【上六・谷九】しっとり味わう日本料理のお店・5選

出典: kurodaさん

【上六・谷九】しっとり味わう日本料理のお店・5選

大きな市場をもつ鶴橋と日本橋に挟まれ、毎日、新鮮な魚介や野菜が集まってくる上本町六丁目・谷町九丁目。この「上六」「谷九」界隈で上質な日本料理を提供してくれるお店を集めました。素材を活かした日本料理の神髄を味わってみませんか。

キーワード
ランチ
個室
名物

更新日:2019/01/15 (2019/01/13作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる164の口コミを参考にまとめました。

鮮魚列車が到着する上本町

 天神橋六丁目を「てんろく」、蒲生四丁目を「がもよん」、うえほんまち日本橋一丁目を「にっぽんいち」…地名については何かと省略して呼ぶ傾向にある大阪人のこと、近鉄のターミナルがある上本町六丁目を「うえろく」、その西側の地下鉄の乗換駅のある谷町九丁目を「たにきゅう」と呼ばれています。
 この上六・谷九のエリアは、それぞれ大きな市場をもつ鶴橋と日本橋に挟まれていて、新鮮な魚介や野菜が集まってきます。さらに全国でもここだけ、近鉄の鮮魚列車がこの上本町までやってきて、伊勢志摩の新鮮な魚介が届きます。
(写真は水産庁HPより)

与太呂 上本町店

3.38

夜の金額: ¥3,000~¥3,999

昼の金額: ¥1,000~¥1,999

 近鉄・大阪上本町駅の直上、近鉄百貨店上本町店の12階レストラン街「上町ごちそうダイニング」にある天ぷらと鯛めしで知られるお店の支店です。
 総キャパは40席ほどで、百貨店の和食店らしく明るい雰囲気です。

大阪の名店で鯛めしランチ

 「鯛めしランチ」(1,890円)は、六つに区切られた器に小品のお料理が並んでいます。
 奥の左からもずく酢、茄子のゼリー寄せ、高野豆腐と鴨のローストです。手前の左から卯の花、お造り、ほうれん草です。お造りはサーモンで、ねっとりとした口当たり。ほうれん草にはカリカリに焼いた鯛の皮が和えてあります。

 天ぷらは別の器に盛られています。エビが2尾、南京、しし唐、茄子など、衣が薄くて素揚げに近い仕上がり。サクッとした食感は望めないが素材の持ち味を生かした上品なタイプです。
 いい綿実油を使っていて上方の天ぷららしい軽やかな逸品ですね。

 鯛めしは、鯛がほくほくとして旨みも濃厚。これは贅沢ですね。鯛の出汁がごはんに乗り移っていて実に旨い、見事です。

旬草 弥ひろ

3.56

夜の金額: ¥6,000~¥7,999

昼の金額: ¥1,000~¥1,999

 地下鉄・谷町九丁目駅の5番出口から南東方向、近鉄・大阪上本町駅からは南西方向の、生玉表門商店街の一角にある割烹です。
 店内はL字になった8席のカウンター席と、小上がりが2卓ほど。小さめの厨房には店主ともう一人の2名が忙しく切り盛りをし、フロアーには女将さんと年かさの親父さんの2名でこれまた忙しく動き回っています。

手が込んでいてしかも二段の「お昼の弁当」

 「お昼の弁当」(1,000円)は、お盆の上に長方形の弁当箱が二段になっています。
 ご飯にはしらす山椒が振り掛けられています。この山椒が爽やかで箸が進みます。お汁は意外にも赤だしです。関西らしくマイルドに仕上がっていますね。

 上段にはお造り、出汁巻き玉子、焼き魚、酢のものです。出汁巻きの焼き印が印象的ですね。出汁の風味が効いたあっさり仕立て。焼き魚は鮭。これはしっかりと塩が効いている。
 手前には鴨と平天です。出汁がようしゅんでる…

 下段は天ぷらと焚き合わせ。温かいものと冷たいものを上下段で分ける配慮がうれしいですね。天ぷらは、さつま芋、南京とエビです。このエビの火の通り具合が秀逸。プリプリ感と風味が最高の状態に仕上がっています。
 炊き合わせはいわゆる肉じゃが。こうして盛られると上品やなぁ…実はこのお弁当、この周辺では評判がよくって、正午過ぎにはいつも売り切れになっています。

上本町 富喜

3.45

夜の金額: ¥6,000~¥7,999

昼の金額: ¥4,000~¥4,999

 近鉄・大阪上本町駅から南へ少し、ダイワロイネットホテルの横を西に少し入ったところにある和食のお店です。
 店内は白木の素材を押し出したインテリアで、明るくクリーン。10席ほどのカウンターがメインで、テーブル席も10席ほど、割と広めに設えられた厨房では店主のほかに数人のスタッフがキビキビと動いています。

 野菜のかき揚げはサクッと、カラッと揚がっていて軽い仕上がり。素材の持ち味を活かした調理で天つゆも必要ないほどです。

 八寸にはカレイやマナガツオ等々…先ず見た目で圧倒されますね。いただいてみるとどれもが実に繊細に味付けられています。

 大皿に盛られたお造りは実に艶やか。骨きりしてあるのは穴子です。口に入れると旨みが溢れてきますね。このお店、お酒と魚にこだわっているらしく、魚は明石から仕入れているとのこと。

 ここのひそかな名物がカレーパン。和食店らしい繊細な仕上がりのカレーと、パリッと揚がったパンとの相性は抜群です。

天繁

3.41

夜の金額: ¥8,000~¥9,999

昼の金額: ¥2,000~¥2,999

 近鉄の大阪上本町駅と、地下鉄の谷町九丁目駅のちょうど中間ぐらいのところ、千日前通りから、細い路地を南へ少し入ったところにあるお店です。
 案内された2階の個室は、畳の和室に低めのテーブル椅子がセットされている、最近多くなったスタイルです。

敷居の低い料亭で季節の懐石「絢コース」

 前菜は前舞白和え、小袖寿司、新甘藷蜜煮です。上品にまとめられています。

 椀物は玉子豆腐と魚素麺、独活 柚子。向付のお造りは鯛と鰹です。焼物はすずきのオイル焼です。蓼酢の爽やかさが光ります。

 鉢物は信田巻、南瓜、小芋、三度豆、花麩です。上品な味つけ。揚物は海老白身魚紫蘇巻きです。食事は牛蒡御飯と赤だしです。牛蒡の独特な風味とご飯が意外にもよく合います。
 最後はデザートの豆乳プリン。甘さ控え目でさわやかな味わい。コースを通じて、全体的に上品で見た目も麗しいですね。

和酒和菜 みのり

3.50

夜の金額: -

昼の金額: ¥1,000~¥1,999

 地下鉄・谷町九丁目駅から谷町筋を南へ進んだところにあるお店です。
 細長い店内には入口近くにテーブル席、中央にカウンターで10席程度、そして厨房を挟んで奥の方に半個室があるようです。間接照明を活かした落ち着きのあるすっきりとしたインテリアが好ましいですね。

 ランチメニューの「みのり御膳」(1,000円)は、丸いお盆のなかに小鉢が10皿。これは見た目にも楽しいですね。
 お造りは平目かな。鰯の干物も香ばしくて旨い。他にも揚げだし豆腐や細うどん、おでんも載っています。
 サラダは野菜がシャキっとしていていい具合ですね。小芋のみたらし餡掛けは実に面白い味わいです。

 椀物はジャガイモのカレーあんがけ。和食にカレーとは意外な感があるが、ジャガイモの甘みをカレーが引き締める。上品な味付けが光ります。

 お造りでは、この日、注文した赤貝は箸を付けるのが憚れるほど美しく盛られています。
 極めて日常的な素材でこれほどの上品な仕上がりになるとは…料理人のセンスを感じるお店でだと思います。

※本記事は、2019/01/15に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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