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地方の高級風旅館
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湘南のりょう
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湘南のりょうさんの他のお店の口コミ
店名 |
あさば
|
---|---|
ジャンル | 料理旅館、郷土料理、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
050-5570-8848 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
伊豆箱根鉄道駿豆線の修善寺駅から南西に約3km、 修善寺駅から2,619m |
営業時間 |
|
予算 |
¥50,000~¥59,999 ¥30,000~¥39,999 |
予算(口コミ集計) |
¥100,000~
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、AMEX、Diners、Master、JCB) 電子マネー不可 |
席数 |
16席 (16部屋) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可、20~30人可、30人以上可) |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、ライブ・生演奏あり、無料Wi-Fiあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる、カクテルにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり、英語メニューあり、朝食・モーニングあり、アレルギー表示あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可 |
お子様連れ |
子供可、お子様メニューあり |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1675年 |
電話番号 |
0558-72-7000 |
初投稿者 |
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平日に一人で泊まった。部屋は山吹。一人には広すぎず狭すぎず丁度良いサイズ。
14:30チェックインに向けて、正面玄関に向かうと向こうから高級車、大勢のスタッフでお見送り。高級旅館はお見送りも派手だなと思った。と同時にチェックアウト11:00後もくつろげるのかと思った。
チェックインはスムーズ、なかなか感じのいい仲居が担当。ウェルカムサービスは煎茶と麩饅頭。煎茶は静岡茶ではなく、京都の茶だと言う、ならば何故抹茶じゃないのかとも思うが、ここは京都じゃないからが解答なのだろう。
荷物を置いてすぐに露天風呂へ。一番湯と思いきや、先に出てきた方が私は二番湯だと言う。先ほどの高級車といい、条件によっては時間外チェックイン/チェックアウトもできるらしい。
露天風呂を始め全ての風呂は塩素消毒をしていない。本来ならばしなければいけないところだが、入る側にしてみればそちらの方が嬉しい。24時間入れるわけではなく、清掃の時間もちゃんとあることからレジオネラ菌の心配など無用だと感じる。お湯はとてもやわらかく、温度はやや抑えめ、39度くらいだろうか、長く入っていられる。
内風呂は外の景色が見えないのが残念だが、洗い場の石が滑りにくいこと、湯船から管が湯船の外につながっていて人が入るとそこから排水され、洗い場に残った石鹸やシャンプー泡立ちが流されていく画期的な工夫にも驚かされた。客は体を洗ったあと必ずしも立った泡を全て流すことはないが、必ず最後に湯船に浸かるだろう。湯船に浸かればお湯が満たされているかどうかに関わらず細い管を通って洗い場に湯船のお湯が流れ、泡も流れていく。後の人のことを考えずともその客が出たあとは元の通り、綺麗な洗い場に戻っている。この工夫にはとても関心した。
風呂上がりにはミネラルウォーター(冷、常温)、蜜柑が置いてある。2つほど部屋に持って帰って食した。蜜柑は盛況らしく、夜には少なくなっていた。
玄関、ロビー、サロン、売店などには基本的に従業員はいない。いない方が余計な言葉を発せずに済むから静かでいい。昨日までは中国人が春節の時期だけに多く、騒がしかったらしい。ロビーにも蜜柑あり。晴れていればロビーからベランダに出れる。ベランダには石造りの州浜のような形状をしているが、年配の従業員はその由来等は知らないらしい。
山吹の部屋は玄関から比較的遠い2階にある。能舞台も見えないし、せいぜい隣部屋の声と池に注ぐ川の音くらいしか聞こえない。あさばに泊まるに当たって、数々の口コミを参考にしたが、そうだと思えるところもあれば、思えないところもあった。そういえば仲居がこんなことを言っていた、忙しい方は静かを求めてやってこられ、仲居が入ることさえ嫌気に感じられる方もいるとか。口コミで仲居の音が五月蝿いと書かれていた方はまさしくそういう方なのだろうと思った。私はあさばの歴史や建築、庭園話題などできるからむしろ歓迎なのだが。
夕食。京都であれば懐石料理の名の下に順序だって食べ物が運ばれてくるが、修善寺は京都ではない。京都はその昔、日本の中心だったが、だからといって日本料理は京懐石が何も目指すべき境地ではない。
よくイギリス料理は不味いと言われるがそれは勝手にフランス料理を美味いの基準に置くからそれに反するものを不味いと定義するのであって、逆に考えればフランス料理こそイギリス料理からしてみれば口に合わないベタベタの料理ともなり得る。
客が高級旅館の料理に京懐石を無意識的に求めれば、あさばは自ずと不満になるし、高額の宿泊料金を意識すればコストパフォーマンスを考えて、高級食材求め、さらに辟易するだろう。あさばの料理には、鮑やキャビアは出てこず、モヤシや玉丼さえ出てくるのだ。
料理はさして多くはない。少食だったり、日中から饅頭でも食べていたのでもなければ、腹一杯にはならないだろう。玉丼を3杯食べてようやく8分目弱といったところ。
酒は飲まなかったが、決して高い額ではなかった。よほど場末のバーへ行った方が高くつくくらいだ。酒の種類も決して豊富ではないし、有名で手に入りにくい酒は無かったし、主張の強すぎる酒も無かった。
料理に高級料亭のような絶品さや、極端な地産地消を求め、宿泊料金から過度な期待をする人ほど、口コミに非難が多く感じ取れた。
寝具。評判のフカフカ羽毛布団だが、フカフカ苦手な私はマットを一枚除き、フカフカ枕の代わりに座布団を使って寝た。私にはこれくらいがちょうどいい固さだ。
朝食。8時以前を選べないのは改善の余地があると思う。せめて7時半くらいには食べたい、何より旅行中でも普段の食生活や食時間を乱したく無い。腹減りすぎて蜜柑を頬張りすぎてしまった。
部屋風呂は源泉掛け流しなだけあって、源泉温度のまま入ることになり、当然熱すぎる。そこで前夜のうちにお湯を貯めておき、朝入ろうと思ったのだが4割りほど抜けていた。他に気になる点としては、チェックイン後にすぐ入れるようにお湯を張っておいて貰えてもよかったのではと思う。湯布院玉の湯などは張ってある。また、使う使わないに関わらず風呂の蓋の用意があってもいいのではと思った。
洗面所。アメニティは持ち帰り自由だが、タオルにはわざわざ部屋備え付けだから欲しいなら売店で買ってくれの文字。タオル1枚に千円以上も払いたくない。百円の安っぽいタオルでいいから、修善寺とか、あさばとか書かれたタオルが欲しかったな。洗面台の水回りは広くて使いやすい。体重計があってもよかったのではと思う。洗い用以外のアメニティが安っぽい。少しは気をきかせて欲しい(多くの高級旅館では安っぽい)。耳かき一つとっても、細いタイプ、濡れタイプなどバリエーション揃えてひとセットとしても良いのではないか。歯磨き粉も粉っぽくて、使い捨てとはいっても質の良いものを用意してもいいのではと思った。
お見送り。あらかじめの支払い以外に会計は発生していないのでスムーズ。靴を用意してくれてお見送り、
と思いきや玄関に出てきたのは新人と思しき若い従業員ひとり。部屋付きの仲居も含め、他の者は手空きにも関わらず挨拶一つ無し。昨日の14:30チェックアウトの人との差は支払った額の違いだろうか。後味の悪いお見送りだった。一昨年、俵屋に泊まった時は、錦市場に入るまで遠くから手を振ってくれて感激したものだが、あさばでは50m程度進んで振り返ってみたら、従業員の戻る姿が見えただけであった。