挺好吃的 : Singapore Style KOPITIAM

狸小路内で赤い光を放つ不思議な店。
ずっと気になっていた。

コースもあるが、気になる料理が色々あるため単品注文とした。
お通しの茹でピーナッツは枝豆感覚で食べられる。

【バクテー】
小さめに切られたスペアリブを漢方食材で煮込んだもの。肉は軟らかく、スープに脂が溶け込んでいる。ニンニクはきつくなく、食べやすい。

【サクサクチーズ揚げワンタン】
脂肪分が少なそうな軽いチーズが包まれており、デザート感覚で食べられる。

【海老のマヨネーズ和え】
さらさらで酸味強めのマヨネーズソース。

【ペーパーチキン】
皮まで軟らかく、旨味たっぷり。照り焼きに近いような甘辛味でボリュームあり。

【道産豚肩ロースの叉焼】
脂身の割合が多く、軟らかい。香辛料は強くない。

【空芯菜と鶏肉の炒め】
空芯菜によく味が染みて、葉は軟らかく、茎は歯応えがよい。醤油系？オイスターソース？の甘じょっぱい味付けが美味。

【韭菜饺】
餡に味が付いており、そのままでいける。

【羊肉香菜】
パクチーは炒めるとあの独特の香りが和らいで、肉とよく合う。ラム肉は脂身がほとんどなく、軟らかい。どこか新疆料理のよう。

【福建面】
干しエビだろうか、海鮮の風味のする焼きそば。麺はちゃんぽんのような淡白な太麺。

お酒は高いが珍しいものが多く、東南アジアのビールが豊富にある。
中国酒の高級系は古越龍山、至宝三鞭酒を試してみたが、
古越龍山は濃厚でシロップのような甘味。
至宝三鞭酒はニッキのような風味と強い甘味があり、40度とは思えない飲みやすさだった。

シンガポールに行ったことはないものの、本場よりも日本向けにアレンジされているのではと思う。
何も頼んでも美味しく、食べやすい。
サラダ、前菜、麺も手抜きがない印象だった。

ちょっと変わったものを頂きたくなったらまたここに来たい。