店名 |
Principio(Principio)
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类型 | 意大利面、牛排、洋酒吧 |
预约・查询 |
03-6809-4982 |
预约可/不可 |
可预订
キャンセルポリシー |
地址 |
東京都港区麻布十番2-4-8 麻布十番舘 2F |
交通方式 |
从东京地铁南北线麻布十番站4号出口徒步4分钟从都营地铁大江户线麻布十番站7号出口徒步2分钟 距離麻布十番 138 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999 |
预算(评价总数) |
¥15,000~¥19,999¥15,000~¥19,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
收据 |
可以开具符合条件的发票收据。 注册号码T2010401134848 ※有关最新注册状态,请查看国税厅发票系统合格发票开具人公告网站网站或联系商店。 |
服务费收费 |
お席料¥550(税込)、サービス料10% |
座位数 |
10 Seats ( 只有桌子5桌10席) |
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最大宴席可容纳人数 | 8人(坐位) |
个人包厢 |
可能的 可容纳8人 虽然不是单间,但是因为是小店,可以准备7~8人左右的包租,可以像单间一样使用。 |
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间 |
酒水 |
有葡萄酒,对葡萄酒讲究 |
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料理 |
对蔬菜菜式讲究,对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
服务 |
可提供两个半小时以上的聚会,可提供庆祝・惊喜的服务,有品酒师 |
关于儿童 |
不好意思,请允许我带您的孩子从中学生以上开始。 |
服装规定 |
因为是小店,所以请尽量控制香水。男性客人请不要穿短裤和凉鞋。 |
网站 | |
开店日 |
2012.7.17 |
こちらは麻布十番商店街にある小さなイタリアン。ビルの2階にあり、大きくはない空間ですが、ノスタルジックな窓枠やマダム手作りのミモザのリースなど雰囲気がすごくおしゃれで、そのおしゃれさというのが自分でも真似したくなる感じ。
お料理はお任せコース一本。6800円とお値段もかわいい感じです。
まずはトマトと鯵のガスパチョ。緑豆も入っており、その豆の香り、トマトの青い香りが「少年時代のいつかの夏」を思い起こさせるものでした。
何年か後に「あの夏、あそこで食べたガスパチョ、懐かしい」って思い出すような、記憶に刻まれる香りでした。
そして前菜はまず石鰈と桃のカルパッチョ。これは鰈のエンガワの脂が桃の甘さの後ろに残るほのかな酸味でマリネされているような絶妙なマッチング。これも大好きな味です。
前菜2皿目は鮎のコンフィ、キュウリのサラダと。鮎のコンフィの上に透明なアニスのジュレがソースとして纏われていて見た目も夏らしい透明感があり素敵。丁寧にコンフィされた鮎は鮎自身の持つ胡瓜香もうまく引き出していて下の胡瓜の香りとの対比も面白い。夏らしい鮎の胡瓜香をうまく引き出すのはアニスのジュレもあるのかもしれません。魚介系と相性のいいアニスを使うことによって鮎の皮目の魚の香りをうまく逃しています。このあたりの香りの使い方はセンスを感じますね。
そしてパスタ。アロマフレスカ系列出身と言えばまずパスタに期待せざるを得ないでしょう。
一皿目は冷製タリオリーニ、栄螺のジェノベーゼ。パスタ自体がとても力のあるパスタで栄螺とジェノベーゼソースとの相性も抜群。
パスタ二皿目。唐辛子を練りこんだキタッラ、自家製パンチェッタのアマトリチャーナ。ソースに辛みを加えるのではなく、麺に唐辛子を練り込むという発想、ありそうでない!これは食べてみるとむしろソースに辛みをいれるより麺に入れる方が全然いいじゃん!となります。ソースが柔らかいトマトの香りがしっかり生きて、辛みは後からほのかに舌に来る感じ。辛みを堪能しつつトマトの甘さもしっかりと味わえて自分的に大ヒットのパスタでした。
最初のガスパチョを思い出し、冷たく青いトマトの香りと過熱して甘味がしっかりと凝縮されたトマト、あぁ人間もこんな風に変わっていけたらと感慨もひとしおでした。
メインは中勢以さんの熟成豚。いい豚をしっかり熟成しているので旨味の濃縮だけでなく、脂も軽めに甘さを感じる仕上がり。さらに添え物が秀逸。タスマニア産の大粒マスタード、これが酸味と辛みが絶品でこれだけでも食べたい感じ。とても珍しいもので感動しました。そしてカポナータと芥子菜も一皿の中のいいアクセント。素敵でした。おまけですが、ナイフがスカルぺリアという町で作られたものだとかで、初めて使いました。フィレンツェ郊外の町で中世は武器の町として栄えたところだとか。「せっかくだからイタリアの物を使おうかと思って」とのことで、イタリアンのお店らしいイタリア愛を観られたのもほっこりしました。
デセールは3つからの選択でマンゴーのパフェをいただきました。シャンパンのゼリー、パッションフルーツなど見た目も華やかで夏らしく、満足のいく〆となりました。
帰り道、思わずホワイトベリーの打ち上げ花火を口ずさみながら十番の商店街を歩いていました。
嗅覚は脳の中でも古皮質で処理される原初の感覚。そこを刺激するような、何年後か「夏の記憶」として思い出す1ページにきっとプリンチピオの料理が出てくることと思います。