世界一に輝いた作品、セロリを使ったジェラート！ : MALGA GELATO

石川県鳳珠郡能登町に本店を構える人気ジェラート店『マルガージェラート』。

こちらのお店は2017年にイタリアのパレルモで開催された「Sherbeth Festival」において、アジア人で初めて総合優勝し、世界チャンピオンに輝いた柴野大造さんのお店。

柴野大造さんは能登町の酪農家出身で、東京農業大学卒業後に家業を継いだそうです。

借金を抱えた苦しい経営状況から一念発起し、独学でジェラート作りを始めたとのこと。

他にも数多くの受賞経歴をも持つ凄い方で、詳しいプロフィールについてはホームページに掲載されています。

店舗は2000年にオープンした能登本店と、2004年にオープンした野々市店があります。

ホームページに掲載されていたのは上記の2店ですが、道の駅のと千里浜でも食べることが出来るようです。

オンラインショップもあり、各地でイベント出店も行っているようで、情報は柴野大造さんのSNSで確認できます。

石川に行った際は必ず行きたかったお店ですが、本店はちょっと遠いので、今回は野々市店へ行ってみることにしました。

場所は野々市駅から徒歩10分くらいの距離。

駐車場は4台分あるとのこと。

この日は土曜日、お店には15時半頃に訪問。

店前には数人の待ち列が出来ていて、購入までの待ち時間は10分弱くらいでした。

注文の流れはサイズ（1～3種類）、容器（カップorコーン）、フレーバーの順に選択。

フレーバーの種類はこの時15種類あり、季節ならではのものや、地元産食材を使ったものなど、とても魅力的なラインナップ。

特に人気なのが「ジェラート国際大会」入賞作品『グランピスタチオ』、「日本ジェラートマエストロコンテスト」 優勝作品の『マスカルポーネとオレンジバニラ』、「世界チャンピオン」受賞作品の『パイン・リンゴ・セロリ』だそうです。

今回は受賞作品2つ【パイン・リンゴ・セロリ、グランピスタチオ】と、今にピッタリの季節のフレーバー【春待ちさくら】を選択し、トリプルで購入。

トリプルは本来600円ですが、受賞作品は各100円プラスされます。

何故か一口分のおまけが付いているのが嬉しいですね。

一番気になっていたのが『パイン・リンゴ・セロリ』。

セロリ入りのジェラートは初めてです。

クセがあるのかと思いきや全くそんなことはなく、フルーツのサッパリした味わいをメインに、後味にほんのりとセロリがあるようなないような、不思議な美味しさです。

『グランピスタチオ』は甘さ控えめ、細かいピスタチオの粒も混ざり、ナッツの美味しさを凝縮したような芳醇で重厚な味わい。

『春待ちさくら』はあっさりまろやかなミルクの味わいをベースに、優しい桜風味が美味しかったです。

同行者が注文したもの【4種のフルーツソルベ、マスカルポーネとオレンジバニラ、金澤柚子パイン】も味見。

『4種のフルーツソルベ』の内訳はグレープフルーツ、リンゴ、キャロット、オレンジで、ほろ苦い柑橘強めのミックスジュースみたいな味。

『マスカルポーネとオレンジバニラ』はほんのりオレンジが香る上質なバニラアイス。

『金澤柚子パイン』は思った以上に柚子が強く効いていて、サッパリトロピカルという感想。

本店もいつか行ってみたいですが、柴野大造さんと米盛勝也さん（世界大会2位）が2人で手掛ける「やんばるジェラート」というブランドが沖縄にあるそうなので、こちらも気になっています。

ご馳走様でした！