隠れた名店で「どじょう蒲焼」を購入!! : 桝八川魚商店

　このお店は通って長く、必ずテイクアウト
　するのが「どじょう蒲焼」串500円×2串を
　購入する。

　どじょう蒲焼がある日は「どじょう ありま
　す」の手書きの紙が貼り付けてある!!

　今日は、東岡崎駅（名鉄）から中華料理を
　食べてしまったので、うな丼 はお預け。

　14時まで食事の提供で、間に合ったが、
　既にお腹は満腹。滅多に立ち寄れないお店
　なので、後から考えたら、食べて置けば良
　かった。

　❖お店の方に、名古屋への帰路を聴き、

　名鉄「岡崎公園前駅」から「東岡崎駅」に
　戻り、名古屋へのルートと、

　JR「中岡崎駅」から「岡崎」へ行き、名古屋
　に向かうルート。

　お店から「岡崎公園前駅」「中岡崎駅」は、
　徒歩3分程度。

　そこには「大正庵 釜春 本店」もあり、
　一瞬、立ち寄ろうかと悩んだが、これも断念。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

　ここは「どじょう蒲焼」があり、その為に
　岡崎まで遠征する!!

　この日は「どじょう蒲焼」「肝」を買おう
　としたら、鰻の蒲焼を買わないと「肝」だ
　けの販売は出来なく、フルセットで購入。

　1）鰻の蒲焼は、
　　1匹だけど、4切れで、1切れが大きい。
　2）どじょう蒲焼は、
　　2串で「22匹」あった。
　3）肝は、
　　６肝程度。
　4）鰻のタレ
　　ビニール袋で提供。小は５０円。
　　ただ、鰻の器に残ったタレで事足りた。

　5）鰻の焼きは、
　　岡崎のは色が濃い。
　　でも、味は濃くはない!!
　　蒸さず、炭火焼がここの流儀。
　　カリッとした食感の焼き。

　　あくまでも想像だけど八丁味噌が近くに
　　あるから八丁味噌の「たまり」と関係し
　　ていても可笑しくはない。（推測の範囲）

　❖場所は、
　矢作川橋の手前（東側）
　国道１号線 沿い、
　国道248線との交差点から、
　直ぐに側道に侵入!!　★★★

　国道1号線は、交通量が多く、ついつい
　鰻屋さんを見る余裕がなく、通り過ぎて
　しまう。

　❖八丁味噌
　小さな川を越えたら、
　・合資会社八丁味噌（カクキュー）
　・まるや八丁味噌
　が近い。

　愛知県がこの地域全体に「八丁味噌」ブランド
　を開放しようとしたが、老舗２社が猛反対。

　当たり前だ!!
　赤みそと、まったく製法が違い、歴史あるブラ
　ンドを易々渡せないに決まってる。
　（名古屋人ですが）危うかった。

　製法の違う赤味噌まで「八丁味噌」と謳う商法
　感覚と理性が解せない・・・。

　❖岡崎の鰻
　岡崎は、鰻の有名店が多く、
　キャイ～ンの天野君の実家近くの鰻屋さんは、
　その影響で、立派な建物になたかどうかは、
　定かではないが、JR岡崎駅ちかくで繁盛する。

　❖桝八川魚商店
　ご高齢の方が多いせいか、
　営業時間が極端に短縮され、
　アルコール提供も止め、
　どじょう蒲焼は直ぐに売切れる。

　だが、今回は １４時前 訪問でGET!!
　2020年の騒動でラッキーだったのか？

　今日は、岡崎に所要があり、
　人と一切会話せず、名古屋に戻った。
　（お店の方へのオーダーのみ）

　❖どじょう蒲焼提供店
　うなぎの旭屋　　（知立 弘法さん）
　名古屋 なまずや （千種駅 西）
　桝八川魚商店　　（岡崎 矢作川東）
　百万石　　　　　（豊橋 駅西）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

　

　巡り合えるかは、貴方次第!!
　その訳は「どじょう蒲焼」は直ぐに売り切れて
　しまう!!

　岡崎市は、鰻屋さんの有名店が多く、岡崎の人
　も鰻に拘る。

　それは「三河一色」の 鰻の産地 が あるからな
　んだろう。

　桝八川魚商店は、創業100年以上!!
　（100年前は1915年（大正4年））
　詳細は過去の書込み参照
　三河一色町は、ブランド養殖ウナギの産地だが、
　意外に、鰻屋さんは、少なく、ここ最近、養鰻
　場業者さんらが、鰻屋さんの商いを始める様に!!
　
　食事をしたいなら、14時までに行くしかなく、
　夜の食事提供は、現在はやっていない。

　火～土
　11：00～14：00（食事）
　10：00～17：00（持ち帰りのみ）
　売り切れ終了

　❖今回の購入
　テイクアウト　1尾　3000円　（タレ付き）
　　　　　　　　肝　　 450円
　★3000円は高く感じるが、特大の大きさに納得。

　❖感想
　三河、特に岡崎の鰻は、色が濃い。
　濃いが、味が濃い訳ではなく、
　何処にもない 鰻の蒲焼 で、

　八丁味噌 の メーカーさん が2社、近くにある事も
　この旨さが引きだっていると想像する!!

　自分は「桝八川魚商店」の 鰻丼 を 一番好む!!

　営業時間の制限となり、
　かなり前から、アルコールの提供もない。

　たぶん、後継者などの関係なんだろうが、
　後継者の方は、同じ岡崎の矢作川のちょっと上流
　側でお店を構えている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

　

　岡崎に鰻の有名店は数々あるが、これほど
　渋いお店は見当たらない。

　❖創業100年以上のお店（正式：桝八川魚商店）
　桝八さんは、なんと創業100年以上!!　
　100年前は1915年（大正4年）で、それよりも
　少し古い時代から鰻一筋だと言う。
　東海道（国道1号線）の矢作川に位置する地が、
　歴史を思わせる演出。

　❖食のグラデーションとは？
　鰻の捌き方、焼き方は各地で異なり分類すると
　　　　　　　　[捌き方]　　　　　　[焼き]
　[関東]　　　背開き　　　　　焼いて蒸す　　　　
　　　　　　　切腹を意識したと言われる。
　[名古屋]　　規定はない　　　焼く（蒸さない）
　[関西]　　　腹開き　　　　　焼く（蒸さない）　
　[九州]　　　背開き　　　　　焼く（蒸さない）　
　　　　　　　腹部分が崩れずに焼ける。

　愛知県は”食のグラデーション”の分水嶺にある!!

　桝八さんは、背開きか？腹開き？は後程確認する
　として、その前に名古屋と岡崎とでは鰻丼の味が
　異なる。

　それは、岡崎と言うか三河地区（境川を起点とし
　た愛知県東部）の鰻蒲焼は色が濃いのが特長。　
　名古屋は、そこまで濃くはない。
　
　濃いからと言って、味が辛い訳ではなく、三河独
　自の醤油文化もあって、色の違いがあるのだろう。
　店舗にもよるが、自分の経験では写真の様な鰻の
　濃さだった。

　❖桝八さんの最大の特徴とは!!
　ここは「どじょうの蒲焼」がある!!

　「どじょう」も「鰻の蒲焼」もテイクアウトして
　持ち帰れる。
　「どじょう料理」と言えば、
　「どじょうの柳川鍋」
　「どじょうのから揚げ」
　「どじょうの甘露煮」
　が定番だが、蒲焼で提供するお店は少ない。

　自分は、鰻よりも「どじょうの蒲焼」目当て!!

　❖桝八さんの場所は!!
　あの「八丁味噌」発祥の地にある。

　近くにある「旧内田病院」は、知る人ぞ知る、
　無名時代の「渡辺貞夫 氏」を、この地で育てた
　JAZZ界で有名 な 内田修 氏 を忘れてはいけない。
　
　※岡崎の身内から「宇野病院」の場所をいつも　
　指さして、ここが・・・と、言っていたので、
　自分は「宇野病院」と勘違いしていた。
　この口コミを読んで頂いた方から、正確な情報を
　得ました。

　もし名古屋から、ここを訪れるのであれば、こう
　した観光ルートがある。
　・急行・特急：名古屋駅（名鉄）⇒新安城
　・普通　　　：新安城　（名鉄）⇒岡崎公園前
　で37分程度。

　岡崎公園前を「愛知環状鉄道」の高架に沿って
　北上すると、国道1号線に突き当たる。
　その右側・東側に「桝八」がある。

　この「桝八」の数十mの西にある町が「八帖町」
　で、あの「八丁味噌」の地だ!!
　「八丁味噌カクキュー」
　「まるや八丁味噌」
　があって、そこの売店で「八丁味噌」も買えるし、
　工場見学もできる。（現地予約制）

　観光コースとして、
　「岡崎公園前下車」
　「桝八」　　　　　　”うなぎ”と”どじょう”を堪能
　「八丁味噌カクキュー・まるや八丁味噌」　　見学
　「大正庵釜春本店」で名物「釜揚げうどん」堪能
　「岡崎公園」　　　　　　　　　　　　　　　散策
　「岡崎城」　　　　　　　　　　　　　　　　見学
　岡崎公園内には、茶店・日本料理のお店に立ち寄っ
　て見るのもいい。
　「八千代 本店」
　「城南亭」
　「お休み処 いちかわ」
　「お休み処 桜茶屋」

　❖桝八さんの話題とは異なるが「八丁味噌」？
　今回、名古屋人として初めて知った事柄で「八丁
　味噌」は「赤味噌」の一部と思うのは間違い。

　「八丁味噌」は、米麹や麦麹を用いず大豆と豆麹
　のみから作られる豆味噌の一種であり、赤褐色の
　豆味噌を指し、
　「赤味噌」は、大豆や麹を長時間蒸して赤くなり、
　短期熟成だと白い。
　「赤味噌」には、やや白味噌もブレンドすると言う。
　いや、知らなかった・・・。

　「まるや八丁味噌」売店の女性の方から教えて頂いた
　情報で、短く記述した為、詳しくは調べて見てね。

　❖矢作川が生み出した味
　「桝八」は、矢作の良質な伏流水で、水に恵まれた
　環境に、三河独自の醤油文化で伝統を守った。

　たまたまネットで分かったのだが、車で5分北進した
　場所に「鰻家」と言うお店が
　あり、そこが息子さんのお店らしい。
　（岡崎市 日名南町 ２０－５）

　100年の伝統は、ここで守られるが、国道1号線の東
　海道沿いのお店も守って欲しいものだ。

　❖最後に
　毎度、お店に着いて開口一番に「瓶ビールある？」
　と言うのであるが、2012年頃にアルコール類の提
　供は止めてしまったそうである。
　（悲しい・・・交通機関で行ったのに・・・）
　
　だから、自分は3年以上は訪問して居なかったのが
　お店の人にバレてしまった。

　「桝八」さんへは、また思い出した頃合いに定期に
　訪問するが、いつ行っても変わらない「うなぎ」と
　「どじょう」に出会いに行きたい!!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上