予約の取れない焼鳥店。その秘密は、、、 : Yakitori Taniguchi

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なるほど、予約が取れないわけだ。

全国的に高い評価を獲得する焼鳥店『焼鳥 谷口』のお話。場所は兵庫県の武庫之荘にある。１日一回転で８席のみで、現在は常連さんでほとんどの枠が埋まっているという状況だ。もちろん席の争奪戦になっているのは、焼鳥のレベルの高さに他ならない。名だたる焼鳥店でお馴染みの高坂鶏を使用。悶絶ものの焼鳥コースを完成させております。

このクオリティーがあれば料理はシンプルでいい。塩で、山葵で、粒胡椒でとシンプルなアプローチで、鶏の魅力を存分に感じさせてくれます。逆にいえば、シンプルだからこそ、火入れの重要度が増すというもの。それを軽々と超える技術もしっかりと持ち合わせております。特に感動したのは白肝のお造り。クリアでありながらねっとりと旨味が強いという代物だ。

コースのラインナップはこちら。

「ささみのお造り」穂紫蘇なんかと爽やかに。
「胸わさび」旨味が強すぎて驚き。確かに山葵が合う。
「もも」粒胡椒を添えて
「つくね」レアな火入れ。柔らかさと食感が同居。
「砂ずり」さっくりした食感は火入れの良い証拠。
「銀杏」
「手羽先」
「胡瓜と茗荷」お代わり可能なので、一生お代わりしちゃいました。笑
「厚揚げ」
「ねぎま」
「蓮根」
「レバーパテ」パンも炭でさくさくに焼いてる。
「マッシュルーム」
「皮」
「肝」前述の白肝と違って鉄分たっぷり系。
「土鍋ご飯」鶏と生姜。鶏の旨味がたっぷり溶け込んでてうまし。こいつもついついお代わり。

最後に予約の取れない理由をもう１つ。それはずばり大将である谷口氏のキャラクターでございます。ユーモアのある接客は全ての人に向けられ、ミトミえもんのような一見の客にまで積極的に話しかけてくださいます。シンプルに、楽しい、、、笑　なるほど、予約が取れないわけだ。