店名 |
Seikoukan(Seikoukan)
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類型 | 旅馆/招待所 |
預約・查詢 |
0250-62-3833 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
新潟県阿賀野市出湯802 |
交通方式 |
磐越自動車道の安田ICから車で約15分 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥10,000~¥14,999 |
預算(評價匯總) |
¥15,000~¥19,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
個人包廂 |
可能的 |
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禁煙・吸煙 |
抽煙與禁煙分區 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
平靜的空間,有日式包廂 |
酒水 |
有日本清酒,對日本酒講究 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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關於兒童 |
接待兒童 |
網站 |
2月下旬
会津若松駅から絶景車窓の磐越西線の旅を楽しみ、新潟県にやって来ました。
目的地は新津で乗り換えなのですが、乗り鉄の血が騒ぎ、終点の新潟まで乗って新津に戻りw、羽越線で2駅目の水原駅で下車。
白鳥で有名な瓢湖(日中は鴨しかいませんが)の最寄駅です。
ここからバスで、と思ったら1時間半待ち。連絡が出来ていない(´Д`)
止むを得ずタクシーで20分弱。
今宵の宿、五頭温泉郷の出湯温泉・清廣館に到着。
おぉ何という素晴らしい外観‼︎
いかにも昔の温泉旅館という風情です。
それもそのはず、こちらの建物は昭和3年に建てられた3階建ての木造建築で、国登録有形文化財なのです。
中に入ると帳場のまわりは今風に改装されており、外観とは印象が異なります。
部屋の壁もきれいになっていますね。これはこれで寧ろ良いかも。
しかし建物の造りそのものは昔のままで歴史を感じさせます。
加えて「日本秘湯を守る会」会員宿です。
部屋に案内されると、おー、文学作品が書けてしまいそうなレトロなお部屋。
八畳間に畳の外縁があったり欄間が素晴らしかったり。天井も高いですねー(謎のハイテンションw)。
そして炬燵!
ただ、何しろ昔の和風建築ですから風通しがよろしい(^_^;)
外縁方向からなんとな~く冷たい空気が流れてきます。
畳も結構冷えているなぁ。夜が寒そう。
でも「だがそれがいい」と思わされてしまう、これぞ温泉旅館という素晴らしい風情です。
ちなみにこの日の宿泊客は私1人。私1人です。
表の「歓迎」の所に私の名前しかなかったのでもしやと思いましたがやはりそうでした。
2月の平日だからかなぁ。昨日はそこそこ客がいたそうです。
さて、宿のお風呂の前に共同浴場へ出かけましょう。
出湯温泉は旅館が4軒なのに対して共同浴場が2つ(足湯を入れると3つ)あります。
その中で清廣館のお隣にある華報寺(けほうじ)の境内にあるのが華報寺共同浴場です。
お寺の境内とは珍しいと思ったら、出湯温泉開湯の伝説は弘法さんがこの場所で錫杖を突くと源泉が湧き出したというもので(修善寺と同じような伝承ですね)、現在も同じ場所から温泉がこんこんと湧き続けているのです。
200円払って男湯に入ると15時半過ぎでしたが5人も入っています。
その後も誰かあがると次の人が来るという感じで活気があります。
38度のお湯がなんと浴槽下部真ん中から出ておりどんどん流れ出ています。湯量豊富ですねぇ(^ω^)
ぬるいこともあってふっくら優しい体感。そのため長湯が楽しめます。
お湯は単純泉。無色透明です。
無味無臭というよりはほんのり香りがあるようです。飲泉もできます。
あまり早く上がると寒いですからゆっくりと浸かってから宿に戻りました。
で、今度は宿の温泉です。貸切確定w
出湯温泉を含む五頭温泉郷のお湯はラドンを含む放射能線です。
お寺のお湯にもラドンは含まれますが、含有量が少ないことで単純泉に分類されたようです。
成分表を見ると、単純弱放射能温泉(低張性中性低音泉)となっています。
成分としてはナトリウム、カルシウム、硫酸水素、炭酸水素あたりが多いようです。
源泉温度は30度前後と低めで、これを加温して浴槽に入れています。
入れていると言っても、寺の温泉と同じく浴槽の底の真ん中に湯の出口があり、そこからコポコポとお湯が出ています。
温泉は空気に触れた瞬間から劣化するので出湯温泉の工夫は素晴らしいですね。
そう言われると入ってみて成分が濃い気がちゃんとしますw
夕食はフロント向かいの食事処で。
建物の外観からは想像できない洒落た感じの食事処。
建物の他の場所では若干違和感を感じていたBGMのJazzがここではピッタリ。
高い宿ではないのですが食事も豪勢です。
とりあえず、せっかくなので温かいものをビールで先に頂いてしまいます。
◇スワンレイク五頭温泉ビールほろよいビール(ラガー)
香りよくシャープで結構美味しい地ビールです(o_o)
◇ハートランドビール 小瓶
ハートランドを置いている時点でこちらの宿のお酒に対する熱意が感じられますよ~。
◆岩魚塩焼き
女将さんがアツアツのうちにとお勧めしてくれるので最初に。うん、アツアツでウマい。
◆茶碗蒸し
◆魚介と野菜のホイルバター焼き
◇雪影 特別純米酒
初めての銘柄。お隣の五泉市の酒。新潟らしい飲み口のスッキリしたお酒。
◆前菜 胡麻豆腐、自家製はりはり漬けなど
前菜ですが日本酒用にとっておきました。
◆和え物2種 こごみのマヨネーズ和え、ほうれん草、しめじ、人参の白和え
◆自家製こんにゃく刺身
◆お造り 甘海老、鯛の焼き霜
2種うーむ、やはりこっちの魚介は旨いなぁ。こんにゃくもクニクニプルンプルン食感が楽しい(´▽`)ノ
自家製はりはり漬けは酒がススム。これも自家製のあさつき味噌うまい。追加で貰っちゃいました。
◇麒麟山 純米酒 ぬる燗
五泉も麒麟山も今日磐越西線で通ってきたところですよ。乗り鉄はこういうのテンション上がるんですww
そして麒麟山はスッと入る良酒。酒らしい味がします。
すっきり飲めて軽やかな後味。酸味はなく爽やかな旨味を残していきます。
でも新潟の酒は単体でうまいのでツマミ要らないんだよなぁ。
ところで、ここの宿はすべての酒に常温オススメ表示がついていますね。
さすが新潟と言うか、旅館でこれだけ常温押しの所は初めてです。運営側に酒呑みがいますねw
◆本日の新潟地酒
麒麟山のなんちゃら(聞き取れずw)を熱燗で一合。
麒麟山の伝辛(確認しましたw)はさっきの純米よりややシャープな感じ。実際辛口です。
最終的に酒のアテに残したのはあさつき味噌、胡麻豆腐、お新香でしたw
夜は寒いかと思いましたが、布団に入った時は冷たかったものの、掛け布団3枚重ねでぬくぬく寝られました。
寝起きに宿の風呂、朝食の後、もう一度華報寺共同浴場に行ってから宿を後にしました。
実は今回調べるまでこちらは知らない宿・知らない温泉でしたが、風情良し風呂良し酒良し酒が進む料理良しととても良い所でした。
こっち方面に来る時にはまた来ようっと。
どうもお世話様でした~。