町屋を改装したビストロ : Regalo

京都御所の南側、丸太町通りに位置する町屋風ビストロ。
店内は小ぢんまり、落ち着いた雰囲気です。玄関＝入口で靴を脱ぎスリッパに履き替えます。

アラカルトとコースがあり、私はアラカルト、夫はコースをお願いしました。

私は‘オードブルの盛り合わせ’と‘仔羊のコートレット’を赤ワインと共にいただきました。
オードブルの盛り合わせは‘ほたてのカルパッチョ’‘鱧の湯引き’‘チーズのチュイール’‘カナッペ’。
ほたてのカルパッチョはレモンではなくかぼすを搾っていただきます。全く臭みの無いほたて。
鱧（はも）の湯引きは東京でいただくことは滅多になかったけれど、京都に越してきた途端、機会が多くなりました。でも、鱧の季節ももうそろそろ終わりです。
チーズのチュイールはサクサクサクッ♪とスナック菓子のような感覚でいただきました。
カナッペは蟹と野菜のラグ―。お肉じゃなくて蟹を使うラグ―は珍しい！「蟹だからあっさり軽いのかしら？」と思ったけれど、蟹の旨みが濃くて、お肉に負けない強さを感じ取ることが出来ました。

パンは大きめのバゲットです。

‘仔羊のコートレット’は香草のパン粉をかけて焼いた仔羊で、中はキレイなピンク色で焼き加減抜群！
ＣＬＯＳ　Ｄ’ＵＺＡ（クロ・デュサ）２００１というボルドーの赤ワインと合わせました。低農薬ワイン。水はけの良い土地で作られているこちらのワインは、タンニンがしなやか。

夫のコース、まずは冷たい前菜から。‘かんぱちのお刺身’です。
お醤油＆わさび、オリーブオイルが添えてあるけれど「まずは何もつけず、そのままで召しあがってみて下さい」というスタッフのアドバイスの通り、初めは何もつけずにいただきました。とてもしっとりとしたかんぱち。
２番目は温かい前菜‘牡蠣のコンフィ’。
グツグツの状態で運ばれてきました。熱そ～っ、そして美味しそ～っ！！ぷりっぷりの牡蠣。ソース（スープ？）は牡蠣のエキスたっぷりで、パンを浸して残さずいただきました。
‘じゃがいもとオニオンのポタージュ’は塩分が極限まで抑えてあって、ごまかしのない味。とても濃厚なスープでした。
お魚料理は‘天然鯛のポワレ’、お肉料理は私と同じで仔羊のコートレットでした。
デザートは‘ラフランスのムース’

コースは２コースあり、￥２５００と￥３５００。夫は￥３５００の方だったのでこの内容ですが、￥２５００の方はパスタもいただけるコースになっています。
ビストロでパスタがいただけるのは面白いですね。

コストパフォーマンスの高いビストロでした。
ランチコースも人気があるようなので、近いうちにもう１度行ってみたいと思っています。