山口"サビエルカンパーナ"「カマンベールノア」210円 : Cafe & Bakery VERITA

【概要】
フランシスコ・ザビエル生誕地スペイン・ナバラ州の製法を受け継いだ薪を使った石窯で焼くパンを山口サビエル記念聖堂隣接地に1986年11月オープンしたベーカリーレストラン。

同店の運営は県内に12のベーカリーやレストランを展開する沖石油グループの㈱サビエルカンパーナ(1993年設立 本社：山口市 代表：沖修二氏)

[2009.08]

イタリアンレストランホテルラ・フランチェスカでランチを頂き、両館の間にある駐車場に車を停めたまま、こちらの1階ベーカリーと、道路を挟んだ「昔なつかし味工房 オーガニックデリカテッセン」を覗いてみました。

入口にはイートインが可能なテラス席も配置し入ってすぐの厨房には、こちらの売りの石窯もみえます。バゲット300円もありましたがどうも見るからに食指の伸びない出来のような予感がしてパスしました。

こちらはドイツパンが売りなんです。70％ライ麦の「ゾンネンブルーメ」は見当たりません。ただ、日本におけるドイツパンの神様ベッカーマイスター・エルヴィン・ベッツ氏が指導するそのドイツパンもゲネツテクラストヌ(ライ麦粉20％・小麦粉80％)630円ハーフ315円に目が行きましたがラ・フランチェスカでのランチでお腹が一杯なのかやはり手が出ません。日頃、フランスパンやドイツパンの薀蓄や能書きを垂れているおすもう3、不甲斐ない所業です(汗)

この他、ドイツでは一番人気、ライ麦粉50％小麦粉50％の「ミッシュブロート」があるようです。

結局、「カマンベールノア」210円と、こともあろうか？「チョココロネ」120円のみ1個づつしか購入しないと言う愚考暴挙。「だって、買いたいと思わないんだもん」・・・結局菓子パンかい

「カマンベールノア」はカマンベールチーズが塊でゴロンと入っていて包んで丸平たく焼き上げたもの。

国分寺に新しく出来たみのりの歩み http://u.tabelog.com/osumou3/r/rvwdtl/962188/

の「くるみカマンベール」 http://u.tabelog.com/osumou3/r/rvwdtl/962188/photo/1509523/　と言うのに良く似ている。やはり生地には胡桃が練りこんであります。こう言うのは菓子パンでも好きな方ですね。

「チョココロネ」はかなり短く詰まった形状で少々笑いました。でも、かなり小ぶりです。チョコはぎっしり詰まっておりますが、生パフ、コーンフレークとチョコクッキー入りです。その割にう～んチョコクリームが少々平凡でしょうか？　おそらく別焼きして後からクリームを詰めたものでしょうか？チョコの品種をグレード上げると更に良いかもです。

ま、かく言う おすもう3、菓子パンには造詣が深くありませんのでアテにしないで下さいませ。


【その他データ】

同店はドイツからベイカー・マイスターを招聘して山口ではまだなじみの薄かったドイツパンを販売。

今でも同店を指導しているのは日本の欧州パンを育てたベッカーマイスター・エルヴィン・ベッツ(Ｅｒｗｉｎ　Ｂｅｔｚ)氏。氏は、ドイツ生まれ、19歳で豪華客船のベーカリーに入り､大量のパンを作りながら7年間船上生活をする。

その後､ヴァインハイム国立パン学校に入学、マイスター資格を取得して卒業後､西アフリカガーナで製粉会社やホテルで技術を生かし活躍。帰国してドイツで働いていた折､1972年日本の企業に招かれて来日、日本各地でドイツパンの製パン技術に携わり､現在は㈱ラインゴールド(本部：:愛知県江南市)及び太陽製粉㈱(1943年創業 本社：福岡市 代表：古賀脩平氏)の技術顧問。

日本での生活がすっかり好きになり､福岡市に家庭を持つ。製品の「ラインゴールド」は氏のプロデュースした粉です。日本にフランスパンを広めたビゴの店のフィリップ・ビゴ氏同様、「日本にハード系を普及させた第一人者です！」とはコム・シノワの西川功晃シェフ。

太陽製粉㈱の出店し全生地に自社のライ麦粉を使用する2005年8月オープンのベーカリー焼きたてパン工房 ゾンネン ブルーメが福岡市西区にありますがチーフの江頭正樹氏（35）はエルヴィン・ベッツ氏の息子さんでベッツ氏が懇意にするスイスのウェルナー・リュグゼガー氏の店を始めスイスで3年半とドイツで5年修行され同店立ち上げでの為帰国されている。

地元に根ざした営業展開をしていたがサビエル来山400年を記念してザビエルの生家で、スペインのナバラ州パンプローナにあるザビエル城を模して1952年建てられた山口サビエル記念聖堂は1991年9月5日焼失により付近の観光客が激減、営業方針を拡大転換して地産地消を基本理念にして打って出る事になる。1997年隣接地にイタリアトスカーナ地方の宿泊付レストランのアルベルゴ(プチホテル)をイメージしたイタリアンレストランホテルラ・フランチェスカをオープン、1998年4月29日記念聖堂は再建された。

2001年4月「萩シーマート」内維新亭、パニーニ(Panini)の2店を出店オープン、2004年美東町のきららオーガニック内にオーガニックレストラン サビエルカンパーナとベーカリーをオープン、2005年3月5日美祢に県内の異業種企業6社が協同で設立した「きららオーガニック・ライフ」内にバイキングレストランきららオーガニックレストラン、きららオーガニックベーカリーをオープン、

2006年2月1日サビエルカンパーナ 長府侍町店オープン。同日下関海峡ゆめタワー29FにイタリアNO.1のシェアを誇るイリー社のコーヒーが味わえるBistro QTB ＋ illy caffe'29をオープン、2006年3月23日下関海峡ゆめタワーにオーガニックレストランサビエルカンパーナを出店、2007年1月15日新下関にデリ&トラットリア併設ベーカリーサビエルカンパーナ 下関熊野本店をオープン。

2007年8月10日には牛乳や豚肉、鶏肉、鶏卵などを生産する「秋川牧園」（仁保下郷）と共同で本店入口対面に32席イートインコーナー付「昔なつかし味工房 オーガニックデリカテッセン」をオープン。創立1823年ドイツロンネフェルト社より2008年9月17日高級紅茶「ロンネフェルト」を販売する日本でヒルトンホテルや奈良ホテルなどに続き18番目のティーブティックに認定された。

2009年4月独立行政法人国立病院機構関門医療センター内にベーカリー&カフェを出店やアトピーに対応した自然素材中心のベーカリー岩国アルテサーノ中央フード平田店

また、山口市内天花には明治の元勲や歴代首相らも通った1877年（明治10年）創業老舗料亭「祇園菜香亭」(1996年廃業)を2004年10月2日移築復元した「山口市菜香亭」があります。こちらには2005年より「料亭だった頃のように食事を提供して欲しい」との要望で同社と他7社で和食から洋食約70品目をケータリングしている。

建物全体はコンクリートの打ちっ放しのモダンなデザインですが入口には焼付煉瓦貼りに緑の木製建具の窓やドアで雰囲気を出しています。施工は市内の土木会社シマダ㈱(創業1927年 本社：山口市 代表：嶋田日出夫氏)に建築部門が出来て依頼。

同店はスペイン・ナバーラ州のLYS ALIMENTACION社とイタリア・トリノのCOLOMBATT職業料理学校とのパンと料理に関しての技術提携を行っています。ふ～ん、トリノですか？トリノで世界的に有名な料理学校と言えばI.C.I.F.（外国人プロのためのイタリア料理学校 http://icif.com/ ）とその派生校ですが、そんことは違うのですね？

2007年10月それまでのブッフェのみのメニューから地元オーガニック食材を積極的に使用した10種類のメインから選択して前菜とパンがブッフェとなるメニューに変更された。

【メニュー】

　 63円・バターロール
　 90円・レーズンロール
　120円・チョココロネ　・くるみブレッド
　130円・メロンパン　・ククロフ
　140円・惣菜メロンパン
　200円・パォンデロー
　210円・カマンベールノア　・クリームパン
　225円・紫芋ブレッド(ハーフ)
　300円・バゲット
　315円・ゲネツテクラストヌ(独パンハーフ)
　450円・紫芋ブレッド
　630円・ゲネツテクラストヌ(独パン)
　不明・ミルヒブロート(独パン)
　不明・プレッツェル(独パン)
　不明・ヴァイツェン・ミッシュブロート(独パン)

【その他】

イタリアン山口"LA FRANCESCA"ランチ「Menu Viaggio」3,675円 はこちら
http://u.tabelog.com/osumou3/r/rvwdtl/1165928/

[山口県]特集の目次はこちら
http://u.tabelog.com/osumou3/diarydtl/19607/

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