思いがけず、非常に美味しいお蕎麦にありつけました。 : Yokokawa No Sato

会津方面から帰還中、お昼時に喜多方通過。
その喜多方では、狙っていたお店は店外に行列中。コロナ禍での行列は避けたいな、と思いながら道を進め、空腹。

14時を過ぎ、道の駅たじまでのランチを目論むが、この道の駅には食の提供はありませんでした。。。

空腹を抱えてハンドルを握り、そのまま進んで峠を越え、ふと左側にお店が。
行きすぎましたが、Uターンしての訪問でした。

14時半。
店主と思しきおじいさんが、日向ぼっこをされていました。
「お蕎麦食べられますか？」と聞くと、「はい、どうぞどうぞ」と。

店内は、田舎の親戚の家といった感じ。
辛味大根そばの看板に惹かれて折り返してきたのですが、ちょっと寒いので、田舎けんちんそばをお願いしました。

ひとりの時間外れの客に、三、四人がかりで準備してくださいます。
でも、少し時間がかかります。（調理場は見なかったのですが、お蕎麦を打っていた？）

そして、思いがけない大きなお盆とともに、登場です。


驚きました。

お蕎麦の丼は、小さくはありません。
その周りを固める漬物などは、すごく素朴な味です。
右下の蕎麦猪口は、そば湯用です。

けんちんそばは、具沢山。里芋にきのこ類、大根、葉物、豚肉・・・
トロンとした汁は、だしの効いた薄塩味。野菜類の味を活かす、出しゃばらないほんのりとした味で、ものすごく美味です。
そして蕎麦は、香るのですが、きのこの勝ちです 笑 。そばを味わいたければ、もりそばのような形で無いと難しいかも。

注文時には、そば単品で1,000円ってちょっと高いな、と思っていたのですが、周りを固める小鉢類と、センターにドンと鎮座するけんちんそば。コスパはあえて抜群と言い切ります。

通りがかりで、何の予備知識もなく飛び込んだのですが、大当たりでした。
注文時、大盛りにしますか？と聞かれたのですが、そんな事せずにも十分に満足でした。
（あえて言えば、ちょっと白米があると、漬物類が食べやすかったかも）

おススメです。
ごちそうさまでした (^^♪