ほっこり空間で、江戸のお袋の味をいただく。 : INAGAKI

神田まつやのお隣に「FOODS DRINKS INAGAKI」と書かれた黄色い看板が出ています。

お母さんが一人で切り盛りされている軽食やさんです。
18年前までは定食屋さんだったそうなのですが、
年々、楽な方法にして続けているのだそうです。
なので、お母さんがお手軽にできるものを出してくれます。

店内、右手にテーブル10席、左手に壁カウンター4席、
左奥の仕切られたスペースにテーブル4席あります。

この日、遅めのランチに立ち寄りました。
テーブル席には、お母さんと同年代のご婦人が一人、
コーヒーを飲んでらっしゃいました。
左奥のテーブル席には、若いキャリアウーマン系が二人。
手前の女性は見えませんが、奥の女性はチョー美人でした。(ﾉ≧ڡ≦)
彼女たちもコーヒーを飲みながらビジネス話をしてました。
みなさん、喫茶店感覚で利用されてるみたいです。

席につくと、マスクをしたお母さんが、
お茶を出してくれました。
そして、加湿器を私の近くまで近づけてくれました。

ランチメニューは、スパゲッティとカレーが 900円～1,000円です。
ドリンクとデザートがつきます。
たらこスパゲッティ(900円)をいただきました。
注文すると、少し隠れた厨房で、お母さんが料理をしてくださいます。
そんなに大きくないフライパンでパスタを炒めるお姿を見ていたら、
おふくろを思い出しました。

たらこスパゲッティには、刻み海苔がこんもりと乗ってます。
少し柔らめの仕上がりのスパゲッティに、たらこが絡んでます。
実家でおふくろの手料理を食べるようなほっこりする味わい。
スパゲッティを食べ終わってデザートのコーヒーゼリーを食べていると、
食後のコーヒーを出してくれました。

店内には、和風の小物がいろいろと飾ってあります。
ここに置いてある小物の一つ一つにお母さんの人生が詰まってるんだろうなぁ…
なんて考えると、どの小物も輝いて見えてきました。

途中、「少し寒くなりますけど、すみません。」といって、
入口のドアを全開して空気の入れ替えなどを行ってました。

お会計で千円札を差し出すと、
ピカピカに輝いた100円玉が6個乗った木のトレイを差し出してくれました。
「えっ？お釣り600円？」と聞いてみると、
「全部消毒してあるので、好きなのを1枚とってください。」とのこと。
なるほど、コロナ対策もバッチリですね。
お釣りはいいです、というのも失礼なので、有難く１枚いただきました。

いつまでもお元気でいらっしゃいますように！

お店を出たら、おふくろに電話してみよう。。