【あべの・天王寺】味噌ラーメンの百花繚乱
ラーメンスープのたれとして味噌を使用した味噌ラーメンは、その濃厚な風味が特徴で、多くの支持を集めるラーメンの一分野です。 あべの・天王寺周辺で、上質な味噌ラーメンを食べさせてくれるお店をピックアップしました。寒い時期にとりわけ美味しい味噌ラーメンを味わってみませんか。
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる2061件の口コミを参考にまとめました。
中国料理を源流として、日本で独自に発展したラーメン。そのラーメンも各地域・各店舗によってさまざまな姿を見せています。
ラーメンスープのたれとして味噌を使用した味噌ラーメンは、その濃厚な風味が特徴で、多くの支持を集めるラーメンの一分野です。
味噌ラーメンの発祥は1955年、札幌市内の大衆食堂「味の三平」の店主によって考案されたとの説が有力だが、ラーメンが国民食として全国に広がったこの時期に、全国各地でも同時発生したとも考えられます。
あべの・天王寺周辺で、上質な味噌ラーメンを食べさせてくれるお店をピックアップしました。寒い時期にとりわけ美味しい味噌ラーメンを味わってみませんか。
出典: kurodaさん
地下鉄谷町線・阿倍野駅の1号出入口と2号出入口の中間あたりのあべの筋沿い、あべのベルタの対面にあるお店です。
お店は鰻の寝床のような細長い造りで、入り口側にL字型になったカウンター席10席と、その奥が厨房で、老夫婦のお二人で営業されています。
味噌バターラーメン(700円)は味噌らしい褐色のスープで、小ぶりな叉焼とともにネギ、モヤシ、シナチク、そして2片のバターが乗っています。
スープを啜ってみると、味噌の独特の香りはマイルドながら、深いコクがあります。さらにバターの丸みが加わって旨みの強い仕上りになっています。
麺は中細の縮れ麺。加水率高めのツルツルシコシコした風合いで艶やかな茹であがり。味噌スープとの絡みも抜群です。叉焼は肩ロースかな?しっかりした歯応えがあって旨いですね。
北海道らしさを感じるこのお店、店内に飾ってある黒光りした鮭を咥えたヒグマの木彫りなど、雰囲気も良好です。
130人
3096人
06-6621-4455
出典: kurodaさん
地下鉄谷町線・天王寺駅の直上、各線天王寺駅、および近鉄大阪阿部野橋駅から直近の地下街「あべちか」内にあるお店です。
店内はエントランスから左側がテーブル席、右側がカウンター席と厨房になっている全36席です。
くん玉ラーメンの味噌(770円)は、鶏ガラ、とんこつ、玉ねぎ、ニンジンなどから作ったスープはお馴染みの味そのもの。野菜の甘みが強めで、ちょっとピリ辛の味噌が味を深めています。
また、例によってコラーゲンがかなり引き出されていて、一見サラサラしたスープなのに、口の周りがカピカピになります。
麺は多加水の中太ストレート。ツルツルシコシコした食感でスープとの相性も上々です。
チャーシューは薄切り肩ロースが3枚。薄くとも肉の味をしっかり際立たせています。くん玉はしっかりした味付けで黄身のトロけ具合も良好。色合いに人参の千切りが乗っているのもいいですね。
283人
3138人
06-6772-9528
出典: kurodaさん
あべのハルカス近鉄本店の13階の、ちょっと高級なレストランが集まるフロアーにある中国料理店です。
ここは化学調味料や添加物は使わず、秘伝のスープと天然塩を使ってのナチュラルでヘルシーな本格中華とのこと。
お店の名を冠した「桃谷樓麺」(1,290円)は、あんかけ仕立ての茶褐色のスープになっていて、誇らしげに海老が乗せられています。
海老の風味をまとったスープは上品な味噌味。豚肉、白菜、小松菜、白木耳など具材もたっぷりです。
麺を持ち上げると、スープの粘度が高いので箸からずっしりと重みが伝わってきます。やや細めながらもシコシコした食感のある麺は、ラーメン専門店に迫る質の高さです。
148人
4984人
050-5590-2422
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・寺田町南口を出てすぐのところ。焼肉店の「焼肉 まる五」がランチタイム(11:00~15:00)限定で、ラーメン店として営業されています。
店内は焼き肉店らしく強力そうな排気ダクトを備えたテーブル席18席と、厨房前のカウンター席4席からなる全22席です。
「濃厚味噌ラーメン」(800円)は、黄褐色のドロッとしたスープの中に麺が横たわり、赤い辣油を一文字に滴らせています。
鶏白湯がベースのスープは、実に濃厚な鶏の旨味が引き出されています。味噌の風味もそれに負けずに濃厚。深いコクとともにかなり強めの塩気を感じます。
麺は中太のストレートで、しなやかで歯切れのいい仕上りです。適度にコシを持たせ小麦の風味が豊かな仕上りです。重厚なスープとの相性もいいですね。
具材は2枚のレア叉焼に白髪葱、カイワレ、アーリーレッドが散らされているだけのシンプルさ。叉焼は肉の旨みを感じさせる仕上がりです。
36人
978人
06-6777-3511
出典: kurodaさん
各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅のすぐ近く、「あべのアポロ」の地下2階にある、昭和45年に神戸・三宮で発祥したラーメン店の支店です。
店内はカウンター代わりの大きなテーブル席が中央に居座り、その両側に2人がけ、4人がけのテーブル席が並ぶ、全部で40席ぐらいの収容です。
「特製味噌らーめん」(980円)は、器の中に茶褐色のスープが満たされ、チャーシュー5枚と半割にされた煮玉子が盛られ、刻み葱がトッピングされています。
スープは甘みと塩味が程よくバランスされ、濃厚なコクが感じられます。味噌の持つ発酵臭は抑えられていて上質の旨みが感じられます。
麺は、やや太めのストレート。多加水のツルツルした弾力のあるある麺で、極めて上質な仕上りです。スープとの相性も良いですね。これはいいですね。
具は肩ロースの叉焼と、煮玉子、モヤシなど。叉焼は厚切りで肉の旨みを感じます。煮玉子は固茹でで、しっかり味が入っています。
129人
1051人
06-6649-4139
出典: kurodaさん
各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅に隣接。「あべのハルカス」地下2階、「あべの市場食堂」にある「リンガーハット」です。
店内は16席の大テーブル席と3席のカウンター席、そしてひとつだけのボックス席合わせて全23席。各席に設置のタブレットでオーダーするスタイルです。
「みそちゃんぽん」(920円)は、スープを啜るといきなり味噌の芳醇なコクを感じます。
具材はほかに小エビ、豚、キャベツ、モヤシ、玉ねぎ、ニンジン、インゲン、木耳、蒲鉾、平天など。野菜たっぷりなので日ごろの野菜不足が解消できます。
麺は太目のストレート麺で、モチモチした食感のあるちゃんぽんらしい麺。これはいつものリンガーハットの麺なので安心感があります。
普通のちゃんぽんと比較するとコク深いスープが特徴的で、濃厚な味噌の味わいが野菜の旨味を引き立てている感があります。
74人
365人
06-6654-8082
出典: kurodaさん
JR大阪環状線の寺田町駅の北口を出て、国道25号線を東に5分ほど歩いたところ、源ヶ橋西交差点の手前にある路地を少し入ったところにある大阪王将です。
店内は入り口横に持ち帰りカウンター、その奥の厨房に面した長いカウンター席が10数席と、右側のテーブル席が20数席の、大阪王将にしては小規模の部類です。
「味噌・野菜ラーメン」(790円)は、器に黄褐色のスープが満たされ、上面にたっぷりの刻み葱が乗せられています。
スープは濃厚な味噌の風味のなかにナチュラルな旨みが感じられる。少しピリ辛なのは豆板醤によるものと思われます。
麺は中華料理店らしい少しかんすい臭を感じるやや細目のストレート麺です。今回は硬さもちょうどいい。ラーメン専門店でないにしては良質です。
具材は豚肉とキャベツ、モヤシ、ニンジン、長葱など。豚肉はたっぷり使われていて肉の旨味があります。野菜はシャキシャキした食感が残っていていい具合です。
32人
147人
06-6717-5340
出典: kurodaさん
大阪メトロ・昭和町駅の2号出入口を出て、あびこ筋から西に少し入ったところにある、関西ラーメン界における超人気店です。
店内はカウンター席が9席のほか、4人掛けのテーブル席が1卓設けられています。
「麺屋彩々」の名を世に轟かせた味噌ラーメン(850円)は、白湯スープに黒大豆の味噌を合わせた濃厚なスープです。
僅かに味噌の酸味が加わり絶妙なバランスを保ちながらも、圧倒的な存在感を示すスープの中に、ミンチ肉の旨みとコラーゲン的とろみがあって、これは表現できない旨みです。
そのスープの中に自家製麺の太麺がずっしりとおさまっています。艶やかな太麺は歯応え、喉越しともに良好で、インパクトのあるスープに負けない存在感を示しています。
薄切りのチャーシューは肩ロースで噛めばじっくり味を醸します。初めて食べた時に衝撃だったのがトッピングの菊菜。味噌との相性が抜群です。
味噌ラーメンは苦手だったのだが、その嗜好を180度変えたのがここの味噌ラーメンです。
1229人
38706人
06-6628-5999
※本記事は、2025/05/25に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。