【あべの・天王寺】汁なし麺の世界

出典:kurodaさん

【あべの・天王寺】汁なし麺の世界

中華麺をスープではなく調味油や具材を混ぜ合わせていただくラーメン風の食べ物「汁なし麺」。一口に汁なし麺といっても、お店によってその種類は多彩です。あべの・天王寺界隈で、汁なし麺の数々を集めてみました。そのヴァリエーションの数々を味わってみませんか。

更新日:2026/10/11 (2021/01/10作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる2006件の口コミを参考にまとめました。

汁けがないのでお酒のアテとしてもいただける

 中華麺をスープではなく調味油や具材を混ぜ合わせていただくラーメン風の食べ物「汁なし麺」。一口に汁なし麺といっても、お店によってその種類は多彩です。
 「油そば」は、どんぶりの底に溜まったごま油やしょうゆベースの油タレに、温泉玉子、刻み海苔、メンマ、チャーシュー、ネギなどの具材とともに麺と絡めて食べる汁なし麺です。
 「台湾まぜそば」とは台湾ミンチ(ニンニクの効いた醤油味のピリ辛ミンチ)を極太麺に乗せた、混ぜ合わせて食べる名古屋市生まれの汁なし麺。今や「名古屋めし」の一角となっているそうです。
 「担々麺」はもともと天秤棒を担いで売り歩いていた中国四川省の料理であり、スープを大量に持ち歩けないので「汁なし」が原型。本場の中国四川省では汁なしが基本。日本でも本場のスタイルでいただけるお店が増えています。
 下の写真は堺・ひだまり庵の「肉まぜそば」です。

麺屋 志

麺屋 志

 JR阪和線・美章園駅を出て左方向に3分ほど歩いたところにあるラーメン店です。
 店内は厨房を囲むL型カウンター10席のみ。まだ若い店主が意欲的にさまざまなラーメンを開発されています。

複雑な風味を醸す「台湾まぜそば」

麺屋 志

 「台湾まぜそば」(950円)は、中太の弱縮れ麺が横たわるその上に、台湾ミンチ、ネギ、ニラ、ニンニクなどが散らされ、中央に卵黄が乗せられています。
 独特の風味を持つミンチ肉と、生玉子のまろやかさのコラボレーションがいい具合で、そこにネギとニラの主張の強い香味が混じり合って、複雑な味わいを醸しています。

麺屋 志

 麺は多加水のモチっとした風合いで程よいコシが感じられるが、ややベタっとした感がある。よく混ぜたつもりだが味にムラが出てしまうのは、麺の解れがよくないから。これは温麺の宿命でしょう。
 トッピングの叉焼は、かなり分厚いものが2個乗っています。2枚やなくて2個です。やや濃いめの味付けで、柔らかく煮上がっています。これは値打ちがありますね。

麺屋 つばき 寺田町店

麺屋 つばき 寺田町店

 JR大阪環状線・寺田町駅の北口を出て、国道25号線を西方向。玉造筋と交わる寺田町交差点の南西側にある「台湾まぜそば」のお店です。
 店内は厨房を囲うように設えられたL字型のカウンター席10席ほどと、その背後のテーブル席からなる全20席程度。やや暗めの色調とスポット照明によって、シックで落ち着いた雰囲気です。

急成長中の名古屋メシ「台湾まぜそば」を大阪で

麺屋 つばき 寺田町店

 「台湾ませぞば」(1,100円)は、平打ちの極太ストレート麺が横たわるその上に、台湾ミンチ、ネギ、ニラ、刻み海苔、ニンニク、魚粉が散らされ、中央に卵黄が乗せられています。
 肉の味が活きるピリ辛ミンチと、生玉子のまろやかさのコラボレーションがいい具合で、そこに海苔、ネギ、ニラというそれぞれ主張の強い香味が混じり合って、複雑な味わいを醸しています。

麺屋 つばき 寺田町店

 肉の味が活きるピリ辛ミンチと、生玉子のまろやかさのコラボレーションがいい具合で、そこに海苔、ネギ、ニラというそれぞれ主張の強い香味が混じり合って、複雑な味わいを醸しています。
 麺は全粒粉ののようで、もっちりとしたテクスチャーで具材との絡みも良好。麺がなくなると、「追い飯」と呼ばれる少量のご飯を足してくれるので、丼に残る台湾ミンチやタレにまぶして最後までいただけます。

きりん寺 桃谷店

きりん寺 桃谷店

 JR大阪環状線・桃谷駅の南口を出て西側。横断歩道を渡った少し先にある油そば専門店です。
 壁に面した一列のカウンター席と、その背後のテーブル席からなる店内は、全部で10数席となっています。

意外にさっぱりいただける油そば

きりん寺 桃谷店

 半熟玉子油そば(950円)は、湯気の上がる麺の上に叉焼、半熟玉子、シナチク、ネギ、胡麻、刻み海苔が乗せられています。案内に従って、辣油と酢を回し掛け、ざっくり混ぜていただきます。
 麺はやや太めの縮れ麺で、少しもちっとした歯触りがありつつしなやかなコシを保っています。さっぱりした油分を持つタレとの絡みも良好です。

きりん寺 桃谷店

 叉焼は豚バラが2枚乗せられています。程よい厚さで柔らかく煮上がっています。玉子はトロトロで、全体に混ざることで、まろやかな味わいにさせてくれます。
 他のお店は油が強すぎていささかクドくなってしまうのだが、ここのは意外にさっぱりいただけました。

ラーメン・まぜそば SiO Style

ラーメン・まぜそば SiO Style

 各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅のすぐ近く。あべのQsモール北側一角を占めるViaあべのWalkの地下1階にある、ラーメン店です。
 お店はエントランス横に券売機がある食券制。店内は厨房をL字型に囲う10席ほどのカウンターと数卓のテーブル席からなる20数席です。

レモンが爽やかな「まぜそば」

ラーメン・まぜそば SiO Style

 「SIOレモンまぜそば」(1,000円)は、極太の麺とともに厚切りロースハムのようなお肉、粗みじん切りの玉ねぎとアーリーレッドが散らされ、輪切りのレモンとカイワレが乗せられています。

ラーメン・まぜそば SiO Style

 麺は極太の縮れ麺で、少しヌチャっとした歯触りがありつつ、小麦の香りが立ちあがっています。そして魚系の風味とともにレモンの爽やかさが広がります。
 玉ねぎのしゃりしゃりとした食感と、厚切りのお肉の旨みも良好。野菜から抽出したような甘味のあるタレにレモンの酸味が足されて深い味わいになっています。濃厚なので、麺との絡み具合もいいですね。

麺屋 たにぐち

麺屋 たにぐち

 あべのキューズタウン北側一角を占めるViaあべのWalkの1階。2021年4月のオープン以来、未だ人気の絶えないラーメン店です。
 店内はカウンター席のみの8席。カウンターにはシート状のメニュー、割箸、散り蓮華がセットされた折敷が予め置かれていて、隣席との間にはアクリル板が立っています。

担担麺らしくないオリジナルの「汁なし担担麺」

麺屋 たにぐち

 「汁なし担担麺」(1,220円)は、極太の縮れ麺が横たわるその上に肉味噌、ミズナ、刻んだ玉ねぎ、アーリーレッド、海苔などが散らされ、一端に半熟卵が乗せられています。
 あまり赤くない担々麺らしくない風体です。

麺屋 たにぐち

 よく混ぜてから麺を啜ってみると、「辣」辛さも「麻」の痺れもともにマイルド。むしろ木の実と半熟卵によるまろやかさが主流です。
 麺はしっかりとした歯ごたえのあるテクスチャーで具材との絡みも良好。細かい賽の目切りの玉ねぎはシャクシャクした歯触りで、風味も強くていい感じです。
 叉焼は、これも小さくカットされ、主張ある味わいを示しています。味変用に一味唐辛子と山椒、酢が置かれたが、山椒をたっぷり掛けるとワタシ好みの味になります。

大衆中華酒場 若林 天王寺MIO店

大衆中華酒場 若林 天王寺MIO店

 JR線・天王寺駅のターミナルビル「天王寺ミオ」プラザ館の中2階「ミオえきッチン」にある中華料理・大衆酒場です。
 店内は壁やドアで仕切られていないオープンな雰囲気で、30席程のテーブル席が並んでいます。

香りと刺激をストレートに味わえる汁なし担々麺

大衆中華酒場 若林 天王寺MIO店

 「汁なし担々麺」(979円)は、芝麻醤が主体のペーストの上に熱々の麺が盛られ、その上に肉味噌とカイワレが乗せられています。
 ざっくり混ぜて麺を麺を口に運ぶと、芝麻醤のほんのりとした甘みとともに辣油の辛さがやってきて、じんわり山椒の痺れが襲ってきます。

大衆中華酒場 若林 天王寺MIO店

 ピリ辛の肉味噌はたっぷりで、素材の持つ風味と香味が混じり合って、複雑な味わいを醸しています。また、カイワレが絶妙のアクセントになっています。

麺や aube

麺や aube

 JR大阪環状線・寺田町駅から北方向の玉造筋沿い、イズミヤ国分町店の真向かいのところに今年(2024年)の3月25日にオープンされたラーメン店です。
 店内はカウンター席が6席とテーブル席からなる20席足らず。
 運営するのは近大の学生がキャンパス内にラーメン屋を起業・経営する学生飲食店起業支援プロジェクト「KINDAI Ramen Venture 近大をすすらんか。」のOBで、このお店で実際に起業されたとのこと。

迫力ある仕上がりの「スタミナホルモンラーメン(赤)」

麺や aube

 「スタミナホルモンラーメン(赤)」(900円)は、白い逆富士型の器に野菜をたっぷり纏った餡が満たされ、玉ねぎとカイワレがトッピングされています。
 しっかり混ぜて麺を啜ると、直線的な辛さの後、重厚な旨味がやってきます。これはホルモンの旨味かな?

麺や aube

 麺は軽くウェーブのかかった太麺で、もっちりとした歯ごたえがあります。とろみのある餡と絡む絡む。

麺や aube

 具材は白菜・ニンジン・葱などの野菜とホルモンです。ホルモンはシマチョウかな?弾力があるので噛むのに疲れるが、噛むほどに旨味が滲み出てきます。
 白菜やネギはクタクタに煮込まれているが、トッピングの玉ねぎは生なのでシャリシャリと心地よい食感が楽しめます。

Asian Dining&Café WanoWa

Asian Dining&Café WanoWa

 JR・天王寺駅の直上の複合ビル「天王寺ミオ」の本館11階、この近く、「あべのベルタ」で人気のネパール料理・カフェ「わのわカフェ」の2号店です。
 店内はカウンター席とテーブル席、合わせて30席ぐらいか。エスニック調をあまり感じさせない、ファストフード店のような明るい店内は、初見の利用者でも入りやすそう。

中央アジアのラグマンは普通に美味しい

Asian Dining&Café WanoWa

 「ラムラグマン」(1,628円)は、細饂飩のような麺の上に、トマト・玉ねぎ・パプリカなどとともに炒め煮された羊挽肉の餡が盛られています。

Asian Dining&Café WanoWa

 よく混ぜて麺を啜ってみると、麺には弾力があるがコシのない優しい口当たり。赤褐色に仕上がった餡はほんの少しピリ辛で、肉やトマトによる旨味が強力に現れています。
 エスニックっぽいところのない、普通に美味しい麺料理です。

麺処 山椒 そのだ裏天王寺店

麺処 山椒 そのだ裏天王寺店

 各線・天王寺駅の北側、天王寺駅前阪和商店街にあるお店です。
 店内は厨房を囲うL字型のカウンター席のみの全8席。お店には壁はなく、透明のビニールシートで囲う方式。屋台風ですね。

味変グッズで劇的変化

麺処 山椒 そのだ裏天王寺店

 「山椒まぜそば」(1,200円)は、麺の上に穂先メンマ、刻み葱、アーリーレッドとともに肉味噌が盛られ、頂点に卵黄が乗せられています。
 よく混ぜて麺を啜ってみると先ずは肉味噌の甘辛がやってきて、じんわり山椒の痺れが現れてきました。

麺処 山椒 そのだ裏天王寺店

 麺は平打ち。しっかりとした歯ごたえのあるテクスチャーで具材との絡みも良好です。穂先メンマは柔らかで、アーリーレッドのシャキシャキ感がいい仕事をしています。
 味変グッズの食べるラー油で辛さが増し、花山椒をたっぷり掛けると痺れが強まり、ナンプラー酢でジャンキーな風味になります。

※本記事は、2026/10/11に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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