【ピザ激戦区の軽井沢にあってその中でも特異な存在のピザ】 : LIAEU

店へ行く道は分かりにくい…みんな良く来れるねぇ〜。
Google mapで見ると『しなの鉄道』の線路の北側の道を案内される。それだと辿りつけない。

18号線から軽井沢方面から入るにはマリオットホテルを右に見ながら少しだけ通り過ぎたところを斜め左に進入。黄色い看板の「700m先4t車以上通れません」の看板が目印。樹々に囲まれた砂利道をゆっくり走る…これだと「しなの鉄道」の南側を入っていることになり正解。…走る事、距離にしたら800mくらいか、森の奥の方に何やら店の気配。
　夜だったら確実にわからない。

駐車場が2台分道路の左奥にあるので、店なのか何かがあることは察知できる。看板はここにはない。

この日は1時に予約を入れて訪問。先客が2台が駐車していたので、しばらく道路で待機。
別の車が道を走って来たら、どうすれば良いんだろ？の状況。

5分ほど待って、先客の車が駐車場を出て行く。そこに車を入れて、森の中を十数歩、歩くと店に到着。

小屋のようなところが工房と言うかお店。煙突がついているからここにピザ窯があるんだな、というのがわかる。

予約時の電話の時から、優しい対応で受け応えしてくださっていた女性がひとりで手作りピザやらフォカッチャを作るワンオペ。

1日2組しか予約は受け付けないし、案外お休みも多いので行く時は要注意。
この日も何組かお客さんが来ていたが、テイクアウトで持って帰る人、ピザをテイクアウトするために作ってもらうまで待つ人や諦めて帰る人、など様々な様子。

僕らは4人の予定が2人キャンセルせざるを得なくなり2人になってしまったが、それでも1組なので4人掛けテーブルに2人で座ることになる。

と、ここで黒板に書き込まれたピザのメニューを感じの良い女性店主が説明してくださった。

今日はピザ5種類が用意されいて、ひとり一枚は普通に食べられるボリューム。
定番3種は次の❶〜❸
❶「しらす・にんにく・アンチョビ（税込1500円）」
❷「マルゲリータMargherita （税込1600円）」
❸「ビスマルクBismarck（ 税込1.750円）」
…半熟たまごのPrzza
たまご・モルタデラハム・マッシュルーム

今日のピザは
❹「ナスとサラミ（税込1,800円）」…トマトソース・サラミ・ナス・ケイパーが具材

❺「カボチャーとツナ（税込1,800円）」…ベシャメルソースでカボチャ・ツナ、玉ネギが具材

❶以外はチーズベース。
僕は❶を相方は❹を選択。

飲み物は「信州産アプリコットサイダー （税込550円）」かイタリア産の炭酸水「サンベネデットスパークリングウォータ500ml （税込550円）」の2種しかない。温かい飲み物はなし。

ピザは約30分待って1枚目が運ばれてくる。
「しらす・にんにく・アンチョビ」…アンチョビの発酵した酸味、ニンニクの風味、ふんだんにかかったシラス…生地は薄手パリパリのクリスピータイプではないが割と薄めのもっちりタイプ。ピザ外側周辺のふくらみであるコルニチョーネがかなり美味しく大満足。

その15分後に「ナス・サラミ・トマトソース・ケイパー」を具材としたピザが出てくる。…辛いタイプと言われていたけど、そこまで辛くはなく良い感じのアクセント。サラミの辛いタイプ「ペパロニ」かな？僕的にはかなり好きなピザの味。もちろん先ほど同様コルニチョーネもキッチリ美味しいので嬉しい。

食べてる途中で、この2枚だけでは足りないかも、と思っていたが、食べ終わってみるとちょうど満腹。

店内で販売していた「香草のフォカッチャ（税込380円）」もあとで小腹が減った時に食べようとひとつ購入。…あとで食べてみてハーブの香りが強くて濃厚。オトナの味わい。表面もカリカリして美味しかった。

結局、気持ち良い木漏れ日の中での食事は小一時間かけてゆっくりいただき、帰り際に女性店主ともしばらくお話しして、再会を約束しての楽しい時間だった。

今年も12月クリスマスの頃までオープン予定で、来年の学校が始まる春休み明け頃に再開の一応予定だそう。ゆったりした生活ペースが羨ましい。
　今回訪ねた10月中旬でもセーターを着て、さらに寒かった時用にジャンパー風の上着も用意はしておいた。上着までは必要なかったが、十分に寒かったので、これから12月に向かって予約をして行く人はくれぐれも厚着で行くことをお勧めする。

※あっ、そうだ肝心なことを書き忘れていた。この店、基本的に外＝アウトドアに椅子とテーブルが用意されるだけなので、雨の日は店側からキャンセルが入ってテイクアウトに変更する事になるか予約そのものがキャンセルとなるので要注意。それと、トイレがないので来る前にどこかで用を済ませておくことが肝心。
帰り道途中のトイレの場所も検討しておいた方が無難だと思う。