PLEYELさんが投稿した比良山荘(滋賀/大津市その他)の口コミ詳細

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比良山荘大津市その他/日本料理、オーベルジュ

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2011/08 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

素晴らしい雰囲気の中で山の辺料理を食べられます

食べログは勿論、サライやdancyuにも載っていた比良山荘の鮎ごはん。ずっと食べたいと思っていました。せっかく行くなら初夏の鮎の香りの良い時期とか、松茸の時期に子持ち鮎と合わせるほうが美味しいでしょうし、あるいは熊鍋も興味はありますが、とにかく同伴者が何人かいるチャンスを逃すといつまでたっても行けなくなる可能性もあり、今回徳島の虎屋壺中庵に行くついでに滋賀に寄ってきました。

夏場の山の辺会席では、鮎ごはんがつくのは13650円からで、他に15750円やお任せの21000円コースもあります。鮎食べコースだと鮎が七匹付くので私はそちらを食べたかったのですが、同伴者もすべて同じ料理でなければならないとの条件だったのであきらめました。

15750円のコースでは熊の小鍋と岩魚の洗いが、お任せコースでは琵琶湖の季節の物(天然ウナギなど)がつくそうです。今回は初めてですし、まずは鮎ごはんが目当てだったので13650円のコースを選びました。

ナビに電話番号を入れて車で向かうと国道を右折してすぐにお店はありました。ついたのがやや早かったので、少し上にある明王院や地主神社を見物していましたが、やがてお店の前に打ち水が始まりました。

食事は二階のこじんまりした部屋でとりました。遅くなってから京都ナンバーのマイクロバスで団体がやってきて一階の大きな座敷で食事をしていましたが、京都からは一時間もかからないので結構団体さんが来るそうです。

食事は写真をアップしましたが、

野草茶で始まり

籠に入った八寸は、鮎のなれ寿司と熊ロースが珍しかったです。あとはごり甘露煮、さつま芋、レンコン、ほおずき玉子など。

お造りは鯉の洗いですが、しっかりと冷水でしめられていてプリンプリンとした食感は見事でした。泥の臭みは全く感じられません。実際店の前には写真の清流が流れていてビールもこちらで冷やしていますが、鯉もこの清流でしばらく飼っていれば、このような素晴らしいものに育つのでしょう。

じゅんさいの吸い物をはさんで、焼き物は安曇川の小ぶりの鮎の塩焼き。もう8月末なのに、しっかり焼いてあるので頭からバリバリいけます。ワタもそこそこ入っていてまだほろ苦さが感じられます。

鯉のあられ揚げにはジュンサイとズイキの餡。そして強肴にはウナギの焼き霜が出てきてびっくりしました。鱧の焼き霜は京都でよく食べていますが、鰻は脂が乗っていてこれまた美味しいです。錦糸瓜と松茸の酢の物が付いていてさっぱりします。

炊き合わせは冷し鉢で、鯛の子、小芋、唐辛子、ずいき等、意外に濃い味付けでした。

鮎ごはんは、立派な土鍋で炊いてあり鮎が七匹並んでいます。その場で頭や尾、骨を抜いてかき混ぜて分けてくれます。鯉こくが付いてきてこちらもまた美味しかったです。

最後にフルーツと黒糖ワラビ餅。真っ黒でモチモチしていましたが、これが100%わらび粉なのかもしれません。

冷酒は竹の筒に入って出てきますが、竹自体をギンギンに冷やしているのが興味深かったです。

先ほどの値段に15%サービス料が付きますが、まあ当然でしょう。雰囲気込みでこの値段は相応だと思います。

鮎ごはんは別途焼き鮎を作って鮎出汁で炊いているそうで、米一粒一粒にしっかりと鮎の風味がしみ込んでいるのが本当にうれしかったです。私はやっと食べられた感動もあってとても美味しいと思いましたが、同伴者二人はそれほど感動しなかったようで・・・(鮎の香りが残る雑炊にした方がもっと美味しいのにと感じたようです)

また安曇川の鮎の塩焼きに関しては、ほかにも岐阜の長良川上流、馬瀬川、高知四万十川の鮎を一週間で食べ歩いたので、そちらと比べると風味はかなり落ちました。時期的にも苔の香りが減って、これから子持ちに移行してゆく時期でもあり難しかったとは思います。ただ小ぶりの鮎を頭からバリバリ食べるのが好きな方にはたまらないと思います。富山の鮎の庄のように廉価で気楽に頭からバリバリ食べられたり、気合いを入れて焼きこんである岐阜の泉屋など、パリパリ系の焼き方をする店は他にもありますし、これを高く評価する人もいるようなので、好みによるでしょう。このような焼き方ではワタの苦みや風味は残るものの、スイカのような鮎の皮の香りが無くなってしまうので(私は焼き方は評価しましたが)同伴者二人はこの鮎は風味が全然なくて、まったく美味しいとは思わないと手厳しい評価でした。

私は是非この焼き方で、子持ち鮎の時期に、噂の表面パリパリ卵はレアで食べてみたいです。今度は別の季節に、特に鮎松茸や猪熊鍋の時期に行こうと思いますが・・・(この次は誰と行きましょう・・・トホホ)

  • みずみずしくコリコリとした鯉の洗い

  • 鮎ごはん

  • 玄関

  • 二階の部屋

  • ビール番のたぬき(^.^)

  • 水車

  • 火除けのおまじない

  • 山草茶

  • 八寸の入れ物

  • 八寸(鮎のなれ寿司・ほうずき玉子・ごり・熊のロース・枝豆等)

  • 鯉の洗い

  • 冷酒

  • 安曇川の鮎の塩焼き

  • 小ぶりのものを選んだそうで8月末でも頭から食べられました

  • 鮎のアラレ揚げ

  • 鰻の焼き霜

  • 冷し鉢

  • 鯉こく

  • 鮎ごはんは、頭、尻尾、骨を抜いてくれます

  • 水菓子

2011/08/31 更新

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