季節をとらえたパーフェクト : バー ノーブル

2016.08　再訪。っていうか常連。

お独り様ツアー4軒目。

あー、今夜はクラフトビールを飲み過ぎだー。
〆はさっぱりいきたいな。
と、Craft Beer Cafe＆Bar SYNCHRONICITYからほど近い、最高のバーへ。

先客０。珍しい。
「いま、はけたところなんですよ」
では、好きなところに座らせてもらいます、とカウンター中ほどへ。
でも、後客6人。さすが。

まずは、いつものジントニック。
これは鉄板。旨し‼️

「フルーツのカクテルはいかがですか?」
では、夏らしくピオーネを。
「モヒートとフローズンがございます」
モヒートからいきましょう。
ラフロイグの生チョコもお願いします。

ノーブルのモヒートは、ミントまできちんと潰すタイプ。
今回は、皮付きのピオーネも一緒に潰す。
モヒートのベースに、ピオーネの甘いアロマが立つ。
美味しい‼️
ストローで吸ってたら、ピオーネの果肉も出てきた。美味しい。

では、次はフローズンもお願いします。
今度は、皮なしのピオーネを使う。
氷と一緒にハンドミキサーで砕く。
おお。爽やかな甘さと、シャーベットのシャリシャリ感が涼しい味。
美味しい‼️

とっても良い〆になりました。
おやすみなさい。

また来ます。ごちそうさま。

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2016.06　再訪

野毛のはしご酒6軒目

初訪問以来、月2ペースでうかがってます。
今夜は、あんまり酔ってないので、レビューを書けました。

お独り様なので、カウンターの隅へ。
山田さんにジントニックを作っていただく。
ほー、キレキレのお味。おいしいです。

アミューズがなくなる頃、オイラの大好きなアイレイモルトの生チョコを。
うむ、甘すぎないし、美味しい。

季節のカクテルをいただきたい。
「今でしたら、桃ですね」と山田さん。
シャンパンベースの白桃のカクテル。
爽やかですねぇ。美味しい。

アイレイのウイスキーをください。
「では、蒸留所開設200年記念ボトルを」
アードベッグは、200年経つんですねぇ。
これはお若いウイスキーですな。華やかに旨し‼️
チョコとも合う。

また違ったウイスキーを。
「では、面白いモノを。これは蒸留所名が明かされていないんです」
ふむ、ミステリアスなボトラーズですねぇ。
でも、ピート香の強いアイレイらしいお味。重厚でふくよか。旨し‼️
ちょうど、チョコもなくなる。

今夜は綺麗に〆ることができました。
また伺います。おやすみなさい。


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オイラは酒好きです。左党です。
お酒は、つらいときも、楽しいときも、独りの時も、皆でワイワイやるときも、いつも一緒にいる人生の伴侶です。
世界中の酒を求めて、バー巡りが好きです。
今までたくさんのバーを訪れ、たくさんのバーテンダー、バーテンドレスと邂逅しました。
その中でも、特別高貴な方と出会えました。


今年3月の夜、初めてふらりと独りで入店しました。
おーこれは、オーセンティックバーの見本のようなお店ではないか！と思いました。
カウンターの隅に座ります。ビールをお願いしました。一気に飲み干しました。
「やはり最初はビールですか？」とマスターが微笑みました。

棚には、ウイスキーが並んでいます。
チャームをつまみながら、アイラのシングルモルトをボトラーズのもので頼みました。

ストレートをちびちび舐めていると、アイラがお好きなら「自家製生チョコはいかがです？」と声をかけてくれました。
なんでも、ラフロイグを練り込んであるのだとか。
甘いものは基本、苦手ですが、面白そうですねと注文。

お店の女性が「手製なので切り口が揃っていませんが」と出してくれました。
これは美味しい。ウイスキーに合う！
同じストレートをおかわりしてしまいました。

飲み口に生チョコの粉がついてしまっていたので、ショットグラスを下げてもらう際に、そのことを詫びると、
グラスを洗う手を止めずに「いえ、全然大丈夫です」とお店の女性はにっこり。

珍しい形の、ショートカクテルのグラスを洗い終わりました。わりと大ぶりです。
脚が横についてるんですね、へぇ、面白い、とオイラ。
「これで飲めるカクテルは一種類です」
じゃー、それ飲んでみたいですとお願いしたところ、
マスターが「これは私のオリジナルレシピです」とのこと。ふむふむ。

シェイカーを振る所作が、誠にあでやか。ストロークが小さく速い。
静かに微笑みながら、背筋を伸ばして無駄な動きがない。

「グレートサンライズです」
ほうほう、これはどういう？
「パッションフルーツとマンゴーで、明るいイメージを表現しました」
ちびり。。。うん、甘くて華やかな感じですな。楽しくなるような。。
「東日本大震災の復興を願って考案したのです」
ほう、偉大な朝日、なるほどねー。
うん、おいしいです。と、ここまで何も知らなかったオイラ。

お店の女性が「マスターは、このカクテルで世界一になったのです」とにっこり。
なに？何だって？世界一だと？

「後ろを見てください」
と、そこには、優勝トロフィーやメダルが数々！！
はぁ〜、本当だ。知らずにすごいお店に来ちゃったんだ。
いやはや、全く存じ上げませんでした。失礼いたしました。
勉強してから、また参ります、と言い残し、その夜は一目散に退散したのです。


翌日、オーナーマスターのことを調べていたら、出てきたのが、この食べログです。
Bar Nobleは、オイラと食べログを結びつけた記念すべきお店になりました。

山田さんが取材を受けた記事を読みました。
飽くなき探究心と、夢への挑戦。
バーテンとしての所作を作り上げるための、極真空手と茶道。

こちらの常連になれるよう、オイラも精進いたします。