素材を活かした繊細なお料理とおもてなし
約11か月ぶりの訪問です。
ずっと再訪したいと思っていた素敵なお店。今回もランチタイムでの利用となりました。
お昼の12時に予約して、10,000円のコースをお願いしました。
このご時世でもお値段を据え置きとは、何ともありがたいことです。
今回はゆったりとしたテーブル席のお部屋に案内していただきました。
5、6人は十分に座れるほどの2部屋を贅沢に貸し切り利用(^^)
お料理のスタートは、志布志の秋鱧でお出汁を取られたスープ。
アオリイカ、葱の食感が素晴らしい。
甘みも上品です。コリコリと、ふんわりと違う食感のイカは部位の違いかな。
橙を添えて、爽やかさと苦みも最後に。
白甘鯛。
白甘鯛の出汁と落花生のソース。
ラルドという、豚の背脂で作る生ハム。
幾重にも重なっていく旨味のオンパレードですね〜甘鯛と生ハムの調和感。
自家製パン。
ふんわり優しい食感と甘さ。
鮑を蒸したもの。
肝の苦味、秋茄子を使ったソースで。
炊いた冬瓜が敷かれていて、フェンネルを添えてありました。小さなお花もキュート。
絶妙な食感で、繊細な逸品。
飲み物はフランスの白。
アリゴテという品種。
すっきりした酸で、香りが広がります。
レモングラスを乾燥させ、燻したオオモンハタ。
ふっくら、ふんわりとした品のある脂。
早生みかんの風味と春菊の風味。
複雑ですが、一体感があって美味しいです。
姫人参、小蕪の新鮮な青みと食感もいいですね(^^)
滋賀県のデラウエア。
オレンジワイン。
草履海老、とうもろこしを粉末にして香ばしく焼いて。
苦味が特徴の四方竹というタケノコを添えられていました。
里芋の甘さのあるソース。手の込んだお料理だなぁ。
身がしまった海老は、ずっと噛んでいられる(^^)
イタリアのシャルドネ。
濃厚な味わいですが、すっきりとした後味。
地元のお米と原木椎茸を使ったリゾット。
コウガイという巻き貝。
青唐辛子のアクセント、旨味あふれる、重層的な香りも♫
なんという椎茸の旨味なんだろう。
アサヒガニのパスタ。
マコモダケの香りと食感と…存在感がいいですねぇ。
濃厚な旨味のアサヒガニ♫
北海道の赤。
ツバイゲルト。
旨味と酸味、ドライなワイン。
経産牛のサーロイン。
垂水のジャスミンライスをソースにされていました。
むかご、銀杏。
さらに、黒ニンニクのソースも。
デザートは、レモンバームの葛餅、完熟柿、新生姜のリエット。
素晴らしいデザートですが、生姜のアクセントが秀逸です。もう何も言えない(^^)
最後はコーヒー、紅茶をそれぞれいただきました。
コースは2時間半ほどで終了。
優しくて幸せな、そしてゆったりとした時間を過ごすことができました。
地元の素材を活かされた、丁寧で繊細なお料理たち。
温かい笑顔のおもてなし。
素晴らしいランチをありがとうございました。
また必ずお伺いしたいと思います。
ご馳走さまでした(^^)
素材の全てを引き出す繊細なイタリアン
以前、鹿児島在住の知人からこちらの評判を聞いて、ブックマークしていたお店です。
食べログでもマイレビ様たちの投稿を拝見しまして、訪問の機会を待ち侘びていました。
今回、週末のランチで初訪問(^^)
宮崎市内から鹿屋市まで、2時間ちょっとのドライブです。
電話で予約した際、お料理は10,000円のコース料理お願いしました。
さて、当日。
お店は一軒家のような外観。看板なども控えめなので気付かずに通り過ぎそうですね。
かなり分かりづらい(笑)
この隠れ家感は、個人的には好きですけど♫
店内は和のテイストで、まるでお鮨屋さんのような造り。
この日は2人がけの個室感のあるカウンター席に案内していただきました。
飲み物はスパークリングワイン、日向夏ソーダ割から。
ハンドルキーパーさんに感謝♫
お料理のスタートは、佐多のアオリイカ。
冬瓜、シャインマスカットが添えられていて、繊細なお出汁にオリーブオイルの風味がとっても爽やか♫
イカはもっちりとした甘さです。
包丁の入れ方も秀逸です。
自家製フォカッチャ。
熱々で、香ばしい匂い。オリーブオイルを垂らして♫
もちもちしていて、ほのかな甘みがあります。
次のお料理は、ヤイトガツオの表面を炙ったもの。
原木椎茸、ひじきが敷かれていました。
ソースはバターとセイジ。
ひと口いただいて衝撃‼️何というカツオのポテンシャルなのでしょう〜上品な脂の旨味と甘みがものすごくて、悶絶しました。のけぞりました(笑)
椎茸の香りもジューシーさも、ものすごいっ。
そして、ひじきの歯応えが素晴らしい。
人生ナンバーワンのカツオ料理‼️
続いての飲み物はイタリアの白を。
すっきりとした辛口のもの。
接客を担当されている奥様のセレクションも素敵ですね〜♫
続いてのお料理は、佐多のヒラメの蒸したもの。
垂水のカブを敷いて、上にはおかのりを添えられていました。
里芋と烏貝のソースなのだそう。
肉厚のヒラメはフワッと柔らかいっ。
カブの何とも言えない食感、苦みと甘みが素材の素晴らしさを感じました。野菜へのこだわりもハンパないですね。
ソースも秀逸。優しい美味しさです。
続いては、ぞうり海老。いわゆる、ぱっちん海老をほんの少しボイルしたもの。
フェンネル、島らっきょうを添えて。
早生みかんの風味も。
海老の半生の食感が素晴らしい〜とろける柔さ…これもうんまいっ‼️
お野菜たちを噛むたび、香りと野菜の苦味や甘みが口の中に広がっていきます。
黒アワビの蒸し物。
アワビの肝のほんのりとした苦味とプルプルっとした食感。
山芋の滑らかさ。
これも優しいお料理ですね♫
黒大根は苦味が強いのですが、ほくほくしていました。
初めていただくお野菜が多く、どれも個性が引き出されていますね(^^)
甘鯛の松笠揚げ。
大好きなお料理‼️
ユリネとジャスミンライス、黒キャベツ。
甘鯛の香りがすごいっ、そしてこのお出汁(^^)(^^)(^^)
気絶しそうになりました。
幸せがいっぱい詰まった甘鯛のお出汁でした。
続いてのワインはフランスの白。
果実味の感じる白ワイン。先ほどのものより、少ししっかりとした印象で、これも旨いなぁ。
阿久根の生ウニ、マコモダケのパスタ。
ウニの風味、旨味、マコモダケの甘みと食感が心地よいですね。これも美味しいなぁ。
しっかりとした旨味と味付けで、アクセント。
肝付の牛サガリ肉のロースト。
原木キクラゲ、むかご、ギンナンに、古代米を散らしてありました。
焼き茄子のペーストは、炭のような香りと茄子の旨味が凝縮された、滑らか。これも初めていただくお味。
そしてお肉の匂い、旨味がすごい♫
幸せなお料理(^^)
デザートは、橙を使ったセミフレット。
落花生のソース、ジェラートは柿。
口の中が爽やかになる、さっぱりとした甘みでした。
見た目も食感もお味も、最後まで驚きと感動があり、心ゆくまで楽しませていただきました。
食後のドリンクはコーヒー、紅茶を。
お料理は以上でした。
あらためて感じたことは、繊細な和の懐石のようなお料理だということ。
余計なものは足さない、素材のことを熟知されたお料理。
そして、接客を担当されていた奥様の笑顔と丁寧な対応、気配りも素晴らしいと思いました。
また必ずお伺いしたいお店です。このお店に出会えたことに感謝感謝。
素晴らしい時間をありがとうございました。
ご馳走さまでした(^^)(^^)(^^)
店名 |
SENTI.U(SENTI.U)
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類型 | 義大利料理 |
預約・查詢 |
0994-44-6820 |
可供預訂 |
僅限預約 |
地址 |
鹿児島県鹿屋市新川町587 |
交通方式 |
從鹿兒島中央站乘坐鹿兒島交通鹿兒島-鹿屋高速巴士 (途徑鴨池港輪渡) 上車“壽中央”下車徒步1.9km 1500日元從鹿兒島機場乘坐鹿兒島交通東笠之原方向的高速巴士在“市役所前”下車徒步1.7km 2300日元從鹿屋公交車站乘坐Kayokurirurin巴士向西乘車“大隅鹿屋醫院前”下車徒步942m 100日元 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥15,000~¥19,999 ¥15,000~¥19,999 |
預算(評價匯總) |
¥15,000~¥19,999¥10,000~¥14,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
11 Seats ( 吧臺3席,桌子8席) |
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個人包廂 |
可能的 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞,有吧檯座位 |
酒水 |
對葡萄酒講究 |
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料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
鹿児島県鹿屋市。
センティウさんは今回が3回目の訪問で、いずれもランチでお伺いしています。
お店は落ち着いた温かい雰囲気の和の設。モダンでシンプル、お洒落な内観です。
お料理はこの日もおまかせのコース。
ドリンクはプレモルの小瓶、日向夏ソーダをお願いしました。
コースのスタートは、地物のアオリイカ。
といもがら、トマト、玉ねぎのお出汁。オリーブオイルのアクセント。
アオリイカの甘さ、といもがらのサクサク、ふわっとした食感に驚きました。
あっという間に瓶ビールが空きまして、続いてはグラスの白ワインを。
オーストリアのグリューナーという品種。
酸味が柔らかくてまろやかで、すーっと入っていきます。
甘鯛。
甘鯛の出汁と落花生のソース、白ゴーヤ、豚の背脂
軽く炙られた甘鯛、背脂のコク、白ゴーヤはシャキシャキ感とほのかな苦み。
自家製フォカッチャ。
もっちりとした食感と甘み。美味しくてお代わりをいただきました。
姫鮑。
蒸しあげた鮑に肝のソース、オリーブオイル。
四角豆マリネ、ソーメン南瓜。
秋太郎。
バショウカジキは魚醤で漬けて。
モロヘイヤ、青唐辛子のソース。黒にんにく。
スベリヒユという野草?これは初めて食べましたが、軽やかな食感。
イタリアの白を。
シチリアの土着品種のもの。
独特な香りとスパイシーな印象ですが、これまた口当たり良くて飲みやすい。
オオモンハタ。
神経締めしたオオモンハタに添えられたのは島バナナ。
島バナナは、見た目が茄子のようでして、お芋のようなほっこり感。
ツルムラサキ、海老の頭、バターのソース。
錦江湾のナミクダヒゲエビ。
鮑の出汁を使ったリゾット、ヘチマ。
柔らかくてじゅわっと甘みが溢れるナミクダヒゲエビ。人生2度目の食材でした。
アサヒガニのパスタ。
旬のアサヒガニ。
秋鱧のコンソメ、そして、四方竹が苦味のアクセントになっていました。
グラスの赤はフランスのガメイ。
しっかりと、ずっしりとしたワイン。
経産牛のサーロイン。
栗、銀杏、黒米、花韮、ししとう。
見た目はレアっぽいのですが、絶妙な塩梅でお肉の旨みが抜群に引き立ちます。
数回に分けて火入れされているのだそう。
デザート。
柿のマリネ、南大隈の紅茶のジュレ、黒糖。
新生姜のジェラート、これが甘みが爽やかで絶品でした。
最後は、紅茶、コーヒー。
今回も大隈エリアの食材のポテンシャルをそのまま引き出されていて、繊細で丁寧なお料理を楽しめました。
また季節を変えてお伺いできたらと思います。
次回は奥様ともお話できたら嬉しいですね。
ご馳走さまでした(^^)