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新潟のへぎそば
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salt
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
由屋
|
|---|---|
| ジャンル | そば |
| お問い合わせ |
025-758-2077 |
| 予約可否 |
予約不可 7名様よりご予約可能 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
車 国道117号線沿い 土市駅から350m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
50席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 40台 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 備考 |
ゴールデンウィーク、お盆 等は、閉店時間が早まる事がございます。 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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新潟のそばといえば、へぎそば。
県外の客にとっては、へぎそば＝ふのりをつなぎに使ったそば、のイメージだけど
本来「ヘギ」というのは、四角い囲いのある大きなセイロのような器のこと。
新潟では、一人前の「ざるそば」や「もりそば」でも、
いわゆるへぎそばのように布海苔をつなぎに使った蕎麦を出す蕎麦屋は多い。
当店、由屋は、へぎそばの本場、十日町でもかなりの人気を誇る行列店。
昨年、今年と2年連続で越後湯沢近辺に来たので、2年合わせて結構蕎麦を食べ歩いたが、
個人的に最も美味しいなあと思ったのが実は当店だった。
へぎそばのラインアップは
大へぎそば（4～5人前） 3800円
中へぎそば（3人前半位） 2800円
小へぎそば（2人前位） 1800円
少人数、小食者向けには、へぎには入ってないが
大ざるそば 900円
ざるそば 800円
小もりそば 700円
も用意されている。
今回は、小へぎそばでお願いした。
小でもかなりのボリューム。
おしながきには2人前位と書いてあったが、ざるそば大盛×2と考えたほうがよさそうだ。
席に着くと、まず、大根の漬物となぜか人参の煮物が少し、
それから、薬味としてねぎとカラシ（山葵ではない）、
田舎つゆの入った蕎麦徳利と蕎麦猪口がやってくる。
そしてしばらくして、お待ちかねのへぎそば登場。
つやつやとして、見るからにのどごしがよさそう。
薄口の田舎だしにたっぷりと浸していただくと
つるつるシコシコのそばと、讃岐うどんつゆのようにやさしくかつ純粋なそばつゆが
合っていて、大変美味。
（ちなみに、江戸前の蕎麦とは異なりへぎそばはつるつるだし、つゆも薄口なので、
どっぷり蕎麦をつゆに浸したほうが断然おいしい）
都内でいただいたことのあるナンチャッテへぎそばはもちろん、
ふのりをつなぎに使ったそばの発祥といわれる小嶋屋総本店や
越後湯沢駅前の有名店、中野屋などより、
個人的には断然美味いへぎそばだと思った。
食感は、単にこしがあるというだけでなく、
すすったときに唇を通り抜け、舌に触れる食感が抜群にいい。
瑞々しいんだけど、水っぽくなく、歯ごたえもちょうどいい。
そして、そばの味そのものがとてもいい。田舎つゆとのバランスは抜群、
でも、つゆに頼らない旨みがそば自体にものっている。
うーん、この違いはどこから来るんだろうなあ。
新潟には、ふのりをつなぎに使わない美味しいそばを出すお店もあるけれど
美味しい江戸前タイプの蕎麦なら都内や長野でいくらでもいただけるので
新潟に来たら、やはり本場のへぎそばがいいなあ。
私が海草や寒天好きなこともあるのかもしれないけれど、
当店のへぎそばは、美味しい江戸前の蕎麦と比べても
美味しさの絶対値も決して劣らない秀逸な蕎麦だと思った。