ホームラン！食と野球のオタク心が満たされました。 : Jinsei

2019/7/27（土）dinner
instagram「＠mitomi_emon」／ブログ「http://ameblo.jp/nobuhiromitomi」

実は私ミトミえもん、食オタクであると同時に野球オタクでもあります。

大阪は心斎橋の路地裏にある鮨店『尽誠』。
名前を聞いて、最初に思い浮かんだのは香川県の甲子園常連校である尽誠学園。期待を裏切らず、ミシュランも獲得している鮨店の大将の出身校こそが尽誠学園。なんと甲子園ベスト４のチームで捕手を務めたんだとか！どんな芸能人よりも野球選手と一流シェフに興奮するミトミえもんでございます。テンション爆上がりで、食と野球のオタク心が満たされていきます。笑

気をとりなおして食事に集中しましょう。笑

関西エリアといえば白身が中心のイメージだが、鮪の力を入れようが印象的。いわば１番バッターと４番バッターを担当しているような印象。宮城県の塩釜の鮪は、スターター玉葱と合わせて提供。鮪の脂と玉ねぎが上手に中和して、旨味だけを残して爽やかに走り去っていきます。１番バッターには足が早い選手を置くのが定石ですからね。一方で４番バッターの中トロは脂をしっかりと楽しませてくれます。

シャリにもぜひ注目してほしい。最近では赤酢をばちっと効かせたシャリが流行しているが、尽誠のシャリはもっぱら白酢。また、シャリは硬めで口の中でホロリとほどけていくようなイメージ。適度な酸味が口の中で甘さへと変化していきます。あくまでアシスト役に徹しているようで、ネタをきっちり主人公にするシャリになっております。流行りに乗らず、自分の寿司を完成させているのですね。いわば野球選手のユニホームの着こなしのよう。ストッキングに履き方にはオールドスタイルというのがあって、、、ってもう野球の話はやめましょうね。笑　シャリの上に太刀魚を乗せたつまみなど、この印象が強かったですね。太刀魚の脂の余韻とシャリの雰囲気がバッチリと握手しておりました。

ちなみに、本日のホームランは「鯵」。脂のしっかり乗った鯵が最高でした！試合を決める、いぶし銀の選手のホームランというところでしょうか。楽しかったです、ご馳走様でした！

その他の出場選手達。

「蛸」　
「鱧」　
「鰯」
「鮑」

「小肌」
「フエダイ」
「烏賊」
「縞鰺」

「鱚」
「漬け」
「雲丹（由良）」
「黒ムツ」

「車海老」
「蛤」
「穴子」
「干瓢」「トロたく」
「玉子」