ノスタルジックな雰囲気の定食屋さんでハンバーグ定食 : Shokudou Iga

中野駅から中野通りを南下して5分ほど、中野五差路を右へ大久保通りを2〜3分くらい歩いた場所にある「食堂 伊賀」。土曜日の14時前に初訪問。昔からある町の定食屋さんな佇まいで、昭和感ありあり。

なにせ1973年からあって、もう50年以上ってんだからスゴい。店内は4人掛けのテーブル席が3卓とカウンター6席。ごちゃっとしていて古い造りだけど、油ギトギトみたいな感じはない。

ご主人がおひとりで切り盛りされていて、とっても丁寧な物腰の柔らかい接客。カウンター奥に黒電話があって、滞在中は鳴らなかったがどうやら現役らしい。

メニューは定食屋さんなので揚げ、炒め、焼きなど何でも揃っている。壁にズラーっと貼り出してあって目が眩みそう、多分100通りはある。悩んだけれど、今回はハンバーグ定食にする。

・ハンバーグ定食 850円

ペタペタとハンバーグの形を整える音がして、焼きの音がして、待つこと7〜8分で提供あり。ご飯とたくわん、みそ汁、モヤシの小鉢が付く。ハンバーグのお皿には目玉焼きと炒めパスタ、千切りのキャベツが乗る。

さっそく食べてみる。ハンバーグは甘ジョッパイ和風なソースで、ご飯がすすむ濃いめの味付け、ひき肉と粗めに刻んだ玉ねぎで、玉ねぎの方が多めなので、ちと崩れやすい。ご飯は柔らかめの炊き加減でツヤっツヤしていた。

ハンバーグだけだと、ご飯余るかなーと思ったが、モヤシがピリ辛だったり、メイン以外でもご飯が食べられるので、バランスはちょうど良く、ちょうどよい量感だった。

やたらと長居はご遠慮くださいと書いてあるので、食べ終わったら早々に帰る。お支払いは現金のみ。昭和的な雰囲気も好きだし、食べてみたいメニューも多数あるから、かならずまた来よう。