【東京都】デートのお店選びに関する異端的考察

先ずはザギンでお茶を。流石に銀座だけあって、それこそ不必要なほど高級感満点のティースポットが散在するのだが、ここで敢えてファンシーなお店に。ここのショーケースを目の前にして「わ～♡」とならぬ女性は女子ではない!!←エエんか～そんなこと言って(- -;)とにかく見る者を驚嘆させる、千変万化バリエーション。煌びやかタルト満開状態のインパクトで、彼女のハートを鷲掴み!!と簡単に行くなら、誰も苦労はしないのだ。

お次は渋谷のシブいカフェ。ハイテックなファサードや、余計な装飾を排し簡素にも映るインテリアと、そして何より、珈琲命って風情のひた向きバリスタによって醸し出される、凛とした空気感に満ちた店内。二人並んで腰掛けて、ひっそり♡小声で語らうには、全く邪魔の入らぬ絶好の環境である。もちろん、バリスタ入魂の一杯は、須田場ナンチャラなんて寄せ付けぬヤンキーな男気さで、カッコいいったらありゃしない。真面目に珈琲デートして欲しいお店。

ここらで真面目に、デートっぽいお店を目黒から。角地のほぼ三角形なお店は、ピンクの豚って屋号だからして可愛らしい。さして広くないからこそ、良い感じでユルいアットホームなバル。それは料理の味わいにも良くく顕れていて、驚く味には出会えないかもしれないが、何を喰っても一応に感じる家庭的な安堵感。これこそここのキモだろう。気の置けぬ二人がユックリ夜を楽しむための、かりそめホーム･スイート･ホーム。

いよいよ上野。今回のまとめの本命は、実はこのお店。名物の鶏の丸焼き、通称「マルちゃん」を二人で分け合いっこ。これが出来てこそ、本物デートだと思う私は偏見オヤジか!?ちなみに私はそれが出来るから恵まれてると思うのだ。ヘヘン。肝心なのは、こんがり焼きあがったマルちゃんの解体を、絶対お店の人に任せぬこと。用意されたナイフとフォークをシャキキ～ンと駆使して、自らの手で素早くバラバラ解体、湯気の立ち上る絶品ささ身を彼女に捧げるのだ。ハイ、あ～ん♡それが出来たらもうバッチリ男～♪

最後は、二人の西麻布～♪何と言っても、深夜2:30まで開いてる西麻布のカフェってのが良い。しかもミルクレープを開発した偉大なお店である。由緒正しき、最高峰のミルクレが喰えるのだから、この際、真夜中ケーキって愚行は許して欲しい。「とっくに終電出ちゃったし、これからどうするかねぇ･･･」と下心全開で、ミルクレのビラビラを一枚ずつ脱がせてる、いや剥がしてる私は、もうバッチリおっさんだ(T T)