池袋パルコ、８階「Mano-e-Mano」。【61ｓｔ】 : Mano-e-Mano

池袋パルコ・レストラン街「タベブクロ」８階のイタリアンのお店である。

この店は、パルコのエレベーターで８階に降り立つと、ほぼ正面の店なので、気になっていたのだが、なかなか訪問できなかった店の一つである。

特にイタリアンには、あまり興味の無い人間ではあるが、スパゲティは好きでよく食べる方だと思う。
そんな、ノリである。


「ランチ・魚介たっぷりの漁師風ペスカトーラ」(1,790円)＋「大盛」(200円)＋「アイスコーヒー」(200円)　――　写真の通り。

ランチセットのようなモノで、サラダビュッフェ＋メインランチという感じだったのだが、何らの案内が無かったので、サラダビュッフェについては、出されたワンプレートのみに甘んじた。

でも、玉ネギドレッシングだと言われた、そのサラダはかなり美味しかった。
野菜の新鮮さ、みずみずしさが、適度でちょうどイイ感じ。

僕は、よく思うのだが、単に水洗いの水分が残っている状態を、最近の人はみずみずしいなどと褒め称えるコトがあるが、ソレは、舌触り的な食感の第一印象だけであって、咀嚼とともに感じるみずみずしさと根本的に違うモノだと思うのである。
逆に、表面が乾いているだけで、干からびているようなコトを言う人もいるが、鮮度とは全く違うのに、論点を勘違いしているようである。

ただ、牛丼チェーン店レベルで、同じ論法を主張しようとは思わない。
松屋のサラダと吉野家のサラダの差である。松屋の方が圧倒的に水分量が多いと感じるだろう。

話がソレた。


魚介たっぷり、そう、まさにそんな感じだった。
ムール貝、アサリ、ベビーホタテ、エビ、イカなど、ホントに具沢山な感じで食べ応えがあった。
各々の味わいも良い。

もちろん、ソースも美味しい。
特に、トマトの味わいが、こういう料理に慣れていない人間には、何だか新鮮だった。
ほどよい酸味を残しつつ、上手くまとめている感じ。

詳しくないジャンルなので、アッサリとしか書けないのだが、クリアでシャープなトマト感とともに、全体をマイルドにコクを出している雰囲気。

美味しかった。
ごちそうさまでした。


サラダビュッフェの件以外においては、接客も極めて良好だった。
親切に、丁寧に、温かく感じた。

ありがとうございました。


（文責：京夏終空、2020.8.12）
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