【あべの・天王寺】汁なし麺の世界

出典:kurodaさん

【あべの・天王寺】汁なし麺の世界

中華麺をスープではなく調味油や具材を混ぜ合わせていただくラーメン風の食べ物「汁なし麺」。一口に汁なし麺といっても、お店によってその種類は多彩です。あべの・天王寺界隈で、汁なし麺の数々を集めてみました。そのヴァリエーションの数々を味わってみませんか。

更新日:2024/05/28 (2021/01/10作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる982の口コミを参考にまとめました。

汁けがないのでお酒のアテとしてもいただける

 中華麺をスープではなく調味油や具材を混ぜ合わせていただくラーメン風の食べ物「汁なし麺」。一口に汁なし麺といっても、お店によってその種類は多彩です。
 「油そば」は、どんぶりの底に溜まったごま油やしょうゆベースの油タレに、温泉玉子、刻み海苔、メンマ、チャーシュー、ネギなどの具材とともに麺と絡めて食べる汁なし麺です。
 「台湾まぜそば」とは台湾ミンチ(ニンニクの効いた醤油味のピリ辛ミンチ)を極太麺に乗せた、混ぜ合わせて食べる名古屋市生まれの汁なし麺。今や「名古屋めし」の一角となっているそうです。
 「担々麺」はもともと天秤棒を担いで売り歩いていた中国四川省の料理であり、スープを大量に持ち歩けないので「汁なし」が原型。本場の中国四川省では汁なしが基本。日本でも本場のスタイルでいただけるお店が増えています。
 下の写真は堺・ひだまり庵の「肉まぜそば」です。

麺屋 志

麺屋 志

 JR阪和線・美章園駅を出て左方向に3分ほど歩いたところにあるラーメン店です。
 店内は厨房を囲むL型カウンター10席のみ。まだ若い店主が意欲的にさまざまなラーメンを開発されています。

複雑な風味を醸す「台湾まぜそば」

麺屋 志

 「台湾まぜそば」(950円)は、中太の弱縮れ麺が横たわるその上に、台湾ミンチ、ネギ、ニラ、ニンニクなどが散らされ、中央に卵黄が乗せられています。
 独特の風味を持つミンチ肉と、生玉子のまろやかさのコラボレーションがいい具合で、そこにネギとニラの主張の強い香味が混じり合って、複雑な味わいを醸しています。

麺屋 志

 麺は多加水のモチっとした風合いで程よいコシが感じられるが、ややベタっとした感がある。よく混ぜたつもりだが味にムラが出てしまうのは、麺の解れがよくないから。これは温麺の宿命でしょう。
 トッピングの叉焼は、かなり分厚いものが2個乗っています。2枚やなくて2個です。やや濃いめの味付けで、柔らかく煮上がっています。これは値打ちがありますね。

麺屋 つばき 寺田町店

麺屋 つばき 寺田町店

 JR大阪環状線・寺田町駅の北口を出て、国道25号線を西方向。玉造筋と交わる寺田町交差点の南西側にある「台湾まぜそば」のお店です。
 店内は厨房を囲うように設えられたL字型のカウンター席10席ほどと、その背後のテーブル席からなる全20席程度。やや暗めの色調とスポット照明によって、シックで落ち着いた雰囲気です。

急成長中の名古屋メシ「台湾まぜそば」を大阪で

麺屋 つばき 寺田町店

 「台湾ませぞば」(810円)は、平打ちの極太ストレート麺が横たわるその上に、台湾ミンチ、ネギ、ニラ、刻み海苔、ニンニク、魚粉が散らされ、中央に卵黄が乗せられています。
 肉の味が活きるピリ辛ミンチと、生玉子のまろやかさのコラボレーションがいい具合で、そこに海苔、ネギ、ニラというそれぞれ主張の強い香味が混じり合って、複雑な味わいを醸しています。

麺屋 つばき 寺田町店

 肉の味が活きるピリ辛ミンチと、生玉子のまろやかさのコラボレーションがいい具合で、そこに海苔、ネギ、ニラというそれぞれ主張の強い香味が混じり合って、複雑な味わいを醸しています。
 麺は全粒粉ののようで、もっちりとしたテクスチャーで具材との絡みも良好。麺がなくなると、「追い飯」と呼ばれる少量のご飯を足してくれるので、丼に残る台湾ミンチやタレにまぶして最後までいただけます。

きりん寺 桃谷店

きりん寺 桃谷店

 JR大阪環状線・桃谷駅の南口を出て西側。横断歩道を渡った少し先にある油そば専門店です。
 壁に面した一列のカウンター席と、その背後のテーブル席からなる店内は、全部で10数席となっています。

意外にさっぱりいただける油そば

きりん寺 桃谷店

 半熟玉子油そば(730円)は、湯気の上がる麺の上に叉焼、半熟玉子、シナチク、ネギ、胡麻、刻み海苔が乗せられています。案内に従って、辣油と酢を回し掛け、ざっくり混ぜていただきます。
 麺はやや太めの縮れ麺で、少しもちっとした歯触りがありつつしなやかなコシを保っています。さっぱりした油分を持つタレとの絡みも良好です。

きりん寺 桃谷店

 叉焼は豚バラが2枚乗せられています。程よい厚さで柔らかく煮上がっています。玉子はトロトロで、全体に混ざることで、まろやかな味わいにさせてくれます。
 他のお店は油が強すぎていささかクドくなってしまうのだが、ここのは意外にさっぱりいただけました。

元気茶房

元気茶房

 地下鉄谷町線の天王寺駅と四天王寺前夕陽ヶ丘駅とのちょうど中間ぐらい、四天王寺の西門から一心寺に向かったところにある台湾料理、台湾茶のカフェです。
 店内は大小のテーブルが並ぶ全20席ほどの小さなお店ながら、茶葉の瓶やモダンアートが飾られて実にいい雰囲気です。

上質の空間でいただく台湾まぜ麺と水餃子

元気茶房

 台湾まぜ麺と水餃子のセット(1,050円)の台湾まぜ麺は、中太のややウエーブのかかった麺が横たわるその上に、お肉を煮込んでほろほろになった餡が盛られ、ネギが散らされています。
 ざっくり混ぜて麺を啜ってみる。肉の深い旨みが濃厚な味噌と合わさって実に美味しい。八角によるエスニックな香味と相俟って複雑な味わいを醸しています。

元気茶房

 水餃子はプルンプルンの仕上がりで、細かく刻まれた餡を薄めの皮で包んだ軽めの風合い。こういった軽い餃子は女性に好まれると思います。

ラーメン・まぜそば SiO Style

ラーメン・まぜそば SiO Style

 各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅のすぐ近く。あべのQsモール北側一角を占めるViaあべのWalkの地下1階にある、ラーメン店です。
 お店はエントランス横に券売機がある食券制。店内は厨房をL字型に囲う10席ほどのカウンターと数卓のテーブル席からなる20数席です。

レモンが爽やかな「まぜそば」

ラーメン・まぜそば SiO Style

 「SIOレモンまぜそば」(900円)は、極太の麺とともに厚切りロースハムのようなお肉、粗みじん切りの玉ねぎとアーリーレッドが散らされ、輪切りのレモンとカイワレが乗せられています。

ラーメン・まぜそば SiO Style

 麺は極太の縮れ麺で、少しヌチャっとした歯触りがありつつ、小麦の香りが立ちあがっています。そして魚系の風味とともにレモンの爽やかさが広がります。
 玉ねぎのしゃりしゃりとした食感と、厚切りのお肉の旨みも良好。野菜から抽出したような甘味のあるタレにレモンの酸味が足されて深い味わいになっています。濃厚なので、麺との絡み具合もいいですね。

麺屋 たにぐち

麺屋 たにぐち

 あべのキューズタウン北側一角を占めるViaあべのWalkの1階。2021年4月のオープン以来、未だ人気の絶えないラーメン店です。
 店内はカウンター席のみの8席。カウンターにはシート状のメニュー、割箸、散り蓮華がセットされた折敷が予め置かれていて、隣席との間にはアクリル板が立っています。

担担麺らしくないオリジナルの「汁なし担担麺」

麺屋 たにぐち

 「汁なし担担麺」(840円)は、極太の縮れ麺が横たわるその上に肉味噌、ミズナ、刻んだ玉ねぎ、アーリーレッド、海苔などが散らされ、一端に半熟卵が乗せられています。
 あまり赤くない担々麺らしくない風体です。

麺屋 たにぐち

 よく混ぜてから麺を啜ってみると、「辣」辛さも「麻」の痺れもともにマイルド。むしろ木の実と半熟卵によるまろやかさが主流です。
 麺はしっかりとした歯ごたえのあるテクスチャーで具材との絡みも良好。細かい賽の目切りの玉ねぎはシャクシャクした歯触りで、風味も強くていい感じです。
 叉焼は、これも小さくカットされ、主張ある味わいを示しています。味変用に一味唐辛子と山椒、酢が置かれたが、山椒をたっぷり掛けるとワタシ好みの味になります。

麺屋 和人 あべのHoop店

麺屋 和人 あべのHoop店

 近鉄南大阪線・大阪あべの橋駅の直近、「あべのHOOP」の地下1階フードコート「Hoop Dining Court」にあるラーメン店です。
 ここは天王寺駅の北側の裏通り。ちょっと変な場所にもかかわらず、常にお客さんで賑わっている人気のお店の初のブランチです。

サプライズが仕込まれてる油そば

麺屋 和人 あべのHoop店

 「和人の炙り油そば」(900円)は、逆富士型の白い器に盛られた麺の上に刻み叉焼、刻み海苔、刻み葱、胡麻、生姜の甘酢漬けが散らされ、中央に卵黄が乗せられています。
 麺は小麦の香りを放つ太めのストレート麺。もちもちとした弾力かを持ちながらも歯切れの良さも感じます。和人らしいさすがの品質です。

麺屋 和人 あべのHoop店

 タレは牡蛎油と牡蛎醤油による深い旨みを感じさせます。塩気は強めでパンチのある風合い。それを卵黄がまろやかに変化させています。
 刻み叉焼はバラ肉かな?程よい大きさで噛めば肉の旨味があふれ出てきます。面白いのが生姜の甘酢漬けで、これが重たくなりがちな油そばを軽やかな方向に寄せてくれます。

大衆中華酒場 若林 天王寺MIO店

大衆中華酒場 若林 天王寺MIO店

 JR線・天王寺駅のターミナルビル「天王寺ミオ」プラザ館の中2階「ミオえきッチン」にある中華料理・大衆酒場です。
 店内は壁やドアで仕切られていないオープンな雰囲気で、30席程のテーブル席が並んでいます。

香りと刺激をストレートに味わえる汁なし担々麺

大衆中華酒場 若林 天王寺MIO店

 「汁なし担々麺」(900円)は、芝麻醤が主体のペーストの上に熱々の麺が盛られ、その上に肉味噌とカイワレが乗せられています。
 ざっくり混ぜて麺を麺を口に運ぶと、芝麻醤のほんのりとした甘みとともに辣油の辛さがやってきて、じんわり山椒の痺れが襲ってきます。

大衆中華酒場 若林 天王寺MIO店

 ピリ辛の肉味噌はたっぷりで、素材の持つ風味と香味が混じり合って、複雑な味わいを醸しています。また、カイワレが絶妙のアクセントになっています。

麺や aube

麺や aube

 JR大阪環状線・寺田町駅から北方向の玉造筋沿い、イズミヤ国分町店の真向かいのところに今年(2024年)の3月25日にオープンされたラーメン店です。
 店内はカウンター席が6席とテーブル席からなる20席足らず。
 運営するのは近大の学生がキャンパス内にラーメン屋を起業・経営する学生飲食店起業支援プロジェクト「KINDAI Ramen Venture 近大をすすらんか。」のOBで、このお店で実際に起業されたとのこと。

迫力ある仕上がりの「スタミナホルモンラーメン(赤)」

麺や aube

 「スタミナホルモンラーメン(赤)」(900円)は、白い逆富士型の器に野菜をたっぷり纏った餡が満たされ、玉ねぎとカイワレがトッピングされています。
 しっかり混ぜて麺を啜ると、直線的な辛さの後、重厚な旨味がやってきます。これはホルモンの旨味かな?

麺や aube

 麺は軽くウェーブのかかった太麺で、もっちりとした歯ごたえがあります。とろみのある餡と絡む絡む。

麺や aube

 具材は白菜・ニンジン・葱などの野菜とホルモンです。ホルモンはシマチョウかな?弾力があるので噛むのに疲れるが、噛むほどに旨味が滲み出てきます。
 白菜やネギはクタクタに煮込まれているが、トッピングの玉ねぎは生なのでシャリシャリと心地よい食感が楽しめます。

※本記事は、2024/05/28に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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