サッパリ野菜系　浜松餃子　・・・その４　 : Mutsu giku

浜松駅近くの比較的こじんまりした店が多く、落ち着いた感じの飲み屋街にある人気餃子店。
見つけ難いので場所はしっかり確認して行ったほうが良いだろう。

休日の昼時は観光客も多く込み合っていますが、店員の客捌きがテキパキしていてとってもいい感じ。やっぱり混雑する店は客捌きが重要だな。
他のレビューで追加注文不可みたいなことが書いてあったが、ホルモン焼きの追加も快く受けてくれたのでさらに高感度アップ。

メニューにはラーメン（醤油・塩・味噌）やホルモン焼きなんかがあって、餃子が前面に出ている訳ではない。
とはいってもみんな餃子食っていて、やっぱり餃子のお店。

餃子（小）８個で４６０円というのはまあ平均的として、ライス２５０円はこの手の店ではちと高いかな。
スープとかが付く訳でもないし。
値段をよく見ないで注文しちまったが、まわりを見てもライスを頼んでいる客なし。
餃子目当てなら、餃子のみオーダーが吉でしょうな。

で肝心な餃子、座ったカウンターの正面で焼いている後姿を見ることが出来た。
餃子を焼いているのは、極めて普通のフライパン。
よくチェーンのラーメン屋にあるような餃子専用の焼き器ではない。
だから円形にならんでいるのであろうか。

10分ほどで餃子、ホルモンともに到着。胡麻油の香りとホルモン焼きの味噌の香りが胃を刺激。
焼き目はほんのり付いている程度の色、皮から薄緑色に具が透けて見える。
皮がパリッと焼けているタイプが好みなんだけど、ここの店はかなり柔らかめでふにゃっとしている。
柔らかい餃子の皮っていうと「モッチリ系」を想像するかも知れんが、あくまで「ふにゃ」。

中の具はすりおろしたかと思うほど細かいみじん切りで、餃子全体の柔らかさに拍車を掛けている。
でもこの超みじん切りの状態が野菜の甘みをしっかり引き出しているのだろうか、肉が入っていないけどジューシーで美味い。
基本的には野菜のシャキシャキ感が残っているほうが好きだけど、これはこれでありかも。
焼き目がパリッとしていると文句なしに最高なんだけど・・・

ホルモン焼きは八丁味噌を絡めて炒めたもので、焼鳥のように炙った関東のホルモン焼きとは別物。
臭みのないモツに甘辛い味噌がビールにマッチしていてよかった。
ひょっとすると、次に来る時はホルモン狙いでくるかも。

ちなみに浜松餃子４店目であるが、この店も「餃子のタレ」が予め用意されている。
どうもこの辺、酢と醤油で自分好みのタレを作る習慣がないとみた。