【あべの・天王寺】チャーシューの際立つラーメン【焼豚・煮豚】

出典:kurodaさん

【あべの・天王寺】チャーシューの際立つラーメン【焼豚・煮豚】

ラーメンを構成する要素として欠かせないものは麺、スープ、そしてチャーシュー(叉焼)。たかがチャーシューなれど、お店によって味や姿はさまざまです。気鋭のお店が鎬を削る大阪で、独創的な叉焼を出してくれるお店を集めてみました。各お店の創意工夫を味わってみませんか。

更新日:2021/11/27 (2021/04/17作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる215の口コミを参考にまとめました。

ラーメンのチャーシューは日本式

 ラーメンを構成する要素として欠かせないものは麺、スープ、そしてチャーシュー(叉焼)です。自分で作るインスタントラーメンでも、チャーシューをたった1枚乗せるだけで満足感が全然違います。
 本来の叉焼は、皮つきの豚のバラ肉に塩と五香粉など香辛料を塗布しローストしたもので、日本ではハムやソーセージなどとともに店頭に並んでいます。
 しかしラーメン店でいうチャーシューは、鍋の醤油で肉を煮て作る、中国で「醤肉(ジャンロウ)」と呼ばれる「煮豚」のことです。
 これは専用のロースターを必要としないこと、安価なバラ肉を使用できること、煮汁を出汁やタレに流用できることなどから日本でこの形になったようです。
 トロリと柔らかく、深い味わいをもたらすチャーシューは、ラーメン具として欠かせないもののひとつです。

らーめん 亀王 天王寺駅前店

3.19

夜の金額: ~¥999

昼の金額: ~¥999

らーめん 亀王 天王寺駅前店

 各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅のすぐ近く。あべのQsモール北側一角を占めるViaあべのWalkの地下1階にあるお店です。
 店内は厨房に接したカウンター席と、その背後の対面式のカウンター席が主体。注文はタブレットを使い、支払いもセルフレジでという省力化を徹底したシステムとなっています。

らーめん 亀王 天王寺駅前店

 「濃厚とんこつ昔味黒」(690円)は、とんこつにしてはやや黒っぽいスープにシナチク、ゴマ、ネギが散らされ、チャーシューと海苔が存在をアピール。とろ玉はその大部分がスープに沈んでいます。
 さらっとした口当たりのスープは豚骨の旨みが凝縮された感じで、特有の獣臭さは皆無。独特の甘みを感じさせるなか、かなりニンニクを利かせていてパンチがあります。

トロける食感のバラチャーシュー

らーめん 亀王 天王寺駅前店

 麺は極細のストレート。しこしこした食感とともに程よいコシを持ち、力強いスープとの絡みも上々です。
 チャーシューは、これこそ亀王らしさを感じさせるバラチャーシュー。トロっととろけるような食感で、肉の味も良好。「とろ玉」(+130円)はやや硬めに仕上がっています。

麺屋 志

3.33

夜の金額: ~¥999

昼の金額: ~¥999

麺屋 志

 JR阪和線・美章園駅を出て左方向に3分ほど歩いたところにあるラーメン店です。
 店内は厨房を囲むL型カウンター10席のみ。まだ若い店主が意欲的にさまざまなラーメンを開発されています。

複雑な風味を醸す「台湾まぜそば」

麺屋 志

 「台湾まぜそば」(950円)は、中太の弱縮れ麺が横たわるその上に、台湾ミンチ、ネギ、ニラ、ニンニクなどが散らされ、中央に卵黄が乗せられています。
 独特の風味を持つミンチ肉と、生玉子のまろやかさのコラボレーションがいい具合で、そこにネギとニラの主張の強い香味が混じり合って、複雑な味わいを醸しています。

麺屋 志

 麺は多加水のモチっとした風合いで程よいコシが感じられるが、ややベタっとした感がある。よく混ぜたつもりだが味にムラが出てしまうのは、麺の解れがよくないから。これは温麺の宿命でしょう。
 トッピングのチャーシューは、かなり分厚いものが2個乗っています。2枚やなくて2個です。やや濃いめの味付けで、柔らかく煮上がっています。これは値打ちがありますね。

麺匠 丸極

3.34

夜の金額: ~¥999

昼の金額: ~¥999

中華そば&かき氷 丸極

 各線天王寺駅から国道25号線を西に向かい、大阪市立大学病院前の坂をほぼ下り切ったところ。または地下鉄動物園前駅から東へ5分ぐらい歩いたところにあるお店です。
 店内は左右の壁に面したカウンター席のみの10席。赤いカウンターや割烹着姿のスタッフなど、昭和情緒を演出されています。

あっさり高井田系の美味しいラーメン

中華そば&かき氷 丸極

 「チャーシュー麺」(700円)は、高井田系のようなビジュアルで、濃い色のスープの中に太い麺が横たわり、ザク切りの青ネギが散らされています。そしてモモ肉かな?叉焼がたっぷり乗せられています。
 先ずはスープを啜ってみる…鶏ガラをベースにして、昆布や野菜の出汁で旨みを高め、醤油の香味が立ったカエシで味を引き締めている深みのある味わい。あっさりしつつも主張のある仕上がりで実に美味しい。

中華そば&かき氷 丸極

 麺は断面の丸い極太のストレート麺。適度なコシを持たせつつもっちりした風合いで、スープとの絡みも良好。極太だけに箸で持ち上げるのが重いですね。
 チャーシューは薄切りのモモ肉で、適度な歯応えを持ち、噛みしめると肉の旨みがじんわりにじみ出てくる仕上がり。チャーシュー以外は青ネギとシナチクのみで、これは潔いなぁ…
 胡椒を入れるのがお薦めとのことなのでやってみると、ジャンキーな風味に変わります。まさに高井田系の味わいです。「カー君のラー油」なるものを入れると花椒の風味が加わって複雑な味わいに変わります。

喜多方ラーメン坂内 小法師 針中野店

3.54

夜の金額: ¥1,000~¥1,999

昼の金額: ~¥999

喜多方ラーメン坂内 小法師 針中野店

 あべの・天王寺から少し離れているが、近鉄電車で4駅先なのでそれほど遠くない。針中野駅を出てすぐ、駒川商店街へ向かう街路の角にある、会津・喜多方ラーメンのお店です。
 カウンター席6席程とテーブル席20席ほどのこぢんまりした店内。会津の観光案内や、喜多方市内のラーメン店を紹介するパンフレットなども置いてあって、会津のPRブースみたいです。

醤油の香味が際立つ美しいスープの「喜多方ラーメン」

喜多方ラーメン坂内 小法師 針中野店

 「喜多方ラーメン」(650円)は、淡い琥珀色のスープに脂が金色に輝く実に美しいスープです。口当たりのいいサラサラしたスープは、あっさりしているのにコクがあり、醤油の香味が際立っています。
 トッピングは叉焼が5枚、白ネギ、シナチクです。レギュラーのラーメンでチャーシューがこれほど載っているお店は稀有。ボリウムはありそうだが、余分な油を落としているので、意外にさっぱり頂けます。

喜多方ラーメン坂内 小法師 針中野店

 麺は平打ち・縮れ・極太という独特のタイプで、シコシコした弾力のある熟成多加水麺です。この縮れ具合が、さらっとしたスープを引き上げてくれるという、スープとの相性が抜群ですね。
 麺もさることながら、シャキシャキした白ネギもいいですね。

ラーメン・まぜそば SiO Style

3.44

夜の金額: ¥1,000~¥1,999

昼の金額: ¥1,000~¥1,999

ラーメン・まぜそば SiO Style

 各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅のすぐ近く。あべのQsモール北側一角を占めるViaあべのWalkの地下1階にある、ラーメン店です。
 お店はエントランス横に券売機がある食券制。店内は厨房をL字型に囲う10席ほどのカウンターと数卓のテーブル席からなる20数席です。

アサリの風味が堪りません

ラーメン・まぜそば SiO Style

 「特製あさりSIOラーメン」(1,000円)は、白濁のスープの上にバラ焼豚2枚にレア焼豚2枚、味玉、カイワレに粗みじん切りのアーリーレッドが散らされています。
 スープを啜ると、いきなりアサリの風味がストレートに襲ってきて、徐々に貝と鶏の旨みが広がってきます。塩分は控えめでまったりとしたチューニングになっています。

ラーメン・まぜそば SiO Style

 麺は博多ラーメンのような細麺で、低加水の歯切れのいいタイプ。スープとの絡みも良好です。
 トッピングの叉焼は豚バラとレア叉焼の2種。豚バラは肉厚で噛むとほろっと崩れる柔らかさ。一方のレア叉焼は真空調理らしく生ハムのようなむっちりとした歯ごたえです。玉ねぎが風味と食感に変化を与えてくれます。

天王寺百楽

3.47

夜の金額: ¥3,000~¥3,999

昼の金額: ¥1,000~¥1,999

天王寺百楽

 JR・天王寺駅の直上の複合ビル、天王寺ミオ・プラザ館4階のレストラン街にある北京料理のお店です。
 店内はテーブル席ばかりで100席足らず。南の窓からは「あべのハルカス」、西の窓からは「通天閣」の姿も望め、新旧の大阪のタワーが一望です。

バランスの良さが身上の「豚バラチャーシュー麺」

天王寺百楽

 「豚バラチャーシュー麺」(980円)は、キラキラと油分が輝く茶褐色のスープの中に、麺は姿を隠し、その上に大ぶりの豚バラチャーシューが浮かび、葱が散らされています。
 鶏ガラスープのコクと醤油の甘みが融合された上質な旨みががあるスープで、何かの風味を押し付けるではなく、全体にバランスの取れたチューニングです。

天王寺百楽

 麺は中細の弱縮れ麺。麺はシコシコした風合いで、専門店のような質感。スープとの絡みは良好です。

天王寺百楽

 チャーシュー大ぶりで厚切り。相当煮込まれているようで脂がトロっと蕩けます。赤身部分はしっかり肉の旨味を残していて、実に上質の仕上がりです。
 派手さないがしっかり上湯の旨味を生かしたこのチャーシュー麺、バランスの良さが光ります。

※本記事は、2021/11/27に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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