店名 |
Yaccha Ba
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類型 | 法式小酒館、義大利料理、西式料理 |
080-4320-9977 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
東京都足立区千住2-52 1F |
交通方式 |
JR・東京メトロ・東武・つくばエクスプレス各線北千住駅 距离北千住 149 米 |
營業時間 | |
預算 |
¥3,000~¥3,999 |
預算(評價匯總) |
¥3,000~¥3,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
10 Seats ( カウンター6席 小さめのテーブル2名掛け×2(↑感染症対策で一部席を減らしております)) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
酒水 |
有葡萄酒,對葡萄酒講究 |
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料理 |
對蔬菜菜式講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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網站 | |
開店日 |
2013.5.29 |
備註 |
最新情報はInstagramをご覧ください |
1990年代下北沢南口、
「キッチン南海」のそばの2階に
「やっちゃば」という
南欧料理をウリにするレストランというか居酒屋というか、
当時の若者にはちょっと洒落たお店があった。
私より3つ下の仲のいい後輩、
有名ラグビーチームのフルバックをやっていたのだが、
彼が、高校の同級で下北沢で店出してる奴がいます、
とここ「やっちゃば」を紹介してくれた。
当時は浜田山に住んでいて
青山一丁目に通勤していたから、下北沢は通り道。
楽コーポレーションの大皿料理居酒屋の草分け「汁べゑ」、
牛スジが美味かった大阪おでんの「てんまみち阿田」、
餃子の王将の先、
今の「ホルモンチャンピオン」の辺りにあった
カジュアルな北京料理屋「ふぁーみ」
なんかがよく通ったお店。
フレンチなんて敷居が高くてとてもとても
と思ってた若僧時代。
その時に紹介された「やっちゃば」、
南欧料理を謳っていて、
私には未知の領域の料理を、
気を使わずに楽しめる貴重なお店になった。
元はここのお客さんだった奥さんと二人で仲良く切り盛り。
若い女性、カップルの多いお店だった。
かかるBGMは常にビートルズ、
飲んだ帰りの2軒目としても頻繁に通っていた。
店が終わって片づけを待ち、
店主と二人で、すぐ近所の皿うどんの店「ぐらばー亭」
に行ってキープしてあるズブロッカをストレートで飲み干し、
北口にへばりつくようにあったおでん屋で
二人で朝まで飲んだりしたものだ。
私はだんだん店で大きな顔をするようになり、
大声を出し、
いわゆるたちの悪い客に成り下がっていった。
そのうち少し気まずくなり、
足が少し遠のくうちに
「やっちゃば」は下北沢から出て行った。
後で「ぐらばー亭」のママに
代々木上原に店を出したことを聞くが、
当時の私の行動半径の外だったので、
行くことはなかった。
そのうち随分時が経ち、
ここを紹介してくれた後輩と久しぶりに会った時、
店はやめて会社勤めをしていると消息を聞いた。
更に時は経ち、
下北沢の店検索をしていたら、
ふと「ぐらばー亭」を思い出したので検索するも登録はない(現在は私が登録)。
やっぱりもう閉店してるよな、そうだよな。
念のため
毎年夏に人気の「プチガーデン下北沢」
の店主に聞いたら、
まだあるよ♪の返事。
下北沢で食事をした際、
さっそく「ぐらばー亭」に寄って、
ママと20年ぶりの邂逅。
そのとき、「やっちゃば」店主夫妻の消息を聞いたら、
北千住駅前で2013年からまた店を出したという。
で、
食べログで知り合いになったおじさんを相棒にして
北千住探検に訪れることにした。
二人とも北千住での飲食は処女状態。
19時頃店で落ち合う約束をした。
地下鉄の駅から地上に上がったら、
北千住駅は立派な駅!
西口もきれいに整備されている。
地図を見ながら、
「かつや」の路地を入り、
キャバレーの向こうに、
赤いテントのファサードの店「やっちゃbar」があった。
どうやら私が先に着いたようだ。
ガラス戸の向こうの小さな店内はほぼ満席。
ドアを開けるとすぐ店主と目が合う。
あれ?んーん、どっかで見た顔、そんな顔で見つめられる。
鳩が豆鉄砲を食ったような顔、
というやつだ。
まめぞうですよ!えーっ!
カウンター席は一杯で、
座る場所がなさそうなほど盛況。
店主はちょっと困った顔。
後ひとり来るんだけどと言うと、
角の2人テーブルを指差し、
そこにどうぞ!と満面の笑顔。
実に20年以上ぶり、
店主は短髪に細身で当時と全く変わらない風貌、
奥様も昔のままのおかっぱ頭でこちらも変わらぬ風貌。
相棒がやって来て、
生ビール(@450円)、
パテカン(550円)、
ラタトゥイユ(350円)、
オイルサーディン ラビコットソース(350円)を注文。
まずは乾杯し、今日一日の仕事の疲れを慰めあう。
客層は全体的に高め。
ご近所のお目付け役のようなご婦人方が何人もいらっしゃる。
若い女性が2人うしろのテーブル、
後から常連の男性が顔をのぞかせるも満席で寂しそうに帰る。
その後常連の若い女性が一人で来て
無理やり割り込み、席を作ってもらった。
パテカン、ラタトゥイユをいただいて
昔の味を思い出した。
そうそう、
ほんの少し甘めに仕上げてあるんだよな。
アルゼンチンのカベルネソーヴィニヨン(2,700円)
のボトルを頼む。
予想通りタンニンは少なめで飲みやすい。
オイルサーディンはスライスされた洋ナシの上にのって出てきた。
やはり、女性受けしそうな味付けである。
一時間半弱の滞在で席を立ち、
後の客に席を譲る。
が、周りの客を見ると
私たちより先に来たのに一向に席を立つ気配がない。
よほど居心地のいい店なんだろう。
それは回転率が下がることも意味するのでお店には痛し痒しか(笑)
地元で愛されてる店だということに安心した。
お代は4,850円
私はそうそうは行けない場所ので、
この辺りのレビュアーさん、
寄ってあげて♪