『御柱祭ー里曳き2日目 建御柱』みゅーぱぱさんの日記

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やぱり行ってきました。
寝坊したものの、最後の前宮4の御柱が遅れていて、前日に鳥居をくぐっていなかったおかげで
ちょっと強引に一番上まで上って、前宮2の建御柱を間近で見学できた。

本当は氏子達が居る場所に上がってきてしまい、運よく報道カメラマンと一緒に
御柱の頭を切り落とす儀式、冠落としを見ることが出来、さらにその切り落としのときに出る木屑
お守りとして次回の御柱祭までもつというもの。
一般には売っておらず、氏子の中でも斧を持つことを許された人たちや
その場に居合わせた人たちにご祝儀として配られるもの。
間近に居れたおかげで、このお守りもいっぱいいただけた。
この日来れなかった地域の人たちに配って、残りを我が家のものに。

冠落しを行った後、方向転換していよいよ建てかけるのであるが
その前に、ロープをかけて氏子達が登れる状態を作って、
お払いをしていよいよ建ちあげる。
そのロープがなかなかうまく巻きつけられないのか
前宮2の御柱は最後に立ち上がることになった。

なんと最後まで建ちあがるのに6時間も要した。
朝ごはんを軽く食べてきただけだったので、途中空腹とのどの渇きが襲い
かなり辛かった。
実際何名かがこの長時間の儀式に持たず倒れる観客もいる。

実際はもっと早くから準備してその場に居る氏子たちが一番大変。
持ち前の精神力なのか神のご加護なのか、皆立ちっぱなしでも
いざ建てかける時が近づくと、その勢いは増し
応援にも熱が入る。
木遣りによる掛け声共に、
ラッパ隊の音楽に合わせ皆応援をする。
木遣りの人の声がマイクも無いのに遠くまで届く。すごいです。
こお声を聞くと皆一気に体が動くんです。すでにすり込まれたかのように。
神の声という感じです。

一番遅く立ち上がり始めた前宮2の御柱だが、滞ることも無くぐいぐい立ち上がっていき
目いっぱい乗っかった氏子達(おそらくとび職やクライマーだと思われる)はひるむことなく
上へ上へと登っていく姿はかっこいい。
まさに男の祭りである。

そして待ちに待った御柱が建ちあがった時、花火が鳴り響き
4本目の御柱が建ちあがったということで、一際花火の数が多い盛大な歓迎だった。
そして皆一同に万歳。

さすがに帰りは足が痛い

丸二日間、御柱祭を堪能することが出来た。
本宮のほうは、今日本宮に御柱が着いたので
明日建御柱となる。

7年後、山出しからの参加が出来ることを期待して
計画を練らなければ。

貴重な体験が出来たのだが、食べログ的にまったく外食できなかった(;;
まあお店は逃げない(たぶん)と思うので、夏までお預けとしよう。
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