【神田･岩本町･小伝馬町ランチ】マイベストテン 2020年版

飲食店が多数入ったビルの３階にあるお店。こちらのビルを訪問したのは初めてです。
入口に並んだ看板を見て、どこが良いかと考えているうちに、サラリーマンの集団が次々と通り過ぎ、エレベーターに乗っていくのを見て、出遅れてはいけないと思って、少々慌てて決めました。(^_^;)

タイミング良くカウンター席が空いていたので、待たずに入れました。店内は、開店して間もないのかと思うくらいきれいでした。後で気付いたのですが、こちらの店では、一人客はカウンター席を１席飛ばしに案内しているようで、終始両側の席は空いていました。女性の一人客もいらっしゃいましたが、隣の人に気兼ねすることなく、ゆったりとした気分で食事ができるのは良いですね！

注文は、”特製” に目を引かれて「特製鴨汁けんちん蕎麦セット」にしました。セットの内容は、小丼 か 甘味 かを選べ、それぞれ３種類の選択肢が用意されています。私は、ねぎトロたく丼 をチョイス。さらに+100円で 蕎麦大盛 にしてもらいました。

５分少々で到着。小丼 は確かに ミニ丼 ですが、蕎麦 はけっこう量があります。つけ汁は 熱いけんちん汁。
さっそく 蕎麦 から頂きます。先ずは何も付けずに。腰がしっかりした蕎麦で、噛むと蕎麦の香りもしっかりと分かります。私の好きなタイプの 蕎麦 です。
次いで つけ汁 に付けて頂きます。つけ汁 は、味噌 と かえし を合せたような濃厚な味で、具には 軟らかい鴨肉 の角切り5～6個、里芋2個半、蓮根1切れ。つけ汁 なので、通常の けんちん汁 よりは塩味が強いです。この汁を付けると、美味しいには美味しいのですが、蕎麦 の風味は感じにくくなってしまうので、好みが分かれるところかもしれません。私は、ほんの少しだけ汁を付けて頂きました。

ねぎトロたく丼 は、あまり特筆すべきものはありませんが、ねぎトロ はわりと美味しい方だと思います。刻み海苔がたっぷり掛かっていたので、香りもよく美味しく頂きました。

日本酒の瓶も色々並んでいたので、今度は夜に来てみたくなりました。

店の前には十数名の行列ができていましたが、行列に怯んでいてはいつになっても食べられないので、この日は意を決して並ぶことにしました。先ずは店の入口に設置されている券売機で食券を購入です。この日は、カラ増し シビ抜き と予め決めていたのですが、その後には午後の仕事も控えていたので、万一辛すぎた場合の ”保険” として、鬼ヤングコーン の食券も購入。更には、ここ神田店でしか食べられない 限定 の お煮どうふ(さすがに 鬼 とは書かないようです(笑)) も一緒に。締めて 1,600円 と超豪華なランチになりました。(^_^;)

満を持して列に並ぶこと約15分。店内の席へと案内されます。
並んでいるうちに店員さんに食券を渡してカラシビの指定などを済ませているので、カンターに座ってからは数分で提供されます。

最初に お煮どうふ が登場。真っ黒で チャーシューの塊 と見間違えそうです。箸で切ろうとすると、浸みている汁が流れ出てくるし、揚げ豆腐 なので表面の皮の部分が箸では切りにくいし、そのままではちょっと食べにくい。後ほど麺の丼に投入して食べることにしました。
そうこうしているうちに 麺 の登場。鬼トッピングというだけあって、見た目は一面の ヤングコーン です。先ずは ヤングコーン を少し脇へ寄せて、スープ と 麺 を頂いてみましたが、思っていた(恐れていた？)ほどには辛くなく、私にはちょうどよい辛さです。口直し用の ヤングコーン をこんなに沢山準備しなくても全然平気でした。(笑)

辛さの中にも味噌の複雑な旨味がしっかりと感じられ、とても美味しく頂きました。らー麺 の丼には、大きく塊状に切られたバラ肉のチャーシューが入っているのですが、それと同じタレで揚げ豆腐を煮たのが お煮どうふ です。甘辛い醤油味がベースで、八角など香辛料の風味も感じられます。
麺を半分ほど頂いたところでこの豆腐を投入しましたが、辛い味噌スープとの相性も良く、美味しさが増した感じでした。ぜひ試して頂きたいです。

辛さのレベルは、3.7KM(辛メーター)*。私にはちょうど良い辛さで満足でした。
*辛さの単位 KM(辛メーター) や 辛メーターアプリ に御興味のある方は、以下のURLを御参照下さい。https://karameter.com/about-us/

JR神田駅西口からとても近い場所にありますが、駅前のランチスポットに林立するお店とはちょっと雰囲気が違います。

会席料理の店と聞くと敷居が高い印象を受けますが、店頭のランチメニューを確認すると、お値段はお手頃です。魚メインのAランチ、肉メインのBランチなら、それぞれ900円(税込)。両方のおかず＋天ぷら＋αが食べられる 特製ランチ でも1,500円(同)とのこと。

店内へ入ると、個室では何組かのサラリーマンが食事をしているようでしたが、３席あるカウンターには、おひとり様の女性が２名。待たずに空いている席に案内してもらえました。

新型コロナの自粛モードで気分も沈みがちなので、この日はちょっと贅沢して 特製ランチ を頂くことにしました。１日10食限定とのことですが、まだ残っていました。ラッキー。いつものように ご飯は大盛 でお願いしました。(^^ゞ

提供までは10分弱。予想を超えた 豪華 な食事の登場にちょっとビックリ。見た目だけで評価してはいけませんが、これで1,500円ならお得感満載ですね！というのが第一印象。

内容は週替わりとのことですが、この週の魚のメインは いわし明太焼、肉のメインは 鶏天 で、特製ランチ はその両方が楽しめます。さらに 天ぷら、刺身、コロッケ、その他にも多くの料理が盛り合わせられています。そして、汁物は具沢山の あら汁。

味については一品ずつのコメントを割愛しますが、全体に上品で素材の味や香りが活かされた料理でした。特に印象に残ったのは 海老のかき揚げ と グリンピース豆腐、蛤真薯、それに こごみチーズ生ハム巻。かき揚げの海老の火の通し加減は絶妙でプリプリした。(^^)

お店の雰囲気はシックで落ち着いており、個室が充実。ランチ会席メニューもあるので、ビジネスの会食にも使えそうです。

この日のランチは、値段を考えると、味・量・品数・見た目・店の雰囲気 全てに十二分に満足です。

食べログ等のサイトでは「無銘」と標記されていますが、「無銘」という店名の看板が出ているわけではありません。店名は一切書かれていない、すなわち「無銘」のお店です。入口には「麺」とだけ書かれたタペストリー看板が掲げられています。

ネットで下調べしたところによると、こちらは 熟成練り醤油らーめん というのが有名らしい。さっそく券売機で購入です。並盛 と 大盛 で券売機のボタンは分かれていますが、価格は同じです。私は 大盛(240g) をチョイス。トッピングもいろいろ個別にありますが、いろいろなトッピングがセットになっている 具だくさん(辛トマネギ増量･キャベツ増量･味玉１個追加･チャーシュー２枚追加･海苔２枚追加) のボタンを押しました。合せて千円ちょうどです。

店内で待っているうちに食券を回収してくれるので提供はスムーズです。席に座ってからは２分ほどで出来上がり。

初めて見るビジュアルです。表面はたっぷりのキャベツを中心にしたトッピングで覆われ、麺はほとんど見えません。そしてキャベツの上には、噂の 熟成練り醤油 の塊が載っています。

さっそく頂きます。説明に従い、まずは 練り醤油 を溶かさずに、そのままで スープ を味わいます。多くのレビューで ポタージュのような と形容されていますが、まさにそんな感じ。トロっとした鶏白湯で旨味たっぷり。かすかな塩味で、これだけをスープとして食しても絶対美味しい味です。
麺は平打ちの中太。麺硬め でお願いしたこともあってか、ややモサモサした食感があり、小麦が感じられて腰のある、私好みの麺です。(^^)

ここから先は、練り醤油 を溶かして頂きます。練り醤油 は濃厚な醤油と魚介の風味。濃厚な鶏白湯に醤油と魚介がプラスされ、絶妙のバランス。とても美味しく頂きました。
練り醤油 を全部溶かすと塩味は少し強めになりますが、トッピングの 茹でキャベツ の甘味で味覚がリセットるので最後まで美味しく頂けます。

店員さんの男性２人が、元気よくかつ礼儀正しい接客をされていて、とても気持ち良く利用できました。

店の前を通る度に気になっていた “名物 漁師の賄い丼” の看板ですが、店内を覗くといつも満席で、なかなか利用できずにいました。
ところが、この日は驚くほどガラガラ。先客は２名のみ。新型コロナによる在宅勤務が一段と進んでいるのかもしれません。

カウンター席の端に座らせて頂き、さっそく 漁師のまかない丼 を注文です。100円増の 大盛 をお願いしました。

提供は驚くほど早く約2分。てっきり具材が載った丼が出てくると思っていたのですが、具材が別盛でちょっとびっくり。(帰り際に店頭の写真入りメニュー看板を改めて良く見たら、ちゃんと別盛の写真でした)

まずは、生玉子 以外の具材を載せて頂きます。ぶつ切りにされた数種類の刺身、たっぷりの とろろ、色鮮やかな とびっこ も載っています。醤油を少々加えて軽く混ぜ合わせ、丼のご飯に掛けて頂きます。漁師のまかない丼 という名前から、いわゆる 海鮮丼 を想像していたのですが、とろろ が合わさると味も食感も引き立ちますね。(^^)
そして途中からは、生玉子 もON。黄身のまろやかでねっとりした味が美味しさをプラスして一段と美味しく頂けます。

小鉢の 葉ワサビ、具沢山の あら汁 も美味しくて、とても満足できるランチでした。

行列のできる人気店ですが、混雑を避けて早めのランチに出掛けたおかげで楽々入れました。

入口の券売機で購入したのは 麻婆麺(900円) と 大盛(100円)。
カウンターの空いている席に座り、店員さんに食券を渡すときに辛さと痺れを聞かれます。”増し券” 不要な範囲での上限、辛さ増し･痺れ増し でお願いしました。

調理するのを眺めていると、むせ返るような(実際に店員さんがむせ返っていましたが)辛い油の蒸気 が調理場から漂ってきて、期待を高めると同時に不安も煽ります。(笑)

５分ほどで提供された 麻婆麺。さっそく 麻婆豆腐 の部分を頂いてみると、辛さ･痺れとも、私にはちょうど良い。辛さの単位 辛メーター* で言うと 2.8KM* くらい。辛味･痺れとともにちゃんと旨味、豆腐の美味しさが感じられる完成度の高い麻婆豆腐です。

麺は九州ラーメンを思わせるストレートの細麺。堅めにお願いして正解でした。

麻婆麺 というと、ラーメンに麻婆豆腐をトッピングしたものを想像される方も多いと思いますが、こちらの 麻婆麺 は、汁(?)全体が麻婆豆腐。麺に麻婆豆腐を絡めて食べる感じが嬉しいですね。(^^)
途中、卓上の 俺のにんにく を加えて味変(?)してみましたが、これが麻婆の風味と良く合います。(にんにくの臭いを気にしなくて良いなら)お勧めです！

今回は100円増しで 大盛 を頼みましたが、同じ100円増しで 白ご飯(大盛無料) を選ぶ手もあったと思います。

*辛さの単位 KM(辛メーター) や 辛メーターアプリ に御興味のある方は、以下のURLを御参照下さい。https://karameter.com/about-us/

定期健康診断が間近に迫ったこの日は、ヘルシーなサラダランチ。(笑)
ビルの地下にあるお店ですが、広いドライエリアに面しており、たっぷりと外の光が入ってきます。広々としてしてなかなか良い雰囲気です。

注文は予め決めていた サラダプレートランチ。
先ずはスープ(この日はコーンクリームでした)が提供され、それを頂きながら待っているとメインのサラダプレートが運ばれてきました。
さっそく頂きます。サラダは数種類のドレッシングが使われているようで、食べる場所によって味が違うので飽きずに楽しめます。量もけっこうありますね。これに、コーヒーor紅茶が付いて千円なので充分満足です。

女性客の比率が高いお店ですが、私の他にもサラダプレートを召し上がっている男性客がいて安心しました。(笑)

長居をしたくなる雰囲気の良いお店です。

この日のランチは、ちょっと奮発してステーキです。(^^)
早めの時間帯に訪問し先客は３名。皆さんお一人様です。カウンター席のキャパが大きいので、十分に距離を取って私もカウンター席へ。

注文は予め決めていた がっつりSTAKE 450g。税別1,500円は魅力的なお値段です。(^^)
３分少々くらいで提供。注文の時に焼き加減は聞かれませんが、レアの状態で提供されます。鉄皿の下には固形燃料が置いてあり、好みのタイミングで自分で火を消す方式です。(予熱で火が通りますので、初心者にはピッタリのタイミングで火を消すのは難しいですが、、、)
450gの肉は一枚の厚切りではなく、３ピースに分かれていました。２ピースは完全な赤身肉、残る１ピースには脂身が見えます。

さっそく頂きます。赤身の肉は旨味がしっかりと感じられて美味い！です。ミディアムウェルくらいまで火を通しても、全くパサつき感はありませんでした。また、一部脂身の付いている部分は、筋っぽいかと思ったのですが、全くそのようなこともありませんでした。

付け合わせが鶏唐なのはちょっとビックリしましたが、けっこうしっかりと下味が付いていて、肉はジューシー。唐揚げ定食として単品でも十分アリのクォリティーでした。なお、付け合わせは野菜に変えることもできるようです。

ステーキは、基本的に塩味で頂きましたが、皿に載せられているタレは醤油ベースの甘口で、単調さを解消するのにけっこう役立ちました。また、卓上に置かれたピクルスも口直しにピタリ。最後まで美味しく頂けました。

ご飯はやや軟らかめ。スープは油が浮いていますが比較的サッパリした薄味で、具材はワカメ少々と僅かの溶き卵でした。

カウンター席から調理の様子が見えたので、見るとはなしに見ていたのですが、生肉をいきなり焼くのではなく、まず低温に熱した油の中に投入し、表面が白っぽくなるくらいまで加熱してから鉄皿に移して焼き目を付けていました。はじめに油通しをして表面全体に壁を作っておくことが、肉汁を逃さずに美味しく焼き上げる秘訣なのかもしれません。

とても満足度の高いランチでした。

前々から気になっていたお店でしす。路上に出ているランチ看板の はみだし五海老天丼 の写真と 海老２本まで追加無料！ 最大７本！ の文字が気になって仕方がないのです。(笑)

注文は迷わず 海老２本追加の “七海老天丼”。ご飯の大盛も無料とのことなので、大盛でお願いしました。

提供までは約５分。文字どおり大ぶりの海老が “はみだし” ています。無料追加の海老は小ぶりなのかと思っていましたが、もともとの 五海老 と同じ大きさ。良く見ると 頭が付いた赤っぽい海老 と 頭を外した白っぽい海老 の２種類が使われています。更には 半熟玉子の天ぷら と 南瓜の天ぷら も。これは豪華ですね！
お盆には、とろろ天丼 にするための とろろ と だし汁、さらには すまし汁、自家製ピクルス も添えられています。これで 880円 かと、ひとしきり感心してから頂きました。

天ぷらは歯応えも良く美味しく揚がっています。丼つゆは少し甘めの味付けですが、箸休めの ピクルス、そして後半には ととろ を掛けて とろろ天丼 にすることで、最後まで飽きることなく美味しく頂けました。

湯葉と三つ葉の お澄まし も、上品な出汁の味と三つ葉の香りが良く、とても美味しかったです。

ご飯は天ぷらに隠れて見えなかったので、少し足りないかな？と思っていたのですが、十分な量でした。満腹です。

評判の 旨味醤油漬け 朝締め鯛 を頂くために11:30の開店時刻を狙って訪問しました。
既に半分以上の席が埋まっていましたが、２人掛けテーブルを１人で利用させて頂けました。

注文はもちろん 旨味醤油漬け 朝締め鯛。玉子かけご飯 への変更が選べるのでお願いしました。

しばらくして運ばれてきたお盆の上を見ると、鯛の旨味醤油漬け には 卵黄 が添えられていて見た目も鮮やか。混ぜてから丼ぶりのご飯に載せて下さいとの説明に従って頂きます。
メニューには 鯛めし という表示はありませんが、宇和島鯛めし と呼ばれる料理ですね。

鯛は身が締まっていて歯応えも良くとても美味しいし、卵黄の濃厚なねっとり感との相性も抜群です。添えられた おかず からも丁寧に作られているのが伝わってきます。(^^)

そして ご飯 もとても美味しい！ ランチの外食では、久しぶりに美味しく炊けたご飯に巡り会えたように感じました。

こちらのお店は 食べログ で 割烹・小料理 のジャンルに分類されているだけのことはあり、接客も丁寧で気持ち良く過ごせました。今度は夜にも来てみようと思います。