Restaurant name |
Ramen Daiki(Ramen Daiki)
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Categories | Ramen, Yoshoku (Japanese style western cuisine) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0246-34-8316 |
Reservation availability | |
Address |
福島県いわき市平中神谷字六本榎13-2 |
Transportation |
About 10 minutes from Iwaki Station on the JR Joban Line via National Route 6. 2,238 meters from Kusano. |
Opening hours |
Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting. |
Average price(Based on reviews) |
- JPY 999 - JPY 999
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Payment methods |
Electronic money not accepted |
Number of seats |
19 Seats ( 5 seats at the counter, 2 4-seater tatami tables, 1 6-seater table) |
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Private rooms |
Unavailable |
Non-smoking/smoking |
Non smoking |
Parking |
Available 4-5 spaces in front of restaurant |
Space/facilities |
Relaxing space,Counter seating,Tatami room |
Drink |
Sake (Nihonshu) |
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Food |
Health and wellness menu |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
A house restaurant |
Website | |
Remarks |
Children's tableware can be borrowed when ordering. |
こちらのお店は福島県いわき市にあるお店で、ネット上ではあまり名前が挙がるお店ではありませんが、創作意欲溢れる店主が色々と創作的メニューを出しつつスタンダードなメニューも出され、地元で根強いファンをもたれています
※2011年5月現在 震災から復旧・営業されています
2011年3月 訪問
3月最初の土曜日 いわき市での一人ラーメンツアー3軒目はこちらへ訪問してきました お昼に2杯いただいた後、色々と買い物を済ませて用事を済ませて富岡に帰る前に夜ご飯で立ち寄りました
お店は一軒屋のような佇まい あまりラーメン屋らしからぬ出で立ちですね あまり商売っ気がないというか、どちらかというと地味な外観 夜でしたので特にそう見えたのかもしれませんが、とにかくあまり目立つような外観ではなかったですね 見た目には町の普通のお店 あまり期待できる感じはありませんでした
店内も地味な感じ いたって普通の町のラーメン屋さんの雰囲気 厨房に向かったカウンター席が数席とテーブル席が少し 時間が結構遅めだったこともあるでしょうけれども、私が訪れた時にはノーゲスト まぁ、場所も場所だしこんなものかなーなんて思いながらカウンター席に座ります
メニューは大別すると「基本のラーメン」、「オリジナルラーメン」というふうに二分できます 「基本」は「しょうゆ」「しお」「みそ」と一通り揃っています それぞれバリエーションがこれだけでもかなり種類は多く感じます その中でもおすすめはどうやら「いわきネギラーメン」だとか 「オリジナル」のほうはかなり独創的ですね 「豆乳ラーメン」に「ミルクカレーラーメン」なんてのがあります なんとなく味の組立は分かるものですが、こういうお店で出てくるとは意外でした さらには青のり入米粉麺を使ったメニューなんてのもありました
これだけバリエーションが多いと大抵の人は悩みそうですよね 実際のところちょっとやりすぎかなーなんて思ってしまいます 店主が色々やってみたいと思われて色々挑戦されているんでしょうけれどね お店の「顔」が見えづらくなっているような気はしました 私もかなり悩みましたが、お店の「色」が分かりやすいだろうとシンプルに「しょう油ラーメン」を注文しました
「しょう油ラーメン」
■■■スープ■■■
東北ではかなり珍しいと思いますが徳島県の地鶏「阿波尾鶏」の鶏がらをベースに、拳骨・豚足、そのほか昆布、鰹節、さらには数種のハーブ系を使用されているそうです 実際口にすると鶏の旨みがよく出ており、東北の地鶏から出ているスープとはまた違う味わいのスープに仕上がっていますね あっさりながら鶏の旨みがしっかりしていて、豚系の力強さが出ていますね
魚介系出汁とハーブについてはさほど感じることはなく、ふわりと漂う程度のものではありますが実にバランスのよいスープだと思いますね また、醤油ダレの合わせかたも実にうまいですね カドが立つことなく、かといって物足らなさもなく絶妙なさじ加減という感じでした これは想像していた以上のスープですよ
■■■麺■■■
「細麺」と「太ちり麺」という二つの麺から選ぶことができます 東北に来てからすっかり手打ち系の太平系麺にはまっていますので、ここは「太ちり麺」を選択しました
見た目手打ちのような不均一なちぢれと太さを持ったこの麺は、太麺というよりは中細くらいのもので白河系の手打ちよりやや細めという感じでしょうか そしてやや加水高めという感じです 食感としては白河系よりさらにぷるんとした食感でこれもなかなか面白い麺ですよ スープとの絡みも良いですし、喉越しもよく美味しい麺でした
■■■具材■■■
オーソドックスな中華そばの構成で、チャーシュー、メンマ、ネギ、味玉、海苔、ナルトと一通り揃っています チャーシューは肩ロースのやや大判になったチャーシューで少し炙られており香ばしさがなかなか良く、すっと歯で噛み切れるような柔らかなもので美味しいですねぇ そのほかの具材については味玉が美味しかったですね 派手さはないですがバランスがよい飽きさせない構成でしたね うん、これはほんと良かったです
■■■総評■■■
正直なところさほど期待していなかったお店だったんですが、これはいい意味で期待を裏切るレベルの高いラーメンでしたね メニューを見ると少し身構えてしまう感じなんですが、レギュラーメニューであるこちらは実にシンプルでオーソドックスながら、実に丁寧に仕事をされていてレベルの高さがうかがえました オリジナルメニューには食指はあまり伸ばそうとは思いませんが、このほかのレギュラーメニューは是非試したいと思いましたね 営業も再開されていることですから、なんとかまた再訪したいと思います ごちそうさまでした!