【上野・浅草・日暮里】中国屋台料理『麻辣湯』が急増中

出典:ランチ向上委員会さん

【上野・浅草・日暮里】中国屋台料理『麻辣湯』が急増中

麻辣湯は、中国の屋台料理を発祥とし、現代では手軽にいただけるファストフードのような辛い麵料理です。好きな具を選び、好きな辛さに調節してもらうことで自分だけの麻辣湯ができるので、最近では日本でも女性を中心に人気が出ています。上野周辺は、もともと中華料理店が多く、麻辣湯のお店も急増中です。

記事作成日:2017/06/13

6524view

このまとめ記事は食べログレビュアーによる142の口コミを参考にまとめました。

麻辣湯の発祥と流行

中国語では、「麻辣汤」や「麻辣烫」と書きます。文字を直訳すれば、「辛くてしびれるスープ」の意味です。実際には、好みの具をいくつか選び、好みの辛さのスープで汁麺に仕立ててもらうというものです。
発祥は、揚子江(長江)で働く労働者が、ありあわせの材料でスープを作り、四川定番の辛い味付けにして食べていたというのが始まりなようです。
現代では、手軽に食べられる中華料理のファストフードとして定着し、具・麺・辛さを選べる自分好みの麺料理として、中国各地で人気です。
日本では、自分で選べる自由度と、中華料理店っぽくない雰囲気のお店が多いのもあって、若い女性を中心に人気があり、渋谷・新宿・池袋などのターミナル駅にお店があります。
上野・浅草・日暮里周辺は、もともと中華料理店が多いエリアであるため、ブームに乗って麻辣湯のお店が急増中です。

麻辣湯専門店 美香

西日暮里駅近くのビルの地下1階にある麻辣湯の専門店です。

地下にあるので入るのには抵抗感がありますが、店内は明るく、女性店員がやっているので入ってしまえば問題ありません。
女性がひとりで利用してもOKです。

安心して利用でき、安定感のある味わいで万人向き

こちらの麻辣湯は、麺の種類が、細い春雨・太い春雨・拉麺・スパゲティの4種類から選べます。お店も4種類目の麺を何にすべきか悩んでいるようで、刀削麺やうどんのときもあります。
スープは、白湯ベースに薬膳の素材をプラスしたものです。
こちらでおすすめの具は、『白身魚団子』です。中国語で『福州魚丸』という、食べ物で、はんぺんとかまぼこの中間のような食感の練り物です。それの中に蟹の身を具に入れてあります。小籠包のように中から美味しい汁が溢れますね。

麻辣湯の初心者でも安心して利用できるようにお店のキャラクターの『めいニャン』が注文方法を教えてくれます。
このあたりも女性にウケるポイントですね。

ニーハオ 麻辣湯

日暮里駅の駅前にあるビルに入る麻辣湯のお店です。

客層は、半分以上が日本に住む中国人で、若者で賑わっていますね。手軽に食べられ、みんなで行っても個々に自分好みの味で食べられるのがいいのでしょう。

そういう客層だけあって、手書きで書かれたサイドメニューは、『鴨首肉』や『鴨足』などのエキゾチックメニューがあります。

本場度が高く、中国人も納得の味

麺は、平麺の春雨・細麺の春雨・刀削麺・とうもろこし麺・インスタント麺(ラーメン)・うどんと、選べる種類が豊富です。
辛さも、唐辛子の辛さより、花椒(中国山椒)による痺れが強いですね。
こちらでおすすめの具は、『鴨血』です。その名のとおり鴨の血を固めたもので、レバ刺しを彷彿させる見た目や食感ですが、加熱済みの食品なので、合法です。

どこのお店でも共通ですが、冷蔵庫の中に1人前の量で袋に入れられた具が並んでいます。
ここから、好みの具を選ぶのが麻辣湯の醍醐味ですね。
トッピングは、追加料金を払えば何品でもOKです。

福美味麻辣湯

御徒町駅近くのお店です。ビルの2階にあり、1階もオシャレなタイ料理店で、辛いアジア料理が好きな女性にはたまらないスポットになっています。

お店はカフェのような雰囲気で、お店の方も女性なので、非常に入りやすいですね。
初心者にも丁寧に説明してくれますし、利用しやすいお店です。

女性が作る女性のためのヘルシー麻辣湯

こちらの麻辣湯は、スープには辛さが無く、ラー油のような調味料を丼にどれだけ加えるかで辛さの調整をしています。
テーブルの上にもこのラー油のような調味料と花椒(中国山椒)があるので、微調整も問題なしです。

こちらでおすすめの具は、チンゲン菜・小松菜・春菊・ほうれん草などの野菜類です。女性が営むお店だけあって、野菜の量が多く、また、鮮度もいいですね。

平たい春雨・細い春雨・インスタント麺(ラーメン)・トウモロコシ麺・刀削麺から選べます。
カウンターには、見本が置いてあるので選びやすいですね。

アメ横屋台

お店は、アメ横のど真ん中『アメ横センタービル』にあります。と言っても、建物内にあるのではなく、道路に面した場所に店を構えていて、客席はオープンエアになっており、まさに『屋台』といった雰囲気です。
上に吊るしてある提灯も中国の屋台のような雰囲気を出していますね。

こちらのお店は、観光客向けの総合屋台といった感じで、中華料理だけでなく、外国人観光客向けに刺身や鰻丼などの和食も取り扱い、「アジアの交差点」といった感じですね。

こちらの麻辣湯は、ベースの出汁はわかりませんが、中国の屋台な感じのジャンクな味わいの上に外国なスパイスの香りがプラスされたものです。
まさに中国の屋台の味そのものという感じがしますね。
麻辣湯の専門店ではなく、屋台料理のお店なので、飲んだ後のシメにちょうどいいと言えるでしょう。

こちらのお店に用意してある具は、スタンダードなものが多いです。そんな中でおすすめなのは、『腐竹』です。湯葉と訳されてしまうことが多いですが、中国語で『腐竹(腐茸)』と書く湯葉は、ヒダヒダにスープが絡んで麻辣湯にぴったりの具です。

屋台料理のお店なので、写真のような焼き小籠包で1杯やって、シメに麻辣湯を食べれば、海外旅行気分を味わえますね。

※本記事は、2017/06/13に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ