tabe-arukiさんのマイ★ベストレストラン 2009

誘われるよりも誘う方、でも、一人の方が気楽とか考えちゃう

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tabe-aruki (男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

トマト (荻窪 / カレー)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2009/06訪問 2019/09/18

スパイス香る欧風カレー

月曜日、かみさんと二人で、12時を少し過ぎたあたりに訪問しました。
荻窪駅を降りて、お店に向かいます。左手にコープが見えたので、このあたり。
見上げるほどの高さに、看板がありました。ここがお店なのかと、角まで来たときに、すぐにわかりました。カレーのスパイスの匂いが漂っています。隣はうなぎ屋さんでしたが、その匂いよりもスパイスの匂いが勝っている。

お店の前に行列は無く、ちょうどテーブルも開いたタイミングでした。
入り口付近のテーブルに落ち着きます。
感じのよい、丁寧なマダムの接客は、落ち着いており、居心地がよいです。ただし、かみさんは、もう少し放っておいてもらってもいいかと話しておりました。

さて、辛いものが苦手なかみさんは、マイルドな仔牛のミルクカレーを注文し、僕は和牛のジャワカレーにしようかと思ったのですが、これは辛口、かみさんが試してみるためにも和牛ビーフカレー(中辛)です。

ごはんには、チーズとレーズンがトッピングされ、カレーは、ステンレスの容器に入れられてやってきました。
仔牛のマイルドカレーは、ミルクが追加されておりました。黄色が強くトロトロとした印象です。
和牛ビーフカレーは、黒かった。スパイスの香りが立ち、仔牛のカレーと比べるとサラサラしています。様々なスパイスを感じられ、なんだろうか、見た目にも、舌触りにも、何かのスパイスの粒を感じます。

香りもいいし、清涼感のある味もいい。

仔牛にしても、和牛にしても、トロトロの柔らかに煮上げられており、肉のよいところを残して仕上げた。そう思います。
ごはんも香りがいいし、何よりカレーとの相性が最高だと思う。

平日は、デザートのサービスがあるみたいです。
この日は、ぶどうのアイスクリームでした。一口食べると、赤ワインのシャーベットかと思うほどの濃厚なぶどうの風味でした。

完全禁煙です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

五代目 野田岩 麻布飯倉本店 (赤羽橋、神谷町、麻布十番 / うなぎ、どじょう)

2回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2020/07訪問 2020/07/23

うな重

本店の店頭に寄ったところ、別館への案内。3分ほど、歩いて移動する。
案内されたのは3回席、階段を多く上るものの、滞在中は貸切という贅沢だった。

ビールで乾杯し、つまみにうなぎの燻製をもらう。
うな重は、桔梗をお願いした。

うなぎの燻製は野田岩の名物料理。
きゅうりとともに小鉢に盛り付け、見た目は鰻ざくのようでもある。
プリッとした食感の燻製、この食感だけなら、チキンと勘違いするかもしれない。
後口の鰻の風味、きゅうりとともに食べて、涼を感じる。

いよいよ登場のうな重。
うな重には、お新香、大根おろしも添えられる。
肝吸いもついてくる。

うなぎは一尾の75%くらいかな。
これくらいの量で十分である。
香ばしさ、さっぱりとしたタレだけれども、旨味は深い。

肝吸いの三つ葉と柚子、いろいろと香りを楽しませてもらった。

野田岩に行ってきました。老舗のうなぎ屋、天然うなぎに拘るお店です。
4月から12月まで天然うなぎがありますが、この日は養殖と天然を併用していますと貼り紙がありました。
4人で訪問なので、予約をしました。このお店は4人から予約を受け付けてくれます。

案内されたのは、3階の座敷、エレベーターなどはありませんので階段を使います。いろいろな調度品が置かれており、なんだか旅館のような印象を持ちました。
4人で使うにはゆったりとした部屋でした。待ち合わせのお二方はすでに到着していて、お茶で一服です。

さて、メニューを吟味する。といっても会食なのでメニューの読書ばかりをしていられない。
かみさんが是非食べてみたいと思っていた白焼きと、はたと目に留まったうまきを注文、それにうな重としました。

しばらく時間を頂戴しますと言い残して仲居さんが去っていきます。

まずはうまきから登場します。
1切れ単位で注文することができます。冷めないように湯せんの容器入りです。
甘く味付けされた柔らかな玉子焼き、中身のうなぎは、旨味とコクだけを残しております。
口中に広がる旨味が印象的な玉子焼きでした。


その余韻に浸っていると、白焼きが登場してきます。
こちらは2人に1人前づつとしました。やはり保温用に湯せんの容器に入れられてきます。
僕たち夫婦の前に出てきた白焼きは幾分小ぶりでした。先方の白焼きは大きくみえた。隣の芝生はの例かもしれませんが。。。
ふわっとした仕上がりの白焼き、ワサビ、塩、醤油で楽しみます。
とくにわさびをちょいとつけて、醤油を垂らす食べ方が気に入りました。塩をつけて食べるのも中々です。


うな重の登場です。たしか萩を注文したはず。うな重には、お新香、肝吸い、箸休めの大根おろしが一緒にやってきます。
3列に並んだうなぎが圧巻です。おもわず顔がほころびます。
一口頬張ってみる。口の中でほぐれていく。
ベースとなるうなぎの力強さを辛めのタレで仕上げております。キレのあるタレだから、天然うなぎの脂の強さをあまり気にさせずに食べさせる工夫なのでしょう。

3列のうなぎをどういう風にやっつけるか、1列目はそのまま食べて、2列目には山椒を、3列目は後から考えればいいか。

山椒を振ってみたところ、山椒の香りに驚いた。清々しい香りがする。新鮮な山椒を挽いているのでしょう。辛口のタレが持っているキレに、別の清涼感を追加してくれます。これはいい。

最後は、山椒無しとしました。タレの味わいとうなぎの味わいを味わおうと思った次第です。
ボリュームが多いかなと思ったものの、ごはんはそれほどの量があるわけではありませんでした。

肝吸いの肝は、香ばしさが香る程度の焼き上げで、プリプリとした食感がたまりません。


うなぎを待つ時間は、話をするにはうってつけだと思いました。久しぶりに会う人との会食はうなぎ屋がいいと思います。

1階の食堂は禁煙のようです。個室は灰皿が置いてあったので、お好きなようにということなのでしょう。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

イデミスギノ (京橋、宝町、銀座一丁目 / ケーキ、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2009/08訪問 2014/07/26

イデミ スギノのケーキはイートインで!

1年とちょっとぶりの訪問です。
イートインを利用しようと思い、11時の開店時間に合わせて到着しようと計画して出かけました。平日の訪問です。

お店の前に到着すると、既に行列ができていた。隣の建物にかかるくらいの列の長さです。
これを目的としていたので、当然ながら並ぶことにします。

待つこと1時間、ようやくイートインのテーブルに案内されました。
ここまでですが、30分で店内に入ることができた。ケーキを扱っているため、エアコンはかなり強めです。エアコン苦手な人は、上着を持参しましょう。
ここで、焼き菓子、生菓子のショーケースなどを堪能しながら、僕たちの順番まで待ちます。イートインのケーキをひとつづつ、持ち帰りのケーキをひとつづつ、焼き菓子をいくつか購入する予定です。それと、僕は友人の分の焼き菓子を購入するつもりです。
ようやく、自分たちがショーケースの前にやってきましたが、決められない。。。
店内に入ってからは、およそ20分の待ち時間でしたが、あっという間に過ぎ去ってしまいます。

イートインで選択したケーキは、アンブロワジーとガメロンです。
持ち帰りのケーキは、メルベイユとベ キャラベイユとしました。それと焼き菓子が少しです。

サロンの待ち時間は10分もかからなかったと思います。テーブルに落ち着いてから時計をみたら、並びはじめからおおよそ1時間でした。
お茶は、かみさんがベルベーヌというレモンバームを中心としたブレンドハーブティーで、僕はエスプレッソとしました。エスプレッソは、ケーキの後に持ってきてもらうことができます。

さて、アンブロワジーは、クープドモンドで優勝したときのケーキだそうです。
チョコレートでコーティングされた丸いケーキ、チョコレートのかざりが4枚貼り付けられ、金箔が添えられております。他のケーキ屋さんでも、よく見るケーキですが、中身はまるで違います。
チョコレートコーティングの中身は、濃い目のチョコレートスポンジを土台とし、その上にムースの層、このムースは、チョコレートコーティングの下にあり、ケーキ全体を包んでいます。そのムースの上がベリーのコンポート、クランベリーだろうか、酸味のある赤いベリー系のコンポートでした。そしてピスタチオのスポンジがあり、その上がクリームのムースです。
これらのレイヤーが合わさった表情に魅力があるのだろうか、なんともいえない複雑な味わいです。チョコレートの風味が口いっぱいに広がり、甘み、酸味を感じさせて、後口を残さず消していく。このケーキは、他のケーキと何が違うんだろうか? ひとつづつのバランスが最上なのだと思う。

ガメロンは、メロンを使ったムースです。
丸みを帯びた三角形の形をしており、カットした赤、緑のメロンが添えられています。
ナイフの自重だけでカットできるほどのはかなさです。ココナッツの土台が唯一の食感といってもいいかもしれない。ムースは二色、シロップがあふれてきます。
アンブロワジーと比較すると、あっさりめの味わい、ふたつを食べるのであれば、こちらのケーキから味わった方がいいでしょう。
僕たち夫婦は、半分づつ食べるのですが、かみさんは、有無を言わさず、ガメロンから食べていました。


店内禁煙、撮影禁止です。


* * * * * ここから前回 * * * * *

午前中に出かけてきました。
前回 訪問したときは、午後だったと思います。
そのときは、イートインに2種類、持ち帰り用に2種類のケーキがありました。

イートインを利用したいと思って再訪しました。
雨の中ですが、行列ができていた。30分ほど並んだでしょうか。列に並んだばかりの時から、あれよあれよという間に、どんどんケーキが売れていきます。

結局のところ、イートインで食べたかった目当てのケーキは売切れてしまいました。
いくつか目星をつけておいた方がよさそうです。

さて、イートインでは、それぞれふたつづつ、合計4つのケーキを注文しました。
キャラメルのムースケーキ、フルーツタルト、ブランデー漬けのサクランボのチョコレートケーキとグレープフルーツのムースです。

キャラメルのケーキは、濃い色の下層、くるみを含んだチョコレート色のスポンジ、下層よりも薄い茶色のムースと飴色の表層です。トッピングは、胡桃の半分のキャンディ掛けです。
ナイフがすんなりと入っていく、柔らかなムースは、持ち帰り時間が1時間以内に限定されている理由を物語っているようです。
口どけのよい、柔らかなムースと、チョコレート生地に隠された胡桃が秀逸です。キャンディに覆われているので、カリカリとした食感、胡桃自体は、コリコリとした食感です。
一口食べて、びっくりしました。

フルーツのタルトは、オレンジが目立っておりますが、ぶどうが二粒(紫と緑)、ラズベリー、ブルーベリーにイチゴと種類が豊富です。
タルトの香りがいい。バターの風味を感じるし、さくっとした軽さがあります。フルーツはどれも素晴らしい。コクのあるタルトに負けておりません。

グレープフルーツのムースは、円柱型をしております。
こちらは、さらに柔らかく、ナイフの重みだけで、切れてしまいます。
爽やかな酸味、すっきりとしたグレープフルーツのムースです。バラバラにした身がプリプリとした食感、砕いたアーモンドが、やはり食感のアクセントを変えており、変化の多さに驚きます。

最後は、ブランデー漬けのさくらんぼを使ったチョコレートケーキです。
濃厚なチョコレート、さくらんぼも濃厚、黒い森 を連想させるケーキです。形は違うのですけどね。
お酒は、中々強いです。クリームは口どけ滑らか、スポンジが、軽いのですが、しっかりとしたケーキの食感を持っている。流石と思うケーキです。

ただし、飲み物が残念だった。
かみさんが注文したアールグレイは、渋味が出ていた。あまりお茶には拘らないみたい。
僕はアメリカーノを注文、こちらは問題なし。紅茶を淹れるのは難しいですね。

それと、このお店は、撮影禁止です。
お店の人に確認したところ、撮影そのものよりも、シャッター音が迷惑になるからということでした。
確かに、ケーキを食べていた30分程度の間に、あちらこちらから携帯カメラのシャッター音が鳴り響きます。
これは迷惑ですね。最低限のマナーは守りたいと思う。

主要なケーキは、開店から1時間程度で売切れてしまうようです。
かなり人気のケーキ店です。

禁煙です。

  • (説明なし)

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4位

オーボンヴュータン 尾山台店 (尾山台、等々力、九品仏 / ケーキ、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2009/05訪問 2023/06/12

フランス菓子

オーボンヴュータンのケーキは、新宿高島屋のパティシェリアで食べておりました。
是非尾山台のお店に行きたいと考えており、ようやく目的を果たすことができました。開店時間あたりを目標にお店に到着、まだ、ケーキは半分くらいショーケースに並んだといったところです。
パン、焼き菓子、料理などは、すでに出来上がっており、ひとまずは、朝食としてパンをカフェスペース(といってもカウンター席のみですが)で食べて、ケーキがもう少し揃ってくるのを待ちます。

パン、焼き菓子、ペストリーはすでにバラエティ豊富な品揃えになっており、チョコレート、ゼリーなどの砂糖菓子、アイスクリームも選べます。綿菓子まで用意されていました。

朝食として選んだパンは、クロワッサン、ブリオッシュ、パン オ ショコラ、レーズン入りのブリオッシュです。メニューを眺めると、アルコール含め、飲み物は一通りそろっています。ここで、きのこのタルトと紅茶を追加しました。紅茶は、カップでやってくる。香りが立ち上がる紅茶、茶葉の販売もあるので、やはりきちんと淹れているのでしょう。

きのこのタルトは、ナイフとフォークが添えられて、生ハムが数切れ添えられておりました。注文が入ってから、大きな生ハムの塊より切り落としてくれました。
クロワッサンは、パリパリといった印象、バターの香りが高いものの、やや焦がしすぎのような印象、ブリオッシュは、甘くふわっとした食感、風味がよい。
レーズン入りのブリオッシュは、かみさんが一番気に入ったパンです。
料理を注文して、ワインを飲みたいスペースでした。
カフェスペースは、灰皿が置いてあったので喫煙可能でしょう。

購入してきたケーキは、5点です。

丸いドーム型のケーキは、キャラメルのムースです。
ビスキュイにしては柔らかめ、スポンジとしては固めの生地を崩してから寄せた土台にパリパリのチョコレートに包まれた薄めの色のキャラメルムース、その外側にやや濃い目の色のキャラメルムース、そして外側にキャラメルソースでコーティングしたケーキです。それぞれ違った風味のキャラメルが見事に調和しており、パリパリのチョコレートが食感のアクセントとなっております。

続いて、モンブランです。
栗の風味があり、しっかりと甘い。土台はやはりスポンジをよせたもの、栗のクリームが中心にあり、そのまわりを生クリームが包み込んでいる。そして、表面の栗のクリームがかかっています。
すごく柔らかい、クリーム主体のモンブランは、口の中で香りを残して消えていきます。

カプリス・プロヴァンサルは、ヌガーをムース仕立てにし、フルーツをトッピングしたケーキです。
イタリアンパセリもトッピングされていたのですが、それは取り除きました。
トッピングのフルーツは、ブルーベリー、キウイ、ラズベリー、黒カシスです。また、ムースの中には、ラムで香り付けをした大粒のレーズンが入っております。
何よりもこのケーキを特徴付けているのは、ムースです。ヌガーの雰囲気を持たせながら、より軽くしているムースです。色とりどりのフルーツピールが混ぜ込まれており、それらの様々な風味も感じられる。
レーズンの香りが高い、ラムでの香り付けによるものなのか、それに酔います。
フルーツのそれぞれの個性も楽しめました。

ココット皿に入ったお菓子は、オーボンビュータンです。お店の名前を冠したお菓子です。
カリカリの飴でふたされており、これをスプーンでたたいて崩して食べます。
アルコールが強めに風味付けされたお菓子で、プリンのような雰囲気があり、中に入っている洋ナシにラムの風味がつけられていました。これはお酒の弱い人には難しそう。
オーボンヴュータンの名前を冠している、お店のロゴは洋ナシ、だから洋ナシのお菓子なのでしょうね。
このやわらかな仕上げながら、しゃくっとした食感もある。飴、クリーム、コンポートを楽しむお菓子でした。

シュークリームです。
砕いたナッツが散りばめられ、さっくり香ばしい仕上げです。このバニラビーンズの香りがすばらしい。
さっくりとしたシューは、カスタードクリームを味わうための器としての役割を果たしながら、シューに使われたクリームとバターの香りも感じられる。だからこそのクリームとの調和なのだと思います。


ケーキを5つ食べてみて、香りが素晴らしいことと、それぞれのケーキが何かしらのインパクトがあるということ、さすがは巨匠のケーキであると思いました。

生菓子だけでなく、焼き菓子も堪能しました。

チョコレートのマカロンは、さっくりとしたマカロンに濃厚なチョコレートソースがサンドされています。崩れるような、ほどけるような食感のマカロンです。
もうひとつの焼き菓子は上等なバターの香りとコクがある生地、上にかけられたソースは酸味がありますが、それは土台の生地を引き立てる程度のアクセント付けでした。

マドレーヌ、クッキーとチョコレートのバーはココです。
マドレーヌは、バターの香りが高い。その香りを認識しながら、かじってみると、これまた濃厚な味わい、しっかりと甘い。はちみつのような雰囲気を感じるけれど、原材料にはちみつは使っていない。変わりにバニラとあった。これが香り付けの招待なのか、それだけではないと思いますが。

奥にあるクッキーは、しっとりとしたヌガーのようなクッキー、アーモンドの香りがよく、その濃厚な香りに負けない味わいがあります。あまり目立たなかったのですが、アーモンドのクリームがサンドされていました。

ココは、ココナッツにチョコレートかけをしたチョコバーです。
中身は何でできているんだろう?真っ白なクッキーは、ココナッツの塊のようです。
ココナッツの香りとチョコレートの香りがうまく調和されていました。僕は、ココナッツのすべるような歯ざわりが得意ではないのですが、これはいいです。

焼き菓子もさすがでした。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

御田町 桃の木 (三田、田町、白金高輪 / 中華料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2009/01訪問 2009/03/11

ゆったり中華

夫婦でランチで訪問、予約はしていなかった。最後の二席のうちの一席に落ち着くことが出来た。
予約してから出かけるべきだなと思った。

メニューは読み込まないといけない。
テーブル係りとまではいかないけれど、メニューについてもしっかり説明してくれるし、蟹・海老アレルギーがあり、更に辛いものが苦手なかみさんのためにいろいろと考えてくれたし、提案してくれた。
メニューを選ぶ楽しみがあります。

ランチコースA(2,500円)としました。
前菜は料理人おまかせ、メインは豚肉辛し炒めだったので、辛くないようにということで黒酢の酢豚に変えてもらいました。食事は、五目チャーハンですが、海老を抜いてもらうという配慮をしてもらいます。
デザートは、かみさんが杏仁豆腐で、僕はリストに乗っていなかった桃のカスタード饅頭にしました。

前菜は、砂肝に青ネギのトッピングがあり、ピリ辛ソースがかけられたものと、2種類のピータンです。ピータンは、揚げたピータンとそのままのピータンでした。
香りが楽しい。ピータンはクセがなく、揚げたピータンの食感が面白かった。
砂肝はたっぷり、ほどよいコリコリとした食感がある。これは老酒などとあわせて楽しみたい。

前菜を食べている間にショウロンポウが登場、一人あたり二個。針しょうがと米酢をあわせて食べる。
熱々かと思いきや、ほどよい温度、火傷をしないような配慮か。豚肉の臭み、嫌みを全く取り除いているよう。

真っ黒なソースの酢豚です。香りが立ち上る。
いざ食べてみると、香りに反して繊細な味、豚肉の表面はカリカリとしていて中身は柔らかい。赤身と脂身のミルフィーユ、そのバランスもよい。
ソースがおいしい。これに白いごはんをあわせてもいいと思う。

五目チャーハンはしばらくしてから登場
パラパラの仕上のチャーハンは、ごはんを使った野菜炒めかと錯覚するような感じがする。多めに入っているレタスがそのように感じさせるのだろうか。

カスタード饅頭、杏仁豆腐も堪能して、満足のうちにお店を後にします。
前回の訪問時には、ミシュランの星が付く前でした。

* * * * * ここから前回 * * * * *

ランチメニューというものは無く、ランチコース2,500円と4,000円があるのみでした。
ホームページで見て、おいしそうだった大和かしわ、九条葱の土鍋煮込み麺。を食べました。

白濁したスープはとろりとしていて、コクがあります。水炊きのような印象を持ちました。麺よりもスープを味わう料理だと思いました。

供されたばかりでは、麺はやや硬め、食べ進むうちに程よく柔らかくなります。でも、のびているわけではありません。細麺ですが、しっかりとしています。

待っている間は、松の実の飴がけ、きゅうりの即席漬物が出されました。
松の実はシナモンの風味があり、香りがいい。きゅうりは花椒によるほのかな香り付けがされ、かすかにピリっとくる味付けでした。

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6位

さのや 今川焼店 (観音、本銚子、仲ノ町 / たい焼き・大判焼き、かき氷)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2009/06訪問 2022/03/07

厚みのある熱々今川焼き

銚子の街中、飯沼観音の裏手側という表現でいいのかな、駐車場の入り口となっている行き止まりの右手側にお店があります。
ここの今川焼きが人気みたい。ここ数日、大判焼きが食べたかったのでちょうどいい。ところで、今川焼きと大判焼きの違いはなんだろう?

お店の前に到着したときに行列ができておりました。
どうやら、大量注文をしたお客さんが居たらしく、その注文をさばくのに手一杯になっていた模様です。
その注文がはけたら、列は流れ始めました。

今川焼きは2種類、小豆と白餡です。お店では黒餡、白餡と呼んでいました。
注文は、クロまたはシロでいいようです。
とりあえずひとつづつ購入しました。お店で食べることもできるのですが、持ち帰りとします。

包みを広げてみると、焼きたての今川焼きが包まれておりました。まだ、熱々です。
焼き目のしっかりとした凸凹のテクスチャー、厚みがある姿も特徴的です。

ちょっと割ってみると、餡から熱々の湯気が立ってきました。このまま食べたら、火傷確実の温度です。
ハフハフ言いながら、火傷に注意して頬張りましょう。

クロはしっかりとした甘さ、ゴツゴツとたっぷりの小豆の粒が食感を豊かにしています。
シロは、豆の風味を感じるホクホクとした仕上がりです。
生地は、あんこの形を留める程度の厚さ、パリパリとした食感であり、香ばしさを追加しています。ただ餡を食べるだけでは無く、この生地が、より一層、餡を引き立てていると思います。

これは素晴らしい今川焼き、特にシロがよかった。
銚子の立ち寄り処が一箇所増えました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

天ぷらみやび (人形町、浜町、東日本橋 / 天ぷら)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2009/08訪問 2009/08/26

コストパフォーマンスの高い天ぷらコース

およそ二年ぶりの訪問です。
様々な仕事先でおいしいお店にめぐり合うと、かみさんを連れて行こうと思う。
このお店も、そんなお店のひとつです。そうやって思っていても、二年も訪問することができなかったんですね。
思い立ったら、すぐに行動するべきです。

さて、開店して間もないくらいの時間を狙って訪問です。
先客は、4組、いずれも会社勤めの男性で、鞄をもっていることから、移動の合間なのでしょう、年齢層は高めです。9席のカウンターは、まだ半分は空いている。僕たち夫婦は、運良く天ぷら鍋の前の席に陣取ることができました。

注文品は決まっています。カウンター天ぷらコースです。お店の余裕ができるまで、注文するのは待ちましょう。準備ができてからお願いすればよいのだから。
お茶を飲んで、しばし店内の様子を観察します。やはり、お客さんはカウンターの天ぷらコースを食べている。

注文を済ませると、一人一人に用意された天ぷらを乗せる皿に敷き紙を用意してくれます。お新香、天ツユも用意される。いよいよ天ぷらコースのはじまり。塩は自分で用意します。カレー塩もあります。

まずは海老が二尾やってくる。
やや小振りながらも、朱色に染まる尻尾は綺麗です。
プリプリの海老、塩と天ツユで食べます。

次に皿に乗せられるのは、ホタテです。一見するとホタテに見えない。それは、ぱっくりと真中に切れ目が入り、その切れ目が水平にされているからです。
肉厚、大きめの貝柱を頬張ると、ちょうどよい火の通り加減、プリプリとした貝柱の食感にうっとりとします。
これは、塩でもいいし天ツユもいい。

この鍋の前の席は特等席、天ぷら鍋から揚げて、そのまま皿に盛ってくれる位置、臨場感を楽しめるし、何よりも揚げ立てをすぐさま頬張ることができる。
難点を挙げるとすれば、次から次へと仕上がるタネに慌しさを感じるくらい。ランチコースなのでね。ゆっくり味わいたい場合には、夜に訪問しましょう。

次からのネタは、野菜です。
カボチャ、茄子、こんにゃくと立て続けに登場する。ホクホクした仕上がりのカボチャ、実がとろぉーとした仕上がりの茄子、やや強めに火を通すこんにゃくと、それぞれの表情を楽しみます。

続いてが穴子がでてくる。それと、ここらあたりでコースの小かき揚げ丼が準備されます。
穴子がいいねぇ、ホクホクふっくらとした仕上がりで、かみさんは、特に、この穴子が気に入ったということでした。

かき揚げは、芝海老、小柱、三つ葉に舞茸が入っている。舞茸の食感、香り、味わいがアクセントだと思う。海老、小柱ともにプリプリとした食感があり、感じる旨みは違うけれど、食感は似たものになる。舞茸が効いていると思う。
塩が強めのお新香は、天丼を食べた後の口直しにちょうどよい、口中に清涼感を運んでくれます。
赤だし、ごはんの炊き上げも文句なし。

女性にはデザートがついてきます。一口ほどのアイスで、口直しにバッチリ、天ぷらで火照った体もクールダウンできたようでした。

1,260円で、カウンターの天ぷらが味わえる。このコストパフォーマンスには脱帽です。


帰り際、行列ができていました。相変わらずの人気ぶりです。
マダムの利用も増えたようです。

ランチタイムだけかもしれませんが、禁煙だと思います。

* * * * * ここから前回 * * * * *

ランチは混みますね。
ランチが始まったばかりの時間帯と終わる気配の時間帯と二度訪問しましたが、ランチが終わる時間帯の訪問がよさそうです。ただし、13時には暖簾をしまってしまうので、注意が必要ですね。

カウンターのみのお店なのか、入り口側にテーブルがあって、二階にも座席がありそうですが、ランチではカウンターのみで営業しているようです。

エビ2尾、ホタテ、穴子、さつまいも、茄子、コンニャクです。コンニャクの天ぷらはみやびで初めて食べました。
茶碗に軽めのごはんが付いてくるのですが、締めの食事がミニ天丼です。
食が細い場合には、ごはんを控えめに食べるのがよいでしょう。ちなみにごはんはお替りできるようです。

天つゆが出されますが、塩、カレー塩で食べるのもよいです。

2回訪問したのですが、忙しさによってムラがあるのが気になりました。

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8位

ラ・ヴォーリァマッタ 荻窪店 (荻窪 / イタリアン、ピザ、パスタ)

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/10訪問 2021/09/09

直径40cmのパリパリピッツァ

何度目の訪問だろうか、子連れのときにありがたいお店
ピッツァの職人は、何人かいるようだ。このときは、気に入りの職人では無かった。
それでも、この店に来たらピッツァを食べたい。

普段は食べないピッツァを食べてみようとオルマを注文、それと当分は来る予定も無かったので、締めくくりとばかりにお店の名前を冠したピッツァを注文する。

メニューに書いてあったんだけど、これらふたつのピッツァは、ほぼ同じ内容だった。。。
ナス、ルッコラ、トマトなど、ほぼ同じ、違いは、オルマには、生ハムではなくサルシッチャがトッピングされていたこと。
オルマは、足の裏の形のピッツァ、それが面白そうだと思って注文した次第、もう少し、よく考えればよかったな。

パリパリとしたクリスピーピッツァ、ルッコラの苦みがチーズの甘みとちょうどよい。
サルシッチャと生ハムと、それぞれの変化を味わった。といっても、微妙な差だったな。。。

  • (説明なし)
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9位

錦 もちつき屋 (京都河原町、烏丸、四条(京都市営) / 甘味処、カフェ、かき氷)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/06訪問 2021/07/05

餅は餅屋

久し振りの京都、豆餅とよもぎ餅を持ち帰りにする。
豆餅は、豆がたっぷりであり、こんもりとした楕円系の立体は王蟲のようでもある。
豆餅は焼く前に電子レンジで温めると、豆のほっこり感がでるみたい。
よもぎ餅は、変色しやすいから注意してね、みたいなことが書いてあった。

じっくり焼いて食べてみる。
濃い口醤油しかないから、それをつけて食べてみる。

表面カリッと仕上げて、豆が多いから餅が割れていて、そこに濃い口醤油がしみ込む。
まるで豆煎餅のようだ。

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10位

やきとん玉や 目黒店 (目黒、白金台 / もつ焼き、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2009/02訪問 2023/10/23

豚の内臓を食らうべし

この店には、なぜか毎年この時期に予約を入れて宴会をしているように思います。
勤務地、居住地からは遠く離れた目黒だけれども、この店のやきとんを食べるために訪問する価値があります。
今回の宴会では、広く同僚らに声をかけたところ、予想外の大人数になりました。初めて2階席の座敷を利用しました。座敷の方がひろびろとしていて落ち着けます。

ほとんどのメンバーがやきとんなるものを知らなかった。
名前から連想するに豚を焼いたものですか?、焼肉とは何が違うんですか?といった質問がありました。
まぁ、豚の内臓を串に刺して焼いたものが、やきとんだよと説明をして、後は食べてみればわかるとして、当日を迎えます。

煮込みは1人ひとつ、味噌仕立ての絶品煮込みです。
この小鉢を複数人数でつつくのは野暮であるため、人数分の注文は必須です。
また、やきとんは、串から直接たべるのがいい。そのため、レバー、ハツ、シロ、カシラを人数分注文します。タレ、塩はお店にお任せがいいでしょう。
絶妙なタイミングで焼き上げたやきとん、初めて食べる人が多かったけれど、皆、その味にびっくりしていました。
大振りな肉であり、歯ごたえを感じさせながらも柔らかい。この店のもつはまるで違います。
この店を訪問する前の皆のもつに対する印象は、ガムを噛んでいるようで、いつ飲み込めばいいのか分からないといったものでした。この店のもつを食べて、その概念を覆された格好です。
紹介した僕としては、痛快です。楽しんでもらえたのもよかったし。

焼酎のボトルは二本空けて、ビールやら、なにやら散々飲んで、写真以外のおつまみもかなり注文して、締めにもつ鍋を食べて、一人当たり5,000円くらい、リーズナブルであると思います。


* * * * * ここから前回 * * * * *

やきとんのお店、予約して、2階の座席を利用しました。
確実を求めるのであれば、予約が一番です。

さて、ホルモンが旨い店、人数分の煮込みを注文して、串焼きを一通りもらいます。
タレ、塩はお店におまかせ、バラ串もいれて9本ですね。
複数人で訪問した際には、串から外していろいろな種類を楽しめます。僕は串から直接が好きなのですが。

プリプリとした食感、きちんとした噛み応えがありますが、柔らかく、すぐに飲み下すことができます。新鮮さが伺えます。
ホルモン刺しも種類が豊富でした。

もつ鍋1.5人前980円も平らげて、ホッピーと電気ブランに酔う、やきとんの名店でした。

かなりの飲み食いをしたので、1人あたり金額が上がりましたが、2,000円もあれば十分なお店です。

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