店名 |
Bankamu, Tsuru
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類型 | 喫茶店 |
預約・查詢 |
0554-45-2260 |
可供預訂 | |
地址 |
山梨県都留市上谷1571-4 |
交通方式 |
距离都留文科大學前 347 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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個人包廂 |
不可能 |
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禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
平靜的空間,有吧檯座位 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
網站 |
山梨県のコーヒーを調べたらこのツルバンカムが検索にヒットしたため来訪してみた。
場所など都留大学の目の先にあり、私が学生だったらよく通ってそうだ。お店の中に入ると店主はなぜか不在で、メニューを見ようとしたら帰ってきた。
食事かコーヒーか聞かれたためコーヒーを飲みに来たと伝えるとメニューはなぜか下げられ味の好みを聞かれた。その時は喉が渇いていたため酸味がありスッキリしたのが良いと伝えると「このお店は苦味と濃いコクのコーヒーを出してるんですよね。でもそしたら酸味と甘みがあるのを出します」と話す。メニューを下げて好みを聞いてくるので余程にコーヒーに自信があるなと内心で思った。
その時に出されたコーヒー豆の種類を忘れてしまったが味は未だに覚えている。ネルフィルターを使っているためまったりとしながらも酸味と甘さでキレのあるものであり香りも豊かであった。しかしそれだけ味を主張しながらもスッキリとした飲み口であっというまに飲んでしまった。
思わず2杯目をくださいと伝えると「1番人気のマンデリンを出しますね。目をつむってのんでいただければ良さがわかると思います。」とのこと。出されたコーヒーは色がかなり濃い。先程のとは違い鼻に来る香りは弱い。しかし飲んでみると深いコクに苦味があり味の主張がすごく、すぐに舌からトンっと離れてそこから風味がくる。ネルフィルターを使っているおり、深煎の豆のため濃いコクと苦味があるが分かる。しかしペーパーフィルターのようなキレのある苦味やどこか優しさまったりとした感じもするという矛盾を孕んだ良いとこどりのような感じがする。
理由を聞くと色々と話してくれた。舌離れが良く、日本人に合わせた引き算のコーヒーを作っていると。富士の地下水と他では見ない水蒸気による焙煎で豆を発芽させているとのこと。コーヒー以外にも日本の文化や今後の研究についてなど熱く語ってくれた。「今では日本中にどこに出しても恥ずかしいコーヒーを作れました。しかし涙を流しながら、これぞ至極の一杯というものにはまだ至れていないです。だからまだまだ研究あるのみです」と。
最後はデザートのような、上野にある北島珈琲店の雫と似たコーヒーを飲んで会計を済ませる。
最後に「もっとみなさまが満足出来るようなコーヒーを出せるようになります」と話す。
山梨県まで三時間ほどかかったが、良いコーヒーを飲めた。しかし何より良い男に出会えたのが今回の1番の価値であったと思う。