地産地消、新人にして蕎麦屋の名店 : Sobajin

場所
少し分かりづらいところにあります。
宇都宮テクノ街道から少し入ったところです。
矢印はないのですが、旗が立っているのでこっちかなぁ、と予想はつきますが、
分かりづらいので、ナビあるいは下調べをした方が良いと思います。

雰囲気
まさしく家です。家を少し改造した感じです。
わき水さんや大正庵さんに近いです。
最近の流行りなのでしょうか??
自宅を少しだけ改造・増築して蕎麦屋を始めるのが。
私はこういう他人の家にお邪魔するような雰囲気は好きです。
また接客も優しいです。
親しみのある、丁寧な接客です。
これからもどんなに大きくなっても続けて欲しいと思います。

味
本当は食べログに書くかどうか迷ったぐらいおいしかったです。
土曜日に行きましたが、開店1時間で蕎麦が売り切れました。
限定45食なので仕方ないと思います。

品種は信濃一号だと思います。
割合は聞きませんでしたが、二八当たりだと思います。
蕎麦をすすると、蕎麦の良い香りが鼻腔の奥に漂ってきます。
香りを飛ばさない丁寧な製粉だと思います。
少し角が立っていない、切りが甘いところがありますが、
蕎麦のすする滑らかさはあります。
これだけおいしいのでどこかスゴイ名産地の蕎麦粉を使用しているんだろうと、
蕎麦の産地を聞いたら、「宇都宮産」とのこと。
驚きと共に、いかに蕎麦は産地だけではなく、
技術や製粉にかかっているんだと改めて感心しました。
目から鱗、そんな店でした。

ざる蕎麦類と天ぷら1種類しか提供しておらず、
「軌道に乗ったらメニューを増やします」と書いてありましたが、
是非メニューは増やさないで欲しいと思います。
その香りの良い蕎麦に温かい蕎麦は似合いません。
是非ざるそば類だけで勝負して欲しいと思います。

是非迷うことなく、蕎麦をきわめて欲しいと思ったお店でした。