京都　地域密着パン・ケーキ・コロッケ

出町柳叡山電車出口すぐに
昔からあります。二階は名曲喫茶。
その音楽イメージと共に、
ノスタルジックな雰囲気を感じる
店構え。
老舗ながら価格抑えめで
近所の学生に人気のようです。

品数もそこそこあるけれど、
やはり名物はくるみパン。
あんこやレーズンなど
バリエーションがあるがシンプルな
くるみだけのものを、９０円。
それと黄色い生地のジャムパン、
１３０円を購入しました。
レシートには、２階の名曲喫茶の
音楽を、音符で表現しているよう。

家に帰って食べてみます。
まず、くるみパン～弾力のある生地は
素朴な甘さ、たくさん入っている
ほろ苦いくるみの食感がマッチ。
つぎにジャムパン～黄色い生地は
バター感あり、中身のジャムは
いちごゼリィのようなプルプル。

鴨川べりで食べちゃう場合は、
とんびにさらわれないように注意　
との張り紙あり（笑）

昭和２３年の創業で、長く京都で
愛されているパン屋さんです。
ケンミンショーでも紹介されたという、
こちらで名物のカルネとは何か？

惣菜パンなのかと思っていましたが、
そうとは言えないサンドイッチ風。
鮮度を保つため冷蔵販売されています。
１つ１７０円。
それとソフトあんドーナツ１３０円も
購入しました。

家に帰って食べてみました。
まず、カルネ～パンは柔らかめの
丸いフランスパン。
薄めのハム１枚とスライスした
玉ねぎがけっこう挟んである。
一緒に食べるとさっぱりとした
マリネみたいな感じ。
マヨネーズなどは無くマーガリンが
しみこんでいます。

次に、ソフトあんドーナツ～これは
パウダーシュガーでじゃりじゃり感は
無し。
豆のかたちがしっかりした餡、
甘さ控えめなのがいい。

この素朴なシンプルさが食べ飽きず、
長い人気の秘密なのかも知れません。

この、ちょっとレトロな外観が
気になるケーキ屋さん。
地元の人が美味しいと勧めて
下さったので、訪問してみました。

イートインの場合は、
外のショーケースのケーキを
選んでから入店します。
どれも美味しそうでしたが、
生クリームに惹かれて
さくらんぼのケーキにしました
450円。
ドリンクはアイスレモンティーで。

店内は細長くて、テーブル席と
ショーケース側で
ケーキを作られています。
ガレ風の照明やオルガン、マリアさま等が飾ってありクラシカルな雰囲気。
BGMは蓄音機で再現したような曲です。

まずケーキ、そしてアイスレモンティー
が運ばれました。

ケーキは丸い形で高さがあります。
さくらんぼとすももの飾りがあり
口に運ぶと、生クリームは甘さ抑えめで
懐かしい香りがする。
スポンジはしっとり。
さくらんぼは日本の物で、大きく切った
すももが挟んであります。

レモンティーは、少し渋みがありました
がレモンを入れると良い感じに。
ケーキとドリンクで730円でした。

今出川通り沿いにありながら静かで
落ち着け、地元の人に愛される
1980年よりのケーキ店です。

一条通は「付喪神記」にある
百鬼夜行の通り道。百鬼夜行とは、
古くなって捨てられた道具類が
恐ろしい妖怪「付喪神」となり
徒党を組んで行進すること、
とHPにあります。
ここ一条通にある大将軍商店街は、
この百鬼夜行伝説に基づいた
町おこしをしています。

さて、いつも行く北野天満宮から
大将軍商店街は近いことが分かり
行ってみました。

ここマイスターは手作りパンの
お店ですので、
妖怪は食パンを被っています。
中に入ると奥で作っているようで、
リーズナブルでボリュームのある
パン達です。
オレンジデニッシュ１７０円と
カレーフランス１００円を
購入しました。（名はうろ覚え）

家に帰って食べてみました。
まずオレンジデニッシュ、生地は
サクサクではなくしっとり系、
カスタードクリームは甘めで
なによりたっぷりのオレンジが
食べ応えあります。こんなに
乗ってるのは最近ありません。
次にカレーフランス、フランスパンは
もっちりした噛みごこち、
カレーには人参が入っており甘口。
CP良く、町かどベーカリーの
暖かさを感じます。

ここ一条通にある大将軍商店街は、
百鬼夜行伝説に基づいた
町おこしをしています。

通りに妖怪ストリートの幟があり、
各店舗に手作り感満載の妖怪人形が
置いてあります。
それは既存のものではなく？店に因んだ
オリジナリティがあります。
見た限り撮影しましたので
ご覧ください。

先のマイスターを出まして
百鬼夜行資料館を見学しました。
その後、妖怪コロッケを
食べにいきます。

店は今出川通りに戻る途中にあります。
揚げ物主体のお惣菜を販売。
妖怪に因んだこのコロッケは、
見た目が竹墨使用で真っ黒！
中は抹茶で深緑色～なんとも奇怪。

店先で揚げたてを食べてみます。
衣はさっくりラードっぽい香り、
竹墨は分からない。
中身のポテトは甘みが強くて美味しい、
抹茶の苦味も少し感じられます。
１４０円は少し高い気がしますが、
話題作りのこのビジュアルの
苦心さを考えれば妥当ですか。