世界遺産の街並みで・・・ : Umenomise

　　今夏は真面目に！！！

石見銀山、言うまでもなく島根県が誇る世界遺産である。
ひょなんことから訪れ、町並みを散策してみた。

古の街を人の手を加えながら保ってゆく・・・
そんな地元の皆さんの努力と和が垣間見えた。

ちょうど昼時だったので、こちらに寄ってみた。
とうぜんビールがあるのを確認してから(^^;

店内は改装されたようで、奇麗になっているのだが
ところどころに昔を感じる要素を残しているのが嬉しい。

店名の「うめの店」の由来を伺ってみると
お店のオーナーさんは地元企業の社長をしておられる方で
お花が好きな方のようである。
この界隈にもいくつか店舗を出されており
そのすべてが花の名前のお店だという事らしい。

お客さんは次から次へと来られ、２階席も満員状態になり
何組かはお断りされていた。

メニューの中から、うどん定食に心を惹かれつつ
本日の日替わり定食（サバの竜田揚げ）を選んだ！
その理由は、二つある！
ひとつめは、このお店の一押しだと感じたからである。
ふたつめに理由、それは・・・
ビールのアテになるからである！（ｷｯﾊﾟﾘ！）(^^;

先に提供して頂いたビールを嗜みながら蒸し暑さを洗い流し
店内に情緒に溶け込んでいく。

しばらくして、日替わり定食が届けられた。
メインの他には、出汁巻きに高野豆腐・コンニャクとナスの煮物が
艶やかな小鉢に盛られ色を添える。

サバの竜田揚げに箸を伸ばした。
熱々に揚げられたサバの表面の衣はカラッと揚がり、口に入れた時の食感を楽しませてくれる。
そのまま噛みしめてゆく・・・
サバの旨みと脂が口の中に優しく広がり旨い。
塩サバを使用しているようであるが、塩加減がこれまた食とビールを進ませる。

口直しに小鉢の料理を頂いてみると、何とも安心する味がありがたい、
造り置きで冷めて入るものの、この季節には歓迎できる一品である。

忘れてはいけないのがご飯である。
このご飯、ほんのり甘くモチモチとした弾力があり
このご飯に味噌汁、そして漬け物だけでも旨いと言わせるくらいの存在感が嬉しい。

やはり日替わり定食にして正解だったと確信した。
だが、観光地なので仕方がないとは思いながら
いささか高いと感じずにはいられなかったのが正直なところである・・・

ごちそうさまでした。