されるのか、その変化がとても楽しみです。
またその変化を感じられるよう自身の味覚も磨いておきたいな、と思いました。

今回いただいたワインは以下の通り。
まずは、「NVAlfredGratienBrutRose」をグラスで(2500円。サ料10%別。)。
続いて「2004MeursaultGenevrieres(1erCru)/DomaineBouchardPere&Fils」と「1999Mazy-Chambertin/DomaineHenriRebourseau」をそれぞれハーフボトルでいただきました。

いただいたお料理は以下の通り。
なお、それぞれのタイミングでお皿に合わせたパンが5種類出てきました。

まずはアミューズとして3品。
(あこうをビスケットの上に乗せたもの)

(半熟の黄身に桃のピューレ等をかけたもの)

(ローストしたホタテの下にりんごを刻んで酸味をつけたバターソース)

(とうもろこしの粉末アイスが添えられた前菜は、ピューレ等も含めると105種類の野菜を使ったもの。色々な味を楽しんでくださいとのことで、食べ方は自由な一皿。)

(アマダイの皮目のみを揚げる感覚でローストし、身は低温でローストした柔らかい食感のお魚料理。ソースは3種のかんきつ類を使った酸味のあるもの)

(ジャガイモをごく薄スライスにして作ったものの間にフォアグラ。ハジメ風フォアグラのタルティーヌ)

(熱いかぼちゃのソースをかけたのは、冷たいトリュフのソース。温度差を楽しむ一品。)

(私のお皿はポーション調整のため、ベーコンのようですが、鴨肉のロースト。普通の方は鴨のステーキといえるくらいのきちんとした分量で出てきます。)

(チーズの盛り合わせ。大好きな白カビ、ウォッシュ、シェーブルをいただきました。)

(シモツケソウのアイス。泡は蜂蜜から。)

(カカオバターのムースとコーヒーの香りのするアイス&クッキー)

(プチフール色々)

アイディアと気迫に溢れたお料理。
評価は4かしら?とも思いましたが、私史上一番の気迫に4.5としました。
また行きますね、の想いもこめて。

  • トーストの上にヒラメ、そして玉ねぎのコンフィと黒オリーブ
  • 半熟たまご、桃のピューレ、クリームをどうぞ一緒に召し上がれ、と
  • ハマグリの入った一品、下はバージンオイルのゼリー

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6位

ラ・リューン (麻布十番、赤羽橋、神谷町 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥5,000~¥5,999

2012/06訪問 2016/02/28

お野菜とボリュームと~麻布十番「ラ・リューン」

(2012.6)
各お皿のポーションが大きいことが人気につながるお店は、たくさんあります。
こちら、ラ・リューンもそんなファンが少なくありません。
けれど、その他多くのお店と違う点をあげるとすれば、そのボリュームのかなりの割合を野菜が占めていること。
その野菜の中には、揚げたものも多いので、野菜が多いこととヘルシーとがイコールではないのかもしれませんが。。。
でも、野菜ならいくらでも頂けちゃう私には嬉しいお店。
約半年ぶりかしら?
女性同士の大きなグループで楽しんだお皿は以下の通り。

前菜は、赤ウニのソルベにコンソメのジュレ、下に茄子の煮浸しやトマトのシャーベット

暗い店内でまともに撮れた写真は少ないので、とりあえずこの有機サラダくらいまでで写真は終了

定期的に訪れているこちらのお店。
写真を取るなら昼間、しっかりワインをいただきたい今日のような日はディナーで。
どちらにしてもリーズナブルが嬉しいお店です!

(2011.8)
大好きなお店の一つ、麻布十番の「ラ・リューン」。
相変わらず、お野菜いっぱいのお皿が魅力的なこちらのお店。
8月某日、満席の店内で、ディナーを楽しんでまいりました。

珍しいワインを楽しみつつ、この日心に残ったお皿は以下の2つ。
真鯵のマリネと四葉きゅうりレッドバジル風味、ピーマンのムースを添えて。

とても蒸し暑い夏の日、泡から白に切り替わる瞬間。
そのワインの酸の違いを感じつつ、お皿の酸も楽しむ。
そんな変な楽しみ方が、とても面白かったのです。

そして、ホロホロのロティ。
こちらは追加料金を払えば、2人1組でオーダー可能なお皿。
旨みがぎゅっとつまったお肉が美味しいので、この日はもう一人希望者がいてくれて、本当に良かったです。

こちらに通って、何回くらいになるでしょうか。
いつも気持ち良い接客をして下さるサービスの女の子がこの日はお留守。
聞けば、体調を崩しちゃったのだとか…
気付けば、このところちょっと厨房も淋しい感じのこちらのお店。
う~ん…ちょっと心配ですが、これからも頑張っていってほしいな、と思うのです。

(2011.4)
たっぷりのお野菜、爽やかなブルーを基調とした店内。
光溢れるシーズンに向かう今、いつも以上にこちらのお店が気になります。
麻布十番「ラ・リューン」、定期的に訪れていたいこちらのお店にこの日は遅めのランチで訪問。
ご一緒していただいたのは、いつも私を気にかけてくれるお姉さん的な存在の頼れる先輩です。

アミューズ1品目(?)はアーモンドの粉たっぷりのビスケットにタケノコのポワレを載せて。

アミューズ2品目(?)は菊芋のピューレ、うずらの生卵、フランボワーズビネガーを添えて。

あらかじめオーダーして追加料金(+525円)でいただいたのは、有機野菜のサラダ。
夜限定のメニューですが、これをいただくと「ラ・リューン」を感じる欠かせない一皿。

メインの前に小さなスープとして、人参のエッセンスたっぷりのスープ。
砂糖は一切使用しておりません!のこちらのスープは、煮詰めた人参の甘味が黒砂糖のニュアンスを感じさせてくれる面白い1品。

メインは、茜鶏のロースト、温泉卵と焦がしバターのソースで。
かなり崩した温泉卵ですからソースによくからみます。

そして、チーズスフレとノワゼットのアイスクリーム。
思い出すだけで今にもリピートしたくなるそのお皿。
爽やかな酸味とコクのある甘味のコントラストが素敵!

私にとってこちらのお店の魅力はたっぷりのお野菜と優しいお店の雰囲気。
ボトルでオーダーできる日はそのワインリストもとても魅力的。
すっかりリピート店となった今、大切な人を連れてうかがいたい大好きなお店です。
また近いうちに♪

(2010.11)レビューは略

(2010.7)後輩の似合う店♪~麻布十番『ラ・リューン』
お皿を彩るたくさんの美味しそうな野菜たち。
そんなお皿が毎回楽しみで、気が付けば再訪を重ねている麻布十番『ラ・リューン』。
特にこちらは、後輩との約束で頭に浮かぶお店。
リーズナブルな価格、ボリュームたっぷりのお皿。
気軽に美味しいものをたくさん食べてね、といえる嬉しいお店です。
いつの間にやら訪問は季節ごと。
前回、今回と変わらぬ陣容で迎えていただきとても親近感。
すっかりよく行くお店の仲間入りをしている当店ですので、これからもどうぞよろしくお願いいたしますね(^^)。

(2010.4)
この日も訪れた『ラ・リューン』
趣旨は、計画倒れになった数々の打ち上げ代わりの「慰労会」。
特定プロジェクトとのひも付けは不明ですが、「いつもお疲れ様」という趣旨の会。
こんなメンバーの中で働ける幸せって絶対にあるな。
と感謝しつつ十分に堪能させていただきました。

一緒にいれば確実に笑顔になれる人を知っていること。
そこに行けば確実に笑顔になれるお店を知っていること。
そんな自分を幸運に思えば、これからだって笑顔でいられる。
向かう未来はきっと明るい。
…と酔いも手伝っていつもに輪をかけておめでたい私。
存分にお店を楽しんだ後は、こっそり?幸せなプチ2次会に向かったのでした。

本日一番心に残ったワイン:ミッシェル・グロの2005年ニュイ・サン・ジョルジュ
本日一番心に残ったお皿:前菜 雲丹、トマトソルベのコンソメジュレがけ、ライム風味
次は大好きな後輩と一緒にお邪魔します☆

(2010.1)
季節がら気になるジビエも、親しみやすい価格で提供して下さる『ラ・リューン』。
今回の予約は1ヵ月半前。
案内されたのは入り口に近いけれど、ゆとりのあるテーブル。
大きな花瓶の置かれた華やかなお席を用意していただきました。

前回訪問時もこちらのテーブル。
その日一番早く予約するとこちらになるのかしら?
前回も今回も、恐らく予約のトップバッターです。

この日選んだのは6090円のコース。
前菜2種、メイン、デザート(私はチーズの盛り合わせに変更)から構成されます。

(前菜1皿目:冷温取り合わせ有機野菜のサラダ「ビオファーム松木」より~本当にすごいボリューム。葉野菜がカットされずに多用されていますので、食べづらいかもしれません。でも、そのしっかりした歯ごたえは、大きいままで味わうほうがおいしい気がします。)

ここで、赤ワインをチョイス。選んだのは1997年シャトー・ランゴア・バルトン。

(2 皿目の前菜:きたあかりと玉葱のプレッセ フレッシュトリュフとフォワグラのポワレ トリュフソース、追加料金1890円にてオーダーしたこちらのお皿。たっぷり添えられたトリュフの香りはテーブルの向こう側までしっかり届いているそうです。オーダーした赤ワインに合う濃厚な味。ジャガイモ、玉ねぎ、そしてフォワグラの甘さが幸福感を高めます。それにしてもこちらのお皿のボリューム・・・相変わらずすごい!)

(メイン:ピジョンラミエ(山鳩)のロースト、追加料金840円。相変わらず野菜がたっぷり添えられたお皿。話すことに夢中でアツアツを味わっていないのが残念なのですが、冷めても十分美味しい一皿です。)

(デザート代わりのチーズ:カマンベールとエポワス…かな?付け合わせは柔らかいトーストです。ちょっと珍しい感じがします。)

ハーブティーを飲みながら気付いたのは、あっという間に4時間も経っていたこと。
あまりにも堪能しすぎました(笑)。
大事に思う後輩と、素敵な時間を過ごしました。

(2009.5)
突然やってきた夏の日。
日曜ランチに、東麻布のラ・リューンを訪れました。
麻布十番駅から歩いて5分弱。
このエリアは外国人居住者がとても多い地区。
お店のすぐ近くにある「Nissin」というスーパーは、インターナショナルな雰囲気を味わえるスーパー。
どうも英語の勉強に身が入らない私にとっては、なぜか「喝」を入れられる場所でもあります。

そんな土地柄、お店のお客様も近所の外国人の方が半分。
白とブルーを基調とした小さくて清潔感あふれる店内に、休日ランチを楽しむ外国人ファミリーの姿。
なぜか絵になります。

このお店は、ご一緒するお嬢さん(10歳下)目線でチョイス。
ちょいとお洒落、ちょいとボリュームあり、ちょいとお手軽。
結果は十分満足していただけたようで良かったあ。

本日いただいたのは、プリフィックスコース2500円(消費税別途、サービス料なし)。
前菜、メイン、デザート、プチパンに至るまでお値段以上の満足感。特に今日のメインに惚れちゃいました!

前菜:本鱒のマリネ・皮パリパリ焼き。インカの目覚めのソルベ土佐文旦添え
 インカの目覚めのソルベとは、ポテトのソルベ、つまり、冷製マッシュポテト。当日の気候にはぴったり。

メイン:熊本県産馬肉ヒレのポワレ。生姜とシェリービネガー(¥+1,050)
 馬肉のヒレは牛ヒレと見た目の区別がつきません。赤身好きにとっては、ポワレにしてクセを消したお肉のまろやかさは牛ヒレより好みかも。ふんだんに春野菜のグリルが添えられ、かなりのボリュームですが、オリーブオイルたっぷりで生姜がアクセントとなったソースが馬肉に合うので、普段より食欲増進!
是非、しっかりした赤ワインとともに贅沢な気分でどうぞ。

デザート:スフレチーズケーキとキュウイのソルベ
キュウイのソルベでお口をさっぱりさせた後は、サクサクのスフレチーズケーキを小さい一口ずつでいただき堪能。お店でのおしゃべりが弾んだため、帰りがたい気持ちから一口が小さくなっちゃいました。

誰でも気軽に誘えるこのお店。
この値段でこのお味ですから、知っておくと便利です♪

  • 真鯵のマリネと四葉きゅうりレッドバジル風味、ピーマンのムースを添えて
  • ホロホロのロティ
  • アーモンドの粉たっぷりのビスケットにタケノコのポワレをのせて

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7位

La Classe de Cienega (真鶴 / ホテル)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2008/12訪問 2010/01/02

真鶴の大人のプチホテル「ラ・シェネガ」でいただく至福のフレンチ&ワイン

近場にお気に入りの宿、こんな憧れをかなえてくれたのがこちら。
真鶴の海を目の前に建つクリーム色の古城風のプチホテル。
コンセプトは大人の隠れ家。
エントランス、館内に敷き詰められた絨毯、いろどりを添える絵と置物。
室内はやわらかい間接照明に照らされ、品の良い調度類が大人の質感を演出。
どれもが、落ち着いた大人の女性好み。

レストランは、ガラス張りで海に向かって円形に張り出したつくり。
東京ではあり得ないCPでお食事、ワインが提供されます。
2泊して、2日間とも新鮮な感覚でフレンチを楽しむことができました。
シェフの心配りに感謝!

メニューは以下のとおり。
(1日目)
・一口オードブル(小さなキッシュ)
・軽くゆでたボタン海老のサラダ シェリー酒とハシバミ油のビネグレット
・十六穀米のリゾットとフォアグラのポワレ 秋のきのこのフリット添え
・真鯛とホタテの網焼き 貝のだし汁を使ったクリームソース
・牛フィレ肉のポワレ 秋茄子と大根の煮込みを添えて 赤ワインとかぼちゃのソース
・デザート・小菓子・コーヒー

これに、シャンパン・白ワイン・赤ワインを各1グラスずつ組み合わせたセットA(3500円)、B(4000円)を1セットずつオーダーし二人で飲み比べ。

(2日目)
・1口オードブル(小さなテリーヌ)
・小田原港よりシマアジのカルパッチョ サラダ仕立て
・オマール海老を詰めた地養鶏のガランティーヌと十六穀米のリゾット
・真鯛のグリルとホワイトアスパラガスの生ハム包み 蕪のソース
・仔鴨のロースト マスタードとカシスのソースと共に
・デザート、小菓子、コーヒー

ワインは、ロゼシャンパンのグラスと2005年もののムルソーをボトルでオーダー。
お料理が比較的ヘルシーでこのムルソーとはちょうどマッチします。

今回最高の一皿は、1日目の十六穀米のリゾットとフォアグラのポワレ 秋のきのこのフリット添え。
リゾット、フォアグラ、きのこが4重に重ねられており、上からナイフを入れて少量ずつ一緒にいただきます。
きのこは、まいたけとシイタケが上下でサンドイッチ。
フォアグラの食感とフリットの食感がリゾットでバランスされた一品にナイフを入れるごとに、フォアグラにしみ込んだジュが全体にからまります。
進むにつれてマイルドな味わいに変化。
フォアグラもヘルシーな食べ物のごとく味わえる感じです。

2日間通してワインのサーブのタイミング、ワインとお料理のCP、レストランの上質感などにレベルの高さを感じ、毎年1回は訪れたい宿となりました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

レ セゾン (日比谷、内幸町、有楽町 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2009/08訪問 2010/11/28

サービスに酔いしれました〜帝国ホテル「レ・セゾン」

食べログの中でも特に「サービス」のポイントが高いことで注目されるこちらのお店。
実際に訪問した人に聞いても、まずは「サービス」の話が出ます。
ある程度以上のお店であれば味が良いのは当然。
付加価値はサービスにあるんじゃないかな、と思う今日この頃。
この日はランチではありましたが、心地の良いサービスに身を任せる素敵な時間を堪能しました。

まずはいただいたお料理を簡単にご紹介。
その後、うっとりしたサービスのポイントをいくつかご紹介したいと思います。

本日は一番お得な6800円(サービス料10%別)のプリフィックスコース。
前菜、メイン、デザート又はチーズを各1品ずつチョイスします。

(食前酒のシャンパーニュのお供においもチップス)

(アミューズブーシュ)

(前菜は冷製ブイヤベースと口どけのよいサフランのジュレ)

(殻付き赤座海老のグリエにココナツとバニラオイルのエスプーマと甲殻類のダシで作ったエスプーマを乗せて〜ビストロ級のボリュームにびっくりの一品です)

(フロマージュ〜あまりのとろけ具合のすばらしさに写真を撮る前に「パクッ」といっちゃいました。こんなに状態の良いフロマージュを私はいただいたことがありません。)

(プチフール3プレートは、お腹がいっぱいで眺めただけになってしまいました)

(いただいたワインのエチケットをお願いしたところ、このように各ワインの解説付きで渡されました。びっくりしましたが、是非次はもっといいワインを飲んで解説をいただきたい!と思わせるサービスです。かな〜り感動しました。)

こちらのお店のクオリティの高いサービスで、私が特に好きだった点は以下の3点。
①上記のワインの解説サービス。是非是非また行って素敵なワインをいただきたい!と思っちゃいます。

②お客様とは必ず正面から向き合う姿勢
お客様にお尻を向けない、というのはサービスの基本だと思いますが、こちらのお店ほどそれを徹底しているフレンチは今まで訪れたことがありません。必ず真正面でサービスする姿勢って徹底されるととても気持ちよいものだと知りました。

③サービス陣の人数
お客様の数に対してサービス陣の人数が多いと、場合によっては緊張感を生んでしまいます。ここは、その人数の多さが安心感、快適さ、迅速なサービスという良い方向にきれいに向かっていました。一切の緊張感なしに「サービスに身をゆだねる」快適な時間を過ごしました。

サービスの良さに感動し、次は是非ディナーを!と思うのですがやはりその敷居は高い・・・
働かねばっ!

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

レストラン ミュゼ (みなとみらい、新高島、桜木町 / フレンチ、カフェ、ステーキ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2009/05訪問 2016/03/26

人気店に成長する予感がしました!

みなとみらい。
名前の知れたフレンチは一通り頭に入っているつもりでおりましたが、こんなお値打ち価格の素敵なレストランがあるとは、今日まで知りませんでした。
本日は、お店との出会いが嬉しい一日となりました。

みなとみらいは横浜美術館の中にあるフレンチのお店。
ブラッスリー・ティーズ・ミュゼ。
お隣のランドマークやクイーンズスクエアに気を取られがちで、こちらのお店の存在に気付く人は少ないかもしれません(私もその一人)。
それもそのはず。
美術館の入り口付近にあるこちらのお店、遠目に見ていると、美術館併設の喫茶店、にしか見えません。

が、、、一歩足を踏み入れると、夜は意外ときちんとしたフレンチ風の店内。
正装、とまでは行きませんが、多少改まった格好をしないとちょっと居心地が悪い程度のきちんと感です。

驚きその1:リーズナブルな価格
前菜+メイン+デザートのプリフィックスコースは4200円(チャージ料400円別。サービス料なし。)、ほとんど追加料金なしで6〜10種類の中から選べます。
デザートなしの2800円のコースですと、選択肢がやや狭まりますが、それでもそれぞれ5種類程度から選択できます。
本日は、4200円のコースをオーダー。

驚きその2:これは2人でシェアする分量?
フレンチディナーとして、デザートを含む3皿構成〈アミューズもなし)はややさびしいもの、と思っておりましたが、3皿で十分です。それ以上は無理!名前にブラッスリーとあるだけあって、かなりカジュアルなボリュームでで〜んとお料理が運ばれます。
繊細な飾り付けには劣りますが、味はとても上等。
この価格帯のお店の中ではかなり上級との意見で全員一致!

海の幸サラダ。4人前じゃないですよ。

芝鶏と手長海老のファルシ たっぷり香草サラダ添え。 半分でも十分な量。

驚きその3:ワインもお値打ち
訪れた日はカリフォルニアワインフェアをやっており、カリフォルニアワインが10種類以上。
これだけかなあ・・・と思ってたずねてみるとしっかりとワインリストもありました。
リストにないものもいくつかあり、口頭で説明してくださいました。
せっかくなので、フランスワインを泡、白、赤とボトルでオーダー。
中心価格は4〜5千円台ですが、それ以上の価格帯のワインのほうがお値打ち感があります。
概ね市価の1.8倍程度の価格付けでそれなりのものをいただけます。

コースに、チーズ盛り合わせ〈1600円。4人分)を追加し、ワインを5000〜8000円の価格帯で3本チョイスし、一人1万円未満。
キャ〜。いいお店見つけちゃった♪

  • テーブルの上
  • 海の幸のサラダ
  • アジと野菜のテリーヌ

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10位

インカント (広尾、白金高輪 / イタリアン、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2012/04訪問 2016/04/06

充実のワインリスト~広尾『incant』

(2012.4)お久しぶりです
近くのフレンチレストランでディナーを終え、あと1杯だけと立ち寄ったのは、天現寺近くのリストランテ「incant」さん。
初めてのバースペースの利用となりました。
この日も満員御礼で、早2回転目のお客様が訪れる中、相変わらずの賑わいを背景にいただいたのは白ワイン。
最後は、すっきりと締めたいのだけれど、すでに酔いの回る体が感じるスッキリってどんな感じ?というリクエストのような、問いかけのようなオーダーで。

お連れした方がお店の雰囲気に一瞬で魅了されたこと。
直前の連絡にもかかわらず、きちんと出迎えて下さったこと。
それらはすべて、店内の賑わいの結果として現れています。
いつの間にか、充実したスタッフの数も、きっとお店がいつも盛況なことの証拠。
今までも、これからも、ワイン好きを楽しませるお店でいてほしいな。
そんな気持ちで短い滞在を終えました。

(2011・3)
訪問した後の感想はいつも同じ「また近いうちに行きたい!」
けれど、今回の訪問も結果として約1年ぶり。
そしてやっぱり「次こそ近いうちにまた!」と思う今日この頃。

その理由の一つはこちらのワインリスト。
お食事の時間中ずっと目を通していても飽きないんじゃないかしら?と思うその充実ぶりが楽しいから、行くなら是非ボトルを楽しめる人数で。
たまに、お一人様のカウンターを試みようとは思うものの「いや、やっぱりボトルがいいな」と、思いとどまることも年に何度か。

今回訪れたのは、震災後の土曜日。
多くのお店がキャンセルに泣いていると聞きましたが、こちらのお店は無関係。
あれよあれよという間に予約のお客様で満席。
リピーターを大切になさるこちらのお店だからこそ出来ることなのかもしれません。

最初の訪問時に味わった思い出深いワインを含め、これまでいただいたワインをきちんと記録して下さっているお店の方。
それが1年ぶりの訪問でも会話をとてもスムーズにしてくれるのです。
「大切にされているな」と感じさせてくれるお店には「また戻りました」と言いたくなるもの。
だからきっとまた近いうちに(笑)。

本日いただいたのは、6800円のプリフィックスコース。
以前とは違い、今はお料理写真がOKのこちらのお店。
メニューを簡単にご紹介します。

(ビーツのマリネと自家製のハム)

(短角牛とフルーツのサラダは岩塩と15種のハーブがアクセントです)

グラススプマンテを終えて次にオーダーしたのは、個性的なピノ・グリージョのボトル。
イタリアらしいこなれた感じに好き嫌いはあるかもしれませんが、ひと癖あるボトルをお勧めして下さるところもこのお店ならではの楽しいところ。
グリブドウを活かして、ややロゼっぽく仕上げた一方、スキンコンタクトで青さも残したワイン。
外見とは裏腹にとてもすっきりといただけます。

(ブルゴーニュのカタツムリをニンニク、フレッシュハーブ、ピリ辛トマトソース等でサン・ジョバンニ風に。下にはポレンタを添えて)

(たくさんの魚介とトマトでいただくサラティーニ。サラティーニとはしょっぱいおつまみのことだとか)

ここでカラブリア州の地ブドウ、ガリオッポ等を使用した南のニュアンスたっぷりのワインを。
アルコール度数はエリアを考えれば低めの13%。
地中海らしさと爽やかな感じが同居する不思議なワイン。

(フレッシュチーズを使ったラグーソースのパスタ)

(メインに選んだのは仔羊)

(デザートはシュークリームをチョイス)

(2010.3)
前回訪問はおよそ1年前。
すぐにでも再訪したい!と思うくらいとても気に入った広尾の『incant』。
結果として時間が開いてしまいましたが、心の中の行きたいお店リストの上位のほうにずっと君臨していたお店です。

数席あるカウンター席ならお一人様でも快適そうなこちらのお店。
事実再訪した日も男性のお一人様を発見。
ですが、私の感覚では、せっかくこちらに伺うなら惚れ惚れするワインリストから選ぶ楽しみを味わいたい。
となるとお一人様は難しく、再訪の気持ちはありつつもずるずると1年経ってしまったのです。

3月からメニューを変えたこちらのお店。
選択肢が非常に豊富なプリフィックスメニューは残念ながらやめてしまったそうですが(アラカルトメニューは存在します)、それに代わって登場したのが月替わりで楽しめる郷土料理のコース。
この日は、北ヴェネトのお料理です。
このほかにも2つのコース。

選択肢の幅を狭めた分、お料理のスピードUPに力を入れることにした、と。
確かに再訪が遅れたもう一つの理由はこのゆっくりペース。
家が遠い方をお誘いするのはためらわれます。
この日は、郷土料理のコースにデザートを付けて、トータルで4時間。
我々がゆっくりしていた分も勘案すれば、以前よりもややスピードUPを実感することができました。

ヴェネト州の白ワインはあまりディナーでは選びません。
ですが、この日いただいたDelico 2004/Sorelle Broncaはヴェネト州の白からイメージするものとはちょっと違いました。
若干のロースト香とミネラル感、そしてしっかりとしたアルコールのボリュームが感じられる面白い1本。
日本への入荷は7本のみ、その1本ですと言われると有り難味がぐ~んとUPしちゃいますが、それを聞かなかったとしても飲んでみて楽しいと感じる1本です。
いただいたホワイトアスパラガスにワインのほの苦みがマッチしていて素直に「センスが良いなあ」と感じるもの。

また、いただいた赤もヴェネト州のもの。
色素の濃い土着ブドウ(レフォスコ?)から作られた2008年の若いワイン。
色の割にはタンニンは穏やかですし、のびやかな酸がとても上品。
メインは豚の肩ロースを使ったしっかりとした1皿でしたが、それに合わせても軽すぎることはない不思議な1本。
アルコール度数が少し低めなので、ご一緒したあまり飲めない方にも好評ですし、しっかりとしたぶどうの味わいは飲める方にも好評。
こういうワインを面白くいただけるのが、こちらのお店の最大の魅力かな、と。

1年ぶりの再訪で、「やはり好きだなあ。」と改めて認識。
改めて店内を見回すと、内装やお店の空気感など、ワイン以外にも私の好きな要素をいくつか発見。
ボトルワインは無理だったとしても今度は近いうちにお一人様カウンターかしら?
いずれにしても近いうちにまた来よう、そう思った念願の再訪でした。

(2009.5)
本日も働く女性同士のお食事会(WWN)。
広尾のオステリア「incant」にてぴったりのイタリアワインを合わせてみる!の会を実施しました。

お料理:5人予約のため、時間が心配。予め参加者の苦手なものをお伝えしてコースを組んでいただきました。
 写真撮影禁止だったのが残念でしたが、メインの黒豚の厚切りはすごいボリューム。3センチあったんじゃないでしょうか。中まで火が通っているのに肉のピンクと柔らかさは消さずに、高い技術で仕上げられた1品でした。
 覚えている範囲で食べたのは次のもの。
突き出し:3品盛り合わせ
・生ハムと野菜のピクルス
・白インゲン豆のスープ 他1品
前菜:青森産ヒラメのカルパッチョにかんきつ類を添えサルディニア産のカラスミを添えた一品
パスタ:以下の2品
・オリーブの葉の形の厚めのパスタにトマトとチーズ、ルッコラをからめたもの
・波打つきし麺のようなパスタ(乾麺)とアスパラ&牛肉のラグーソース(ソースに赤ワイン使用)
メイン:黒豚の厚切りロースト
デザート:フルーツいっぱいのリコッタチーズのタルト
プチフール:焼き菓子色々

ワイン:泡、白、赤各1本ずつをその時のお料理に合わせて選択。
ここのワインリスト、恐らくDOCGワイン全種類があり、そのほとんどが複数生産者のボトルを取り揃えているみたいです。
必ずどのお皿にもピッタリのワインがあって、とても嬉しい!まさにマリアージュに酔いしれたディナーとなりました。
 お料理の地方とワインの産地をなるべく合わせ、参加者の好みのテイストを持つワインを2〜3種類ソムリエさんに提示して選んでいただいたことで、皆さんが笑顔になれるワインをいただくことができました♪
(泡です、青りんごのようなプロセッコのスプマンテ)

(白です。柑橘系とヒラメのミネラルにあわせてフィアーノから造るワイン)

(黒豚のローストはトスカーナ料理っぽい気がして赤ワインはこれ)

以上でお会計:一人当たり12,300円。

イタリアワインはとても奥が深いので、はまったらとんでもないことになりそうです。
でも、すでにはまりかけ、後には引けないかも。。。
後日、このお店のバーカウンターで一人飲みしながらイタリアワインの勉強に励む(単なる飲兵衛を美化した表現です)日は近いことと確信!

今日も、20代から50代までの素敵なワーキングウーマンにお集まりいただきました。
楽しい時間をありがとうございます。
またそのうち、ご一緒する時間を作ってくださいねっ!

(オマケ)お料理は、ワインをオーダーしてこそ2倍においしくなるタイプの仕上がり。
飲めない人にと飲める人ではお料理の採点が違ってくるかも、です。

  • (説明なし)
  • ビーツのマリネと自家製のハム
  • ブルゴーニュのカタツムリをニンニク、フレッシュハーブ、ピリ辛トマトソース等でサン・ジョバンニ風に。下にはポレンタを添えて

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