行くべき高級旅館

行くべき高級旅館

日本には世界に誇る高級旅館が数多くあります。旅館は通常1泊で2食付き。高級懐石料理はいかがですか? さらに温泉を備えた宿もあり、しばしばホテルよりも満足度が高いものです。そんな一度は行ってみるべき素敵な宿をまとめてみました。

更新日:2016/12/29 (2016/05/04作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1367の口コミを参考にまとめました。

俵屋旅館

俵屋旅館 - 宿泊した「暁翠庵」という部屋。庭の景色がまるで屏風のように見事。

日本最高の旅館との噂。全18室、部屋毎に違った風景、違った室礼があり、それぞれに最高の設えが目指されています。館内の至る所、そして各部屋には芸術品とも言えるフィン・ユールの椅子や値段の付けられない高価な美術品がさりげなく置かれています。80才を越える女性でありながらまだ現役で活躍されている当主、佐藤 年(さとう とし)さんのセンスのたまものです。ウェルカムは名物わらび餅。夕食も朝食も素材の味が良く、豪華すぎず、適量で心地良い満腹感。

衣食住が最高レベルで融合している。

山荘無量塔

山荘無量塔

湯布院御三家の一つ「無量塔」は人里離れた山の中にあり、静けさに包まれています。この場所を選択したところからも創業者で2010年に急逝した藤林晃司氏の優れた美的感覚がうかがえます。宿自慢の「Tan's Bar」に行けば巨大なヴィンテージ・オーディオから深淵かつ軟らかな音が響いてくるでしょう。全12室、12通りの部屋。すべて離れの棟で、大浴場はなく、源泉掛け流しの温泉は客室風呂となっています。食事は部屋食または200年前の新潟の邸宅を移築した「紫扉洞」で。豊後牛の炭焼きや、地元で取れた野菜などをふんだんに使った郷土料理の会席が美味しい。

ずば抜けた雰囲気。

あさば

あさば - サロンから池の向こうの能舞台を臨む

民家の間に唐突に出現する重厚な門。着物姿の若女将が玄関で出迎える。目の前に広がる池と能舞台。広々とした気持ちのよい玄関は非日常への入り口です。食事はどれも塩加減が丁度良く、出汁がとても美味しい。全17室、その11室には内風呂があるので、5つの共同浴場はうまく利用すればほぼ貸し切り状態で楽しめます。風呂上がりにはライトアップされた能舞台を見ながらサロンでカクテルを飲み、ふかふかの布団で熟睡。非日常的幽玄の景色、清潔さ、さりげないおもてなし、素朴で美味しい食事。西洋的美意識と対極にある日本の美。豪華絢爛でないことが一流であるを知る。

心地よい品格。

柳生の庄

柳生の庄 - 柳生の庄 玄関

「あさば」と並び称される修善寺を代表する旅館です。15室15通りの数寄屋造りの部屋。数寄屋造りはわび・さびの精神で伝統的な職人芸で作られた高級和風建築で、柳生の庄でも素人目には分かりづらいのですが蛍壁や網代天井など随所に超絶技巧の仕事がなされています。この外界と隔絶した緑溢れる空間で頂くのは、魯山人の流れを汲む調理長、柴山崇志による至福の懐石料理です。

数寄屋造りの最高級旅館で。

星のや 京都

星のや京都

全国に展開される「星のや」さんの勢いはとどまるところを知りませんが、ここ京都でも旅心をくすぐる心憎いほどの演出がなされています。船をつかったアプローチ、部屋からの最高の眺望など類を見ない素晴らしさです。料理長、久保田一郎は祇園の割烹で生まれ、フランスの三ツ星「ジョルジュ・ブラン」を経て、イギリス初の京会席レストラン「Umu」の総料理長に就任。オープンからわずか5ヵ月でミシュランの星を獲得し「ニューズウィーク」が選ぶ「世界が尊敬する日本人100人」に名を連ねる経歴を持ちます。料理が美味いのも納得です。

最高の眺望と最高の食事。

強羅 花壇

強羅 花壇

俵屋と並んで海外でも特に有名な強羅花壇。日本を代表する宿であることは間違いありません。食事の面でも「FOODIE TOP 100 Restaurants」で世界のトップ100に入っています。肩を並べる高級宿が続々と誕生している昨今でも、宮家の別邸であった伝統と格式で他とは一線を画していると言えるでしょう。総料理長、小林誠による正統的な和食懐石はいかがですか。蔵元との直接取引で仕入れる稀少な酒も豊富です。

宮家別邸の伝統と格式で一線を画す。

星のや 軽井沢

星のや軽井沢

星のやさんの伝説はここから始まりました。この革新的な宿は水辺に点在する谷の集落を模し、古き日本の良さを感じさせる作りになっています。和食洋食ともにレストランも充実しており、特に隣に位置し同じ系列のホテル・ブレストンコートにある「ユカワタン」では世界トップレベルのフレンチが頂けます。

伝説はここから始まった。

湖山亭うぶや

湖山亭うぶや - 露天風呂付き特別室からの眺め

湖山亭うぶやは山梨県の河口湖畔にあり、全室から富士山を眺めることができる高級旅館です。給仕担当の方が感じがよく、また女将も挨拶に来られて気持ちの良いもてなしを受けます。懐石料理はどれも美味しく、特に鯛のすり流しが絶品。和牛ヒレステーキは溶岩板で頂きます。朝食もミニ懐石とも言える数皿の料理が頂けます。とにかく眺望が素晴らしく、食事が美味しく、スタッフの感じが良い宿です。

富士の素晴らしい絶景とともに。

海舟

海舟

南紀白浜温泉は日本三大古湯と言われ、何と1350年もの歴史を誇っています。海舟は100室ほどの大型旅館で、子連れの家族客も多く、小さな高級旅館とは全く雰囲気が違います。そのため無料のジュースやアイスキャンディー、夜鳴き蕎麦などのサービスで客を楽しませる工夫が感じられます。また珍しく混浴の露天風呂(安心してください。湯浴み着着用ですよ笑)や、貸し切り露天風呂もあります。食事はレストランで大人数で頂くことになりますが、まあなかなか美味しいので問題ありません。

アドベンチャーワールドに行くのならお薦め。

金乃竹

金乃竹 - エントランス。ガラスの筒が納められた水を満たした棺のような不思議なオブジェがお出迎え。名前の通り竹を多用した内装。

箱根は仙石原にある10部屋だけの隠れ家的温泉旅館。御殿場インターから車で30分ほど。名称の通り竹を多用した内装と黄金色の照明が印象的。フロントにはワイン(モンテスの赤・白)が置かれていて、これはフリードリンク。温泉は白濁濃厚な硫黄臭のある天然温泉で、この臭いはしばらくは完全には身体から抜けないので要注意。食事は京風懐石。この宿の魅力はスタッフの感じの良さと、美味しい食事と温泉です。

仙石原の隠れ宿。

草菴

草菴

湯の川温泉は和歌山県龍神温泉、群馬県川中温泉とともに日本三美人の湯とされています。草菴は2004年にリニューアルして現在の形になりました。日本全国から古民家を移築し、家具には英国のアンティークを使用し、同時代の西洋と東洋の融合をテーマにしました。半露天風呂付きの5部屋と、部屋風呂の無い12部屋の合わせて17室。そして6種類の貸し切り風呂があります。食事は朝夕食とも食事処「すゞ奈」の個室で供される、地元の魚介類が美味しい懐石です。

古民家を移築したラグジュアリーな宿。

はづ木

はづ木

湯谷温泉街に「はづグルーブ」の旅館が4軒あり、はづ木はその一つですが、中華薬膳コースがあるのはここだけです。宿泊客は朝夕食ですが、日帰り客には入浴昼食プランが用意されています。11時チェックインで14時半までの3時間半の滞在。昼食の他、温泉に入るなどして寛げる快適なプランです。

渓流脇の個室で頂く絶品薬膳中華コース。

あらや滔々庵

あらや滔々庵

山代温泉、あらや滔々庵は北大路魯山人ゆかりの宿として知られています。屋号が彫られた板や、器や書など数多くの魯山人作品と、上野憲男などの現代美術作家の作品が展示されていてちょっとした美術館の様です。湯量は1日10万リットルで山代随一を誇るそう。食事は冬のずわい蟹コースが絶品です。

魯山人ゆかりの宿で頂く絶品蟹会席。

※本記事は、2016/12/29に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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