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店名 |
閉店
○カ商店
|
---|---|
ジャンル | 焼肉 |
住所 | |
交通手段 |
資生館小学校前駅から170m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
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支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
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大寒までまだというのに、最低気温-10℃、最高気温もマイナスという真冬日が珍しく続いた札幌。
こんな日はお鍋をつついたり、熱燗でしっぽりと、身も心もほっこり温まりたいもの。
そんなときにぴったりのお店をご紹介。
先日の新年会の三次会で伺った『○カ商店』
もう真夜中であり既に十分お腹も満たされていたのであるが、こちらのホルモンがとても美味しいとの評判であり、また熱燗で提供するという日本酒が実にホルモンに良く合うという話が興味深く、今回こちらへお邪魔することとなった。
「○カ商店」
店名だけ聞くと、居酒屋??という雰囲気。
場所はディープなすすきの繁華街を抜け、南5条西6丁目のビル一階。
暖簾をくぐり予約の名前を告げると「あちらのドアからどうぞ」
右隣に”private”なる文字が。
その扉を開けると2つのテーブルに最大8名入れる個室が。
狭い空間だけれども、隠れ家的でなんだか落ち着く雰囲気。
暖簾をくぐって入るのはカウンター席6名分。
こちらの個室は、人数によるが6名以上だと完全貸し切りになるらしい。
店主はカウンターのお客様にはもちろん、カウンター越しに料理や飲み物を提供。
そして、我々が入った個室はというと、店主が出入りする土間口代わりにもなっており、そこから店主が個室に入った客に料理と飲み物を運んで下さるという、一風変わった作り。
店主は席に着いた我々の雰囲気を察知し、「もうおつまみのようなものは要りませんね?」
はい、お腹はいっぱいなのだけれども、どうしてもホルモンが食べたいんです、と告げた我々にお通しを出して下さった後、それぞれのテーブルに七輪を用意して下さる。
またこの七輪にくべてある炭の立派なこと!
これを見ただけでも、次にどんなものが出されるのかワクワクしてくる。
お待ちかねのホルモン登場。
見た目は、しっかりと厚みがあり、噛みごたえのありそうな様相。
さっそく、網に乗せて焼きます。
「表面がカリっとなるまで焼いてくださいね。」と店主。
そして、これが焼けるまでの間、お通しとともにこの店自慢のお酒を熱燗でいただきます。
熱燗に合う、ホルモンに合う純米酒がわからなかったので、こちらは店主にお任せで。
一本目は確か長野、二本目は岐阜。
酔っ払いモードで、銘柄までは覚えていないのだが、どちらの銘柄も聞いたことはなく、馴染みがありません。
しかし、提供されたのはちょうどの適温で、お酒は柔らかくなんとも旨い。
ちびちびと熱燗をいただいているうちに、ホルモンも良い感じにこんがり。
「まずは、塩でどうぞ」という店主の言葉に従い、少々お塩を付けて。
では、自慢のホルモン、いざ実食。
「…。」
サクッ…。
トロッ…。
!!!???
焼けて縮こまっているものの、最初の厚みを全く感じさせない。
噛んだ瞬間は表面がサクッとしているのに、中は溶けてしまうよう。
今までに食べたことのない、初めていただくホルモンの食感です。
臭みも全くありません。
例えるなら…味は全く異なるのでそこまでの濃厚さはもちろんないのだけれども、噛んだ瞬間とその後の口どけの具合が、帯広の「シュ・マエダ」でいただいたフォアグラとそっくり。
表面はさくりとして、でも中はふわっととけるような食感だった「シェ・マエダ」のフォアグラに感動したものだが、焼けた具合がとてもよく似ているのです。
店主にどこの部位かうかがうと、豚の直腸とのことだが、私が知るかぎりではあるが豚ホルモンは噛んで味わうものばかりで、こちらのホルモンのように融けるようなものは初めて。
これを出している店は、札幌ではまずないのではないかとおっしゃる。
また、塩のあとでいただいたつけダレも、これまたなんとも美味。
この日はホルモンと熱燗のマリアージュを十分堪能したが、その後調べると実は旬の素材を使った美味しい和食を提供して下さるとのこと。
札幌でも、旨い魚と七輪で焼く旨い肉が両方食べられるという、あまりない形式のお店。
熱燗にこだわり、特に熟成させた珍しいものもあるので、変ったものが飲みたければ店主にリクエストすれば出して下さるという。
なかなか予約も取れないこともあるらしいが、今度はぜひカウンターで店主お勧めの料理と熱燗をいただきながら、時間を過ごしてみたいと思わせる一軒であった。