とにかく独特（笑） : Ajino Oonishi

美味いラーメン屋さん数あれどここまで口コミが酷く書かれている店は珍しい。
私としてはあまたある美味い店よりもよっぽどひかれる。

余計な動きはとにかく見せず食べることに徹する。
携帯は触るのすら禁止なので絶対に触らないようにする。
二郎に行くような緊張感で店内へ。

入口にお兄さんが立っていたので入店の意思を伝える。
席を指定されたので座る。
ワンタンメンをおすすめされたので即答で頼む。
遠くから元気の良い別の店員さんが「チャーシューもサービスでつけるから！」とニコニコ大きな声で。

烏龍茶のようなお茶が。
杜仲茶であるとの説明を受ける。
美味しい。

目の前には女性ひとり客。
隣には高齢の夫婦。

元気の良い厨房内の店員さんがお兄さんに指示を出す感じ。ニコニコはしてるがなんだか緊張感がある。
そして他に店員さんは２名お母さんと細身の男性がいるが黙々と仕事してる。

5分くらいで注文した客４名分のラーメンが一気に運ばれる。

年配の夫婦と女性と私。
どう見てもたくさん食べそうには見えない4人のもとにチャーシューが山のように盛られたラーメン。。
ワンタンメンのはず。。ワンタン全く見えず。

チャーシューは脂っぽいという意見も多いだろうけど自分としては柔らかくて好きな味。
ラーメンについては平打ち麺にもう少しコシが欲しい。スープにはもう少し濃さが欲しいといった感じ。

まぁ、なんにせよ、チャーシューがとにかく多い。
これだけで満腹に。

全席にビニールが渡されて食べ切れなかったチャーシューを持ち帰って良いとのことなので迷わずラーメンを食べ切って持ち帰りを選択。

口コミではケンカがすごいとのことだったがここまで目に見えるケンカはなし。
だが、冷戦状態っぽいピリついた雰囲気は感じる。
他のお客さんも同じく余計な動きをせず静かにラーメンを食べてる。
厨房の店員さんの変に上機嫌な声だけが響く。

そしてついに退店直前。
お母さんらしき店員さんが店頭に立っているお兄さんに「そんなとこに立ってたら邪魔よ！」と怒鳴る。
それに対して厨房内の店員さんが大きな声で
「お客さんいるんだぞ！そんなとこでやってんじゃねぇよ！」
と小競り合い。

すごく面白い体験だった。
口コミではもう一方の店員さんに注文するとラーメンの配膳は後回しで杜仲茶ではなく水が出るとか。

強制的な爆盛りは「オモウマイ店」とかに良く出てくるし、普通にしてれば接客は丁寧なくらいなので、他の口コミほどの怒りは湧いてこない　　

リピートの基準は結局味で結論美味しいラーメンだと思うが、普段大盛りは絶対に頼まず、小盛りがある店は積極的に小盛りにしてその分、多くの店に行きたい派の自分としては、この爆盛りはキツい。。

あと、持ち帰ったチャーシューを何も味付け追加せずネギと軽く炒めたら絶品だった！


画像は参考画像ということで。。
店内で撮れないので。