店名 |
閉店Rihei
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類型 | 中國菜、拉麵 |
地址 |
千葉県船橋市本町3-28-6 |
交通方式 |
船橋駅から徒歩10分程 距离大神宮下 355 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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かつて船橋に『花蝶(はなちょう)』という中華食堂があった。戦後まもなくからその店で出していた「焼きそば」は麺が汁に浸るほどの品でスープ入り焼きそばに近いものだったらしい。それが人気となり船橋で同様のメニューが「ソースラーメン」として広まった。(参考サイト)
花蝶は数年前に閉店してしまったがそれらのメニューは船橋に定着し、今でもまだあちこちの店に残っているという。船橋の住宅街にある中華食堂、利平もその一つだ。
訪れたのは土曜日の正午少し前。スマートフォンのGPS機能を使って路地をウネウネと捜して歩き、ようやく辿り着いた。テーブル4卓にカウンターが5席ほど。先客は無し。人のよさそうなご夫妻2人で、厨房とホール、出前を切り盛りしている。
「いらっしゃいませー、お好きな席にどうぞ」と促されてテーブルに着席。厨房の上に掲げられたメニューを眺める。
予習はしてきていたが、お冷やをいただく際に奥さんに一応確認。
「ソース味のラーメンってありますか」
「あー、ダイヤキ(650円)ですね」
「それをひとつ」
「はい、ダイヤキいちー」
この店では「ソースラーメン」は「ダイヤキ」という品名で通っている。真相は不明だが、花蝶の「大焼きそば」「大焼き」が語源という説もあるようだ。
店に置かれていたマスターキートンを読みながら待つことしばし。「お待たせしました」と、ソースの香りが漂う丼が運ばれてきた。
麺は中細の縮れ麺。ラーメン同様、生麺を茹でたもので蒸し麺でも無いし炒められてもいないようだ。具は豚肉、モヤシ、キャベツ、人参、そしてトッピングに小口切りのネギ。具の方は中華鍋でしっかりと炒められている。スープは鳥ガラベースにソースの味付けだろうか。酸味が利いてなかなか美味い。
花蝶の味がどんなだったのか不明だが、利平のそれは黒石・妙光食堂のつゆ焼きそばや塩原のスープ入り焼きそば(釜彦・こばや食堂)とは、やはり麺が炒められていない点で味の方向性が異なる気がする。むしろ長坂の成駒屋の名代焼きそばに近いかも知れない。
なかなかのボリュームだったが、最後まで食べ飽きずに完食。食べ終わる頃に3人連れの客が入ってきた。出前注文もあって忙しそうだ。頃合いを見計らってお会計。そういえば営業時間と定休日を確認し忘れた。次回行った折にはちゃんと調べよう。