今回は、煮干しそばClassic＆三陸産牡蠣の和え玉の組み合わせで相変わらず美味い！：丿貫 （ヘチカン ） : 丿貫 福富町本店

やや怪しげな福富町のメインストリート。
伊勢佐木町方面から来たら、大岡川にぶつかる手前、
路地を右へと入る。
有名な焼き鳥「里葉亭」の過ぎると、
右手に小さな間口、黒いファザードに白無地の暖簾が下がる。
手前には立派な木板の看板。

丿貫 （ヘチカン ）

久しぶりの訪問。
以前も書きましたが、むかいは、“お風呂屋さん。
福富町らしいというか、、、土地勘がなかったり、
女性だとちょっとうろつくには躊躇しちゃう界隈かもしれませんね。(笑)

昼時を過ぎた頃、幸い待っている人はおらず、
そのまま中へ入ります。

店内は、カウンターだけ9席ほどの狭い店内。
その一つに座らせてもらいます。

こちらのメニューは、大きくは2種類。
これが定期的に変わるようです。
今回は、

煮干しそばClassic（800円）

と件の和え玉を。和え玉はこの日は

三陸産牡蠣の和え玉（350円）

前回、普通に頼んでお腹いっぱいになってしまったので、
今回は、前回の経験を踏まえ、ハーフでお願いしました。

しばらく待つと、出てきたて出てきた煮干しそばは、
白いどんぶりに、シンプルな装い。
スープの中に、麺、玉ねぎ、チャーシューだけが見えます。

スープは、しっかりとした煮干しの風合い。
匂いもいいですねえ。
麺も変わらずの、かための食感、口の中で
パツン、パツンと切れて、うまい、うまい。
それぞれの素材がいいから、たしかにシンプルな方が、
合うのかもしれませんね。

ラーメンに続いては、三陸産牡蠣の和え玉を。
（こちらは、麺類とセットでないと注文できません。）
博多ラーメンの替え玉を想像しますが、
実際は、しっかり普通に一杯分はあるまぜそば、油そばの類、
汁なし麺です。今回はハーフサイズでいただきます。
牡蠣は、ペースト状になっています。
さて、牡蠣のそばはどんなもんかと
ぐるぐるとまぜて、いただくと、
牡蠣の味わいと香りが口から鼻に抜け、
意外（？！）に合う。うまいです。
牡蠣との組み合わせいうのは、なかなか新鮮ですね。


いろいろ味が変わるものの、どれも外れなし。
いろんな味があるラーメン店は、本来あまり好みではないのですが、
レベルが高くむしろ次回どんなラーメンになるのか、
たのしみになります。

それに加えて、接客も丁寧で明るく好感がもてますね。
次回はどんなラーメンがいただけるのかと、
期待もふくらみます。

夜は、これまた日本酒のお店になるようですが、
一度、のぞいたら満席盛況で入れず、
いまだ訪問かなわずですねえ。

野毛から、都橋を渡り、大岡川沿い、
福富町西公園を回り込むように左へ折れる。
有名な焼き鳥「里葉亭」の角を左に曲がると、
小さな間口、黒いファザードに白無地の暖簾が下がる。
入口手前に置かれた立派な木版に、、

丿貫 （ヘチカン ）

以前は野毛にありましたが、
最近（2016年2月18日）こちらに移転されました。
以前から、お店は存じ上げていましたが、
なかなか訪れる機会が得られず。。
移転後のコチラのお店に初めて訪問。

目の前が、“お風呂屋さん”なのが、
福富町らしいというか、、、土地勘がなかったり、
女性だとちょっとうろつくには躊躇しちゃう界隈かもしれませんね。(笑)

13時少し前、待ち人は、3組ほど。お店の前に並んでます。
前述のとおり、店構えは、かなりシックな装い。
知らないと、一見ラーメン屋かどうかもわかりにくいですね。
10分ほど待って、お店の女性の方に促されるまま中へ。

店内は、カウンターだけ9席ほどの狭い店内。
その一つに座らせてもらいます。
（コチラのお店は、後会計ですね。）

メニューは、大きくは2種類。
境港産新鯵煮干の塩そば、マッドクラブの塩そば。
小生は、

境港産新鯵煮干の塩そば（800円）

をお願いします。
しばらくして出てきた、白い器に入った塩そばは、
見た目、素気ないほどシンプル。
透明感のあるスープの中に、細麺が見え、
その上には、玉ねぎ、青ネギ、チャーシュー。

まずは、スープ、量はやや少なめ、
第一印象、塩の甘味が口に広がります。
その後、煮干しの風合いもしっかりあります。
一見、淡麗なようですが、後味は塩気も強めです。

麺は、結構、細麺。一口いただくと、
個人的に好きな、パツン、パツンと切れる
硬めの食感、麺自体の香りもあって、いやおいしい。

チャーシューは、ローストビーフのような薄切りタイプ。
チャーシューそのもの味は、かなり薄味ですが、
むしろ、スープの味がのっかることで、うま味が広がります。

半分以上食べ終えた頃に、目に留まった、メニューの“和え玉”の文字。
黒酢の和え玉、四川式カレーの和え玉の2種類
こちらは、麺類とセットでないと注文できないとのことで、
お値段も200円、300円と、替え玉のようなものかしらん、
勝手に思いましたが、どうにも惹かれたので、
思い切って追加注文しちゃいました。

四川式カレーの和え玉（300円）

出てきたのは、和え玉と言うだけに、まぜそば、油そばの類。
しかも、量はほぼふつうの一杯分くらいあります。(汗）
玉ねぎ、ネギに加え、豆板醤のような味噌、
チャーシューは、趣きかわり、ごろっと塊。
こちらをぐるぐるかき回せます。

そば自体は、通常の汁麺とおなじでしょうか。
四川式カレーとのことですが、
カレー味は、だいぶ抑えめ、
スパイスとしてカレーの味わいが広がります。
豆板醤もそれほど辛くもなく、旨辛な感じ、
でも花椒はしっかりと効いています。
ごろとしたチャーシューの食感もまたよい。
これまた、汁麺とは全く異なる美味しさですね。
実質2杯分、食べてかなりお腹が苦しくなったところで、
お隣の常連さんと思しきお客さんが、
和え玉ハーフというたのみ方をしてました。
そんな、ベストな（？）たのみ方もあるのか。。

でも、たしかに、和え玉を注文する小生に、
にんにくが結構入っているけど大丈夫ですかとたずねてくれたり、
じゃあ、少なめにしときますと言ってくれたり、
柔軟、親切な対応をしていただけたので、
きっと、そんな対応もしていただけるんでしょうね。

それにしても、思っていた以上に小生好みのラーメンでした。
2杯合わせて、1,100円。このCPもなかなかです。
こりゃ、個人的には、地元のラーメン屋さんの中でも
1、2番ではないでしょうか。(笑)

夜は、これまた日本酒のお店になるようなので、
夜も訪れたいですね。