Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Kuriente Kawabata(Kuriente Kawabata)
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Categories | Innovative, Creative, French |
Phone number (for reservation and inquiry) |
076-251-0403 |
Reservation availability |
Reservation only |
Address |
石川県金沢市観音町3-2-2 |
Transportation |
Take the bus from Kanazawa Station and get off at Hashibacho bus stop, then walk for 7 minutes 1,832 meters from Hokutetsu Kanazawa. |
Opening hours |
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Average price |
JPY 20,000 - JPY 29,999 JPY 10,000 - JPY 14,999 |
Average price(Based on reviews) |
JPY 20,000 - JPY 29,999JPY 10,000 - JPY 14,999
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Payment methods |
Credit card accepted (VISA, Master, JCB, AMEX, Diners) Electronic money not accepted |
Service charge & fee |
10% |
Number of seats |
22 Seats ( 16 table seats, 6 private table seats) |
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Private rooms |
Available For 6 people |
Private use |
Available For up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
Non smoking |
Parking |
Available Three in separate locations. |
Space/facilities |
Stylish space,Relaxing space |
Drink |
Sake (Nihonshu),Shochu (Japanese spirits),Wine,Particular about Sake (Nihonshu),Particular about wine |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Hideout,A house restaurant |
The opening day |
2005.3.1 |
Remarks |
Please take a look at Gurunavi for more accurate information. ・Credit cards only accepted for dinner ・No cell phones allowed inside the restaurant ・Cancellation fee applies (100% for cancellations on the day, 50% for cancellations the day before) ・There is a parking lot for 2-3 cars a little distance away |
オーナーシェフの川端さんは、スペインや国内の有名店で技を磨いてきた方で、彼の「食」に関しての「思い」を形にしたのが、金沢東山「くりゑンテ」なのである。「くりゑンテ」という名前は、「クリエーティブ」と「オリエンタル」を組み合わせた造語だそうだが、川端オーナーの「思い」が、この名前にも表されている。
まず、お店は、大正時代の町家を改装したもので、屋根裏までの吹き抜け空間が開放的で心地よく、壁や漆の隅々にまで、もてなしの心が行き届いている。そして、スタッフ全員で居心地のよさを演出してくれるのがうれしい。
2階の特別室は朱塗りの壁が鮮やかでテーブルなどもオリジナル。部屋代が別途かかるそうだが、その代わり食器などもいいものを使っているそうだ。
私がお邪魔した日は、幸いにもお客さまは私たちだけ。そのため、川端オーナーや奥様とも親しくお話をさせていただくことが出来た。
実は、私はお店に最初にお邪魔するときは正体を明かすことはめったにないのだが、オーダーを取りに来たときに「写真撮影はお断りしています」と言われたために、ダメ元で「ブログに書きたいのですが……」と正体を明かすと、偶然にも私のブログをよく見てくれていたのと、たまたま他のお客様が居なかったというラッキーが重なって、めでたく撮影することが出来た。
写真撮影はその都度許可を得るようにはしているのだが、最初に「ダメ」と言われたのには、少々驚いてしまった。しかし、この辺も川端さんにお聞きすると、せっかく「ハレ」の日を楽しんでいただこうとスタッフ全員でおもてなしをさせていただくときに、写真を取ることに意識が行くのは、その方にとっても残念なことだし、他のお客様にも迷惑がかかるといった理由であるらしい。
肝心の料理ですが、私が頼んだのは「歩遊」というコースで、一番リーズナブルなコースである。
まずは、「前菜の盛り合わせ」と「スープ」。「前菜の盛り合わせ」は、手前は「イイダコのプッタネスカ」で、中にはきゅうり、ホタテのグリル、ミズダコなどが入っている。「プッタネスカ」とはナポリの名物パスタの名前のことだが、トマトソース、ケッパー、黒コショウなどで味付けされた塩味の効いたソースで、酒の肴にはとても合う味。
左上のグラスの中に入っているのは、ホタルイカ、スモークサーモン、イクラ、コゴミなど。これらがグラスに盛られポン酢のジュレとキウイソースがかけられている。
両方とも、ソースの中から何が出てくるか、わくわくさせてくれる粋な前菜であった。あと、生ハムとキッシュも添えられていた。そうそう!このお店ではお箸で食べることも出来る。これらの前菜は特にお箸で食べたい一品であった。
スープは、ジャガイモのポタージュ。
「日本海からの恵みのサラダ」とメインの「黒むつのポワレ」。
「日本海からの恵みのサラダ」は、マカジキ、ヒラメ、マダイ、ミンク鯨の赤身、シマエビを、シェフオリジナルソースで楽しむサラダ。ソースの種類は5種類で、「胡麻とコチジャン」「黒オリーブといしる」「麦味噌とバルサミコ」「梅肉ソース」「ジェノベーゼ」。
ひとつずつ、ソースにつけて食べてもよし。最後のほうは微妙に混ざり合って、また違った味のハーモニーを楽しむのものよし。味噌やいしるなど、石川の和の素材をうまくアレンジしているのもなかなか面白いと思った。ただ、少し、こってり系のソースが主だったので、ひとつぐらいは、あっさりとしたソースがあっても良かったかな?
一方、メインの「黒むつのポワレ」には、魚介のブールブランのソースで。ブールブランソースとは、「白いバターソース」という意味で、名のとおりのバターソースだが、程よくポワレされた黒むつの味を殺さないほどに滑らかでコクのあるソース。ヤリイカとアサリも添えられていて美味しかった。
で、最後はデザート。左は「アプリコットシャーベット」と「マツナとフルーツのケーキ」。そんなに甘くなく、甘いものが苦手な私でもok。右はその後出された「ハチミツと生姜のヌガーグラッセ」。ハチミツの甘みに生姜のピリッとした味が妙にマッチしていた。
あと、肉のメイン「牛ホホ肉と春茄子のミルフィーユ仕立」である。ソースは「トマトソースと赤ワインとグレープフルーツのソース」だそうだ。スープのほうは「ごぼうのスープ」である。
いかがだろうか?たまには粋な「場」でハレの「食」を楽しんでみては。川端シェフなら、きっと素晴らしいハレの場を演出してくれるだろう!?ご馳走様でした。
だいぶ前に行った時の内容です。
http://asahip.cocolog-nifty.com/asap/2006/05/post_7fc5.html