レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2016/12訪問 2016/12/14
調布駅と布田駅の中間、どちらかというと調布駅寄りかな。今でこそこの区間の京王線は地下化したので、線路は見えませんが、線路があれば線路沿いに位置していたタイの家庭料理店です。
アクセスは決して良いとは言えません。普段、この辺りが生活圏内の方ならともかく、普通の人ならこんな場所を通ることはまずない。それこそお店を狙い撃ちしない限り通らないでしょう。
ランチタイムに訪問。建物の2階にお店はあります。階段を上がって、扉の横にメニュー。階段が結構急。外からでは中の様子が見えないので、ドアを開けて初めて内観を確認できますが、おぉ、なかなかオシャレ。席数がそんなにないし、お一人様ばかりなので静か。
●パッタイ(税込1000円)
ランチメニューは7種類。いずれも税込1000円。メニューはカレーor麺類で分類されています。メニュー上は、カレーにはサラダ、麺類には小チャーハンが付くようですが、チャーハンをサラダに変更することも可能のようで、女性にも優しい配慮がされています。
10分ほどしてパッタイ到着。スープ、小チャーハン、デザートがセットになっています。
スープは辛さと酸味のバランスが良く、けどベースの味がとても優しい。食材から出る旨み、自然の味が良いですね。チャーハンは長粒種で作られていて、パラパラとしていて、こちらも味付けはあっさり、良い炒め具合です。
メインのパッタイ。一口・・・うまい!!タイ料理屋は最近多く、色々食べてますが、人工的な味付けというか、味が濃いところだとかも多いですが、こちらのパッタイは余計な味付けは極力排除。自然な美味しさを意識して作られている感じ。ビーフンの弾力性も良く、甘みと辛さのバランスも非常に良い。口に入れ、噛むごとに美味しさがジワジワ広がっていくので、その余韻に浸ることもできます。要所要所のナッツの食感、ナンプラーの分量も良く、海老もしっかりとしたもので、凄い美味しかった。
卓上にあるニンニク入り炒め唐辛子を入れると、刺激のあるパッタイを食べることができますが、めっちゃ辛いので注意が必要。
食後、お店の方が色々とお話を聞かせてくれました。うちは家庭的な味、食材から出る旨みを大切に、優しい味を心掛けてる。母娘の2人でやってるから、あまり人が来すぎても回せないけど、口コミでジワジワ広がってくれれば良い、出来る限りお客さんのニーズに応える等々。もちろん、売り上げが少ないと閉店してしまうだろうから、一定以上の売り上げは必要でしょう。しかし、あまり大っぴらに知られてほしくもない名店。ここは気に入りました。
2位
1回
2016/11訪問 2016/12/29
相模湾に面した小田原さかなセンター。卸売市場ですが、その一角に存在している定食屋さん。市場なので夕方を待たずして閉店してしまうお店が大半ですが、こちらのお店は夕方過ぎぐらいまで開いているので、少し早い夕飯としても使えるお店。
昭和の小さな食堂という雰囲気。夫婦で営んでいるようで、とても温かく家庭的な様子が伝わってきます。
●地アジ定食(税込1300円)
小田原は鯵。なんて、小田原に縁がある人からも聞いていたので、様々な鯵が味わえるこちらの定食を。
付いていた小鉢は、マグロ?と切り干し大根。味がしっかりしていたので、ご飯のお供にも最適。3.7。
鯵の刺身。身が厚くて、しっかりとしたハリと歯応えがあります。何より鮮度の高さが目立ちます。美味しいなぁ。3.7。
そして、メインの鯵フライ。刺身にも十分使える鯵を揚げているんでしょうね。凄い美味しい!普通に販売、提供されている味と比べて食感が柔らかいので、普通の鯵に慣れていると最初こそ食感に戸惑いも生まれますが、臭みが全くなく、衣もサクサクとして本当に美味しい。ふっくらとして、色合いも最高な鯵。4.2。
これはまた食べたい!
3位
1回
2016/08訪問 2016/12/31
O〜H!Ye〜ah!Ni〜cha〜n!!!【review#5436】
静岡県から山梨県へと向かっている途中、朝霧高原付近で発見した牧場。通りを走っていると、この牧場の存在を知らせる看板があったので、その通りに進んで行った先に、何やらウエスタンな親父が子連れ家族と談笑。そこへ近付いていくと、凄いラフな感じで話しかけてきた、親父が。話を進めていくと、とても陽気で良い人なんですが、いきなりそのテンションで来られてもって最初は面食らいまくり。
●ソフトクリーム(税込300円)
確か、日本一のソフトクリームだかなんだかと書いてあったので、ソフトクリームを食べにきたわけですよ。
一口。うわっ、凄い美味しい!食べたことのないソフトクリーム。好き嫌い分かれそうな気はするけど、生乳感たっぷりで個人的には凄い好き。すっきりしてるのにしっかりとしたコクがあり、ミルクの風味も非常に高い。牛乳がかなり良い品質なんでしょうね。でなきゃ、こんな美味しい味は出せない。
ソフトクリームを食べ終わると、親父さんと談笑。その中で、『牛乳好きか?』と聞かれ、『飲んでみな』と無料で飲ませてくれました。タンクに入った牛乳をカップに注ぐと、少し透明感。うわっ、牛乳もクセがなくて本当美味しい。そりゃソフトクリームも美味しいわけだ。
最後に『バーベキューしに来いよ!』と見送ってくれました。ありがとう、親父さん!
4位
1回
2016/09訪問 2016/12/29
初台駅から新宿方面に少し向かったところにある、東京では唯一のウイグル料理専門店。
ウイグル料理なんてものは初めて聞いたし、そこそこ海外へ行ってる人に聞いてもウイグル料理って何だ?って感じだったので、まぁ結構珍しいのでしょう。
気になったから調べてみたものの、よく分からなかったのでスルー。味が重要なんです、ここは食べログですから(笑)スタッフはウイグルの方ですかね。紳士で真摯に取り組んでいた。
●ラグメン(税込900円)
要するにあんかけ麺。ウイグル料理では、あんかけ麺=ラグメンというのかな。
運ばれてきた料理を見ての第一印象は給食のソフト麺の上にあんをぶっかけたもの。ビジュアル的に『うわぁ〜☆』という感じはなく。ピーマン?の香りが凄い。
一口。凄い。とてつもないもっちり感のある麺。この食感、他では味わったことがない。そして、辛そう、味が濃そうに見えた味付けは、全然そんなことはなくあっさりとした仕上がりになっています。じゃがいもみたいな存在が良いアクセントとなっていますね。ソースの味が麺に染み入っていますが、そもそも麺そのものに味が付いていて面白い。個性的な味なのに病みつきになってします。入っているお肉も脂身がなくさっぱりヘルシー。マトンかな?
ここは紹介したい、良店です。
5位
1回
2016/08訪問 2017/01/01
秩父の山奥にある橋立鍾乳洞。その前にあるカフェ。木々に覆われたオシャレで落ち着きのあるカフェですが、こちらのかき氷が有名らしく。それを知ってか知らないかは知りませんが、お客さんの多いこと。すんなりとは入れず、待ちましたね。
●淡雪(725円+税)
この店の名物なのかな。かき氷とコーヒーのコラボ。かき氷だけではなく、コーヒーも上質というこちらのお店。有名なかき氷と上質なコーヒーのコラボ。期待せずにはいられません。
まずはかき氷に何もかけず食べてみます。純粋な氷の美味しさを堪能。次に、さとうきびシロップをかけていただきます。ん〜、自然の甘み。そんなに甘みは強くないのでかけすぎるぐらいがちょうど良かったかも。氷は塊になってる部分は多いけど、口に入れるとスッと溶けゆく感覚、とても繊細ですね。美味しくて個性的。かき氷自体の評価は3.7。
で、コーヒー。非常に透明度のあるコーヒーです。かき氷にかける前のコーヒーを一口。おぉ、芳醇で美味しい!香りも上品でとても良い。なんか、かき氷にかけるのが勿体無く感じる(笑)フルーティで、刺激しすぎない程度の酸味が爽やか。すっきりとして奥深い、余韻が長らく続く秀逸なコーヒーです。コーヒー自体の評価は4.1です。本当美味しい。
最後にコーヒーをかけていただきます。さとうきびシロップ、コーヒーの調和が絶妙。コーヒーにさとうきびシロップを入れても美味しいんだな。
かき氷、さとうきびシロップをかけたかき氷、コーヒー、コーヒーをかけたかき氷。決してボリュームはないけれど、なのに4つも違う味わいが楽しめることも嬉しい。素晴らしい。
6位
1回
2016/10訪問 2016/10/06
貧乏人だってたまには羽を伸ばしたい【review#5100】
こういうちゃんとしたスペイン料理店は初めて。だって、ミシュランで2つ星を獲得しているようなお店なんでしょ。もうそれだけで凄ぇって感じ。触れたこともない世界に足を踏み入れてしまったよ。
ディナーだと恐ろしいから、ランチタイムに訪問。事前にホームページを見て、ドレスコードはそんなに厳しくない(食事中の帽子着用、ハーパン、ランニングはNG)と書いてあったので、ジーンズでも行けるならと思い訪問したわけですね。
まず、扉の隙間からじいやみたいな人が外を眺めている。お客さんが来たら扉を開けようという配慮なのかもしれないけど怖い(笑)で、席の用意ができるまでフロントみたいなところで待機。準備が出来次第、店内へと誘われます。
ランチタイムのコースは6000円、9000円、16000円の3つ。いずれもサービス料10%、それに消費税が8%上乗せされます。6000円のコースは平日のみとのことで、1番のリーズナブルということもありオーダー。嫌いな食材はないかちゃんと聞き取りしてくれるのも嬉しいですね。
で、1つ気になったというか伝えて欲しかったのは、ドリンクは注文しなくても水でも大丈夫とのことで水をお願いしたのに、普通の水とミネラルウォーターどちらになさいますか?と聞いた時にミネラルウォーターにお金がかかるということ。ちなみに500mLで500円ですよ。
さて、6000円のコースは、全部で6品。まず、そば粉のガレットの上に釜揚げシラスが乗ったものにミモレットチーズのクリームがかかった一品。もうこれを食べた時点で、格が違うって思ったわけですよ。なんだろ、この完成度の高さ。見た目もさることながら、味も美しい。普通の感覚だと出会うはずのない食材なのに、それを出会わせ、そして一体感を生み出す。素敵すぎる。美味しい。シラスやらチーズなんて味の主張が強いのに、それをあっさりと仕立て、けど記憶には確かに残るという。
次。茄子に黒ニンニクのソースがかけられた一品。クルトンは食感として添えてあります。庶民の言葉で言うと水茄子ってやつですかね。ポリポリとした茄子の食感。そして、黒にんにくソースのコクというのかな。深い味わいがあるのに喉に残らない、なにこれ。美味い。
プロフィールに書いてあるけど、細かいことは一切分からないんですよ。とにかく美味い、繊細、芸術的。そんな感じよ。
続けます。車海老とスイカのスープ。スープにはパッションフルーツが入っていて、何とも爽やかな仕上がり。車海老もプリップリで美味しいなぁ。ってか、スープも本当美味しい。なんでこんなにしっかりと味があるのにしつこさが全くないんだろう。ちなみに、全料理でこれが1番好きだった。
にしても、酸味だとか甘味だとか苦味だとかいろんな味覚あるけど、こういう料理って、味のバランスも凄い良いのね。一般レベルの食材を単体で食べると、そういう何かの味が特出してるのに、高級な食材だからなの?そこに調理の技術もあるからなの?まぁー、味のバランスが完璧。
メイン。スズキにサフランとレモンのソース。そこにアボカドが添えられています。あと、チアシードがどーのこーの言ってましたが、メニューにはキアヌって書いてありました。そう、料理の中に黒いプチプチとしたものがたくさん添えられていたんですが、それがキアヌ。何だよキアヌって。リーブス以外知らんわと思い、調べてみたら、栄養価がとても高い、アミノ酸のバランスが優れている健康食品、スーパーフードとのこと。このキアヌの食感が凄い好き。そんなことよりメインであるスズキも凄い柔らかい。味付け、下味も絶妙ね。ソースも本当に爽やかで、スズキの美味しさを見事に引き立ててくれる。
ちなみに、パンはおかわりさせてくれました。ふんわり、むっちり。
メインが終わるとデザート。シャインマスカット、紫蘇アイス、玉露のカステラ。カステラ、フォーク刺したときにふんわりではなく、しっかりとした感じだった。けど、パサつきなんて全くない。紫蘇アイスと一緒に食べるとより美味しい。シャインマスカットは加工しようがないから、品質の良いものを提供してるってのが分かった。甘い。
食後には紅茶かコーヒーが選べたので、コーヒー・・・と言ったら、エスプレッソも選べるとのことでエスプレッソをお願いしました。エスプレッソは追加料金なしで、コースの1つだから安心。で、エスプレッソと共にプチガトー3つ。チョコ、ゼリー、クッキー。まぁ、これらも甘さ控えめだったり、クッキーのさっくり感が良いとかありましたが、ごめんなさい。スイーツ系のちょっと高級なものはちょいちょい食べてるから感動はなし。なんならもっと美味しいものはその辺に転がってる(笑)
なんにせよ、見た目の美しさ、味のバランス、何をとっても一流です。この値段を払ってでもまた食べたくなるくらいのものでした。
※写真撮影について、音のしないように撮ってもいいですか?と尋ねたところ、逆に『配慮いただきありがとうございます』の一言を添えて、快くOKしていただきました。
7位
1回
2016/12訪問 2016/12/25
錦糸町に牡蠣ラーメンをメインに提供しているお店があると聞きつけ訪問。錦糸町駅から徒歩2分程、錦糸公園の近くにあるお店ですが、昼からの通し営業。昼夜問わずお客さんが多いお店のようですが、平日の21時に訪問。やはり並びましたね。店内に小さな券売機があります。待ってる間に購入するお客さんとそうでないお客さんがいました。お店の人は特に何も言わなかったのでどっちでもいいのかな?カウンタ10席程度の小さなお店で、提供に少し時間を取るので、通常のラーメン屋よりも若干回転率は悪いかな。店内には調理した牡蠣の香りがほんのり漂っていました。
●牡蠣・拉麺(税込900円)
割と大粒の牡蠣をフライパンで軽く焼いていました。それに加えてカイワレ、ネギ、唐辛子、海苔がラーメンの中に入っていました。
混濁としたスープ。牡蠣の中腸腺の部分がスープに溶け込んでるかのような黒い色をしています。けど、このスープには牡蠣の旨みが凝縮。磯臭さもほんのりと香るので、牡蠣特有のあの香りやら味が苦手な人は一切受け付けないラーメンだと思いましたが、それが平気な人は一度食べてみる価値は大いにあると感じましたね。
中太縮れ麺は、この濃厚かつクリーミーなスープによく合う。ネギは違うとは思ったけど、海苔やカイワレと言ったトッピングもこのスープには映える。大粒でプリッとした見た目を持つ牡蠣は2つ。食感は柔らかかったけど、露骨に牡蠣特有の味がするわけでもなく、けど全く味がないわけでもなくちょうど良い具合。
計算された極みのスープ。満足!
8位
1回
2016/07訪問 2016/12/30
都内屈指のジェラート店が祐天寺にあると知り訪問。オシャレな外観・外観、スタッフやお客さんからはあまり庶民という印象は受けず。
この手の店って、独自の購入システムだとかあったりするじゃないですか。なもんで、とりあえず何のジェラートがあるのか眺めていても、ただただ無言で佇む男性スタッフ。感じ悪っ。
2種盛り、3種盛りとありましたが、とりあえず2種盛りのカップで。
●あななす
ほわほわしゅわしゅわ、なんとも珍しい食感に舌鼓。スムージーをアイスシャーベットにしましたみたいな食感。サッパリとして、甘さにしつこさがない、上質な味わい。
●ストラッチャテッラ
チョコチップ入りのジェラート。チョコチップが棒状で、使用しているチョコレートがとっても上質。イメージは、ビエネッタ。チョコレートの質がかなり良いビエネッタって感じ(笑)ミルクもとってもなめらかで、コクもあってミルキー。チーズも入ってるのかな。とにかく、これは美味い!何度でも食べたくなる。
9位
1回
2016/10訪問 2016/12/16
松本駅からは徒歩5分ほどの距離にある蕎麦屋。建物の奥の方に入口があり、お店そのものは目立つような感じではありませんが、開店前からお客さんが並んでいるのが広告塔となっていて、その存在が一目で確認できるようになっています。
店内はテーブル、座敷、共に用意してあり、意外と席数はあるみたいですね。お店の雰囲気は落ち着いているけど、お客さんの多さもあるだろうし、回転率を意識していることもあるだろうけど、スタッフからはバタバタした様子が見られ落ち着いていない。
●ざるそば(税込700円)
一口食べて、その美味しさに衝撃。うわっ、何て美味しいんだ、これが松本の蕎麦か!旨みがしっかりと感じられ、コシもあるので食感も良い。また、蕎麦の長さも必要以上に長いことも短いこともなく、喉越しもとても良いので、つるつると食べ進められちゃいます。クセも少ないから食べやすいですね。ツユはあっさり、蕎麦はすっきり、蕎麦は打っても非は打ち所がなかった。
10位
1回
2016/09訪問 2016/12/13
亀戸駅からは徒歩5分ほどの距離にある、ましゅまろ専門店。すぐ近くには亀戸南公園という公園があり、大通りからは外れた比較的のどかなところに存在しています。
にしても、ましゅまろ専門店というのも珍しい。少しだけ和を感じさせる造り。店内は商品もほとんど置かれておらず、兼工場のような感じで、商品をコンテナに入れてそのまま販売しています。
●洋なし味
500円ぐらいだったかな。本来ある種類全ては残っておらず、他は落花生とかのキワモノ(笑)
1つが半端なく大きい。1袋に5つ入っていますが、その大きさに面食らう。取り出してみると、持った時点でふわふわであることが分かります。実際食べてみると、梨のザリザリ感と共にこの上ないホワホワ感がとても良い。スーッと消えゆく感じで、まるでムースのようです。甘みはあるのにしつこさはない。これまでのマシュマロの概念を変える商品でした。
去年に引き続き1000店舗前後回りましたが、2016年は東京外にも多く飛び出した1年だったように思います。
さて、そんな中、2016年の1位に輝いたのは、調布にあるタイ料理店の「オーキッド・キッチン」。タイの家庭料理と呼ぶべき温かみのあるお店で、素材の旨みを大切にしているため、ナチュラルにおいしい料理が楽しめました。お店の方もとても優しく居心地が良かった。
2位は、小田原魚市場にある定食屋、「かご平」。小田原は鯵が美味しいとは聞いていたものの、初めて味わう鯵に感動。刺身としても十分に美味しいと感じた鯵をフライにしたアジフライは絶品そのもの。料理もお店の雰囲気も心温まるものでした。
3位は、静岡県の朝霧エリアで発見した、「ハートランド朝霧」。これまで出会ったことがない不思議な味のソフトクリームと、陽気なオヤジ(オーナー)という最強コラボは、忘れたくても忘れることができないでしょう(笑)
個性的な料理と言えば、初台にある4位の「シルクロード・タリム」もインパクト大。東京では唯一のウイグル料理専門店。あんかけうどんのようなラグメンという、これまで味わったことがないくらいもっちもちした麺が印象的な料理で、1度食べたらその食感に病みつき。
5位の「JURIN's GEO」は、秩父の橋立鍾乳洞という観光スポットにありながら、その観光スポットを凌駕するくらいに美味しいかき氷とコーヒーが楽しめるお店。そのかき氷とコーヒーがコラボした、淡雪は記憶の中からは溶けることなく今でも記憶に残っていますね。
6位は、ミシュランで2つ星を獲得しており、食べログでも4.00を超えている、日本橋にあるスペイン料理の「レストラン サンパウ」。とは言え、敷居はそこまで高くなく、著しく清潔に欠く格好等でなければジーンズでもTシャツでも入店可能というお店。味は間違いなく本物。これまで本物にあまり触れたことがない舌がビックリするぐらい美味しく、ビジュアルも美しかったです。
7位は、牡蠣を前面に打ち出した錦糸町のラーメン店「佐市」。この店の牡蠣ラーメンは、とにかくスープがクリーミー。牡蠣の旨みが凝縮され、他ではなかなか味わうことができない、この店の専売特許ともいえる仕上がりでした。
夏の終わりに衝撃を与えてくれたのは8位、祐天寺にあるジェラート店「ジュラテリアアクオリーナ」。とてもなめらかな舌触りのジェラート。コクとまろやかさが印象的であったミルク味のストラッチャテッラ、ほわほわしゅわしゅわという独特な食感が印象的だったシャーベット調のアナナス。いつでも食べたい最強ジェラートでした。
松本駅周辺には多くの蕎麦屋がひしめき合っていましたが、その中から選んだ9位、「みよ田」にて、松本の蕎麦の実力というのを体感したように思います。旨み、コシ、喉越し、どれをとっても一級品。蕎麦もツユもすっきりとしており、蕎麦は打ち立てでも非の打ちどころはなかった。
10位は、亀戸にある、「ましゅまろ亭」という、何とも珍しいましゅまろ専門店。珍しさ先行かもしれませんが、その実力は確かなもの。ほわっほわして、スーッと消えゆく感覚は、専門店ならではの味わいでした。
2017年は、どんな美味しいお店に出会えるのでしょうか!?乞うご期待!!(・▽・)