【滋味溢れる湯葉の煮物と独特な出汁の温そばを】 : uo you

栃木県内での仕事を早めに終え、立ち寄る日光東照宮。豚野郎の唯一のお願いは「尿道結石になりませんように」。境内にこだまする願い。


ビジネスパートナーが初めてということで、東照宮と二荒山神社に参拝。てくてく歩き、拝み祈る。都度拝みまくりだ。都合の良い豚だ。
最近の願いは「健康、健康、健康」。美味しいものを食べるには、とにかく健康が大切なのだ。
健康を祈念するついでに「今日くらいはカラダに良さそうな」蕎麦を喰らうのだ。

東照宮から坂を下り、東武日光駅との中間点あたりにこちらのお店はある。
ゆば蕎麦なるものを食べてみたかったのだ。
かなりの人気のお店のようで、13時の訪問時ほぼ満席だった。

日光まいたけそば　1,000円
山菜そば　750円　大盛170円
湯葉の煮物　900円
結局ゆば蕎麦ではなく、ゆばの煮物が美味しそうななでいただいた。

まず湯葉の煮物が呈された。
山菜が巻かれ炊かれている。ふんわり柔らかい出汁の香り。ノンアルコールビールでいただきます。
山菜のえぐみもなく、椎茸などの出汁感が強く湯葉の優しい風味がいきている。まーるい美味しさ。
湯葉はしっかりとゆで上げられ、確かな噛み応え。じゅわっと出汁が染み出る滋味あふれるもの。

蕎麦に関してはいつものように「永遠の若輩者」なので言及を避けるが、柔らかめの茹で上がりで風味は強くはなかった印象。
つゆは少し独特。出汁が強く「関西以西の蕎麦」と似ている。テーブルコショーが合う味だ。

どうやら「湯葉そば」の元祖と思しきお店で、有名らしく混雑も納得。
もちろんお味も「いい意味での昭和」を感じる、懐かしくも楽しいものでした。
地元の方や玄人好み思想だが、若いお客さん（観光客）が多いのは意外で、皆でお店を守っていける嬉しさを感じる。
これはソーシャル・SNSの効用なのだろう。

今度は「元祖湯葉そば」を頼んでみよう。